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立命館CLUB 【VOL.66】

立命館CLUB 【VOL.66】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.66━━━━
■□■ 2015.2.13  立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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 立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

 1月23日(金)、毎日新聞大阪本社にて「第87回選抜高校野球大会」の出場校を決める
 選考委員会が開かれ、立命館宇治高等学校硬式野球部の出場が決定しました!同校の甲
 子園出場は2010年以来、5年ぶり3度目となります。
  
 (写真左)出場決定の電話を受けるフォックス校長
 (写真右)校長から野球部員へ出場決定が伝えられた


 今年度は立命館宇治高等学校創立20周年、前身の旧宇治高等学校創立50周年という節目
 の年を迎えました。記念すべき年の春センバツ出場決定に、高校・学園は歓喜の声にあ
 ふれています。
 なお、組み合わせ抽選会は3月13日(金)に行われ、大会は3月21日(土・祝)から12日
 間にわたり甲子園球場で開催されます。皆様、熱いご声援をよろしくお願いします。
  
 (写真左)センバツ出場決定の知らせを受け、歓喜の声を上げる選手たち
 (写真右)校舎を背景とした集合写真


 また、1月22日(木)に米コロラド州アスペンで開催された、スキーなどの競技を独自の
 のルールで実施する「冬季Xゲーム」において、平岡卓さん(スポーツ健康科学部1回生)
 
男子スノーボード スーパーパイプ銀メダルを獲得しました。当大会はオリンピック
 のメダリストが集結する“真の世界一決定戦”とも言われています。Xゲームにおいて自身
 初の表彰台となった平岡さんは「自分のやりたい滑りが出来て嬉しい。2位になれて最高
 です!」と喜びを語りました。
  
 (写真左)平岡卓さん(写真は立命館大学入学式出席時のもの)
 (写真右)BeyondBordersポスターのモデルとなった平岡さん


 それでは、今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。
 読者プレゼントは「立命館チョコレート&ウェットティッシュ」です。
 
 応募方法は最後にお知らせします。お見逃しなく。
 それでは最後までお楽しみください。

▼学園ニュース▼

【1】Jリーグ・立命館 プロスポーツ界の将来を担う人材育成講座を5月に開講

 学校法人立命館と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は、Jリーグひいて
 はプロスポーツクラブ経営などに携わる人材育成を目的とした「Jリーグ・立命館『JHC
 教育・研修コース』立命館マネジメント講座(基礎)」を今年5月に開講します。
 1月30日(金)、東京都内のJFA(日本サッカー協会)ハウスにて村井満・Jリーグチェ
 アマンと長田豊臣・学校法人立命館理事長が記者会見を行いました。
  
 (写真左)村井満・Jリーグチェアマン(左)と長田豊臣・学校法人立命館理事長(右)
 (写真右)会見の様子(JFAハウスにて)

 この講座は、Jリーグの人材育成構想「Jリーグ・ヒューマンキャピタル(JHC)」と立
 命館大学が重要課題に据える「社会人教育プログラムの更なる充実」に基づくものです。
 当講座は最長2年で、定員は50名。受講生は1年次に「ビジネススクール科目」「スポー
 ツビジネス科目」「Jリーグ・Jクラブ科目」の3つの科目群から学ぶ「立命館マネジメ
 ント講座(基礎)」を東京で履修します。2年次は希望者から選抜し、Jリーグと有期雇
 用契約を締結のうえ、Jリーグ・Jクラブで「Jリーグ研修(実践)」を行います。
  
 2月14日(土)には、JFAハウスにて講座説明会を行います。スポーツ界の未来を担う、
 皆様のエントリーをお待ちしています。講座説明会のお申し込み、講座の詳細につきま
 しては当講座の特設サイトをご覧ください。
   
 特設サイトはコチラをクリック≫

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【2】石川県と就職支援に関する協定を締結

 1月30日(金)、立命館大学は石川県と「就職支援に関する協定」を締結しました。
 この協定により石川県で就職を希望する学生に対し、県主催の就職説明会や独自の学内
 就職セミナーなど、U・Iターン就職支援・促進に向けた取り組みを県と連携して行いま
 す。なお、本学と都道府県との就職支援に関する協定締結は、今回で10件目です。

 協定締結式には、谷本正憲・石川県知事と吉田美喜夫・立命館大学学長が出席し、固い
 握手のもと協定を締結。また同日、東海大学・龍谷大学と石川県の就職協定締結も行わ
 れました。谷本知事は「この取り組みをモデルケースとして他大学にも広げ、石川県の
 地方創生に役立てていきたい」と意気込みを語りました。
  
 (写真左)協定書に調印する吉田美喜夫・立命館大学学長(左)と谷本正憲・石川県知事(右)
 (写真右)調印後の記念写真


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【3】サイバー捜査力向上へ 情報理工学部が京都府警察と連携・協力を開始

 2月3日(火)、情報理工学部と京都府警察は「サイバーセキュリティ分野を中心とした
 ICT人材の育成カリキュラムを共同開発するための連携・協力」についての共同記者会
 見を実施しました。

 日々高度化するサイバー犯罪や攻撃に対し、捜査能力とICT(情報通信技術)の両面を
 兼ね備えた警察官の育成に取り組みます。なお、教育・研究機関と警察による人材育成
 に関わる連携は、全国初の試みです。
 今後、情報理工学部では捜査員の育成カリキュラムの構築など、京都府警察におけるICT
 人材育成に協力していきます。大学にとっても、ますますニーズの高まるセキュリティ
 分野の教育・研究の発展につながることが期待されます。
  
 (写真左)かたい握手を交わす小林文彦・京都市警察部長(左)と仲谷善雄・情報理工学部長(右)
 (写真右)仲谷情報理工学部長による会見の様子


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【4】産学農で「白雪 純米大吟醸 与謝野機神」を共同開発 好評発売中!

 立命館大学・京都府与謝野町・小西酒造株式会社は、「白雪 純米大吟醸 与謝野機神720
 ml瓶詰」を共同開発し、与謝野町役場 加悦庁舎にて研究成果の報告と商品発表を行いま
 した。これは2013年に発売された“勝馬米”に続く第2弾です。

 今回の取り組みは、生産・加工・販売を一体化し、農業を成長産業へ転換する「6次産
 業化」へ向け、生命科学部の久保幹教授のSOFIX技術を活用した「産学農連携」です。
 商品発表会で山添藤真・与謝野町長は「今回の取り組みをきっかけに新規就農を促進し、
 農業の発展に寄与したい」と挨拶されました。

 商品は2月6日(金)から限定1,500本で出荷され、イオン草津店・イオン茨木店・イオ
 ン伊丹店・小西酒造株式会社白雪長寿蔵ショップ(兵庫県伊丹市)などで販売されてい
 ます。

 与謝野町HPはコチラをクリック≫
 
 小西酒造HPはコチラをクリック≫

  
 (写真左)左から久保幹・生命科学部教授、山添藤真・与謝野町長、辻巌・小西酒造株式会社 
      執行役員 マーケティング部部長兼クラフトビール事業部部長 
 (写真右)2013年発売の第1弾“勝馬米”(右)と、第2弾“白雪純米純大吟醸与謝野機神”(左)


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 【その他学園ニュース】
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▼EVENT(公開講座)▼

 掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期
 または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホー
 ムページをご確認ください。

※[要事前申込]の場合は、各問い合わせ先にご連絡ください。
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【1】[@京都][無料][申込不要]
   立命館大学映像学部「2014年度立命館映像展」


 立命館大学映像学部がどんな学部かご存知ですか?「映画を撮っている」「ゲームを作
 っている」「アニメオタクがいる」。いろんなイメージのどれもがきっと正解で、でも
 正解はもっと他にもたくさんあって…学生は日々真剣に映像と向き合っています。
 今回の映像展では、2015年3月に卒業する映像学部生の様々な「正解」(卒業制作作品)
 を上映・展示します。

 [日 時] 2月20日(金)
        【上映】13:00~18:00
        【展示】設置準備のため展示はございません

             2月21日(土)
          【上映】11:00~19:15
          【展示】10:30~19:30

             2月22日(日)
          【上映】11:00~18:30
          【展示】10:30~18:00  

 [場 所]【上映】T・ジョイ 京都 (京都駅南 イオンモールKYOTO Sakura館 5階)
         (実写作品上映:シアター7、CG作品展示:ギャラリースペース)
            【展示】KOTO ホール (京都駅南 イオンモールKYOTO Sakura館 4階)
 [入場料]無料
   

 詳細はコチラをクリック≫

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【2】[@京都][無料][申込不要]
    国際シンポジウム・シリーズ つたえる力2
   「工芸研究とデジタル・ヒューマニティーズ」


 京都にはさまざまな工芸と、それを支える、あるいはとりまく文化があります。本シン
 ポジウムでは、立命館大学「京都における工芸文化の総合的研究」の取り組みを海外・
 外部研究者らの視点を交えつつご紹介し、今後の研究の方向性を探ります。

 [日 時]2月22日(日) 13:00~17:00 (12:30開場)

 [会 場]衣笠キャンパス 末川記念会館 講義室 
 [入場料]無料
 [主 催]文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「京都における工芸文化の
      総合的研究」(立命館大学)/立命館大学アート・リサーチセンター
 
 ※画像をクリックすると拡大されます。
 
 詳細はコチラをクリック≫
 
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【3】[@東京][有料][要事前申込]
   フロンティア・デザイン・フォーラム「最前線は自分でつくる。」


 都会よりも可能性をもつ「フロンティア」として、地方を若い時代が創造性をもってデ
 ザインしていく時代にするため、立命館大学大学院社会学研究科と綾部里山交流大学が
 連携しフォーラムを開催します。

 [日 時]2月28日(土) 12:30~17:30

 [会 場]立命館東京キャンパス
 [参加費]1,000円(資料代として)
 [主 催]綾部里山交流大学/立命館大学大学院社会学研究科
 
  ※画像をクリックすると拡大されます。

 詳細はコチラをクリック≫
 
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

【1】[@京都][有料][申込不要]
    和太鼓ドン「第16回和太鼓ドン自主公演」


 和太鼓サークル「和太鼓ドン」の自主公演です。客席との距離が近いステージで、生の
 太鼓の音を楽しめます。秩父の夜祭を再構成したラストの演目は必見です!

 [日 時]2月21日(土)17:00開演(16:30開場)
 [場 所]京都FANJ
 [入場料]一般:1000円 学生:500円(全席自由)
 
 
 詳細はコチラをクリック≫

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【2】[@長野][無料][申込不要]
    スキー部「第85回 全関西学生スキー選手権大会」


 スキーの関西学生王者を決める大会です!昨年度は男子総合3位、女子総合6位でした。
 上位目指して頑張ります!

 [日 時]3月6日(金)~3月11日(水)
 [場 所]野沢温泉スキー場
 [入場料]無料

 詳細はコチラをクリック≫

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▼輝く学生インタビュー▼

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 第47回 輝く学生インタビュー
    2つの目標を立てる ~もっと強い自分に出会うために~
                 立命館大学スカッシュサークル 土肥 大智さん

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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介してい
 きます。

 今回ご紹介するのはスカッシュサークルです。スカッシュとは、4面を壁に囲まれたコ
 ートの中で、2人で交互にボールを打ち合うイギリス生まれのスポーツ
です。国際的に
 人気が高く、世界大会やアジア競技大会などでも採用されています。また、日本では19
 90年以降スポーツクラブを中心に急速に広まり、空手とともに2020年東京オリンピック
 新種目の最有力候補とされるなど、今後ますます人気が出ることが期待されています。

 インタビューに答えてくれたのは、土肥 大智さん(法学部3回生・奈良県出身)です。
 土肥さんは昨年10月に和歌山県で開催された「第33回関西学生スカッシュ選手権大会」
 で優勝を果たし、2014年度第2回立命館大学「学生部長賞」の一人に選ばれました。
 今回のインタビューでは、土肥さんが感じるスカッシュの魅力、その強さの秘訣に迫り
 ました。

 

 Q:立命館大学を選んだ理由は何ですか?

 中学生の頃、なんとなく「立命館」という文字のかっこよさに惹かれ、憧れを抱くよう
 になりました。その思いは高校生になっても変わらず、はじめから指定校推薦枠を狙っ
 て勉強と部活動との両立を効率良くこなすよう努力していました。
 ちなみに、小学生の頃から野球に取り組んでいて、地元・奈良の橿原高校野球部時代は
 主将を務めたこともあります。本気で甲子園出場を目指していた当時、県大会で敗退し
 たショックはあまりにも大きく、以来野球への情熱を失ってしまいました。それでも、
 ときどき野球に対して後ろめたい気持ちが出てきて、「なぜ僕は今スカッシュをやって
 いるんだろう」と思うこともあります。

 Q:辛いご経験があったのですね。
   では、そのような中でスカッシュを始めたきっかけを教えてください。

 野球はやめてしまったものの、せっかく念願の立命館大学に入学したので、何か新しい
 スポーツをやりたいと思っていました。やるなら真剣に、今からでも全国大会を目指せ
 るようなスポーツがないかと探していたときに出会ったのが「スカッシュ」でした。ス
 カッシュは大抵の人が大学から始めるため、みんなスタート地点は同じ、気軽にスター
 トすることができました。
  
 スカッシュの練習風景(エンジ色のユニフォームが土肥さん)

 スカッシュに取り組んでいる大学はそう多くはありませんが、その中でも立命館は関西
 大会のみならず、全国大会でも優秀な成績を収められた先輩が大勢いらっしゃいます。
 そんな常に上を目指す先輩方の背中に感じるものがあり、ラケットの握り方すらわから
 ないところから、私のスカッシュ人生が始まりました。そういった意味では、立命館に
 入っていなければ、おそらくスカッシュには出会っていなかったと思います。
  
 
メンバーが揃って着用している、立命館大学スカッシュサークルの2014年度版ポロシャツ

 Q:スカッシュとはどのような競技ですか?その特徴を教えてください。

 スカッシュは初心者でもラリーが続きやすく、誰でも簡単にできるシンプルなスポーツ
 です。テニスコートの4分の1のスペースでプレーを行い、「壁にボールを当ててラリー
 を続ける」という点が大きな特徴で、運動量はテニスの2倍と言われています。私の場合
 試合後は体重が1~2kg程度落ちます。
 スカッシュのポイントは「自分はコート中央の優位なポジション(※)を確保したまま
 いかに相手を振り回すか」です。壁をフルに活用し、次の展開を考えながら対戦相手と
 の駆け引きをする、実はとても頭を使うスポーツです。

 (※)スカッシュの専門用語で「Tポジション」という。

  
 (写真左)スカッシュで使用するラケット・ボール・シューズ。
      ラケットは130gしかないため、見た目より軽いのが特徴です。
 (写真右)スカッシュで使用するゴムボールはピンポン玉大の大きさ。このままでは弾みません。
      打つ回数を重ねていって球が温まってくると、弾みやすくなる特徴があります。


 
Q:スカッシュサークルでの活動を教えてください。
 現在約30名のメンバーで活動していて、今年4月でサークル創設25年を迎えます。サー
 クルとして特に決まった活動日は設けておらず、京都市内のスポーツジム「エル・スポ
 ーツ京都」のスカッシュコートで各々が自由に活動しています。また私を含め、メンバ
 ーの一部はエル・スポーツ京都でヒッティングパートナー(コート使用客の練習相手)
 を務めています。学生スカッシュの年間大会数は4~5大会ですが、私のように個人で大
 会にエントリーするメンバーは、社会人も参加する大会も含め10大会以上出場します。
  
 立命館大学スカッシュサークルのメンバーたち
  
 Q:OB・OGの方々から代々受け継がれていることはありますか?

 毎年、立命館が「関西学生スカッシュ連盟」の委員長を務めることが恒例になっていま
 す。関西学生スカッシュ連盟は現在8大学(※)で構成されています。そのなかでも委
 員長は組織のトップとして、試合の調整や協賛企業とのパイプ役など、大会の運営に携
 わります。私も昨年から今年にかけて委員長を務め、普段の試合だけでは学べない貴重
 な経験をさせていただきました。

 (※)京都ノートルダム女子大学・大阪大学・大阪市立大学・関西学院大学・神戸女学院
    大学・広島修道大学・名古屋大学・立命館大学の8大学


 Q:スカッシュの魅力を教えてください。

 よく「室内でやるテニスでしょ?」と言われがちですが、スカッシュにはスカッシュの
 魅力があります。
 スカッシュは、年齢や性別を問わず誰もが楽しめる「生涯スポーツ」です。体力や運動
 神経に自信がない方も、テクニックがあれば十分に良いプレーをすることができます。
 私自身、50代の方に簡単に負けてしまうこともあります。
 スカッシュがきっかけで老若男女問わずたくさんの方々と触れ合う機会ができ、自分の
 視野や考え方の幅が広がりました。今の自分の糧になっていると感じています。

 また、インドアスポーツのため、天候の影響を受けることも紫外線の心配もなく、一年
 を通じて楽しめます。短時間で効率的にカロリーを消費できるため、美容やダイエット
 を目的としてスカッシュを楽しんでいる方々もいらっしゃいます。

 Q:「第33回関西学生スカッシュ選手権」で優勝されたお気持ちをお聞かせください。

 大会前から、「ベスト4以上は当然」という周りからのプレッシャーがあったため、実
 力的には自分が勝っている相手でも、試合になると足の震えが止まらなかったり、厳し
 い戦いが続きました。結果的に優勝することができて、正直ほっとしましたね。
 
 
第33回関西学生スカッシュ選手権レセプションの様子。一番右が土肥さん

 Q:そんな土肥さんの「強さの秘訣」とは何でしょうか?

 実は私、サークルに入った当初はメンバーの中で一番下手でした(笑)。2回生の頃ま
 では試合で全く勝つこともできず、「自分はスカッシュに向いてない」と常に思ってい
 ました。でも、野球で培われた“負けず嫌い精神”がそんな自分を許さず、先輩やコー
 チ・プロの方々の指導を受け、毎日浴びるような量の練習をこなしました。それでも思
 うように結果が出ず苦しい日々を長く過ごしましたが、今だから「あの頃の努力が大事
 だった」と胸を張っていえます。
  
 第33回関西学生スカッシュ選手権 試合中の様子

 プロの方にご指導いただいた際に学んだことは「2つの目標を立てることが大事だ」と
 いうことです。1つは『頑張ったら叶えられそうな目標』、もう1つは『今の時点で叶え
 ることが厳しい目標』
です。『叶えられそうな目標』を持つことでモチベーションを上
 げつつ、普段の練習では『厳しい目標』を基準に考え、客観的に今の自分の位置を確認
 する。そうすることで「もっと強い自分に出会える」ということを、身を持って経験し
 ました。

 Q:それでは、土肥さんの今年の「2つの目標」を教えてください。
 関西大会で優勝した結果臨んだ「全日本学生スカッシュ選手権」はベスト32に終わり、
 とても悔しい思いをしました。関東はスカッシュ人口が多いため必然的にレベルも高い
 です。人より試合を多くこなし経験値を積んでいるつもりですが、まだまだ精神面が弱
 かったと反省しています。

 この悔しさをバネに、今年は『関西大会の連覇』と『全日本学生ベスト4』を目標とし
 ています。関西大会に照準を定めていては後者の目標には届かないので、関西大会連覇
 を堅実な目標としたうえで、常に自分のプレーが全日本で通用するかどうかを客観的に
 見るようにしています。

 Q:今ハマっていることがあれば教えてください。
 強いて言うなら、ダイエットです(笑)。全国大会であっけなく負けてしまった原因の
 ひとつは、お恥ずかしながら、自身の急激な体重増加が影響していると思っています。
 全国で通用するレベルになるために、もっと自己管理能力を高めていきたいですね。

 Q:サークルとして、または土肥さんご自身の今後の課題・目標を教えてください。
 やはり「スカッシュ」というスポーツがまだまだマイナーであることもあり、公認クラ
 ブとして認められず、どうしても資金不足に陥ってしまうところがサークルとしての課
 題です。道具代や試合のエントリー費・遠征費のほか、月々のジムの会費も発生するた
 め、辞めていくメンバーの9割方が金銭面を理由としています。
 立命館には、環境さえ整えば全国を狙えるメンバーがたくさんいます。私は、“立命館
 の強さ”を後輩に引き継ぐためにはまず自分が結果を残し、「スカッシュ」というスポ
 ーツを周りに理解してもらう必要があると思います。今後も公認クラブの昇格を目標と
 して、自分のためだけではなく、サークルを代表する気持ちで試合に臨んでいくつもり
 です。

 Q:スカッシュに興味を持っていただいた読者の皆様へ、レッスン情報を教えてください!
 「エル・スポーツ京都」にはスカッシュスクールがあり、子どもから大人までご参加い
 ただける様々なコースを設けています。私は小学生を対象としたキッズコース(毎週火
 ・水・木曜日/17:00~18:00)と、成人を対象とした初心者コース(毎週日曜日/10:
 30~11:30)を担当しています。また、お声がけいただければ練習にも対応させていた
 だきます。
 道具や靴の貸し出しもしているので、動きやすい服装でお越しくだされば、それだけで
 OKです!私だけではなく、立命館スカッシュサークルのメンバーもいます。みんな初心
 者からのスタートなので、是非お気軽にお越しください。私たちと一緒にスカッシュを
 楽しみましょう!
 

 「エル・スポーツ京都 スカッシュスクール」
のHPはコチラをクリック≫
 
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 いかがでしたでしょうか。

 「自分が成績を残すことで、こうして取材もしていただけた。
 全国に行って、もっとスカッシュに光が当たれば嬉しい」
 と前向きに語ってくれた彼。
 過去の苦い経験はなかなか消えるものではありませんが、
 スカッシュを通した彼のその成長は
 とても眩しく感じました。

 ぜひ、これからも応援をよろしくお願いします。
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▼編集後記▼

 1月23日(金)、球界の功労者をたたえる「野球殿堂入り」が都内の野球殿堂博物館で
 発表され、ヤクルトスワローズの黄金期を捕手として支えた古田敦也さん(1988年経営
 学部卒・兵庫県出身)
が選出されました。古田さんは本学卒業後、トヨタ自動車を経て、
 1989年ドラフト2位でヤクルトに入団。2007年、18年間にわたる現役生活を終えられま
 した。

 そんな古田さんがプロ入りを希望していた4回生の時。強肩巧打と評判が高かった古田
 さんは、ドラフト指名を待って記者会見場にいました。しかし、「眼鏡をした選手はプ
 ロで通用しない」と言われていた当時、結果はまさかの“ドラフト外”。この時の悔し
 さは当時の立命館大学関係者一同が自分のことのように感じ、今でも学内で語りぐさに
 なるほどです。

 しかしその後、古田さんが残された記録は数知れません。大学・社会人を経てプロ入り
 した選手で史上初の2000安打を達成。93年にマークした6割4分4厘の驚異的な盗塁阻止
 率は、今も破られていません。また、グラウンド外でも“闘う選手会長”としてストラ
 イキを敢行し、ファンの支持を得て球団削減の危機を救いました。「捕手としての評価」
 での殿堂入りは、野村克也氏と古田さんの師弟コンビのみです。

 古田さんは立命館大学の顔として、これまで母校のために一肌も二肌も脱いでくださっ
 ています。入学式をはじめ、イベントや講演会などで学生・生徒に向けて自身の経験を
 語り、エールを送っていただいたことは数知れません。引退後も様々なフィールドで新
 たな挑戦を続ける古田さんの益々のご活躍をお祈りしています。野球殿堂入り、本当に
 おめでとうございます!
 
 表彰式の際、古田さんは「眼鏡をかけて野球をやって
 こられたことが誇りだ」とお話されたそうです。
 写真は2005年に発行された校友会報「りつめい」の表紙。
 眼鏡が決まっていますね。

 (立命館CLUB事務局 堀井)

▼第66号読者プレゼント▼

 今回は「立命館チョコレート&ウェットティッシュ」2名様にプレゼントします。2月
 14日(土)の“バレンタインデー”にちなんで、日ごろの感謝の気持ちを込めてお届け
 します。
 

 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:2/23(月)>

 【パソコンの方はコチラをクリック】
 
 【携帯電話の方はコチラをクリック】
 
 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の
  うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。
 
 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第65号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 第65号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・問わず語りさん (岡山県) ★
 ★・木村 浩治さん  (東京都)  ★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は2月27日(金)です。お楽しみに。
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