校章・コミュニケーションマーク

校章の制定

創立者・中川小十郎は、私学校として出発した京都法政学校の運営の基礎をさらに 堅固なものにしようと、 1913(大正2)年、財団法人を設立しました。すでに1905(明治38)年、学祖・西園寺公望から「立命館」の名称継承を許されていましたから、その財団法人名を立命館とし、学校の名も立命館大学と改称。これに伴って、「立命」の二文字を図案化した校章も制定されたのです。

そして1935(昭和10)年頃には「立命」の文字を金色とし、「大」の文字を銀色で表すものになりました。「立命」の文字に「大学」をあしらう現在の校章になったのは、1941(昭和16)年頃のことだといわれています。

コミュニケーションマークの制定

立命館学園では、2007年10月より、立命館に関わるすべての人の「心をひとつ」にするため「コミュニケーションマーク」を制定しました。今後、立命館はこのマークを、社会とのコミュニケーション活動を強化するものとして活用していきます。コンセプトは、立命館憲章の中で「確かな学力の上に豊かな創造性と個性を花開かせ、正義と倫理を持った地球市民として活躍できる人材」と謳われている学生像。この学生像を、立命館の頭文字「R」の一文字を用いたゴシックでデザインすることにより、力強さ、信頼感を表現します。また、安定した美観を与えるといわれる黄金比(縦8対横5)にこだわり、現代の洗練されたイメージを表現します。デザインは、アートディレクター秋山具義氏によるものです。

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