立命館小学校

「withコロナ」と外遊び

「with コロナ」の行動とは、「コロナ感染予防対策」を理解し、実践に移せてこそできる行動です。ですので、行動の意識は「Without」を心得てウイルスを拡散させず、互いに感染の可能性を減らす努力をしていく必要があります。

このことを踏まえて、始業式と全校集会では、「三密回避の意味」「マスク着用の大切さ」「こまめな手洗いの有効性」を児童に話しました。

その上で、2学期からは、学校でできること、学校だからできること、学校でこそすべきことを、できる限り増やしていこうと考えています。

 

新たな活動として、今週からは、中休み(昼休み)の時間には運動場を開放して、外遊びを進めていく事にしました。そのことを伝えると子ども達も喜んでくれたようです。しかしながら、700名以上の児童で、全学年一斉に、と言う訳にはいきません。遊びの前と後の手洗いは当然ですが、外遊びのマスク着用については、常時とはできません。そうなると、「三密を避ける」という意識が互いに必要で、人数制限と遊び内容制限も考る必要があります。そこで、当面は、多くても2つの学年で使うように、運動場使用の日を割り当てることにしました。それでも、全員が出て遊べば、240名。結構な人数になります。また、いろんな遊具や道具も、いろんな人が使ったり、一斉に集まる事もあるということで、こちらも、遊び時間は、当面、遊具の使用は無し、と言う事にしました。

 

そんな制限の中での運動場開放ですが、どの学年の子ども達も元気いっぱい走り回る姿が見られました。笑顔いっぱい嬉しさいっぱいの様子でした。外遊びの時は、教員達も一緒に外に出て過ごしています。これで、少しでも児童の心が和らぎ、また、新たな「withコロナの中でも、できる活動」への意欲につながれば、と思います。

  

 

学校長  長谷川昭