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立命館CLUB 【VOL.265】
2025年02月28日
立命館CLUB【VOL.265】
立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。
先月号でご紹介した「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」採択に続き、またまた大きなニュースが飛び込んできました。立命館大学が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募する令和6年度「宇宙戦略基金事業」において、「技術開発テーマ・SX研究開発拠点」代表機関に、私立大学で唯一採択されました。他の採択機関は、東京大学、名古屋大学、国立天文台となっています。2023年7月に設置した立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)を基盤に、月・火星面を再現した研究環境と月面開発のための地表・地下の探査・調査技術の開発を通じて、非宇宙分野を含む産業クラスター形成と産業を支える宇宙人材の育成など、大学・研究機関・企業と連携し、関西地区から宇宙技術開発の活発化を目指してゆきます!
佐伯和人ESECセンター長(研究代表者)のコメント
▼学園ニュース▼
【1】大阪・関西万博 シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」全体会議に学生、教職員20名が出席
【2】女子陸上競技部がルワンダの陸上クラブにシューズ・ウェアを寄贈
国際協力機構(JICA)のボランティア事業であるJICA海外協力隊としてルワンダに派遣されている本学卒業生・女子陸上競技部OGの林理紗(2019年度スポーツ健康科学部卒)さんの「ランニングシューズを持っていない子も多く、サンダルで練習している子もいる」というSNSの投稿を見たことをきっかけに自分たちにできることはないかと考え、部からランニングシューズとウェアを送ることを決定、実現しました。寄贈後は、林さんの通訳で現地クラブチームの部員と女子陸上競技部員がオンラインで面談し、自己紹介や目標記録を話すなどのコミュニケーションを取りました。オンライン面談に参加した現地の部員は「ランニングシューズを使って、走れることがとても嬉しい。たくさん練習して、いつか日本の選手と走ってみたい。」と語りまた、林さんからは「ルワンダへの派遣期間がまもなく終わります。帰国前に子どもたちへシューズやウェアを寄付することができ皆の笑顔を見れたことがとても嬉しいです。子どもたちには自身でシューズを管理し、物を大切にすることを学んでほしいと思います」と喜びを語りました。
【3】中地こころ選手が「第6回関西学生ハーフマラソン大会」で日本学生歴代2位、関西学生新記録で優勝
本大会は、大阪城公園東側からヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)までの21.0975kmのコースで大阪ハーフマラソンとの共催で約6千人が疾走しました。中地選手は、レースの中盤まで落ち着いた走りで余力を残し、15km地点の付近でペースを上げてそのままフィニッシュ。日本学生歴代2位、飛田凛香(第一生命所属/2022年度スポーツ健康科学部卒)さんの持つ関西学生記録を更新する圧巻の走りを見せました。
なお、女子陸上競技部からは、2位に福永楓花選手(食マネジメント学部4回生)、3位に土屋舞琴選手(スポーツ健康科学部3回生)も、それぞれ日本学生歴代6位、8位にあたる好タイムで入賞を果たしました。
【4】学園全体のクリエイティビティ向上へアドビ認定の学生が活動開始、誰もがスキルアップできる常設拠点もオープン
立命館大学社会共創推進本部 本部長
三宅 雅人教授のコメント
「SEEDS」は、学生たちの思いやTRYを後押しする立命館の取り組みに共感していただいたアドビさんの協力を得て、クリエイティビティを育む新たな空間として装いを新たにしました。社会や未来を変える、何か挑戦してみたい、という志を持った学生が気軽に集まり、新しい仲間探しができる場所としてイメージしています。そして、実際の社会課題や企業さん、自治体さんとのプロジェクトなどに意欲的に取り組む場所として積極的に活用してもらいたいと。ここに来れば同じことに興味のある人と出会える、刺激的な時間が過ごせる、そんな拠点になってほしいと考えています。加えて、H棟1階は、社会共創を促す目的で、企業や自治体、市民など誰もが自由に入れる場所です。社会のさまざまなプレーヤーが学生と共に学び、新しいものを作り出していくことを、大学がハブ役を担い、プロデュースできればと考えています。
【5】円安の影響による海外留学離れ防止のための臨時奨励金制度を設立
本施策により、意欲がありながらも、経済的な負担が理由で留学をためらう大学生、小学生、中学・高校生の挑戦を後押しし、グローバル人材の育成を促進します。
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼
【1】[@大阪][@オンライン][事前申込要][無料]シリーズ「AIと教育のミライ」
第1回オンラインセミナー編は、「ICT夢コンテスト」文部科学大臣賞を受賞した立命館守山中学校・高等学校の「デジタル保健室」を取り上げます。また、第2回グラングリーン大阪・立命館ROOT編では、東京書籍株式会社が開発した「教科書AI」の体験会を開催します。
【第1回】
[日時]3月12日(水) 18:00~19:30
[会場]オンライン
[講師]山中 司(立命館大学生命科学部 教授)
箭内 健(立命館守山中学校・高等学校 副校長)
山村 和恵(立命館守山中学校・高等学校 養護教諭)
上田隼也(一般社団法人インパクトラボ 代表理事)
[詳細・お申込み]https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=355
【第2回】
[日時]3月30日(日) 13:00~15:00
[会場]グラングリーン大阪
[定員]20名※抽選制です
[講師]山中 司(立命館大学生命科学部 教授)
東井 尊(東京書籍株式会社 教育DX局DX事業創出本部 課長)
山内 優馬(立命館守山中学校・高等学校 教諭)
上田 隼也(一般社団法人インパクトラボ 代表理事)
[詳細・お申込み]https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=356
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【2】[@衣笠][オンライン][無料][要事前申込]
立命館土曜講座
3月8日(土)10:00~11:30
『価値あるものを活かす都市』北欧、北米のクリエイティブ産業
立命館大学映像学部 教授 天野 圭二
<3月その2>
3月15日(土)10:00~11:30
江戸時代の飢饉対策と救荒食
立命館グローバルイノベーション研究機構 研究員 郡山 志保
詳細はコチラ≫
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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼
【1】 [@京都][無料][申込不要]サッカー部(男子)「第75回京都学生サッカー選手権大会」準決勝
[日 時]3月19日(水曜日)14:00~
[場 所]原谷グラウンド
[入場料]なし
[その他]
詳細はコチラ≫
【2】[@鹿児島][無料][申込不要]
硬式野球部(男子)「薩摩おいどんリーグ2025」
[日 時]3月2日(日曜日)~3月5日(水曜日)
[場 所]薩摩川内市総合運動公園野球場(3月2日・4日)、平和リース球場(3月3日)、ビーラインスポーツパーク姶良野球場(3月5日)
[入場料]なし
[その他]
詳細はコチラ≫
▼第230回輝く学生インタビュー▼
--------------------------------------------------------------------~ひとの声に耳を傾けることを大事にし続けたい~
立命館大学学友会 学園振興委員長 瀧口夏寧さん(文学部4回生)
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今回は、学友会学園振興委員長の瀧口夏寧さんへのインタビューをお届けします。立命館大学では、「全構成員自治」の考え方に基づき、大学を構成する学部学生、大学院生、教職員および大学側が、教育・研究、学生生活の諸条件の改革・改善に主体的に関わる仕組みを持っています。学生側の代表として、出来る限り学生の声に丁寧に耳を傾け、その意見を大学側に伝えてきた瀧口さん。今回はその瀧口さんのお話をお届けします。学友会活動だけでなく正課、さらには趣味にも全力投球の瀧口さんに、これまでの学生生活を振り返って、さらには将来像についてもたっぷりと伺いました。
Q.自己紹介をお願いします。
兵庫県尼崎市出身です。元々工場地帯だった地元が再開発されていく様子を目の当たりにしてきた事や、祖父母が香川で旅館を営んでいることもあって、「街が変わっていく」ことに幼少期から魅力を感じていました。その中でも自分自身のルーツが旅館であったことから、特に「観光地としての街の変化」に興味を持っていました。高校に入って、友人達が将来の目標を明確に持って進路を考えていることにも影響されて、自分自身の将来像として「街をつくりたい」と考えるようになり、「そのためには、地理学を学ばねば」と考えました。地理を学べる大学は意外と少なくて、その中でも観光地である京都で地域観光学が学べる大学は立命館しかない!と気付き本学を志望するようになり、AO入試で合格することができました。私の中では普遍的な学問ではなく、この大学でしか学べない分野を学べるという事が進路選択の上で大きなポイントでした。
Q.まず正課で取り組まれてきたことを教えてください。
地理学の中でも「歴史地理学」を研究してきました。私の場合は100年のタイムスパンで、鉄道の開通による高松市屋島の変遷を研究しました。屋島は、四国八十八ヶ所霊場の1つである屋島寺や、日本初の国立公園として選定されるほどの山上から臨む多島美など多くの観光資源を有する地域です。1970年代には新幹線が岡山に開通し、ケーブルカーもあることから多くの観光客、特に修学旅行生などの団体旅行客が宿泊を伴って訪れる地域となりました。それが、瀬戸大橋開通によって、四国⇄本州の移動が簡単になったことで、宿泊需要が減少し、地域が衰退する事態が起こりました。祖父母をはじめとした旅館を営む方々は、現在では新しい形で宿泊客を受け入れていますが、活力に満ち溢れていた全盛期を大事にしていると聞いていたので、その頃の屋島をなにか形にして残したいと思い研究をスタートしました。鉄道の開通前から、ケーブルカーやドライブウェイが開業し、観光地として最盛期を迎えるまでを卒業論文のテーマにしました。聞き取り調査を多く行なったのですが、その際に当時の写真をお見せすると「自分も忘れていたあの頃の記憶を思い出させてくれてありがとう」や「当時を生きた自分たちの祖先が、今の時代を生きる若者の研究に役立ち、それが形に残るのは嬉しい」などのコメントを沢山いただき、それがやりがいになっていました。卒業論文は優秀論文として選ばれましたが、地域の皆さんにその報告をした際に、「大学の評価は勿論おめでとうなんだが、我々にとっても、ずっと此処にいるからこそ忘れていた、過去の様々な出来事を思い出すきっかけになった。本当にありがとう。」とコメントをいただきました。その言葉を聞いて、4年間地理を学んできて本当に良かったと思いました。
写真1 写真2
Q.続いて学友会についてお聞かせください。まず入られたきっかけを教えてください。
1回生時はコロナ禍のため最初の1週間だけ大学に通学して、あとはオンラインという状況でしたが、私は仁和寺のガイドボランティアに参加していました。そして、そこで出会った先輩から学友会を紹介してもらいました。当時は本当に先が見えない状況で、観光も停滞しているし、ガイドボランティアが続くかも不透明で、ガイドをするための勉強はしたのですが、実際にガイドする機会には恵まれない日々でした。そんなコロナ禍でも、学友会活動は滞らずに実施しているということを聞いて、「ここならしっかり活動が出来る」と考えて参画しました。
写真3
Q.学友会活動について教えてください。
学友会は、立命館大学のすべての学生が加盟し、学生による学生のための活動を行う組織です。大学における学生生活の発展・向上、そしてそれらを通じた学園や社会の発展に寄与するべく活動しています。
私は声をかけていただいた先輩が次の常任委員長だったこともあって、中央パートの学園振興委員会、学友会の中でも政策立案を担う組織に入りました。2回生の時は委員、3回生の時は委員長補佐、4回生は選挙で信任を得て委員長として活動しました。学園振興委員会は、「学生の声を集めて、大学に声を届ける」ことを大きな役割としています。自分自身の声を学生の声として伝えるのではダメなので、広く学生の意見を集める必要があります。そのために、「全学学生アンケート」という全ての学生を対象にしたアンケートや、各学部が実施するアンケートを集めて、学生の抱えている課題が何なのかを明らかにして、優先順位をつけて一つずつ取り組みました。アンケート実施にあたっては、約3ヶ月かけて質問項目等を練り、過去の議論内容なども確認して、これまでに聞かれていない内容を抽出したり、コロナ禍で途絶えてしまった議論内容を復活させたりと腐心しました。
2回生の秋には「全学協議会」が実施されました。そこで私は初めて理事長・総長に対して、学生が学生の声を伝えることが出来ることを知って、大きな驚きを覚えました。全学協議会以外でも教学部、財務部、学生部などと沢山の懇談会があって、立命館は、学生の困り事や要望を伝え、話し合うことができる組織だと知って、活動のやりがいを持つきっかけになりました。
3回生4回生時は、年1回の「全学協議会代表者会議」で、沢山の学生の声について議論する機会がありました。委員長になった際、これまでの「未来の学生」のためへの視点から、アンケートに答えてくれる「今の学生」への還元を第一にと考えて、可能な限り今施策に落とし込めることの議論に重きを置きました。具体的には、学年暦の変更に伴う授業時間変更や卒煙支援エリア設置などに取り組みました。その際も集まった学生の声を大学に届けることを大事にしていました。例えば卒煙支援エリアだと、吸いたい人吸いたくない人の間で多様な意見がありますし、全く別の見地から、火事への警戒や周辺地域からの評価への影響等の意見も寄せられました。これらをまとめて大学と折衝をし、結果として卒煙支援エリア復活という形にすることができました。
各学部の自治会は学部単位の議論をずっとしてきていますが、全学課題にあたるキャンパス規模の課題については、自治会単位では解決出来ないことが多いと聞いていました。そこで、私の代では「キャンパス懇談会」というものを実施して、私たち学園振興委員会と各キャンパスの学部自治会とで、共通認識している課題について大学と話し合う機会を設けました。学園振興委員会と自治会が連携を強化して、全学アンケートだけではなく、より学生との距離が近い自治会が集めたアンケートを基に議論を行った結果、Wi-Fi環境の改善やウォーターサーバーの設置といったことが実現できたかなと思います。
懇談会も代表者会議も全学協議会も、一貫して立命館の先生方、職員の方は学生の声を大事にしてくれているなと感じています。「学生の声があるから自分たちは動けている」と言われますし、どんな時でも学生ファーストで考えてくださっていて、もちろん社会情勢や予算の関係で出来ない事はあるにしても、ただ「No」と返すだけではなく、対案や折衷案を出してくださいますし、本当に良い大学だなと感じています。
学友会は、立命館大学のすべての学生が加盟し、学生による学生のための活動を行う組織です。大学における学生生活の発展・向上、そしてそれらを通じた学園や社会の発展に寄与するべく活動しています。
私は声をかけていただいた先輩が次の常任委員長だったこともあって、中央パートの学園振興委員会、学友会の中でも政策立案を担う組織に入りました。2回生の時は委員、3回生の時は委員長補佐、4回生は選挙で信任を得て委員長として活動しました。学園振興委員会は、「学生の声を集めて、大学に声を届ける」ことを大きな役割としています。自分自身の声を学生の声として伝えるのではダメなので、広く学生の意見を集める必要があります。そのために、「全学学生アンケート」という全ての学生を対象にしたアンケートや、各学部が実施するアンケートを集めて、学生の抱えている課題が何なのかを明らかにして、優先順位をつけて一つずつ取り組みました。アンケート実施にあたっては、約3ヶ月かけて質問項目等を練り、過去の議論内容なども確認して、これまでに聞かれていない内容を抽出したり、コロナ禍で途絶えてしまった議論内容を復活させたりと腐心しました。
2回生の秋には「全学協議会」が実施されました。そこで私は初めて理事長・総長に対して、学生が学生の声を伝えることが出来ることを知って、大きな驚きを覚えました。全学協議会以外でも教学部、財務部、学生部などと沢山の懇談会があって、立命館は、学生の困り事や要望を伝え、話し合うことができる組織だと知って、活動のやりがいを持つきっかけになりました。
3回生4回生時は、年1回の「全学協議会代表者会議」で、沢山の学生の声について議論する機会がありました。委員長になった際、これまでの「未来の学生」のためへの視点から、アンケートに答えてくれる「今の学生」への還元を第一にと考えて、可能な限り今施策に落とし込めることの議論に重きを置きました。具体的には、学年暦の変更に伴う授業時間変更や卒煙支援エリア設置などに取り組みました。その際も集まった学生の声を大学に届けることを大事にしていました。例えば卒煙支援エリアだと、吸いたい人吸いたくない人の間で多様な意見がありますし、全く別の見地から、火事への警戒や周辺地域からの評価への影響等の意見も寄せられました。これらをまとめて大学と折衝をし、結果として卒煙支援エリア復活という形にすることができました。
各学部の自治会は学部単位の議論をずっとしてきていますが、全学課題にあたるキャンパス規模の課題については、自治会単位では解決出来ないことが多いと聞いていました。そこで、私の代では「キャンパス懇談会」というものを実施して、私たち学園振興委員会と各キャンパスの学部自治会とで、共通認識している課題について大学と話し合う機会を設けました。学園振興委員会と自治会が連携を強化して、全学アンケートだけではなく、より学生との距離が近い自治会が集めたアンケートを基に議論を行った結果、Wi-Fi環境の改善やウォーターサーバーの設置といったことが実現できたかなと思います。
懇談会も代表者会議も全学協議会も、一貫して立命館の先生方、職員の方は学生の声を大事にしてくれているなと感じています。「学生の声があるから自分たちは動けている」と言われますし、どんな時でも学生ファーストで考えてくださっていて、もちろん社会情勢や予算の関係で出来ない事はあるにしても、ただ「No」と返すだけではなく、対案や折衷案を出してくださいますし、本当に良い大学だなと感じています。
写真4 写真5
写真6
わかりやすいのがBKCで、やはり理系学生が多いので、研究環境改善などの意見が多く取り上げられました。OICはキャンパスが都市型で、BKCに比べると広くないキャンパスに多くの学生がいることから、食堂をはじめとした学内の混雑について話題にあがる事が多かったです。あとは新しく出来たH棟について、移転してきた情報理工学部や映像学部以外の学部の学生が、どのように活用できるのかについて話すこともありました。衣笠については、歴史あるキャンパスが故に、キャンパス施設の改修を望む声が多かったです。産業社会学部が入る建物等については既に改修が決まっているのですが、学生からその改修内容について意見が多く寄せられていたこともあって、大学側から「キャンパス改修には自治会とともに取り組む」と回答を頂く事が出来ました。
写真7
Q.正課と学友会活動以外に在学中に取り組まれたことはありますか?
観光を学んでいることもあって、趣味の旅行に力を入れていました。大学在学中に47都道府県全てに足を運ぶことを、電車で通過するとかだけじゃなくって、本当にそこに行くことを目標にしていました。今月佐賀に行くの(注 インタビューは2月上旬実施)ですが、これでやっとコンプリートします!自分の中で正課と課外と趣味の3本の軸で頑張ってきたので、やっと叶えられました。
その中でも、最近ドラマにもなった長崎の端島(軍艦島)に行った時のことは強く印象に残っています。昭和に栄えた街が、未だ壊されずに残っていることに感動しました。また、実際に上陸して、ただ建物を見て感動するだけではなく、「ここに何があったのだろう」や、「どんな人がどんな暮らしをしていたのだろう」と、そこで暮らしていた人に思いを馳せることができたのは、地理を学んでいて、地理の中でも街の変遷を研究していたからこその感動なのかなと思い、大きな経験になりました。
写真8
Q.これからの進路、そして将来像などについてお聞かせください。 将来は都市開発を行うデベロッパーという仕事に就きます。私の地元の再開発に携わっていた会社に就職します。単にもともとある街を壊して新しい街をつくるのではなく、地域の歴史を受け継ぎながら発展させることを大事にしたいと思っています。これまで100年単位での街の移り変わりを研究したこと、趣味の旅行で色んな街を回って様々なものを見てきたことを通じて、「地域」とは誰かにとっての「地元」であり、そこに暮らす人々にとってかけがえのないものであることを実感しました。そのため、できるだけ住民の声を反映し、長年街を支えてきた人々の想いを継承する街づくりを大切にしたいと思っています。
将来、どんな自分でありたいかについては、全学アンケートでも培った、「人の意見をしっかり受け止め、それを反映する姿勢」を大事にできる人間になりたいと思っています。学生の声を代表して伝えてきたこれまでの活動と同じように、街の人の声に耳を傾け、その声を行政やゼネコンなどにも積極的に伝え、住民の想いが反映された街づくりを実現したいと考えています。
将来、どんな自分でありたいかについては、全学アンケートでも培った、「人の意見をしっかり受け止め、それを反映する姿勢」を大事にできる人間になりたいと思っています。学生の声を代表して伝えてきたこれまでの活動と同じように、街の人の声に耳を傾け、その声を行政やゼネコンなどにも積極的に伝え、住民の想いが反映された街づくりを実現したいと考えています。
写真1:屋島山上から臨む多島美
写真2:最盛期には全国トップの年間195万人の利用があった屋島ケーブル跡
写真3:仁和寺金堂の屋根には、かわいい仙人と亀がいます(笑)
もし行く機会があれば、是非探してみてください!
写真4:代表者会議後に総長とお写真を撮っていただきました!
写真5:卒煙支援エリアの設置場所について職員の方と一緒に検討する様子
写真6:他にも、4回生になってからは後輩の育成にも注力しました。研修の際には、学友会の歴史について説明しました。
写真7:OIC H棟に新しくできたLISTを実際に使用し、映像コンテンツの配信も行ってみました。
写真8:2022年時点の軍艦島の様子
▼第265号読者プレゼント▼
お待たせしました。今回(こそ)は、
「立命館オリジナルレターセット&一筆箋」を3名様にプレゼントします!
プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします
<応募締切:3/24(月)>
【パソコンの方はコチラ】
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekcs-56c4828b83b7298508e5197dc24b61ce
【携帯電話の方はコチラ】
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekbt-021bc76cab8b8dee6fb681ad47bb33dc
※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。
応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
応募必要事項
(1)名前: (2)プレゼント送付先住所:
(3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
(5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否
(否の場合はイニシャルで表記いたします。
ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)
▼第264号読プレ当選発表▼
多数のご応募ありがとうございました。264号の読者プレゼントの当選者発表です。プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。
・バタ川さん(岡山県)・ディルミオさん(北海道)・らんちゃんさん(愛知県)
次回のご応募もお待ちしています。
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次回の配信は3月28日(金)です。お楽しみに。
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