社会・地域連携の取組み その他
三重県志摩市、国立大学法人三重大学と学校法人立命館の連携協力協定に基づく取り組み
学校法人立命館は、2013年8月に三重県志摩市、国立大学法人三重大学と連携協力協定を結び、志摩市の豊かな里山・里海を活かした立命館大生・生徒の学習体験や、農水産業の6次産業化人材育成事業・まちづくり事業などに寄与する取り組みを進めています。
これらの取り組みの一環として、2015年度は地域の伝統食の『きんこ芋』をテーマに、立命館大生による農業体験や商品開発・試作販売などを実施しています。
『きんこ芋』とは、『隼人(はやと)芋』というさつまいもから作られる干し芋です。三重県志摩地方では、古くから、冬の寒くて乾燥した時期に各家庭の庭先で隼人芋を天日乾燥させて作られていた伝統食です。とても甘みが強く、しっとりとした食感で志摩地方の方々の常備食・おやつでしたが、近年は生産者の減少などもあり、希少な食材になりつつあります。