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立命館CLUB 【VOL.133】

立命館CLUB【VOL.133】

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.133━━━
 ■□■ 2018.1.26 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
 ■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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 立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

 今年も入試の季節となりました。立命館大学でも、2月1日(木)から一般入試が
 始まります。受験生の皆さんがベストを尽くせますよう、心から応援しています。

 2018年度一般入試に関する情報はコチラ≫

 さて、校友から嬉しいニュースが届きました。1月6日(土)、大津市の近江神宮
 勧学館にて、競技かるた日本一を決める「第64期名人位決定戦」が開催されました。
 川崎文義名人(文学部2011年卒・福井県出身)が、挑戦者の粂原圭太郎八段を3-2で
 退け、3連覇を達成しました。
 

 今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

 読者プレゼントは、「学校法人立命館とアシックスジャパン株式会社のロゴ入り
 ふせん」
です。

 応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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 【1】道関隆国教授が「光るつけまつげ」を資生堂と共同開発

 道関隆国・理工学部教授が開発したウエアラブルデバイス用の無線送電技術を用い、
 道関教授と株式会社資生堂が「光るつけまつげ」を共同開発しました。道関教授が開発
 した送電機は、超音波を用いた距離センサーによって人体との距離を計測し、距離に
 応じてCPUで送電電力を制御することができます。これにより、人体と送電機間の距離
 が接近しても、国の定める指針を上回る電磁波を人が浴びないようにコントロール
 しつつ、デバイスへ電力を供給することが可能になります。今回の共同開発では、アン
 テナやLED を組み込んだ一体型の超小型受電機をつけまつげに取り付けることで、
 超小型ウエアラブルデバイス「光るつけまつげ」を実現しました。
 

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 【2】水中ロボット調査によって琵琶湖の湖底から古代の土器を発見

 矢野健一・文学部教授と熊谷道夫・総合科学技術研究機構教授は、2017年12月
 14日(木)、水中ロボットを用い、滋賀県長浜市の葛篭尾崎(つづらおざき)湖底
 遺跡探査において、飛鳥時代から奈良時代に製作された土師器(はじき)の甕(かめ)
 と推定される完全な形の土器を水深71.5メートルの地点で発見し、映像の撮影に成功
 しました。この映像は、撮影地点を正確に特定できる最深地点でのものとなり、学術
 的に貴重といえます。今回の調査は、立命館大学・認定NPO法人びわ湖トラスト・
 いであ株式会社・TBSテレビが協力して実施しました。湖底から土器が発見される理由
 は解明されておらず、謎に包まれています。今後、研究グループでは、水中ロボットが
 至近距離で撮影した画像の解析、調査水域・調査方法の拡張、出土土器の分析などを
 進めていく予定です。
 

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 【3】「2017年度公務員難関試験合格者激励会」を開催

 1月8日(月)、大阪いばらきキャンパス「OIC Cafeteria」において「2017年度公務員
 難関試験合格者激励会」を開催しました。激励会には「国家公務員総合職」「外務省
 専門職」「裁判所総合職」の採用試験最終合格者および内定者延べ44名のうち22名が
 出席、現役官僚である卒業生と学園関係者の激励を受けました。また、理工系学部
 所属学生の国家公務員採用総合職試験受験を奨励する目的で設けられた「竹下貞雄
 奨励賞」の表彰式が行われました。合格者・内定者たちは、教員・卒業生・エクステン
 ションセンターからの支援に対する感謝と今後の抱負を語り、和やかな雰囲気の中で
 交流が行われました。
 

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 【4】「第21回全国児童生徒地図優秀作品展」で国土交通大臣賞を受賞

 「第21回全国児童生徒地図優秀作品展」国土交通大臣賞・文部科学大臣賞の選考会が
 開催され、楳木有紀乃さん(立命館小学校2年生)が最優秀賞にあたる「国土交通大臣
 賞」を受賞しました。町に住む一人ひとりを見つめ、みんなを災害や犯罪から守りたい
 という楳木さんの強い思いが伝わってくるこの地図は、同作品展で高い評価を受け
 ました。この作品展は、全国児童生徒地図作品展連絡協議会(以下「連絡協議会」)
 加盟団体などから推薦された、地図に関する児童生徒の作品を一堂に集めて開催される
 ものです。楳木さんの作品は、連絡協議会加盟団体である立命館大学歴史都市防災
 研究所が主催する「第11回みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」において
 最優秀賞を受賞、同研究所が大臣賞候補として推薦したものです。
 

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 その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

 掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる
 場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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 【1】[@京都][無料][申込不要]
  京都漢字探検隊「漢字あそび大会」

 クイズ大会・ビンゴ大会や京都三条会商店街での漢字ラリーなど、楽しく漢字を
 学びましょう。

 [日 程]2月17日(土)・18日(日)
 [時 間]10:00~17:00(自由入退場・最終入場時間16:30)
 [場 所]メイン会場:立命館朱雀キャンパス1階 多目的ホール
       ラリー会場:京都三条会商店街
 [参加費]無料
 

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@京都][無料][要事前申込]
  ブルーレイ<未来への歩み>完成披露シンポジウム
  「京商家 杉本家の慣らいと暮らし」


 京都市の中心部に残る杉本家住宅。壊される寸前であった家の保存に立ち上がった
 9代目の決断、保存会設立に至るまでの道のりなど、未来へのメッセージを臨場感
 あふれる映像とともに伝えるシンポジウムです。

 [日 時]2月20日(火)13:30~16:10 ※開場13:00
 [場 所]立命館朱雀キャンパス 大講義室
 [入場料]無料
 [定 員]450名 ※応募者多数の場合は抽選
 [その他]申込締切:2月4日(日)必着 

 お申込みはコチラ≫
 
 
 詳細はコチラ≫

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 【3】[@東京][無料][要事前申込]
  「京あるき in 東京 2018」 京都の大学による特別講座
  「嵯峨天皇と壇林皇后(橘嘉智子)」


 世界に誇る「大学のまち」「学生のまち」京都。今回、京都の14大学が「京あるき
 in 東京」のために特別講座を開催します。立命館大学からは文学部の本郷真紹教授が
 講師をつとめます。

 [日 時]3月11日(日)16:30~18:00
 [場 所]東京造形芸術大学・東北芸術工科大学外苑キャンパス
      (東京都港区北青山1-7-15)
 [参加費] 無料 (定員:180名、先着順受付、定員になり次第締切)
 [その他] 「京あるき in 東京 2018」事務局 03-5826-4416

 お申込みはコチラ≫
 
 詳細はコチラ≫
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 【4】[@東京][有料][要事前申込]
  2017年度 東京校友会 校友大会

 今年は、様々なメディアで取り上げられているバリア(障害)をバリュー(価値)に
 変える、バリアバリューを企業理念にユニバーサルデザインを提供している、
 垣内俊哉さん(経営学部2012年卒)を講師にお迎えします。

 [日 時]2月18日(日)11:00~15:00 ※受付開始10:30
 [場 所]明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23)
 [参加費]卒業年により参加費が異なります。詳細はコチラよりご確認ください。

 お申込みはコチラ≫

 詳細はコチラ≫

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 その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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 【1】[@京都][無料][申込不要]
  柔道部 「第31回京都府柔道選手権大会」

 3月に開催される「近畿柔道選手権大会」への出場をかけた大会です。
 11月に開催された、「湊谷杯全国学生柔道体重別選手権大会」78kg超級優勝の
 白石麻葵佳選手も出場します。

 [日 時]2月11日(日)10:30~
 [場 所]京都市武道センター(京都市左京区聖護院円頓美町46-2)
 [入場料]無料

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@大阪][有料][要事前申込]
  立命館大学交響楽団「フェアウェルコンサート2018」

 2018年卒業生がお届けする最後にして最高の感動体験です。熱い想いがこもった演奏を
 是非お聞きください。

 [日 時]2月18日(日)14:00開場 14:30開演
 [場 所]立命館いばらきフューチャープラザ グランドホール
 [入場料]全自由席500円
      *前売券は立響公式HPにて販売
      *当日券は13:30より販売予定 ※予約状況により、当日券を販売しない
       場合があります。
 [指揮・曲目]指揮:吉澤琢雄/阪哲朗
        曲目:ワーグナー 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
           第一幕への前奏曲
           リスト ハンガリー狂詩曲第2番(ドップラー編曲)
           ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 作品68
 [備 考]*未就学児の入場はご遠慮いただいております。
      *ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
 
 詳細はコチラ≫

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 その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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   第104回 輝く学生インタビュー
           料理初心者たちのChallenge
                    立命館大学料理サークルTri-C
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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介して
 いきます。今回ご紹介するのは、立命館大学料理サークルTri-C(トリック)大野
 裕太さん(理工学部3回生・滋賀県出身)
白井希一さん(情報理工学部1回生・大阪府
 出身)
です。料理の魅力について伺いました。
 
 (左:白井さん 右:大野さん)

 Q.トリックの活動について教えてください。
 大野さん:1回生・19名、2回生・1名、3回生・5名の25名で活動しています。
 男性10名・女性15名と女性が多いのですが、普段の出席は男性のほうが多く、参加者が
 男性だけということもあります。びわこ・くさつキャンパス(以下BKC)近隣の玉川
 まちづくりセンターの調理室をお借りし、2週間に1回、17時~21時に調理会を実施して
 います。料理サークルと聞くと、とても凝った料理を作っていると思われるかもしれま
 せんが、ほとんどのメンバーが料理未経験のため簡単な料理を作るようにしています。
 小学校の調理実習をイメージしていただくとわかりやすいと思います。先生がいるわけ
 ではなく、クックパッドや料理本を見ながら作ります。また、地域との交流イベントへ
 の参加や学園祭の模擬店出店なども行っています。
  
 (写真左)調理会の様子
 (写真右)学園祭に出店した模擬店


 Q.地域との交流について具体的に教えてください。
 大野さん:立命館大学には、子どもたちにボランティアで寺子屋活動などをしている
 RitsBBSというサークルがあります。RitsBBSが草津市内にある老上(おいかみ)小学校
 で料理教室を開催する際に、協力依頼があり参加しました。小学生約30名と一緒に
 カレーライスとポテトサラダを作ったのですが、おぼつかない手つきで包丁を握って、
 野菜を切る姿を見ていると、手を切らないかと思いドキドキしました。教えることは
 大変でしたが、楽しそうに作っている姿を見てとても嬉しくなりました。
 白井さん:玉川小学校で毎年10月に開催されている「萩祭り」にも参加しています。
 滋賀県産のお米のPRも兼ねたこのお祭りで、農家の方が提供くださるお米で、おに
 ぎりを作り販売しています。今年は200セットつくったおにぎりが完売しました。
 
 萩祭りで販売したおにぎり

 Q.サークルのモットーを教えてください。
 大野さん:サークル名のTri-Cは「Triple(トリプル)」の頭文字と「C」を組み
 合わせたものです。3つのC(Cooking、Challenge、Communication)を大事にしよう
 という意味が込められています。料理初心者ばかりのサークルなので、料理を作ること
 自体がチャレンジです(笑)。「何かを目標に据えて頑張る」、というのではなく、
 メンバーで楽しく料理を作って「みんなで一緒に晩飯食おう!」という感じのサークル
 ですので、それが真のモットーなのかもしれません。

 Q.調理するメニューはどのように決めているのですか。
 大野さん:メニューは主に3回生で相談して決めます。調味料や材料が残ることがある
 ので、残ったものを次の調理会で使えるように工夫しています。1回生に作りたい
 メニューを聞くこともあります。
 白井さん:洋食を作ることが多かったので、「次は和食にしたい、デザートを作り
 たい」など、難しく考えず、その時に食べたいものを伝えるようにしています。

 Q.食材はどのように準備していますか?
 大野さん:3回生で、それぞれ役割を分担していて、食材の準備は私が担当してい
 ます。何をどれだけ買うか、事前にクックパッドで調べていきます。塩だけでも
 何種類もあり、以前は何を買ったらよいかわかりませんでしたが、最近ようやく
 迷わず買えるようになりました。10~15名分の食材を自転車で運ぶことは重労働です
 ので、1回生にも手伝ってもらっています。人手がほしいということもありますが、
 多くのメンバーと話す機会を作りたいと思っています。
 白井さん:買い物に行く日に、授業がない1回生は、参加するようにしています。
 大野さんばかりに負担をかけないようにしたいと思っています。

 Q.成功した料理・失敗した料理について教えてください。
 白井さん:最近の失敗はカルボナーラです。カルボナーラソースは卵に生クリームを
 入れて作りますが、あたためすぎてしまい、卵焼きになったことがあります。予備の
 材料がなかったため、パスタの卵焼きのせになりました。また、ホットケーキを
 焦がしたり、プリンが固まらないなど、失敗は数え切れないほどあります。失敗した
 料理でも、みんなで食べると美味しく感じるので不思議ですね。
 大野さん:成功した料理は、グラタン・オムライス・ハンバーグなどです。これまで、
 調理に時間がかかるものは、調理室をお借りしている時間内に終わらない可能性が
 あるので避けてきました。思い切ってグラタンにチャレンジしたときは、終了ギリギリ
 に出来上がりバタバタしたのですが、とても上手に出来ました。
 
 大成功のグラタン

 Q.料理サークルに入部されたきっかけを教えてください。
 大野さん:自宅から通っているので、家で料理をすることはほとんどありません。
 大学に入学した時、料理が少しでも出来たほうが、就職して一人暮らしを始めた時に
 困らないのではないかと思いました。また女性に囲まれて楽しく料理を作ることが
 出来るかもしれないと想像し入部しました。でも、実際は参加者のほとんどが男性
 でした(笑)。
 白井さん:私は両親の帰りが遅かったこともあり、中学生・高校生の頃から家でよく
 料理を作っていました。「料理作りは楽しい」と思っていましたので、大学に入学した
 時に料理サークルを見つけ、気になってブースに行きました。活動頻度が2週間に1回
 なので、学業やアルバイトなどとの両立も出来ると思い入部しました。

 Q.料理をする際に心掛けていることを教えてください。
 白井さん:下宿で作る時は友達を呼び、みんなで楽しく作ることです。その場でひら
 めいたアイディアも積極的に取り入れるようにしています。先日は「たこ焼きに
 ラー油をいれてみよう」となり、挑戦してみると美味しくて驚きました。
 大野さん:調理会では、サークルの将来を担ってくれる1回生に経験を積んでもらい
 たいと思い、多くの作業をしてもらうようにしています。私は、メンバーに分担の指示
 をしていることが多いですね。
 白井さん:私はサークルの中では数少ない料理経験者なので、調理会ではあまり
 でしゃばらないようにしています(笑)。

 Q.得意料理はありますか?
 白井さん:高校生のとき、チャーハンの作り方の研究をした時期がありました。最初に
 卵かけご飯を作り下味をつけ、そこに油も入れます。そして、フライパンを熱々にして
 一気に炒める。30回くらい挑戦し、一番美味しくできるポイントに気づきました。それ
 以来、100回以上は作ったと思います。もともとレシピを見ずに料理を作るタイプ
 ですが、チャーハンは得意中の得意です。
 大野さん:私は「CookDo」です(笑)。食材を切って、「CookDo」を混ぜるだけ
 ですが、サークルに入っていなければそれさえ出来なかったと思います。

 Q.部長として苦労したことを教えてください。
 大野さん:トリックでは毎年3回生が主体になって活動をします。2016年は3回生の
 先輩が2名いらっしゃったのですが、お二人とも教職課程の科目を受講されていた
 ので、授業が忙しくあまり調理会を開催できませんでした。活動機会が減ると参加者が
 減り、参加者が減ると活動機会が減るという悪循環でした。そのため新入生の勧誘も
 できず、2回生は1名しかいません。私が3回生になるにあたり、部長を引き継ぐことに
 なったのですが、先輩から「サークルを継続するか、やめるか大野に任せる」と言われ
 ました。とても悩みましたが、「私の代でサークルを潰すわけにはいかない」と思い
 ました。また、2018年の4月にはBKCに食マネジメント学部ができるので活動の幅が
 広がるのではないかと考え、2017年度は新入生の勧誘を積極的に行いました。
 料理体験のほか、懇親バーベキューを企画するなど頑張った甲斐があり、19名の入部が
 ありました。昨年参加者もなかなか集まらずほとんど活動できなかった反省から、活動
 日は固定せず、LINEを活用し開催日を調整し、出席者が一番多い日に調理会を行なう
 ようにしました。一度なくなりかけたサークルですので、メニューの決め方・買出し
 担当などのルールも曖昧で日々の運営でも苦労することが多くありました。サークルを
 立て直すことは大変ですが、組織運営は授業で学ぶことができないことなので、よい
 経験になっています。

 Q.今後チャレンジしたいことを教えてください。
 白井さん:2017年の4月頃だったと思いますが、スポーツ健康コモンズにある「知る
 カフェ」で提供する新しいメニューの共同開発の相談がありました。サークルで話し
 合った結果、「新たなチャレンジよりサークルの基礎をかためる時期だ」ということに
 なり、依頼を断わったと先輩から聞きました。自分たちで考えたメニューが商品となり
 販売できる、そんなチャンスは、めったにないと思います。その機会を生かせなかった
 ことはとてももったいなかったと思っています。今後はメニュー開発などのお話が
 あれば是非取り組みたいと思っています。
 大野さん:国連の「持続可能な開発目標(SDGs:Sustinable Development Goals)」に
 掲げられた17の達成目標を学生団体が1つずつ担当し、SDGsを体験するイベント
 「Sustinable Week」が昨年10月には初めてBKCで開催されました。このときは参加を
 見送ったのですが、今年も同様のイベントが開催されることになったそうで、「今年は
 是非参加してください」と声をかけていただきました。今年は、地元滋賀県の農家の
 方と一緒に、野菜スムージーを開発する企画に参加したいと考えています。これは、
 昨年の「Sustinable Week」で実施したアンケートで、大学生は野菜不足であるという
 結果が出たことから始まった企画です。知るカフェのときはチャレンジできません
 でしたが、今回は「自分たちの考えたものを形にしたい」と思っています。

 Q.趣味・特技を教えください。
 大野さん:趣味は読書です。大学に入学するまで本はあまり読まなかったのですが、
 ふと「趣味は読書です」と言えたら格好いいかも、と思い読み始めました。動機は少々
 不純ですが、読み始めると想像していた以上に楽しくて、年間50冊の目標を達成
 しました。最近読んだものの中では江戸川乱歩の『人間椅子』という作品が面白かった
 です。
  

 Q.今後の進路を教えてください。
 大野さん:就職するか大学院に進学するか悩んでいます。両親からは公務員を勧め
 られていますが、もっと勉強したい、海外留学にもチャレンジしたいという気持ちが
 あります。やりたいことが多くてなかなか決められません。
 白井さん:情報理工学部でプログラミングを学んでいます。今は基礎を学んでいる
 時期ですが、将来は自分でアプリを作りたいと思っています。立命館大学主催のソフト
 ウェア創作コンテストICT Challenge+R(正式名称: あいちゃれ)というアプリ開発
 コンクールがあるので、3回生になったら参加したいと思っています。

 ~~~
 いかがでしたでしょうか?
 「4月には4回生になります。そろそろ後輩たちに運営を引き継ぎたいですね」と語る
 大野さん。「先輩、まだまだよろしくお願いします」という白井さんの眼差しは、
 言葉とは対照に「任せてください」と語っているように感じました。一度はなくなり
 かけたサークル、「つぶしたくない」という大野さんの想いはしっかりと後輩に引き
 継がれているようです。

▼編集後記▼

 今回は、立命館大学女子陸上競技部コーチ・十倉みゆきさん(産業社会学部1996年卒・
 京都府出身)
をご紹介します。十倉コーチは、立命館CLUB第132号でご紹介しました
 「2017全日本大学女子選抜駅伝競走(通称:富士山女子駅伝)」において、立命館大学
 女子陸上競技部を5連覇に導きました。

 ~~~
 優勝が決まった瞬間、ただただ嬉しかったです。試合当日は、「やることをやるだけ」
 と選手たちを信じていました。
 2016年の全日本大学女子駅伝(通称:杜の都駅伝)で連覇を逃してから、練習内容を
 含め、これまでの取り組み方を色々と変更しました。「連覇が途絶える=新しいことに
 チャレンジできるチャンス」と前向きに受けとめたかったからです。あわせて、学生
 たちも自発的に「挑戦」というテーマを掲げ、部員全員が日々努力した結果が、富士山
 女子駅伝の5連覇に繋がったと思っています。
 

 駅伝はチーム全員で日本一を目指す競技です。個人ではなかなか日本一になれなく
 ても、駅伝では全員で力を合わせて頑張れば全員が日本一になれます。大学4年間に
 限らず、社会人になってから彼女たちがどのように生きるかを念頭において、競技力の
 向上のみならず、生活面・精神面でも共に成長することができる、それが大学駅伝の
 魅力だと思います。卒業時に、「立命館大学に来てよかった」と言えるくらい充実した
 学生生活を送ってほしいと願っています。
 立命館大学女子陸上競技部の目標は、「日本一のチームになること」です。競技成績は
 もちろんですが、どこからみても「日本一のチームだね」と言われるような、そして
 これからも沢山の方々に応援してもらえるようなチームをこれからも目指していき
 ます。
 

 ~~~

 「私は熱血指導タイプではなく、今まで『選手を育てた』と考えたことはありません。
 これからも学生たちと共に私自身も成長していきたいと思います」と、お話しください
 ました。この1月から新チームとなった立命館大学女子陸上競技部。学生たちのさら
 なる活躍が楽しみです。

 (立命館CLUB事務局 坂東)

▼第133号読者プレゼント▼

 今回は、「学校法人立命館とアシックスジャパン株式会社のロゴ入りふせん」
 7名様にプレゼントします。

 立命館CLUB第131号でご紹介しました、学校法人立命館とアシックスジャパン株式
 会社との包括的連携交流協定の締結を記念して作られました。
 第131号記事はコチラ≫

 

 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

  <応募締切:2/5(月)>

 【パソコンの方はコチラ】

 【携帯電話の方はコチラ】

  ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
   立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼132号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 132号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・Y.N.さん   (香川県)★
 ★・前原千奈美さん(福岡県)★
 ★・スポBさん  (東京都)★
 ★・相模美幸さん (京都府)★
 ★・chicoさん        (茨城県)★
 ★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は2月9日(金)です。お楽しみに。
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