立命館小学校

「コロナに克つ・自分と相手とwithコロナ」の授業

新型コロナウイルスの知識と感染予防の方法(飛沫感染・接触感染の経路を絶つこと・三密状態を避けること)を理解させて上で、今自分がとるべき対策や行動、そして、感染者の思いに気づき、治癒者への配慮や言動を考えることをねらいに、今週は、まずは、2,3,4年生に「コロナに克つ/自分と相手とwithコロナ」の授業を私が全クラスで授業をさせてもらっています。

 

私の信条として、子どもを変える、そのための手立ては授業が一番、と思っています。子ども達を向上的に変容させるには、授業を通した指導が断然効果があります。それは、教師からの発問や指示だけでなく、子ども達の様々な意見交流が見られるからです。正に、教室が学び合いの場になります。学びの渦が起こるわけです。時には、教師からの指導言よりも、児童間のちょっとした発言や意見の方が、子ども達には善き刺激になることもあります。

 

今回は、「コロナ」の授業の後半で、「あなたがもしもコロナウイルスに感染したら?」とか「近くでコロナウイルス感染が起こったとしたら?」という問いを投げかけました。ひとり一人の子ども達がそれぞれに色々な思いを持っていることが正直に発表され、思いやりと優しさの心の大切さへと展開していきました。子ども達の中には、「う~ん、難しいなぁ」と自分事として一生懸命考える姿も見られ、そこがまた「授業」のやりがいを感じた瞬間となりました。

 

学校長  長谷川昭


授業の様子の一部です。