総合心理学部 林勇吾教授、情報理工学部 上原哲太郎教授が第37回電気通信普及財団賞(テレコム学際研究賞)を受賞
公益法人電気通信普及財団による「第37回電気通信普及財団賞 テレコム学際研究賞」にて、総合心理学部・林勇吾教授が入賞を、情報理工学部・上原哲太郎教授が特例表彰をそれぞれ受賞しました。
林勇吾教授は英文ジャーナルに掲載された原著論文「Gaze awareness and metacognitive suggestions by a pedagogical conversational agent: an experimental investigation on interventions to support collaborative learning process and performance」が学術研究として高く評価され、今回の受賞に至りました。
上原哲太郎教授は、情報処理学会誌「《小特集》さようなら,意味のない暗号化 ZIP 添付メール」での解説が評価され、崎村夏彦様(NAコンサルティング合同会社代表)、大泰司章様(合同会社PPAP総研代表)、楠正憲様(国際大学Glocom客員研究員)との合同受賞となりました。
電気通信普及財団賞は昭和60年度より情報通信技術の普及、振興を目的に、情報通信における人文学・社会科学的又は工学技術的観点からの優れた著作や研究論文に対して授与されています。
受賞者のコメント
林勇吾教授のコメント
今回の受賞を励みに情報通信に関する社会科学分野と技術分野の両分野にわたる研究を実施し、学際分野の研究の普及と発展に貢献すべく、より一層の努力をしてまいりたいと思います。
上原哲太郎教授のコメント
情報セキュリティは技術の分野と思われがちですが、実際には人の行動に関する課題が多く横たわる、まさに学際的分野です。そのセキュリティの課題の中でも特に身近な、「メールの添付ファイルの送り方」について、セキュリティ上意味がない習慣が広がる現状に警鐘を鳴らす記事が受賞対象となったことを大変喜んでいます。今後も、身近なセキュリティ問題に対処できる研究を進めて参ります。