トップページ


最新号・バックナンバー

立命館CLUB 【VOL.241】

立命館CLUB【VOL.241】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
2月17日よりJリーグ(日本プロサッカーリーグ)の2023年シーズンが開幕しています。
京都サンガF.C.に所属する川崎颯太さん(産業社会学部4回生)など、多くの校友が活躍をしておりますので、ご声援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

今後も「立命館の“いま”」をお届けしてまいります。引き続き、ご愛読くださいますようお願い申し上げます。

トルコ・シリア大地震に対して、総長メッセージを公開するとともに、立命館学園として以下の対応を決定しています。
1. 被災者支援活動団体への寄付
2. 立命館アジア太平洋大学が同大学校友会と取り組む募金活動について
3. 学生・生徒・自動・教職員等の支援活動への協力呼び掛け
4. 学術研究機関・教育機関にふさわしい取組み(学習会、研究会、シンポジウム等の開催)の実施
それぞれの詳細は以下からご確認いただき、ぜひ皆様のご協力ご支援をお願いできますと幸いです。
総長メッセージ≫

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館グッズ アルミボトル」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

【1】「いのち輝く未来社会を考える」企画へ 100人を超える参加学生が決定

立命館大学は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の事業展開を行う中島さちこ氏 (大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー)らと交流し、学生102人が万博に向けて主体的に企画立案する「学生参画支援プログラム」を、2月10日(金)から約2カ月間実施いたします。
参加学生は、約2カ月間をかけて、大阪・関西万博に関する基礎知識や取り組み、またチームで活動する上で重要なリーダーシップやコミュニケーションについて学んだ後、大阪・関西万博に向けた気運醸成企画を立案します。全6回の交流会・学習会では、中島さちこ氏との交流会、万博に向け活動する大阪大学学生団体との交流会、スポーツ健康科学部山浦一保教授による「チームの活動に必要なリーダーシップやコミュニケーションスキル」学習会などの実施を予定しています。
本学では2023年度以降、本プログラム参加学生を中心とした「大阪・関西万博」に向けた学生団体を立ち上げる予定です。

───────────────────────────────────────
【2】2022年度公認会計士試験(論文式試験)に立命館大学から54名が合格!

2022年度の公認会計士試験(論文式試験)の全国受験者数は4,067名、合格者数は1,456名でした。立命館大学の合格者数は54名(実務補習所入所者人数)で、慶應義塾大学三田会が2023年1月末に公表した「大学別合格者ランキング」では、全国ランキング5位(西日本では5年連続1位)の結果でした。
今後は、更に高いレベルの合格者輩出に向けて、エクステンションセンターとして取り組んできた「会計士の魅力」を広く認知してもらうためにセミナーや相談会を開催するとともに、モチベーションの維持強化サポートの充実を図りつつ、会計士校友会などとの「タテの繋がり」の強化に努めてまいります。
rclub/image2023022102 b_news02
(立命館大学エクステンションセンターHPより引用)
───────────────────────────────────────
【3】学生の活躍をご紹介!

<相撲部の柴田歩乃佳選手が西日本学生相撲連盟の「女子最優秀選手賞」を受賞>
1月21日(土)、大阪市内で行われた西日本学生相撲連盟「令和4年度定時総会」 で、体育会相撲部の柴田歩乃佳選手(経営学部2回生)が「女子最優秀選手賞」に選出されました。
柴田選手は、4月に開催された「第10回 国際女子相撲選抜堺大会」(軽量級)で優勝。5月の「第8回 全国女子相撲選抜ひめじ大会」(軽量級)と10月の「全日本女子相撲選手権」(軽量級)では準優勝、7月の「第13回全日本女子相撲岐阜大会」(軽量級)では第3位と個人戦で安定した好成績を収め、今回の受賞に至りました。
rclub/image2023022102 b_news03
<【2023大阪ハーフマラソン】飛田凜香選手が優勝 関西学生新記録を樹立>
1月29日(日)、「2023大阪ハーフマラソン」の「日本陸連登録の部」、同時開催の「第4回関西学生ハーフマラソン選手権大会」にて、女子陸上競技部の飛田凜香選手(スポーツ健康科学部4回生)が1時間10分10秒のタイムで優勝。関西学生新記録を樹立、学生歴代3位となる好記録を残しました。
飛田選手は、1回生から主力メンバ-として活躍し、3回生からは主将としてチームを牽引してきました。昨年行われた「全日本大学女子駅伝対校選手権大会」、「富士山女子駅伝」では両大会ともにエース区間を走り、持ち味である後半の粘り強い走りを武器に区間2位の好記録を残しています。
rclub/image2023022102 b_news04
<【キャンパスベンチャーグランプリ全国大会】森本陽加里さんのチーム「Focus on」が日刊工業新聞社賞を受賞>
2月3日(金)、東京・霞山会館で行われた「第19回キャンパスベンチャーグランプリ全国大会」で、森本陽加里さん(産業社会学部2回生)が代表を務めるチーム「Focus on」が日刊工業新聞社賞を受賞しました。
森本さんらが発表したプランは、発達障害児者支援アプリ「Focus on」。主に発達障害のある高校生を対象に、一人ひとりに合った支援を実現するために制作されたアプリです。
アプリは、疲労度の定量測定機能や自己支援記録機能が搭載され、本人が現在自覚している疲労や自身の特性を記入できる仕様になっています。その記入内容をもとに疲労度の分析が行われ、疲労度が一定の基準を超える場合、本人およびペアリングした支援者にアラートが通知されます。この仕組みによって、支援者の具体的な介入をサポートするだけでなく、本人が「頑張りすぎて、ポキっと折れてしまう」状態になってしまう前に、疲労を自覚して休むことができるように支援します。
本プランは、森本さんが高校生の頃から進めているビジネスプランで、「立命館大学Challenge奨学金」などを活用し、アプリの社会実装に向けて着実に準備を進めてきました。
rclub/image2023022102 b_news05
<「きぬがさ農園Kreis」が「第12回毎日地球未来賞 クボタ賞」を受賞>
立命館大学農業・園芸サークル「きぬがさ農園Kreis」が「第12回毎日地球未来賞 クボタ賞」を受賞しました。「毎日地球未来賞」は、毎日新聞社が主催し、21世紀の地球が直面する「食料」、「水」、「環境」の問題解決に取り組む団体・個人を顕彰する賞です。
「きぬがさ農園Kreis」は、衣笠キャンパスの体育館南西に位置する「きぬがさ農園」を拠点とし、キャンパスの落ち葉を使用した腐葉土づくりや、雨水を有効に活用するタンクの利用、無農薬野菜の地産地消を中心とした活動を行う学生団体です。今回、これまでのSDGsに関する取り組みが高く評価され、受賞に至りました。
rclub/image2023022102 b_news06
──────────────────────
その他学園ニュースはコチラ≫
──────────────────────

▼EVENT(公開講座など)▼

───────────────────────────────────────
【1】[@滋賀@京都@大阪] [対面開催][無料][要事前申込]
立命館科学技術振興会 2022年度 第2回 講演会「ダイバーシティ‐気づきのヒントはインプット」
[日 時] 3月2日(木)13:30~15:00
[場 所] 立命館大学びわこ・くさつキャンパス ローム記念館 5階 大講義室
[参加費] 無料
[問合せ] 立命館科学技術振興会 事務局 太田 aster@st.ritsumei.ac.jp
 詳細や参加申込はコチラ≫

───────────────────────────────────────
【2】[オンライン][無料][要事前申込]
立命館オンラインセミナー

「立命館オンラインセミナー」は、どこからでもアカデミックな講義を受講いただけます。「未知の世界を知りたい」「専門家やプロフェッショナルの知識に触れたい」など、皆様の学びのニーズにお応えする講義を展開します。※見逃し配信(期間中、いつでも何度でも視聴可能)に対応しています。

【SDGsを考える】

3月1日(水)19:00~20:30
東日本大震災からの復興とレジリエンスー災厄を生き抜く東北の「土地の力」に学ぶ
講師:村本邦子(立命館大学人間科学研究科 教授)
rclub/image2023022102c_event01
お申込みはコチラ≫

[受講料]無料
[定 員]1,000名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom) ※見逃し配信(ストリーミング配信)あり
<申込締切:各講義の2日前の23:59>

その他の立命館オンラインセミナーはコチラ≫

3月4日(土) 
 日々の暮らしに活かすスポーツ栄養学 海老久美子(立命館大学スポーツ健康科学部 教授)
3月14日(火) 
 戦争犯罪の悲しみを超える司法の力―国際刑事司法の発展と未来 越智萌(立命館大学国際関係学部 准教授)
3月15日(水) 
 とある漁師町の海洋学習-「環境教育」で中学生はどう変わったか? 桜井良(立命館大学政策科学部 准教授)
3月18日(土) 
 探究!電池の世界―エネルギーの化学史から電池の内部現象まで 折笠有基(立命館大学生命科学部 教授)

───────────────────────────────────────
【3】[オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座 3月度「人生100年時代のお金の話」

[日時・テーマ・講師]
3月4日(土)10:00~11:30
「相続と信託」
講師:岸本雄次郎(大阪経済大学客員教授)

3月25日(土)10:00~11:30
「丸山眞男とその母、加藤周一とその母」
講師:半田侑子(立命館大学加藤周一現代思想研究センター研究員)
劉争(関西国際大学講師)

[受講料]無料
[定 員]400名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

──────────────────────────
その他の公開講座はコチラ≫
──────────────────────────

▼輝く学生インタビュー▼

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  第207回 輝く学生インタビュー
     自身の経験から得た思いを発揮したウクライナ支援
          Student Charity for Ukraine 西村夏海さん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、Student Charity for Ukraineの西村夏海さん(国際関係学部1回生・京都府出身)です。西村さんは、ウクライナの人々へ日本から冬服を届けるボランティア活動を行なっています。活動のきっかけや、活動を通して気づいたことなどをお伺いしました。
rclub/image2023022102 d_int07
Q.「The Student Charity for Ukraine -冬服をウクライナに届けよう-」の活動について教えてください。
厳しい冬を迎えるウクライナ避難民の方々に対して、私たち学生にできることを考えて始めた防寒着を届けるボランティア活動です。小中高大などでの講演活動やHPなどを通して、防寒着を収集するとともに、それらを郵送するために街頭募金活動をしたり、寄付を募ったりしました。収集した冬服は現地ですぐに使用してもらえるように、汚れの確認やサイズの振り分けなどを行ない、12月にウクライナと接するポーランドの国境の町メディカに第一便を郵送しました。到着後は現地NPOを通して現地に届けており、立命館大学で回収した全ての冬服は、Myrhorod・Khersonというウクライナの都市へ届いています。活動の近況は以下URLからご確認いただけるので、是非お時間があればご確認ください。
https://studentcharityforukraine.wordpress.com/
 
Q.なぜウクライナへ冬服を届けようと思われたのでしょうか?
日本財団ボランティアセンタープログラム「The Volunteer Program for Ukraine」に参加し、ポーランドとオーストリアで2週間のボランティア活動を行なったのがきっかけです。現地に行ったのは10月でしたが日本の冬と同じくらいの寒さで、特に夜は寒かったのを覚えています。それにもかかわらず、ウクライナ避難民の方々は冬服をたくさん持ってくることができず、毎日同じ服を着ていました。また、物資も足りず、避難先の体育館は暖房が効いていない中、サンダルや底の取れた靴を履いている人もいました。そのような現状を見て、本格的な冬を迎えるまでに、避難センターにいる方々に対して少しでも平等に支援が行き渡るようにしなければならないと強く思いました。
rclub/image2023022102 d_int02 rclub/image2023022102 d_int03
Q.なぜ日本財団ボランティアセンターの活動に参加したんでしょうか?
私は受験で辛い思いをしました。その時に周りの方から温かい言葉をかけてもらったことで、心が救われた瞬間が何度もありました。友人だけではなく、高校時代に課外活動を通して数時間や数日関わっただけの、自分のことなど忘れているだろうと思っていた方々からも声をかけていただきました。予想もしていない方々からの励ましが凄く嬉しかったことを覚えています。この経験から、辛い経験をしているウクライナ避難民の方々が、遠く離れた日本という国から私たちが支援に駆けつけることで、「自分たちのことを世界の人が気にしている」ということを知り、それが心の支えになるのではないかと考えました。現地で活動をしている中で、ウクライナ避難民の方々と簡単なコミュニケーションも取ることができました。その光景を思い出すと、知識もなくウクライナ語を話せなくても、行った意味があったと確信しています。
rclub/image2023022102 d_int04
Q.冬服を届ける活動について教えてください。
11月にボランティアから日本に帰国し、1500着の冬服と送付のための費用としての100万円を集めることを目指し、講演活動などを行いました。冬が迫ってきていたので、時間との戦いだと思っていました。立命館大学では生活協同組合(以下、生協)の方に相談すると「是非やりましょう!」と回答があり、非常に好意的にそして積極的に関わってくださいました。生協の方はCOOP衣笠に回収BOXを置いてくださり、取引先の企業にも声をかけてくださいました。更に、大阪いばらきキャンパスにも冬服の回収BOXを設置してくださいました。その結果、全国で1500枚を目標としていたところ、衣笠キャンパスだけで約2000枚もの冬服が集まりました。ご協力いただいた方々からは、「何か行動を起こしたかったが、何をしたらいいか分からなかった。いい機会になった」と感謝の声もいただき、予想を大きく超える方々が、活動に共感し一緒にやろうと思ってくださったことが本当に嬉しかったです。
 
他に、大学関係では、国際関係学部の池田淑子先生には特にお世話になりました。周りの先生方にメールで活動の紹介をしてくださり、寄付も集めてくださいました。過去に海外へ物資を送ったご経験があったとのことで、輸送方法のアドバイスもくださいました。池田先生のお力添えが無ければ、現地への送付にもっと時間がかかってしまっていたと思うので、本当にありがたい存在でした。
 
Q.活動を通して感じたことや気づいたことがあれば教えてください。
現地に行き、現状を理解しているからこそできることもあると感じました。冬服を送る場合でも、必要とする方に渡す前に一枚一枚サイズや汚れ、形態など約40種類の項目に分けて整理する必要があります。現地のボランティアの方々の手間を少しでも取り除き、少しでも早く必要とする方に渡すことができる形で送付できたことは、自身が経験したからこそできた支援だと思います。
  
下宿している友人が、冬服を実家から十分に持ってきていないにも関わらず、BOXに冬服を入れてくれたことを聞きました。他にも多くの方々が冬服を提供してくださり、自分が寒い思いをする可能性があるにも関わらず、行動できる素敵な人が多数いることに気づけたことも、活動をしてよかったことの一つです。
rclub/image2023022102 d_int05 rclub/image2023022102 d_int06
Q.西村さんの活動の原動力を教えてください。
他の学生団体にも参加し様々な活動をしています。これらの活動で一貫していることは、自分自身が純粋に楽しんでいるということです。活動を通して、新しい出会いや学びがあり、実際に経験をしないと気づけないことがたくさんあり、それを楽しいと感じています。また、今回のように人との出会いが更に新しい機会や活動の場を得ることにつながりっていくことも自分にとっては大変魅力的です。大学生活の間にもう一つは何か大きなことに楽しみながら挑戦できればと考えています。

~~~
取材を通して、楽しみながら自身の経験を糧に、今回の活動など様々な物事に取り組んでいる様子が伝わってきました。来年には1年間の留学を予定されており、更なる挑戦を続けている姿勢は、見習わなければならないと感じました。3年後にまた取材できるのを楽しみにしています!

▼編集後記▼

今回は、立命館生活協同組合(以下、立命館生協)風折昌樹 専務理事(理工学部1996年卒・香川県出身)および篠原紀子 ブックセンターふらっと店長をご紹介します。お二人は長きに渡り立命館生協を支えておられ、「輝く学生インタビュ―」でご紹介した「Student Charity for Ukraine」においても衣笠キャンパスでの冬服回収やトークイベントを進められていました。これまで取り組まれてきたことと今後の立命館生協で取り組まれたいことなどをお伺いしました。
rclub/image2023022102 f_kouki01
Q.ご経歴と担当業務について教えてください。
(風折専務)
立命館大学出身で、在学中には生協学生委員を務めていました。そこから生協の仕事を長年担っており、立命館大学は勿論APUや他大学でも生協に関わってきました。

今は専務理事として衣笠キャンパスとBKC、OICを行き来しながら、店長、スタッフそして生協学生委員とコミュニケーションを取っています。その中で、立命館大学や社会をより良いものにするためのアイデアを取りまとめ、実現する方法を日々検討しています。また、単なる活動で終わることなく社会貢献に繋がることを意識しています。

アイデアは、大きく分けて3つのパターンから提案されます。1つ目は、今回のウクライナへの支援や少し前ではヴィーガンを広めるための活動など、学生個人が実現したいと考える具体的な企画。2つ目は、学部のゼミ活動を通して学んだことを実行するための具体的な企画。3つ目は、具体的には決まっていないが、漠然と何かを実現したいという相談から始まるものです。それらに対して、時間はかかりますが深く会話をしながら、提案者や立命館生協、利用する方々を含めた社会全員が幸せになる形を追求しています。全ての企画が形になるわけではありませんが、検討を含めたプロセスも学生の「学びと成長」に繋がると考えています。

(篠原店長)
30年以上立命館生協で働いています。過去にCDコーナーを担当していた頃、現在バンド活動をしている「くるり」から、在学中にCD販売をしたいと要望があり、販売とともに生協のお店でライブをしてもらったことがありました。そのことを彼らが覚えてくれていて、2016年に来学した際に訪ねてくれたのがとても嬉しかったです。彼らだけに関わらず、卒業した学生が思い出とともに大学に来たついでに生協を訪ねてくれることがあり、とても嬉しく思います。

今は、教科書をはじめ、学生さんが求める本の販売をお店のスタッフとともにしながら、各種イベントの企画をしています。先生方が出版された本を紹介していただくトークイベントや、関連本ブックフェアを実施しています。最近では、教養教育で実施されている「みらいゼミ」の副読本として発行された「自由に生きるための知性とはなにか―リベラルアーツで未来をひらく」のブックフェアを実施していました。この本のトークベントを5月18日に対面×オンラインで実施する予定で、保護者やOB・OGの方にも参加してもらえるように検討しています。
rclub/image2023022102 f_kouki04
Q.「Student Charity for Ukraine」への関わり方について教えてください。
(風折専務)
最初、学生からは「段ボールを一つ置かせて欲しい」と依頼がありました。しかし、話す中で冬服は集まれば集まるほどよいと考えている事が分かったので、コープきぬがささんとの連携を提案しました。凄くキラキラした目で学生から「是非!挨拶にも行きます!」と反応があったので連絡を取り両者を繋ぎました。結果、どうしても学生の寄付からは集まりにくい毛布なども回収できたので連携して良かったと思います。ほかには、立命館生協のFacebookにも活動を掲載し、校友からも一定のご寄付をいただけました。

また、現地にボランティア活動に行ったと聞いたので、トークイベントを提案し実施に向けて調整を進めていきました。

(篠原店長)
専務からの提案を受け、学生と連携しウクライナからの避難学生を呼びトークイベントを実施しました。しかし、学生の連絡から、冬服の回収を始めるまでの非常に短い期間での実施を予定したため、時間がなく十分な広報などができませんでした。満足のいく内容のイベントにできなかったことを後悔しています。ただ、学生から結果報告会を実施したいと聞いているので、その際にはしっかりと広報をした上で実施したいと考えています。

立命館生協とは直接関係ありませんが、あるNPO法人の方に学生の取組を話したところ、興味をもっていただき2月にトークイベントを実施することになりました。対象は学童保育の中学生で、1時間半かけてウクライナから来ている学生の声などを伝えることができ大変好評でした。

Q.学生と接する際に大事にしていること、これから取り組まれたいことを教えてください。
(風折専務)
学生の「学びと成長」に繋げるために、まずは学生自身に考えてもらうことを大事にしています。いじわるかもしれませんが、例えば冬服の回収の際に1箱分の回収を目指すとしていたところを5箱にするように、目標のハードルを少しだけでも高く設定するように導くことも意識しています。それが学生にとってより大きな達成感に繋がり、最後に大学や社会の役に立ったことを一緒に喜べたらいいと思っています。

これからの立命館生協では、学生と立命館生協の関係者が良い関係性を築けるように取り組んでいきたいと考えています。きっちりした接客が前提ですが、食堂のスタッフが学生に対して「ちゃんと食べや!」と声をかけたりする、会話のできるキャンパスになると、学生が大学に来ることをより楽しく感じるようになるのではないかと思います。

立命館生協を通して、学生は色々なことが実現でき成長できます。「立命館生協 2030 Goals」で未来へ向けての新たな運動方針を示したように、より一層「学び」と「成長」の場になるようになること、また学生が気楽に相談に来れるような場づくりに邁進していきます。
rclub/image2023022102 f_kouki02
(篠原店長)
立命館大学の学生が主張したいことや、実現したいことを最大限引き出し、それをブックセンターの中で表現してもらうことを大事にしています。学生は本当に賢く、私たちが考えもしなかった提案をしたり、一度目に上手く出来なかったことが、数をこなすことですぐに出来るようになったりします。そういった成功体験を得るためにも、もっとブックセンターを活用してもらいたいと思っています。週替わりや月替わりでお昼休みにイベントを実施するなど、学生が主体となってクラブやサークルの表現の場になっていけばと考えています。

他には、ヤングケアラーや貧困、障害などで辛い思いをしている学生がいます。また、そういった状態が当たり前になっていて、自分自身で気づけていない学生がいます。心の奥底にある思いを、雑談を通して汲み取り、寄り添えるような場所づくりに取り組んでいきたいと考えています。
rclub/image2023022102 f_kouki03
~~~
立命館生協は大学に来ると必ず訪れる場所だと思います。そこで、学生と共に学びながら、学生の「学びと成長」を考え、それが立命館大学や社会へどのように貢献するのかという視点で物事を考えていらっしゃる姿勢が職員として勉強になりました。
(立命館CLUB事務局)

▼第241号読者プレゼント▼

今回は、「立命館グッズ アルミボトル」3名様にプレゼントします。
rclub/image2023022102 e_present01
プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:3/27(月)>

【パソコンの方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第240号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。240号の読者プレゼント(立命館グッズ アルミボールペン エンジ・シルバーのセット)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・K.Kさん(広島県)・ひかるさん(東京都)・T.N(埼玉県)

次回のご応募もお待ちしています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回の配信は第5金曜日の3月31日(金)です。お楽しみに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆バックナンバー
https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
◆立命館CLUBホームページ
https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/
◆立命館大学ホームページ
https://www.ritsumei.ac.jp/
◆配信先の変更・解除
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-meljr-a849c83c0a4b477a2a6d631dde627b2
[注意]
※リンク先は、時間の経過と共に変更・消去されることがあります。
 ご了承ください。
※メールマガジンを転載、その他の利用によって生じる事象につい
 て、立命館大学では一切の責任を持ちません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 発行:立命館大学立命館CLUB事務局
■■ 〒604-8520京都市中京区西ノ京朱雀町1番地
■■ TEL:075-813-8118
■■ FAX:075-813-8119
■■ ご意見、お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。
■■ メール rclub@st.ritsumei.ac.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━