RITSUMEIKAN 立命館大学



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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

【1】[@滋賀][立命館大学Windward]
[日 程]6月16日(土)?17日(日)
     10:00?17:00
[大 会]ウィンドサーフィン関西選手権第一戦スチューデントコンペティション
[場 所]滋賀県彦根市松原遊泳場

昨年度、全日本学生ボードセーリング選手権で、団体準優勝・個人優勝を果たした「立命館大学Windward」の今年度初公式戦です。新チームでの初戦勝利に向けて、応援よろしくお願いします!

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【2】[@京都][立命館大学応援団吹奏楽部]
[催 物]SummerConcert2012
[日 程]6月30日(土)17:30開場 18:00開演
[場 所]京都府八幡市文化センター大ホール
[入場料]前売500円/当日700円
     ※高校生以下無料(要学生証)

応援団吹奏楽部の夏のメインイベントである、サマーコンサートが八幡市文化センターで開催されます。コンクール課題曲の他にもポップステージでは、ピンクレディー「UFO」やAKB48の「EVERYDAYカチューシャ」等の人気楽曲をメドレー演奏します。
また、大好評のマーチングステージでは「TURANDOT」を披露します。新入部員を迎え、新体制で挑む彼らの舞台に是非ご期待ください。

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その他のスポーツ・スケジュールはコチラ≫
http://www.ritsumei.ac.jp/event-sports/sports/schedule.html/

その他のイベント・スケジュールはコチラ≫
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▼立命館LIFEのススメ▼

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■漢字の不思議。「蛇」「蟹」はナゼ「虫」がつくの?
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所
久保裕之さん(社会連携課職員)
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みなさんは“虫”という漢字をみてどんなモノを想像しますか?カブトムシやチョウチョ、カナブンなど、いわゆる昆虫を想像しませんか?
でも、昆虫類ではないけれど、“虫”の漢字が付くモノはたくさんあります。
「なんでやろ?」と疑問を覚えたので、漢字の成り立ちを研究する「立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所」にお話を伺ってきました。お答えいただいたのは文化事業を担当する職員の久保裕之さんです。


Q:さっそくですが「蛤、蜆、蛸、蝦、蟹、蛇、蜥蜴、蛙、蛞蝓(ハマグリ、シジミ、タコ、エビ、カニ、ヘビ、トカゲ、カエル、ナメクジ)」など、昆虫ではないのに“虫”偏がつきますが何故なんでしょう?


その紐を解くカギは、漢字ができた頃の人々の思考を知ることにあります。

“虫”と言う文字の原型は“マムシ”をかたどった文字だったようです。その原型は約3300年前にできました。虫偏がつく漢字が文献に多く現われるのは約2000年前のことですが、その頃は今のように生物の分類学は発展していませんでした。
当時の人は、人でなく、毛(獣)も無く、ヒレや鱗(魚)も無く、羽(鳥)も無い「よくわからないモノ」を“虫”と分類したようです。

その「よくわからないモノ」という事で、タコやカニ、ヘビやカエル、ナメクジやハマグリなども“虫”としたのです。
そう考えると何故“虫”偏が付いているのか理解できますよね。
爬虫類(はちゅうるい)の「爬虫」は、「地面を引っかくように這って進む虫」と表した名残だと考えられます。
ちなみに、当時「虫」は「マムシ」のみを指し、「むし」という概念を表す時は“虫”を三つ書き、「蟲」と表記していたようです。集団でうごめく様を表しているようです。先程お話した「マムシ」をかたどった「虫」は「キ」と読む別の漢字でした。後に「虫」と「蟲」とが混同されていきます。


Q:「虹」や「蜃気楼」などの生物でない物にも虫偏がつきますがそれは何故でしょう?

「虹(ニジ)」はなぜ虫偏が付くかというと、大昔の人は虹を竜だと思ったようです。竜というのは巨大な蛇です。虹の古代文字を見るとその成り立ちがわかります。雨の降った後に双頭の竜が天から現われ、水を飲んでいる姿を表しました。

ちなみに虹が二重に見えたことはありませんか?内側の虹は鮮明に外側の虹はうっすらと見えますがそれぞれ、内側のものを雄とし「虹(コウ)」、外側のうっすらと見える虹を雌とし「
?(ゲイ)(※ブラウザによっては正しく表示されない事がございますので下記をご確認ください)」と表したようです。 


では「蜃気楼(シンキロウ)」ですが、「蜃」は「大ハマグリ」を表します。大昔の人はこのシンキロウという現象は、海中の大ハマグリが大きく息(気)をブワーと吐いているものが、幻覚をみせていると考えたようです。
ちなみに「楼」というのは「高い建物」の事を指します。それで「蜃気楼」となったようです。(※諸説あり)
昔の人は想像力が豊かだったんですね。

以上のように、漢字の成り立ちは、古代の人が何を考え、どう表していたのかと密接に関わっています。


Q:久保さんは普段どのような仕事をなさってるんですか?

立命館大学社会連携部社会連携課で白川静記念東洋文字文化研究所の普及事業を担当していますが、その一環として全国で「漢字探検隊」という事業も展開しています。皆さんがどのようにしたら漢字にもっと興味をもってもらえるか、勉強しやすくなるか等を中心に考えています。

Q:「白川静先生」と「白川静記念東洋文字文化研究所」について少し紹介いただけますか?

白川静先生は、立命館が生んだ偉大な学者です。残念ながら2006年にお亡くなりになりました。白川先生は「漢字の先生」とよく言われますが、正確に言うと漢字もやっていたという表現が正しいです。漢字を仲立ちにして、中国の古代の人たちの考え方や暮らしを探ろうとされてました。本人は「東洋学者」と呼ばれたかったようです。

この白川先生の研究成果を元に、東洋文字文化の教育・普及および研究の振興を図るため2005年に開設されたのが、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所です。先程の普及事業以外に、学術研究事業として東洋文字文化研究のより一層の充実を図るほか、本学が小学校から大学院までを擁する教育機関である特色を活かし、初等・中等教育における文字文化教育をテーマとした研究を計画しています。

詳細はコチラ≫
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/sio/eprof.html


Q:先程お話に出てきた「漢字探検隊」とはどんな事業なのでしょうか?

社会見学と漢字の勉強を一緒におこなえる連続講座です。毎回一つのテーマに基づき、座学ではなく、見学や体験を通して、漢字の成り立ちや体系を学習する体験型の漢字講座です。2007年3月から実施しています。現在、延べ参加人数は、3000人強です。京都ではこれまで、動物園・植物園・北野天満宮・二条城・西陣織会館・伝統産業ふれあい館・京都市学校歴史博物館・眼科外科医療博物館・月桂冠大倉記念館などで行いました。

京都に加えて、東京・つくば・名古屋・福井・神戸・広島・福岡・福島・草津などでも行っています。漢字はどこにでもありますから、全国どこでも開催できます。

何故このような事業を始めたかというと、子どもたちに漢字の問題を出すと、「知ってる?」とか「読める?」とか「書ける?」と言います。
じゃあ、実物の「鮭(さけ)」と「鱒(ます)」を見せてどっちがどっち?と聞くとわからない…。
つまり、読めたり書けたりはするけれど、本物が何か知らないんです。折角、難しい漢字を知っているのに、その物自体を知らない。教科書でも字の成り立ちなどでてくるけれど、実際にどんなものかがわからない。これでは単なる記号になってしまいます。
そこで社会見学と漢字の勉強を一緒にした方が良いのではないかと考えました。漢字というのは孤立した物ではなく、自分たちの身の回りにある植物や道具、動物など様々な物から出来ていると言うこと、また漢字の成り立ちには系統がある事などを理解してもらいたい。そのような想いから、「漢字探検隊」は生まれました。


Q:近々開催予定の「漢字探検隊」はありますか?

関東では7月28日(土)に茨城県の由緒ある筑波山神社で、「神様と漢字」をテーマに行います。
また、9月2日(日)には茨城県の食と農の科学館で、10月には福島と宮城でも「漢字あそび大会」や出張講座を行います。

関西方面では、9月30日(日)に京都の立命館大学朱雀キャンパスで「人体」をテーマに行う予定です。また、教育委員会との共催で行っている草津では、12月16日(日)に東海道の「草津宿本陣」で建物や道具にまつわる漢字をテーマに実施します。

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なるほど…
ただ単に漢字の形を頭に詰め込むだけではなくて、成り立ちや系統を理解すると、また違う一面に気付けると共に、中国古代の人間がどう考えていたのかも知れて、とても勉強になりました。

「漢字探検隊」に参加するとその回のテーマになった漢字と、その成り立ちや、そのもの自体の特性などを記した「漢字カード」がもらえるそうです。親子で参加できるコースもありますので、ぜひ参加してみてください。

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▼編集後記▼

衣笠キャンパスで毎週火曜日に行われているライスボール・セミナーに行ってきました。
このセミナーはお昼休み時間を使って、おにぎりを食べながら、若手研究者による研究発表を聞いて自由にディスカッションを楽しもうという企画です。「どのような研究が行われているか」をわかりやすく伝えることを目的に、主に学生・院生・教職員を対象に開催しています。

昨年度の開催数は25回。参加人数は延べ1000名を越え、そのうち、学部生は6割近くと、多くの学部生が参加しているようです。

今回参加したライスボールセミナーは、衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー桐村喬さんが発表者で、テーマは「東京23区の世帯構成の地理的変化?“単身社会”はいつから??」でした。
 
今回、初めて参加しましたが、若手研究者が研究成果を語り、参加者との意見交換で、議論を深めていく姿に大学らしいアカデミックな企画だと感じました。このようなセミナーを通して、活発な議論が生まれ、より優秀な人材が本学から育つ事を楽しみにしています。

(立命館CLUB事務局 矢吹)



▼読者プレゼント▼

★第5号読者プレゼント★

今回の読者プレゼントは、白川静先生の生誕100年を記念して出版された「白川静の世界」全三巻(当選者のお名前を古代文字で書いた短冊付き)1名様にプレゼントいたします。
立命館LIFEのススメでも登場した、久保裕之さんも執筆を担当している本作は、白川先生の学問を専門家が分野ごとに解説する三冊の入門書となっております。

プレゼントをご希望の方は、下記必要事項を明記の上、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。なお、プレゼントの抽選結果は次回号でお知らせいたします。

<応募締切:6/18(月)> 
応募先:立命館CLUB事務局(rclub
st.ritsumei.ac.jp)※→@に変更して送信
応募必要事項
(1)名前:(2)プレゼント送付先住所:(3)電話:(4)漢字に対する疑問・質問、又は感想:(5)今回のメルマガ内容に関する感想(簡単で構いません):
(6)プレゼント発表時の氏名公開:可  否(否の場合はイニシャルで表記いたします。ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)
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▼第4号読者プレゼント発表▼

第4号の読者プレゼント「大家友和選手のサインボール」の当選発表です!今回も多くの方からのご応募ありがとうございました!

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★・桑山 義邦さん(愛知県)★
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おめでとうございます!プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

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次回配信予定は6月22日(金)です。2週間後をお楽しみに。
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