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立命館CLUB 【VOL.240】

立命館CLUB【VOL.240】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

2023年、初の配信です。いかがお過ごしでしたでしょうか。立命館CLUBは、今年も 「立命館の“いま”」をお届けしてまいります。引き続き、ご愛読くださいますようお願い申し上げます。

嬉しいニュースが届きました!
1月19日(木)、「第168回直木三十五賞」の選考委員会が開催され、千早茜さん(文学部2003年卒)の『しろがねの葉』(新潮社、2022年)が選ばれました。おめでとうございます!
千早さんは、2008年「魚神(いおがみ)」で第21回小説すばる新人賞を受賞し、小説家としてデビュー。『あとかた』(新潮社、2013年)、『男ともだち』(文藝春秋、2014年)がそれぞれ150回、151回直木賞候補にノミネートされ、今回3度目の候補作で受賞を果たしました。
受賞作は、戦国末期のシルバーラッシュに沸く石見銀山を舞台に、過酷な環境のなか、運命に抗い生きた少女ウメの生涯を描いた作品です。今回の受賞を機に、千早さんのさらなる活躍が期待されます。
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2022年12月24日(土)放送の「青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ2022冬」(以下、ハモネプ)に立命館大学アカペラサークルSong-genics所属の「バリバリ」が出場、見事優勝を果たしました。
楽器を使わず“声”だけでハーモニーを奏でる“アカペラ”。「バリバリ」は、全国183組のなかから学生日本一に輝きました。
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今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館グッズ アルミボールペン エンジ・シルバーのセット」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】学校法人立命館感謝状贈呈式および称号授与式を開催

ホテルグランヴィア京都にて、12月15日(木)に「学校法人立命館感謝状贈呈式」、12月20日(火)に「学校法人立命館称号授与式」を開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大により3年ぶりの開催となった今回は、学園に一定額以上のご寄付をいただいた20法人・3団体の37名が「感謝状贈呈式」、35名(同行者7名を含む)が「称号授与式」にご出席くださいました。
式典では、学校法人立命館理事長・森島朋三が学園を代表して挨拶、ご支援に対する感謝の意を伝えるとともに学園の取り組みと今後の展望について語りました。また、理事長・森島朋三から感謝状の贈呈と称号記の授与を行ないました。
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「感謝状贈呈式」では、大萩康喜さん(立命館大学法学部2010年卒)による尺八演奏、余剰野菜を活用した絵の具の製造・販売・ワークショップの運営などを行なう合同会社ラピスプライベート代表・山内瑠華さん(国際関係学部4回生)が活動を紹介しました。
「称号授与式」では、伝宝結希さん(立命館宇治高等学校2年生)によるハープ演奏、防寒着をウクライナ国内の避難民へ届けるボランティア活動「The Student Charity for Ukraine ─冬服をウクライナに届けよう─」に取り組む西村夏海さん(国際関係学部1回生)が活動紹介を行ないました。
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【2】「2022年度国家公務員難関試験合格者・内定者激励会」を開催

1月9日(月・祝)、朱雀キャンパスにて「2022年度国家公務員難関試験合格者・内定者激励会」を開催しました。
激励会には、「国家公務員総合職」「外務省専門職」「裁判所職員総合職」「参議院事務局職員総合職」の採用試験最終合格者および内定者延べ60名のうち38名が出席、立命館大学を卒業された現役官僚の方たちのご臨席のもとで学園関係者の激励を受けました。
法文系合格者を代表して藤原凌成さん(経済学部4回生)、技術系合格者を代表して五十嵐悠さん(理工学部4回生)が挨拶、立命館大学での学びの振り返りや教員の方々への謝意、今後の抱負などについて述べられました。
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【3】学生の活躍をご紹介!

<バトントワリング部が全国大会連覇 主要大会で3冠を達成>
2022年12月10日(土)~11日(日)、千葉県・幕張メッセで「第50回バトントワーリング全国大会」が開催され、立命館大学バトントワリング部が学校部門・大学バトン編成で最優秀賞を獲得、大会連覇を成し遂げました。
今大会の優勝により、バトントワリング部は「第30回バトントワーリング京都府大会」「第44回バトントワーリング関西大会」と合わせて主要大会での三冠を達成。大舞台でチームワークを発揮し、見事な成績を残しました。
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<オートバイレーサーの埜口遥希選手(産業社会学部3回生)が「2022 FIM Asia Road Racing Championship」年間ランキング2位に>
2022年3月に開幕したオートバイの国際ロードレース選手権「2022 FIM Asia Road Racing Championship(以下、アジア・ロードレース選手権)」ASB1000クラスにて、埜口遥希さんが年間ランキングで2位の成績を収めました。
「アジア・ロードレース選手権」は、世界へのステップアップを目指すライダーの育成やアジア全域のモータースポーツの発展を担う国際ロードレース選手権です。今年度は全5戦10レースが開催されました。怪我のため最終戦・第5戦を欠場した影響もあり、惜しくも優勝を逃した埜口選手。次年度も「アジア・ロードレース選手権」ASB1000クラスに参戦することが決定しました。2年目となるシーズンでは、さらなる活躍が期待されます。
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<パラ・パワーリフティングの森崎可林選手(法学部2回生)が「Fazza 12th Dubai 2022 Para Powerlifting World Cup」で3位入賞>
2022年12月15日(木)~18(日)、ドバイ首長国で開催された「Fazza 12th Dubai 2022 Para Powerlifting World Cup」女子73kg級の部で、森﨑可林選手(法学部2回生)が70kgを挙げて3位入賞、ネクストジェネレーション部門(18~20歳)では見事1位に輝きました。
2024年のパリパラリンピック出場を目指す森﨑選手への応援、よろしくお願いします。
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【4】立命館中学校でRARA若手研究者による企画「中学生に語る 研究の魅力」を実施

2022年12月20日(火)、立命館中学校にて、RARA若手研究者による企画「中学生に語る 研究の魅力」を実施しました。
2021年6月、立命館大学は社会共生価値を創造する次世代研究大学を目指し、本学の研究を牽引する中核研究者や大学院生で構成されるアカデミー「RARA(Ritsumeikan Advanced Research Academy/立命館先進研究アカデミー)」を始動しました。また、立命館中学校・高等学校では「探究力の育成」を目指し、高校では本格的な「課題研究」の授業が始まります。そこで、本企画は、高校進学を控えた中学校3年生を対象に、若手研究者から研究の魅力を伝え、これからの学びや探究への興味関心を高めてもらうことを目的に開催しました。
若手研究者からの発表後、生徒たちからはさまざまな質問があがり、個別で質問に訪れる様子も見受けられました。「明らかにしたい問いにまっすぐに向き合う姿に憧れた」「自分たちが今学んでいることが、研究の基礎になることが分かった」といった声もあがり、研究の面白さに触れる機会となりました。
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][無料][要事前申込]
立命館オンラインセミナー

「立命館オンラインセミナー」は、どこからでもアカデミックな講義を受講いただけます。「未知の世界を知りたい」「専門家やプロフェッショナルの知識に触れたい」など、皆様の学びのニーズにお応えする講義を展開します。※見逃し配信(期間中、いつでも何度でも視聴可能)に対応しています。

【リスキリング&ナレッジ講座】

2月2日(木)、2月16日(木)、3月2日(木)、3月16日(木) 18:00~20:00
「『おいしさ』の心理学-食から考える消費者インサイト」
講師:和田有史(立命館大学食マネジメント学部教授)
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お申込みはコチラ≫

【SDGsを考える】

2月15日(水)19:00~20:30
「VR×教育で学びが変わる!?-導入事例から考える教育的価値と効果」
講師:野原博人(立命館大学産業社会学部教授)
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お申込みはコチラ≫

[受講料]無料
[定 員]1,000名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom) ※見逃し配信(ストリーミング配信)あり
<申込締切:各講義の2日前の23:59>

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【2】[オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座 3月度「人生100年時代のお金の話」


[日時・テーマ・講師]
3月4日(土)10:00~11:30
「相続と信託」
講師:岸本雄次郎(大阪経済大学客員教授)

3月25日(土)10:00~11:30
「丸山眞男とその母、加藤周一とその母」
講師:半田侑子(立命館大学加藤周一現代思想研究センター研究員)
劉争(関西国際大学講師)

[受講料]無料
[定 員]400名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@京都][有料][申込不要]
立命館大学交響楽団「フェアウェルコンサート2023」


[日 時]2月23日(木・祝)13:00開場 14:00開演
[場 所]宇治文化センター 大ホール(京都府宇治市折居台1丁目1番地)
[入場料]前売700円 当日1,000円(全席自由)
     ※交響楽団HP・立命館大学生協・宇治市文化センターチケットカウンター・
      チケットぴあ・ローソンチケットにてお買い求めください。

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詳細はコチラ≫

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▼輝く学生インタビュー▼

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  第206回 輝く学生インタビュー
         4年間の経験を活かして臨んだ「りつくり」
              学友会クリスマス企画実行委員長 大道寺諒さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、2022年12月25日(日)に衣笠キャンパスで実施された「りつくり2022~光のサンタと氷の時計台~(以下、「りつくり」)」において、企画運営など中心的な役割を担われた大道寺諒さん(文学部4回生・岡山県出身)です。「りつくり」の運営および大学4年間での経験、これからの目標についてお伺いしました。
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Q.「りつくり」について教えてください。

「りつくり」は、衣笠キャンパスにおいて学生・教職員・地域の方々の交流促進を目指して、学友会が2022年に初めて企画したイベントです。学友会*内に新しく発足した戦略・企画室が中心となり、ウォークラリー企画や脱出ゲームなどの体験企画、立命館大学モダンジャズバレエ部などがパフォーマンスを行ったステージ企画などを実施しました。また、キッチンカーにも来てもらい来場者が食事をとれる場所も準備しました。イベントのクライマックスには、株式会社ネイキッドが実施する次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環としてプロジェクションマッピング企画を実施しました。
*学友会:立命館大学のすべての学生が加盟し、学生による学生のための活動を行なう、学生自治組織です。
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Q.どのような経緯で「りつくり」の運営に関わり始めたのでしょうか?
私は2021年の12月までは、立命館大学放送局(以下、RBC)に所属していました。RBCでは局長を務めていたので、学友会の「中央パート*」の方々ともつながりがあり、「2022年の12月に衣笠キャンパスでイベントを実施するので一緒にしないか」と声をかけていただき、そこから学友会活動に参加することになりました。RBCの活動などを通して、「びわこ・くさつキャンパスや大阪いばらきキャンパスでは地域の方々を対象としたイベントが行なわれているのに衣笠キャンパスには何故ないのか」と思っていました。そこで、衣笠キャンパスを盛り上げるとともに、地域の方々との“つながり”を生み出すためのイベント実施を決めました。
*中央パート:学友会の最高意思決定機関である「中央委員会」をする構成パートの総称。

Q.「りつくり」当日までどのように準備を進めたのでしょうか?

戦略・企画室のメンバーや大学の教職員、地域の方々と連携し企画の調整や広報を行ないました。なかでも印象的に残っていることは、衣笠小学校のPTAの方から「新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の影響で多くのイベントが中止となり、子どもが外出する機会が減っている。感染症対策が取られていて、防犯面でも安心できる大学でイベントがあれば参加したい。ぜひ開催してほしい。」と伺ったことです。地域の方々とりわけ子どもたちを対象としたイベントを大学が実施する意義を知り、必要性に気づくことができました。地域の方々には各企画に対してご意見をいただいたり、チラシを配ってもらったりと前向きに関わっていただけました。
体験企画は、クリスマスという特別な日に実施するイベントということもあり、普段の生活では経験できないような体験をしてもらいたいと考えました。「子どもたちに非日常的な体験をしてもらう」というテーマを設定し、企画担当者が内容を検討したり、関わってくださった団体・個人の方々から提案いただいたりして決めていきました。
プロジェクションマッピング企画では、株式会社ネイキッドと映像学部の学生が中心となって、「存心館」の時計台にプロジェクションマッピングを投影できるよう準備を進めました。
今年は学友会内で企画の枠組みを決めてから地域の方々に企画参加の案内を行ないましたが、来年は、地域の方々と話し合いながら、一緒に企画を練っていくことができれば、より交流を深められると思いました。

Q.当日はどうでしたか?

初開催のイベントであったことに加えて、イベント当日に全国高等学校駅伝競走大会が開催されていたので、「人が来ないのではないか」と不安でした。しかし、イベントを開始した正午以降は、コロナ対策のために予約制にしていた屋内企画の予約が埋まり、プロジェクションマッピング企画の時間帯には想定を超える2,000名以上の方がお越しになりました。当日は100名ほどのスタッフがいましたが、それでも足りないと思うほどでした。
家族連れで来場する方々も多く、子どもたちが楽しそうに遊んでいる様子を見ることができました。「衣笠キャンパスにこんなに家族連れがいて楽しんでいるのは新鮮でいい」とコメントを貰ったりもして、目的としていた地域の方々との交流を実現できたと感じました。
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提供:株式会社ネイキッド(NAKED, INC.)

Q.「りつくり」実施にあたり、工夫したことはありますか?
一緒に運営するメンバーとのコミュニケーションの取り方です。RBCにおける活動の経験から、コミュニケーションの取り方一つで、作業効率や成果に大きな差が出るということことを知っていましたが、今回あらためてそのことを実感しました。戦略・企画室は自分一人が4回生で、3回生が2名、他は1・2回生と低回生が中心ということもあったので、同じ目線に立ち、決して上からの指示にならないように気を付けました。そして全ての指示を出すのではなくメンバー一人一人が自発的に考えてくれるように声掛けをするようにしました。一方で、「このイベントを何としてでも成功させたい」という意気込みが伝わるように、自らの一所懸命に取り組む姿勢を見せるように努めました。
結果、これまで経験がないほど後輩たちがついてきてくれたというか、むしろ随所で助けられ、全員がまとまりながら準備・運営することができました。大きな達成感を得ることができました。

Q.「りつくり」で印象に残っているシーンはありますか?

プロジェクションマッピングを見た方々から「すごい」「きれい」といった声がいたるところから聞こえてきました。自然とこぼれ出た感情に触れ印象的でした。全体を通して一番印象に残っているのは、事前準備を進める中で作業場に行けば必ず誰かメンバーがいて、ワイワイと話しながら作業できたことです。この3年間コロナの影響で多くの活動が制限されたため、入学時に思っていたほど人と関わりながら物事を進めることができず、大学生活は不完全燃焼の状態でした。しかし、「りつくり」を準備・運営する中で他の学生と交流を深められ、大きな充実感を得ることができました。
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Q.4年間立命館で過ごしてどうでしたか?
実は、大学受験が上手くいきませんでした。悔しい経験をしたため、「4年間誰よりも頑張ろう」と心に決め過ごしてきました。そして、高校までは水泳しかやってこなかった自分が、RBCの活動を通して動画編集を学び、人に教えられるようになったり、「りつくり」のような大きなイベントを企画・運営できるようになったりもしました。卒業する時に、自分が納得・満足のいく学生生活になればいいなと思っていましたが、「りつくり」で4年間の活動経験を存分に活かし、一番の成果を出せたことで、その思いは達成できたと確信しています。
立命館大学は、頑張ろうとする人、何かに挑戦する人に対してのサポートがとても充実していました。ですから「自分のやりたいことは何か」を考え、積極的に行動することで、自分の幸せにどんどん近づいていくことができる大学だと実感しました。

Q.今後の大道寺さんの夢や目標はありますか?
社会で活躍するためにはスキルが必要だと考え、2回生の頃から公認会計士を目指して勉強に取り組んできました。最近は一日約10時間勉強しています。試験に合格し働き始めた際には、もちろん全力で仕事に取り組みます。ただ、それだけではなく公認会計士の業務内容が広く知られるように、業界がより魅力的に見えるような広報活動も行ないたいと考えています。最終的には、日本や社会を盛り上げていけるような人になりたいと思っています。また、成果を出すためには人よりも努力し、しっかりと準備を進めることが必要であるということ、そしてそれにより自信をもって行動できることを、大学生活を通して学んだので、努力を続けていきたいと思います。
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コロナの影響で活動が制限され、やりたいことが満足にできない中でも、前向きにとらえながら様々なことに挑戦し、成長することができた様子が取材をする中で伝わってきました。4年間を振り替えって、充実していたとおっしゃっていたのが職員として嬉しくもあり、印象的でした。公認会計士に挑戦される大道寺さんを心から応援しています。


▼編集後記▼

今回は、立命館大学職員の加藤慶彦さん(スポーツ健康科学部2017年卒・北海道出身)をご紹介します。加藤さんは立命館慶祥高校出身で、学生時代には体育会陸上部でハードル競技に取り組まれていました。現在は、学生オフィスで学友会・自治会などを担当されています。学生インタビューでご紹介した「りつくり」においても、学生とともに企画実施に向けて各種調整などを担われていました。業務の魅力や「りつくり」を通して感じたことなどについてお話をお伺いしました。
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進学先の高校選択に悩んでいるときに、立命館慶祥高校陸上部の日裏徹也先生(陸上部監督)と出会ったことが、立命館にルーツを持ったきっかけです。日裏先生の元で、インターハイ優勝を目標に陸上競技に取り組みながら、勉強も頑張っていきたいと強く思い入学に至りました。入学後は、どうすればタイムを縮めることができるのかを考え、陸上競技に関連するトレーニング法の論文を読むことから、勉強の楽しさを学びました。その後、学びを深めたいとの思いからスポーツ健康科学部に進学しました。大学時代も陸上競技を続けながら、世界中で有名なタバタトレーニングを考案した田畑泉先生ゼミに所属し、より専門的な学びを深めました。
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大学入学時には、将来教育へ携わりたいと思い、中高の教師になることを考えていました。しかし、体育会陸上部での活動や附属校の生徒・保護者を対象にキャンパスを案内し「立命館大学で学ぶ魅力」や「学生生活」を紹介する「附属校キャンパスナビゲーター」の活動を通して、大学職員と多く接する機会がありました。これらを通して、様々な角度から教育に携わることができる大学職員という仕事に魅力を感じ、就職先として立命館を選びました。
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日裏先生との出会いがなければ、立命館と接点を持つことはなかったと思います。大学職員になることもなかったと思うと、私の人生を立命館に導いてくださったキーパーソンです。

現在は、学生オフィスにて勤務しており、学友会・院生協議会連合会活動の支援をメインとしながら、課外自主活動団体の支援などを担当しています。学生・院生の皆さんと日常的に接してコミュニケーションをとるなかで、あれをやりたい!こうしてほしい!といった直接的な内容だけでなく、なぜそのような考えなのかといった、本質を理解しながら、共に考えながら日々業務にあたっています。こういった関わりのなかで、学生・院生の皆さんの思いや考えを理解し「学園ビジョンR2030(以下、R2030)」と整合させながら、よりよい学園を創っていけるよう日々精進しています。

「りつくり」は、学友会から「地域の方々や教職員との繋がりを作るために、新たな取り組みをしたい」と相談されたことから始まりました。この相談をきっかけに企画内容を具体化し、クリスマスに企画を実施することを決めました。また、「R2030グラスルーツ実践支援制度」も活用しながら検討を進めました。この過程においては、学生オフィスだけではなく学内の他部署の職員や地域住民の方々、企業とも連携をして取り組みました。
今回のイベントを通して、支援する側(教職員)と支援される側(学生)という関係性ではなく、教職員と学生が協働し探究をしながら企画を作り上げるといった、新たな関係性に転換するきっかけになったと思います。
R2030グラスルーツ実践支援制度:教職員による現場での草の根(グラスルーツ)的な取組を励まし、具体的な実践を支援する制度。

大学職員という職業は「りつくり」のようなイベントを通して、学生・院生の皆さんが成長する様子を直接見て肌で感じられます。また、学生の皆さんが学生時代にしかできないことを実現するためのサポートをするなかで、同じ目線に立ちワクワクしながら一緒に考えられることが魅力だと思います。

業務を進めるうえで、学生・院生の皆さんがどのようなことを考えているのか、直接話しコミュニケーションを取るなかで、その背景には何があるのか深掘りをしながら、解決策を探していくことを大切にしています。
学生・院生の皆さんの学びや経験がより深く・広くそして満足できるものになるよう、私自身も学び研鑽に励みながら貢献していきたいと思います。

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大学職員として働く魅力を日々感じられながら、業務を進めている加藤さん。「大学の学校化」が言われている中、教職員と学生や院生さんのお互いが学びあう、次の関係性の在り方を検討されている姿が印象的でした。
(立命館CLUB事務局)

▼第240号読者プレゼント▼

今回は、「立命館グッズ アルミボールペン エンジ・シルバーのセット」3名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:2/20(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】


 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第239号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。239号の読者プレゼント(立命館オリジナル ブランケット)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・K.H.さん(富山県)・モコさん(秋田県)・ジョーさん(佐賀県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回の配信は第4金曜日の2月24日(金)です。お楽しみに。
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