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立命館CLUB 【VOL.226】

立命館CLUB【VOL.226】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

新緑がまぶしい季節となりました。

立命館大学と立命館大学校友会は、7月16日(土)楽天生命パーク宮城において「立命館大学デー」と称して冠協賛デーを実施します。
当日は「東北楽天ゴールデンイーグルス vs オリックス・バファローズ」の試合です。
立命館ファミリーの方々を対象に「特別価格の観戦チケット」をご用意しました。
辰己涼介選手(産業社会学部2019年卒)の出場と活躍を信じて、「楽天生命パーク宮城」をもっとエンジに染めて盛り上げましょう!

[試 合]東北楽天ゴールデンイーグルス vs オリックス・バファローズ
[日 時]7月16日(土)14:00開始(12:00開場)
[会 場]楽天生命パーク宮城
[観戦チケット]大人(高校生以上)2,000円/子ども1,500円 
 ※通常大人3,100円/子ども2,100円のところ、特別価格にてご提供します。
[お申込み]https://www.ritsumei.ac.jp/features/ru-day/
[第1次締切]5月19日(木)23:59
 ※座席に限りがございます。お早めにお申し込みください。

立命館大学の公式YouTubeチャンネル「Ritsumeikan Channel」では、前号でお伝えした衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパスに続き、大阪いばらきキャンパス(OIC)の「立命館の春」を公開しました。桜はもちろん、クラブやサークルの勧誘活動といった春ならではの風景も収められています。OICの春、お楽しみください。

動画はコチラ≫


立命館大学は社会起業家を応援する番組「エルピスの煌めき」を提供しています。第19回<5月10日(火)放送>は竹之下航洋さん(理工学研究科2006年修了)でした。

第19回の動画はコチラ≫

今後の放送も是非ご覧ください。

◆番組概要◆
[番組名]エルピスの煌めき(テレビ東京)
[放送枠]毎週火曜日22:58~23:06(関東ローカル)
[その他]放送終了後、YouTubeチャンネル「テレビ東京公式 TV TOKYO」にアップされます。

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナルレターセット」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】パラ・パワーリフティングの森﨑可林選手が「アジア・オセアニア選手権」日本代表選手に内定

4月17日(日)、京都府城陽市のサン・アビリティーズ城陽で行なわれた「第5回パラ・パワーリフティング チャレンジカップ京都」女子67kg級の部で、森﨑可林選手(法学部2回生)が準優勝を果たしました。本大会は、6月14日(火)~6月20日(月)に韓国で開催される「Pyeongtaek 2022 Asia-Oceania Championships」の代表選考を兼ねた大会として開催され、日本代表選手に森﨑選手が内定しました。
森﨑選手は2回目の試技で、今年1月に自身が樹立した日本記録を更新する69㎏の挙上に成功。大会直前まで不調が続き調整に苦しみましたが、試合当日は圧巻のパフォーマンスを発揮しました。しかし、続く選手が70kgの挙上に成功。逆転勝利へ向け、3回目の試技で70kgに挑みましたが、惜しくも判定は失敗。準優勝という結果で大会を終えました。
森﨑選手は優勝こそ逃したものの、今回の記録により、ネクストジェネレーション(18~20歳)のカテゴリーにおける日本記録を樹立しました。
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【2】「THEインパクトランキング2022」西日本の私立大学で最高評価を獲得

4月27日(水)、イギリスの高等教育専門誌Times Higher Education (THE)が発表した「THEインパクトランキング(THE Impact Rankings)2022」において、立命館大学は総合評価201-300位にランクインし、西日本の私立大学で最も高い評価を獲得しました。
「THEインパクトランキング」は、国連サミットで採択された持続可能な17の開発目標(SDGs)に関する大学の社会貢献活動や研究活動をTHEがランク付けしたものです。4回目となる2022年は、過去最多となる世界1,406校が参加しました。
なお、THEインパクトランキングでは総合評価に加えて、目標(ゴール)別ランキングも発表されました。立命館大学は「SDG1:貧困をなくそう」で世界35位、「SDG2:飢餓をゼロに」で世界71位となり、2つのSDGで世界100位以内にランクインしました。

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【3】池上彰氏から学ぶ-経済学部特別講演会 「経済学って、おもしろい」を開催

4月21日(木)、びわこ・くさつキャンパスにて、経済学部1回生約800名を対象として、ジャーナリストの池上彰氏による特別講演会「経済学って、おもしろい」を3年ぶりに対面で開催しました。
メディアで幅広く活躍されている池上氏から、経済学の面白さや学ぶことの意義に加えて、機会費用や行動経済学などの理論についても身近な事例を用いながら、講義いただきました。
また、「経済学は理論も大事だが、人間の営みだから数式通りにはいかない部分がある。クールヘッドとウォームハート(冷静な頭脳とあたたかい心)で捉える必要がある」と経済学の面白さを語ってくださいました。質疑応答においてもわかりやすく回答くださり、学生たちは熱心に耳を傾けました。
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【4】研究分野において、立命館大学の教員の方々が活躍!

<峯元高志・理工学部教授が参画の研究開発グループが、NEDOグリーンイノベーション基金事業のプロジェクト実施先として2件採択>
峯元高志・理工学部教授が参画する研究開発グループが、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)グリーンイノベーション基金事業「次世代型太陽電池の開発」のプロジェクト実施先として、2件採択されました。
「超軽量ペロブスカイト太陽電池ロール・ツゥ・ロール製造実用化技術開発」では、積水化学工業株式会社が幹事企業、東京大学と立命館大学が実施体制に加わり、取り組みます。また、「フィルム型ペロブスカイト太陽電池実用化に向けた材料デバイス設計・製造プロセス技術開発」では、株式会社東芝(幹事企業)・東京大学・立命館大学で研究を進めます。それぞれ2025年まで継続して行なう予定です。

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<林勇吾・総合心理学部教授、上原哲太郎・情報理工学部教授が「第37回電気通信普及財団賞 テレコム学際研究賞」を受賞>
公益財団法人電気通信普及財団による「第37回電気通信普及財団賞 テレコム学際研究賞」において、林勇吾・総合心理学部教授が入賞、上原哲太郎・情報理工学部教授が特例表彰を受賞しました。
電気通信普及財団賞は1985年度より情報通信技術の普及と振興を目的として、情報通信における人文学・社会科学的又は工学技術的観点からの優れた著作や研究論文に授与されています。

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【5】中地明さん(立命館慶祥高校3年生)、「第54回国際化学オリンピック中国大会」出場決定

7月にリモートで開催される「第54回国際化学オリンピック中国大会」の日本代表に中地明さんが選ばれました。同大会は約80の国・地域から選ばれた高校生たちが化学の知識や実力を競い合う世界大会です。国内からは3,257名がエントリー、4回にわたる選考を経て、中地さんを含む4名が日本代表に選抜されました。立命館慶祥中高としては、1996年「国際生物学オリンピック」、1997年「国際地学オリンピック」出場以来、25年ぶり3回目の「国際科学オリンピック」への出場となります。
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※記念写真撮影時のみマスクを外しています。

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][無料][要事前申込]
立命館ポンテ・ガストロノミコ スペシャルセミナー「日本橋から始まる食の旅」

五街道の起点であり、人の交流や物流、商流の中心になってきた日本橋。
食やホスピタリティを通じて人が集う街づくりに取り組むことの楽しさを共有する時間にしたいと思います。是非、ご視聴ください。

【第1部 キーノート(各20分)】
1)「我が国のコアバリューとは~原点、日本橋から日本と世界を繋ぐ~」 
星明彦<観光庁 観光地域振興部 観光資源課長(兼)内閣府地方創生推進事務局参事官・内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局参事官・内閣官房副長官補付参事官>
2)「日本橋とマンダリン オリエンタル 東京」
イゴール・アプライズ<マンダリン オリエンタル 東京 ホテルマネージャー> ※逐次通訳
3)「衣・食・住 我が町日本橋の移り変わり」
岩本公宏<日本橋いづもや三代目>

【第2部 トークセッション(約45分)】
星明彦氏、イゴール・アプライズ氏(※逐次通訳)、岩本公宏氏によるトークセッション

[日 時]5月17日(火)19:00~21:00
[受講料]無料
[定 員]600名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)
<申込締切:5月15日(日)23:59>
 
申込はコチラ≫
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【2】[オンライン][有料(一部無料)][要事前申込]
立命館オンラインセミナー


「立命館オンラインセミナー」は、どこからでもアカデミックな講義を受講いただけます。「未知の世界を知りたい」「専門家やプロフェッショナルの知識に触れたい」など、皆様の学びのニーズにお応えする講義を展開します。※見逃し配信(期間中、いつでも何度でも視聴可能)に対応しています。

【SDGsを考える】
5月18日(水)19:00~20:30
「微生物が環境を守る」
講師:久保幹(立命館大学生命科学部教授)
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5月25日(水)19:00~20:30
「フランス哲学から読み解くジェンダー平等」
講師:横田祐美子(立命館大学衣笠総合研究機構助教)
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[受講料]無料
[定 員]1,000名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)※見逃し配信(ストリーミング配信)あり
<申込締切:各講義の2日前の23:59>

【日本史探究】
5月21日(土)、7月2日(土)、7月16日(土)、8月20日(土)、9月17日(土)10:00~12:00
「日本古代史を彩った女性たち」
講師:本郷真紹(立命館大学文学部教授)
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5月28日(土)、6月25日(土)、7月23日(土)、8月27日(土)、9月24日(土)10:00~12:00
「幕末維新の傑物たち」
講師:山崎有恒(立命館大学文学部教授)
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[受講料]1,500円/1回
[定 員]200名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)※見逃し配信(ストリーミング配信)あり
[その他]どちらも第1回の配信は終了しています。
<申込締切:各講義の2日前の23:59>

詳細・申込はコチラ≫
 
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【3】[@大阪][無料・有料][要事前申込]
いばらき×立命館DAY 2022 ~地域の力で茨木の未来をつむぐ~


学生の研究報告やスポーツ体験・飲食店の出店など、「知る」「体験する」「食べる」「買う」の盛りだくさんな一日です。
ご来場の際には、WEBサイトでの事前申込が必要です。

[日 時]5月15日(日)10:00~17:00
[場 所]立命館大学大阪いばらきキャンパス
[入場料]無料(一部参加費が必要な企画あり)

事前申込はコチラ≫

詳細はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@大阪・兵庫][無料][申込不要]
サッカー部「2022年度 第100回 関西学生サッカーリーグ(前期)」

[日 時]5月14日(土)1130~ 関西学院大学戦
[場 所]ヤンマーフィールド長居(大阪市東住吉区長居公園1-1)
昨年度リーグ戦王者との対戦です。開幕2連勝、良い流れに乗って勝利を目指します。

[日 時]5月25日(水)15:30~ 関西大学戦
[場 所]三木総合防災公園陸上競技場(兵庫県三木市志染町三津田1708)
リーグ戦中盤、重要な試合が続きます。一戦一戦全力で勝ちを積み重ねられるよう頑張ります。

[日 時]5月28日(土)11:30~ 京都産業大学戦
[場 所]万博記念球技場(大阪府吹田市千里万博公園1-1)
京都ダービー、負けられません!応援よろしくお願いします!

<上記3試合共通>
[入場料]無料
[その他]新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場者の方は「健康チェックシート」
     を記入のうえ、当日会場にて提出いただく必要があります。

詳細はコチラ≫

▼輝く学生インタビュー▼

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   第194回 輝く学生インタビュー
     プレーを可視化~「分析」がチームを強くする
                        ラグビー部 熊洞寿哉さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、ラグビー部の熊洞寿哉さん(理工学部4回生・群馬県出身)です。ラグビー部でアナリスト(分析担当)として活動される熊洞さんにお話を伺いました。
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Q. ラグビー部について教えてください。
選手・スタッフを合わせて114名が所属、びわこ・くさつキャンパスで週5日練習しています。月曜日と木曜日はオフですが、自主的に筋力トレーニングに励む選手もいます。
秋に開催される「ムロオ関西大学ラグビーAリーグ(以下、関西大学リーグ)」は、8大学による総当たり戦です。今年度は関西大学リーグで1~3位の成績を収めた3大学が「全国大学ラグビーフットボール選手権大会(以下、全国大学選手権)」に出場できます。私が入学してから一度も全国大学選手権に出場できていないので、今年は何としても出場したいと思っています。

Q. ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

小学3年生から中学3年生まで野球をしていたので、前橋育英高校入学後は野球部に入部して甲子園を目指そうと考えていました。しかし、強豪校かつ特進クラスに所属していたこともあり、野球部への入部は諦めました。入学後2週間ほど部活に入らずにいたところ、ラグビー部の顧問や先輩たちに見学に誘われました。そこで今まで見たことのない「激しい体のぶつかり合い」に迫力を感じて「自分もやってみたい」と思い、ラグビー部に入部しました。
高校3年間、ポジションは攻守においてオールマイティーな能力が求められるナンバーエイトでした。入学当初、ラグビー部に入るとは思ってもいませんでしたが、どんどんラグビーにのめり込んでいきました。

Q. アナリストになられた経緯について教えてください。

大学でもラグビーを続けたいと思い、理系の学部とラグビー部の練習拠点が同じキャンパスにある立命館大学に進学しました。「強豪校出身者が多くを占めるラグビー部で選手として通用するのか」と悩んでいましたが、練習や試合の分析を行なうアナリストという役割があることを知り、アナリストとして入部しました。

Q. アナリストの役割について教えてください。
普段は練習をビデオカメラやドローンで撮影し、その日中に動画を整理してラグビー部全員に共有しています。アナリストという言葉から「分析すること」を最初にイメージされる方も多いかと思いますが、まずは「コーチ陣や選手たちが練習や試合をしっかりと振り返ることができるように撮影すること」が大切です。練習前に当日のメニューをしっかりと把握して、コーチ陣の意図を汲み取りながら、どこから撮影するかスタッフ間で話し合ってカメラのアングルを工夫したり、時にはドローンを飛ばして空中から選手たちの動きを撮影します。分析の際にも動画は重要な資料になるので、ミスがないように毎回細心の注意を払って取り組んでいます。
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また、試合形式の練習や公式戦においては、撮影に加えて、自チーム・相手チームのスタッツ(トライの数など両チームのプレー状況を示す数値)をつけています。例えば、1試合における「タックルの回数」はもちろん、「タックルの質」も分析します。相手選手の動きを止める効果的なタックルであったかを4段階で評価し、可視化します。
これらの分析データをもとにコーチ陣が戦略を考えるのですが、私自身も日々の分析を通して、「この場面では、ディフェンスのシステムが上手く機能していないのでは?」などと、気になったことがあれば、メモを作ってコーチ陣に報告しています。分析結果をもとに自分たちのプレーを修正することができたり、相手チームの戦術を読んでボールを奪ってトライに繋がった時には嬉しさと同時にやりがいを感じます。
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Q. アナリストとして印象に残っていることはありますか?
昨年、関西大学リーグの試合のスタッツを集計していたのですが、コーチからの指摘でタックルの数値に誤りがあることがわかりました。すぐに他大学同士の試合含め全28試合、全て私一人で見直してスタッツを修正しました。
シーズン中は毎週試合があるので、スピードを重視しすぎていたため、正確に分析できていませんでした。また、私含め6名のアナリストで分析していたのですが、スタッツをつける際の基準が曖昧でした。
今は私と2回生の後輩の2名でアナリストをしていますが、同じ失敗をしないように、判断に困ったらすぐに相談し合うなど、後輩と基準を合わせるために密にコミュニケーションを取るように心がけています。

Q. 2021年11月、ラグビー女子日本代表「サクラフィフティーン」の欧州遠征にアナリストとして帯同されたと伺いました。遠征ではどのような活動をされましたか?
立命館大学ラグビー部の卒業生で、現在「三重本田ヒート」でアナリストをされている竹内佳乃さんが「サクラフィフティーン」のアナリストを以前務めていました。「貴重な経験になるから是非参加して欲しい」と、私を欧州遠征のアナリストに推薦してくださいました。声をかけていただいた時、「日本代表のアナリスト」を担うには力不足だと思い、一度は断りました。しかし、コーチや当時4回生の分析担当だった先輩たちが背中を押してくださったこともあって、挑戦することに決めました。
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Q.「サクラフィフティーン」の欧州遠征で苦労したことについて教えてください。
アナリストが私一人しかいなかったので、コーチや選手たちが必要な映像を工夫しながら撮影しました。例えば、左手でビデオカメラを持って撮影しながら、右手でドローンを操縦することで、2つのアングルから映像を撮っていました。また、撮影の合間にスマートフォンで練習や試合の内容をメモして、分析しやすいように工夫もしました。
一人で多くのことを同時にしなければならなかったので、上手くできるか不安でしたが、欧州遠征前の2021年9月に実施された国内合宿で何度も撮影の練習をすることができ、遠征中は何とかしっかりと映像に収めることができました。
現地では、放送権の関係から撮影が禁止されている試合もあったため、他国の放送局やアナリストの方々から試合の映像を直接もらう必要がありました。英語は得意ではありませんが、試合終了後に担当者の方を探し、簡単な単語を使いながら「どうしても欲しい」という気持ちを一生懸命伝えて、何とか映像をもらうことができました(笑)。
一方、「サクラフィフティーン」のヘッドコーチを務めるカナダ出身のレスリー・マッケンジーさんとラグビー以外の話題で会話しようとした時に自分の考えや思いを英語で伝えることができず、悔しい思いもしました。遠征が終わってからは、TOEICの勉強を始めるなど、英語力向上にも努めています。
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欧州遠征 スタッフ陣とチーム全体での集合写真
※記念写真撮影時のみマスクを外しています。


Q. ラグビーの魅力について教えてください。

激しい体のぶつかり合いを通して、仲間や相手に対する尊敬の気持ちが自然と湧き出てきます。そして、「ノーサイド」という言葉の通り、試合が終われば敵も味方も関係ありません。尊敬し合う気持ちを大切にしながら、人として成長できるところがラグビーの魅力だと思います。また、コーチ・選手・スタッフ全員と協力しながらアナリストとして活動するなかで、「相手の意図を理解する」「自分の考えを伝える」といったコミュニケーション能力も成長したと思います。
最近では、アナリストとして分析しながら試合を見るクセがつき、「この選手は何を考えているのか」といったことを考えながら次のプレーを予測したりしています。このような目線で見ることで、改めてラグビーの面白さと奥深さを感じています。
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学生レフリーとしてもチームを支える熊洞さん

Q. 今年のチームの目標や今後の抱負について教えてください。
4月24日(日)、今年のチームとしての初戦・京都大学戦で勝利することができました。まだまだ課題も多いですが、しっかりと修正を重ねて、全国大学選手権出場を目指して頑張っていきたいと思います。
卒業後は大学院に進学する予定です。研究を続けたいという気持ちがある一方で、高校のラグビー部顧問として花園を目指したいという思いもあります。そのために現在、物理の教員免許を取得するための授業も受けています。また、欧州遠征を通して、プロのチームでアナリストとして働きたいという気持ちも芽生えました。「自分がこれをやりたい」と思った時に挑戦できるように何事にも全力で取り組みながら、今後の進路を考えていきたいと思います。

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今年のスローガンは「Connect」。一体感のある雰囲気を作り上げるため、新たな取り組みとして毎回練習前にチームの盛り上げ役「元気マン」をランダムに1名選んでいるとのこと。すでに効果は出ていて、「例年以上に良い雰囲気のなかで、全員が同じ方向を向いて練習に取り組めている」そうです。秋の関西大学リーグ開幕が今から楽しみです!

▼編集後記▼

今回は、株式会社楽天野球団(以下、楽天野球団)チケット部チケットセールスグループの川村朋子さん(経済学部2020年卒・滋賀県出身)をご紹介します。
冒頭でもお伝えした通り、立命館大学は7月16日(土)に楽天生命パーク宮城で「立命館大学デー」を実施します。本イベントの企画・運営をサポートいただいている川村さんにお話を伺いました。
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※記念写真撮影時のみマスクを外しています。

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2021年4月から、楽天野球団にて東北楽天ゴールデンイーグルスの観戦チケットの営業を担当しています。本拠地・楽天生命パーク宮城の年間シートの販売や動員数を増やすためのチケットを企画しています。

大学時代はアメリカンフットボール部で1~3回生はトレーナーとして選手を支えました。4回生の時は主務としてチーム全体の運営に関わり、監督・選手・スタッフ間の調整はもちろん、部員の保護者やOB・OGの方々、他大学とのやり取り、部の予算管理を担当しました。板挟みになりながらも「より良い落としどころ」を探す毎日でした。
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今振り返ると、大変な1年間でしたが、約170名の選手・スタッフを束ねる立場で、チーム運営に関わることができたことは、とても貴重な経験でした。「良いチーム運営をするためにはどうすればいいのか」、色々考えて工夫を凝らすことにやりがいを感じたことで、スポーツビジネスのなかでも日本で最も大きな規模を誇るプロ野球の運営に携わりたいと思うようになりました。
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楽天野球団では、主に法人営業を担当しています。先方のご担当者の方とお話するなかで「立命館大学出身です」とお伝えすると、「辰己涼介選手(産業社会学部2019年卒)の母校だよね?」と言っていただく機会が何度もありました。そこで、東北楽天ゴールデンイーグルスと立命館大学で何かできないかと思い、「立命館大学デー」をご提案させていただきました。
「立命館大学デー」では、一人でも多くの立命館大学の関係者の皆さんが集い、東北楽天ゴールデンイーグルス、そして辰己選手を応援していただきたいと思っています。
また、種子田穣・スポーツ健康科学部教授のゼミ生の皆さんが「立命館大学デー」当日の7月16日(土)を対象とした企画チケットを考えてくださっています。球団職員もアドバイスさせていただいています。スポーツビジネスの現場を知っていただき、学びを深めていただく機会となれば嬉しいですね。

今回、冠協賛デーとして大学と一緒にイベントを実施することは球団にとって初の試みとなります。
是非、一緒に応援して盛り上がりましょう!皆さんのご来場、お待ちしています。

「立命館大学デー」特設サイトはコチラ≫

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東北楽天ゴールデンイーグルスと立命館大学の共通点は「エンジ色」。いつも親近感を感じていました。「立命館大学デー」を楽天生命パーク宮城で開催できることになったこの貴重なご縁に感謝しています。チケットは、「立命館大学デー」特設サイトからご応募ください!

(立命館CLUB事務局)


▼第226号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナルレターセット」5名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:5/23(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】


 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第225号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。225号の読者プレゼント(「立命館オリジナル 木製しおり」)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・ひこぼしさん(静岡県)・Y.Oさん(大阪府)・松本愼次さん(千葉県)・岡田美樹さん(三重県)・むさしママさん(沖縄県)・猪野靖高さん(長野県)・TORA3さん(福井県)・竹ノ下均さん(茨城県)・K.T.さん(宮崎県)・ばずさん(山形県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は5月27日(金)です。お楽しみに。
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