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立命館CLUB 【VOL.75】

立命館CLUB【VOL.75】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.75━━━━
■□■ 2015.6.26  立命館CLUB-立命館の"今"を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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 立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。


 今号も学生の活躍の話題からお届けします。

 6月12日(金)~14日(日)、神奈川で「2015日本学生陸上競技個人選手権」が開催
 され、本学学生が好成績を収めました。110mH(ハードル)男子では鍵本真啓さん
 (スポーツ健康科学部2回生)が13″94の自己ベストで優勝。「中盤から後半にかけて
 リラックスしてリズムアップできた」と語りました。また、円盤投げでは堀江省太さん
 (スポーツ健康科学部4回生)が50m70の関西新記録で準優勝しました。
  
 (写真左)110mHでの鍵本さん(左から2列目)
 (写真右)円盤投げでの堀江さん


 加えて、女子も健闘しています。400mH王子田萌さ(スポーツ健康科学部4回生)
 が準優勝梅原紗月さん(スポーツ健康科学部3回生)が3位に入りました。この結果、
 二人は6月26日(金)より行われる日本選手権に出場が決定しました。皆様、応援を宜
 しくお願いします。
 
 王子田さん(写真左)と梅原さん(写真右)

 それでは、今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。
 
 読者プレゼントは「立命館新風2015年4月~2016年3月カレンダー」です。

 応募方法は最後にお知らせします。それでは最後までお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】北場育子・特別招聘准教授が、第8回資生堂 女性研究者サイエンスグラントを受賞

 北場育子・特別招聘准教授(総合科学技術研究機構 古気候学研究センター)が、
 第8回資生堂 女性研究者サイエンスグラントを受賞し、6月12日に行われた授賞式に
 出席しました。このグラント(研究助成)は、資生堂が自然科学の全分野を対象とし
 て2007年度に設立したもので、指導的立場を目指す意欲があり、日本の科学技術の
 発展に対する貢献が期待できる女性研究者の支援を目的としています。第8回となる
 今回は10名が受賞しました。古気候学分野での受賞は、これまでの受賞者も含め、
 北場准教授が初めてとなります。受賞の対象となった研究テーマ「スベンスマルク
 仮説の地質学的検証:地磁気弱化イベントは短期間でも寒冷化を起こすのか?」は、
 宇宙が地球の気候にどんな影響を与えるか、年縞(土の年輪)から解き明かすことを
 目指しています。近年注目されている年縞研究に、「宇宙の中の地球」という壮大な
 視点を導入し、新たな気候システム観を確立していくことが期待されます。
  
 (写真左)授賞式の様子
 (写真右)授賞後の北場育子・特別招聘准教授


 詳細はコチラ≫
 
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【2】メディア塾開講記念シンポジウム「求められるメディアのあり方を探る」を開催

 6月6日(土)、サピアタワー・ステーションコンファレンス東京にて、
 「メディア塾開講記念シンポジウム~求められるメディアのあり方を探る~」を
 開催しました。冒頭、「立命館メディア塾」の塾頭を務める川端義明・立命館
 大学客員教授と有賀郁敏・産業社会学部長が挨拶を述べました。引き続き行わ
 れた第一部「メディアの挑戦、その意味するもの」では、手嶋龍一・立命館大学
 客員教授(外交ジャーナリスト・作家)と春川正明・関西大学客員教授(読売テレ
 ビ報道局解説副委員長)による基調対談、第二部では、「メディアの現場から」と
 題して、浅野加寿子氏(放送評論家・プロデューサー)、川良浩和氏(作家・プロ
 デューサー)、瀬川至朗・早稲田大学教授、山本浩・法政大学スポーツ健康学部
 教授(スポーツジャーナリスト)、吉岡忍氏(作家)が登壇し、メディアを通しては
 なかなか知ることのできない現場の実態・問題意識を語りました。本シンポジウム
 は、2015年9月開講予定の「立命館メディア塾」のプレイベントとして開催され、
 当日は、現役のメディア関係者・学生・メディアに関心のある一般参加者ら約60名
 が来場し、熱心に耳を傾けました。
 
 会場の様子
 
 詳細はコチラ≫

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【3】Bruce Miller・駐日オーストラリア大使が立命館宇治高等学校で講演

 6月11日(木)、立命館宇治高等学校にて、Bruce Miller・駐日オーストラリア大使が
 講演を行いました。「Toward a Stronger Partnership between Japan, Australia and
 Asia(日豪およびアジアの更なる強固なパートナーシップを目指して)」の内容でオース
 トラリアと日本との関係性を経済・文化・教育などの視点から、英語でお話いただきまし
 た。この講演会にはIM(イマージョン)コース1年生、IB(国際バカロレア)コース1年
 生が参加し、Q&Aの時間には多くの生徒が質問に手を挙げました。「日本の農業をめぐる
 TPPについて」や「高校生として自分たちが今後どんな取り組みをすべきか」など、多様
 かつ講演の内容を深める質問が数多く出され、Bruce Miller・駐日オーストラリア大使は
 丁寧に応じてくださいました。高校での講演終了後、立命館大学国際関係学部でもご講演
 をいただきました。
  
 (写真左)校長と握手するBruce Miller・駐日オーストラリア大使(左)
 (写真右)講演の様子

 
 詳細はコチラ≫

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【4】Osama Younisさん(生命科学研究科D2)が日本化学会第95春季年会「学生講演賞」
  を受賞


 Osama Younisさん(生命科学研究科D2・エジプト出身)が、日本化学会第95 春季
 年会(2015)にて、「学生講演賞」を受賞しました。本賞は、発表内容・プレゼンテー
 ション・質疑応答などにおいて優れた講演、そして講演者の今後の研究発展の可能性
 が期待されるものに対して贈呈されるものです。

 今回受賞した研究テーマである「Luminescence of Polymer Liquid Crystals Containing
 Mesogenic Au Complexes」は、紫外線を照射すると可視光を発光する性質のある金化合
 物を導入した新しい高分子材料の開発に関するものです。このような高分子材料が一種類
 の素材のみで白色に発光することは、Osama Younisさんが所属する高分子材料化学研究室
 (堤治教授)からすでに報告されていますが、Osama Younisさんは「液晶」という状態で
 このような高分子材料 を利用すると白色発光の強度が著しく増大することを発見しました。
 さらに、液晶状態を安定に発現できるような高分子の分子設計を行った点が評価され、今回
 の受賞につながりました。この研究により、液晶ディスプレイのバックライトや有機ELディ
 スプレイの材料としての応用が期待されています。

 
 受賞したOsama Younisさん

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▼EVENT(公開講座)▼

 掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があり
 ます。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。

 ※[要事前申込]の場合は、各問い合わせ先にご連絡ください。
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【1】[@滋賀][無料][申込不要]
 BKCライスボールセミナー2015 第2クール「食と健康とスポーツと」
 
  様々な分野の若手研究者が、各クールの共通テーマに沿って
  先端的で興味深い取り組みを発表します。
 
 [日 時]7月3日(金) 12:20~12:50
      7月10日(金)12:20~12:50

 [場 所]立命館大学 びわこ・くさつキャンパス フォレストハウス1階 F104
 [入場料]無料 

 

 詳細はコチラ≫
 
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【2】[@京都][無料][申込不要]
 2015年7月度 衣笠キャンパス ライスボールセミナー

  若手研究者の研究発表を聞いて、自由にディスカッションを楽しむセミナーです。
 どなたでも気軽に参加していただけます。

 [日 時]7月7日(火) 12:20~12:50
      7月14日(火)11:50~13:20(出入り自由)

 [場 所]立命館大学 衣笠キャンパス 学而館2階 第3研究会室
 [入場料]無料

 

 詳細はコチラ≫

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【3】[@京都][無料][申込不要]
 第9回歴史都市防災シンポジウム

 [日 時]7月4日(土)10:30~17:30
 [場 所]立命館大学 衣笠キャンパス 以学館
 [入場料]無料 
      ※ただし、意見交流会の参加には会費(一般2,000円、学生1,000円)が必要

 詳細はコチラ≫

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【4】[@京都][無料][申込不要]
 立命館大学落語研究会 創立50周年記念落語会~未来へ向かって一致団結~

 [日 時]7月11日(土) 
       第1部 開場13:00 開演13:30 
       第2部 開場15:30 開演16:00 ※入れ替えなし

 [場 所]立命館 朱雀キャンパス 大ホール
 [入場料]無料

 

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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@東京都][有料][チケット当日]
  柔道部「平成27年度 全日本学生柔道優勝大会(男子64回 女子24回)」
 
  全日本学生柔道優勝大会(団体戦)が開幕します!
  男子は初戦で慶應義塾大学、女子は初戦で国際武道大学と対戦します。
  応援よろしくお願いします。
 
  [日 時]6月27日(土)~6月28日(日)
  [場 所]日本武道館
  [入場料]一般1,000円/学生500円

 

  詳細はコチラ≫

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【2】[@東京都][無料][申込不要]
 相撲部「第3回全国学生女子相撲選手権大会」
 
  第1回、第2回と中量級優勝の山中未久さんが出場します!
  今年の新星、野崎舞夏星さんも出場!ぜひ現地で応援してください。
 
  [日 時]7月5日(日)13:00~
  [場 所]日本大学八幡山総合体育館
  [入場料]無料

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【3】[@埼玉県][無料][申込不要]
 ホッケー部「第34回全日本大学ホッケー王座決定戦」
 
  大学ホッケーの頂点を決める、全日本大学王座決定戦が開幕します!
  男子・女子、それぞれ頑張りますので、応援よろしくお願いします。
 
  [日 時]7月9日(木)~7月12日(日)
       女子初戦:7/10(金)9:30~
       男子初戦:7/10(金)13:00~

  [場 所]埼玉県飯能市阿須運動公園ホッケー場
  [入場料]無料

  詳細はコチラ≫

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【4】[@大阪][有料][要事前申込]
 応援団吹奏楽部「サマーコンサート2015」

 第1部のシンフォニック・ステージは「歌劇『トスカ』より」、第2部のポップス・ステ
 ージは「千と千尋の神隠し」ほか、第3部のステージ・マーチング・ショーでは「カルメ
 ン」を演奏します。

 [日 時]7月11日(土) 開場17:00 開演17:30
 [場 所]吹田市文化会館メイシアター大ホール(阪急千里線「吹田」駅下車)
 [入場料]前売り500円/当日700円/高校生以下無料(要学生証)

 

 詳細はコチラ≫
 
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【5】[@大阪][無料][申込不要]
 メンネルコール「第54回 明立交歓演奏会」

 明治大学グリークラブと本学メンネルコールによる合同演奏会。1962年に京都会館で開
 催されて以来、一度も途切れることなく東京と関西で交互に行われてきました。今回は、
 新しい大阪いばらきキャンパスグランドホールでの開催です。

 [日 時]7月12日(日) 開場14:00 開演14:30
 [場 所]大阪いばらきキャンパス内 グランドホール
 [入場料]無料

 

 詳細はコチラ≫
 
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▼輝く学生インタビュー▼

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 第51回 輝く学生インタビュー
    自分自身と真摯に向き合う
                体育会射撃部  長谷川 智彦さん
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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介して
 いきます。
 
 今回ご紹介するのは、立命館大学体育会射撃部の長谷川智彦さん(経営学部2回生・
 富山県出身)です。今年4月8日(水)~16日(木)に韓国で行われた「ISSFワール
 ドカップチャンピオン大会」に日本代表として出場。さらに、今年度のライフル射
 撃のナショナルチームに選出されるなど、活躍されています。そんな長谷川さんに、
 射撃との出会いからこれまでのあゆみと、今後の目標や夢についてお話を伺いまし
 た。
  
 インタビュー当日の長谷川さん

 Q.まず、長谷川さんが「射撃」を始めたきっかけを教えてください。
 
 中学校まではバレーボールをしていましたが、高校では新しいことを始めたいと思い
 ました。私の入学した富山県立南砺福光高等学校には、県内で唯一の「ライフル射撃
 部」があり、その学校の特色として紹介もされていました。校内で「ビームライフル」
 を試しに撃ってみる機会などもあり、「ちょっとやってみようかな」という軽い興味
 から、友人と入部しました。当時の射撃部の人数は15~20名程度だったと思います。

 Q.始めたときから強かったのですか?

 入部してすぐの頃は、1年生の中でも特別上手くはありませんでした。指導者の方の
 話をしっかり聞いて、理解し、ひたすら練習に取り組んでいるうちに、徐々に実力が
 上がりました。高校2年生のときには、かなり点数が上がってきた感じでした。高校
 のときは本当に毎日練習していました。平日の授業終了後と、土日も1日中練習でし
 た。指導者の方のおかげで実力がつきました。
   
 (写真左)標的を狙う長谷川さん
 (写真右)打ち抜かれた標的


 Q.射撃の種目について教えてください。

 種目は、4.5ミリ鉛弾の空気銃を使う「エア・ライフル」と、22口径リムファイヤの
 ロングライフルを使う「スモールボア・ライフル」の2種類あります。また、打ち方
 には「伏射」「膝射」「立射」の3種類あります。男女で撃つ回数が違い、エア・ライ
 フルの場合、男子は60発、女子は40発です。また、「エア・ライフル」は10M、「ス
 モールボア・ライフル」は50Mと標的までの距離も違います。私は、主に「エア・ラ
 イフル」をやっています。まずは「エア・ライフル」で基本的な動作を身につけて、
 それからスモールボア・ライフルをやることが多いです。
  
 Q.どこで練習しているのですか?

 射撃の練習場にはいろいろと基準があって、国や協会の許可が必要です。練習場は、
 山奥など基本的に「何もないところ」に作られます。「エア・ライフル」は屋内でも
 出来ますが、「スモールボア・ライフル」は屋外でする競技です。京都の柊野に立命
 館大学の射撃場があり、今は週3回くらいのペースで練習に通っています。平日は授
 業が終わってからの2~3時間くらい、土曜日は1日中練習をしています。日曜日は基
 本的に休みです。
 
 練習場の風景
 
 Q.銃はどれくらいの重さなのでしょう。かなりトレーニングが必要ですか?

 5~6kgあるのでそれなりに重いですが、しっかりと体制を整えて骨格で支えるので、
 それほど筋肉が必要ということもないと思います。「エア・ライフル」ではそれほど
 反動はないですが、「スモールボア・ライフル」は結構衝撃があるので、それをしっ
 かり受け流す技術とトレーニングは必要だと思います。

 Q.射撃部はどのような雰囲気ですか?

 1回生はまだ少しずつ入ってきている段階です。2回生以上で大体20名くらいのメン
 バーでやっています。大学から射撃を始めた人が半分くらいいるので、私たちスポー
 ツ推薦で入ったメンバーが指導する側にまわることもあります。結構和気あいあいと
 した雰囲気だと思います。

 Q.射撃は「心身を鍛えるスポーツ」だと言われますが、実感はありますか?射撃で
   重要なことは何でしょうか。


 「メンタルスポーツ」と呼ばれるのは、コンマ1ミリ単位のズレで結果が大きく変わ
 るからだと思います。緊張や気の迷いでほんのわずかに銃が動くと、当たらなくなっ
 てしまうので、集中力が求められます。例えば、「ガンガン行こう」という性格の人
 は、気分が乗っているときは点数が高くなりますが、1度調子を崩すと立て直しづら
 いなど、性格が垣間見えるスポーツだと言えます。私自身は、結構安定している方な
 ので、射撃は自分にあっているスポーツだと思います。逆に、射撃をやっているから
 こそ、こういう人間になったのかもしれませんね。また、指導者の方、先輩方から教
 えてもらうことを、しっかりと聞き入れて理解しようとする姿勢が、上達するために
 は一番重要なことだと思います。

 Q.国際試合に出てみて、いかがでしたか?

 初めて国際大会に出場したのは、高校3年生のときだったと思います。「アジアユー
 スゲームズ」という、ジュニア選手が出られる国際試合で、日本から女子選手2名と
 私の計3名が出場しました。それからは、度々海外試合を経験し、今では「海外試合」
 という意識はそこまでありません。ただ、日本のレベルは、世界的に見るとまだまだ
 です。中国やドイツは特に強いなと思います。
   
 国際試合の様子
 
 Q.尊敬する選手はいらっしゃいますか?

 現在の射撃部主将である山森信人さん、卒業生で元主将の久保結子さんなど、尊敬す
 る先輩がいらっしゃることが、立命館大学に入学を決めた理由です。「なんだか安心
 感があるな」と思い、入学しました。また、エア・ライフルで世界ランキング1位の
 中国のヤン・ハオラン選手は、同い年でもあるので意識もしますし、すごい人なので
 尊敬もしています。

 Q.射撃に対して、大切にしていることは?

 射撃に対して「真摯に向き合う」ということを大切にしています。例えば、射撃場に
 入るときは「お願いします」、帰るときには「ありがとうございました」と、しっか
 り言う。射撃に限らず、大学の授業も、遅刻や欠席は基本的にしません。「選手とし
 て」というよりは「人として、当たり前のことをきちんとできること」、それが重要
 だと思います。

 Q.射撃以外に、興味のあることはどんなことですか?

 一人暮らしをしているのですが、最近は自炊が楽しくなってきました。得意料理があ
 るというほどではないですが、いろいろとバリエーションを増やして、楽しんでいま
 す。さすがにお弁当を作るところまではいきませんが(笑)。

 Q.射撃を続けている中で、辛かった経験はありますか?

 高校のときはあまりなかったのですが、大学へ入ってすぐの頃は、周りの環境の変化
 もあり、あまり点数が振るわず落ち込んで、射撃に対するモチベーションも下がって
 しまった時期がありました。昨夏の「ユースオリンピック」の頃は、特に不調でした。
 試験などであまり練習できないということが原因だったかもしれません。それ以降は、
 ただただ一生懸命練習に打ち込むことで、モチベーションを少しずつ戻していきまし
 た。今は目標を持って大会に挑んでおり、気持ちも高まっています。
   
 試合中の長谷川さん

 Q.今後の夢や目標について教えてください。

 まず、7月にある「ユニバーシアード」での入賞を目指しています。さらに、11月に
 開催されるアジア選手権では、リオデジャネイロオリンピックの出場枠が決まります。
 その後にワールドカップなどもありますが、アジア選手権のほうが出場枠を取れるチ
 ャンスが大きいので、まずはそこで良い結果を出して、オリンピック出場を決めるこ
 とが今の目標です。

 Q.ずばり「射撃」の魅力とは?

 撃つ人は静止しているし、見ている分にはそれほど面白みは伝わらないかもしれませ
 んが、自分がやってみるとのめりこんでしまう魅力があります。ストイックかもしれ
 ませんが、自分自身と向き合えるスポーツだと思います。そして、心身共に鍛えられ
 るスポーツです。射撃を始めるまでは体が弱かった私ですが、射撃を始めてからは強
 くなりました。また、世界のトップ選手は、練習より試合でいい結果を出す人が多い
 です。私もトップに近づくために、そういったメンタルの部分をさらに強化していこ
 うと思っています。
     
~~~
 いかがでしたでしょうか。穏やかながら、凛とした雰囲気を併せ持つ長谷川さん。イ
 ンタビューでの真摯で誠実な態度から、射撃というスポーツを通して培われた高い精
 神性が伝わってきました。これからもその真摯な姿勢で、夢に向かってチャレンジし
 ていく長谷川さんを応援していきます。


▼編集後記▼

 冒頭でもお伝えしたとおり、陸上競技で多くの学生が活躍を見せる中、陸上競技部OB
 の活躍もまた見逃せません。6月3日~7日、中国武漢で開催された「アジア陸上競技選
 手権」男子400mH(ハードル)決勝で、男子陸上競技部OBの小西勇太選手(2013年
 経済学部卒業)が49秒58の記録で見事優勝し、本大会日本男子初となる金メダルを獲得
 しました。8月に開かれる世界陸上北京大会への参加も有力視されている小西選手。
 世界での戦いを前に、「アジアチャンピオンの名に恥じないようにやっていきたい」と
 気合十分です。

 陸上競技部のコーチとして小西選手を指導されていた、経済学部事務室の浅見公博さん
 にお話を伺いました。

~~
 小西選手は、課題に対して自身が納得いくまで分析をし、導き出した解決策を遂行する
 ことができる人です。高校時代から主に400mHで活躍し、スポーツ推薦で入学した彼
 ですが、1年目は思うように結果が残せず、苦しんでいました。当時、テクニックの大
 きな問題を克服するために、彼に110mHに逆足で取り組んでみるように提案しました。
 トラックを1周する400mHに比べ、直線コースを走る110mHでは、ハードル自体が高
 くなります。それを利き足とは逆の足で走るとなれば、さらに高いテクニックが要求され
 ます。これまで積み重ねてきた利き足のテクニックを今一度見直し、困難を克服する
 ため、自分を追い込む覚悟で競技に取り組んでほしかったのです。やがて彼は、トレー
 ニングを重ねてそれをこなせるようになり、試合にまで出場して見せました。彼の覚悟と
 とことん取り組む姿勢に、こちらが驚かされました。それが一つのターニングポイントに
 なり、今の彼の活躍に繋がっているのかもしれません。
~~


 小西選手は、卒業した今でも大学の陸上競技部のトレーニングに参加しているそうです。
 「彼自身のトレーニングのためであると同時に、競技に真摯に取り組む頼もしい背中を
 後輩に見せてくれている」と浅見さん。6月26日(金)から新潟で開催される日本選手
 権で表彰台にのぼることとなれば、世界陸上へ出場できる可能性がさらに高まります。
 新アジアチャンピオンの更なる活躍に期待しましょう。

 (立命館CLUB事務局 井坂)

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▼第75号読者プレゼント▼

 先日5月16日(土)に行われた「立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)開設式典」
 のオープニング映像「立命館新風」が、You TubeのRitsumeikan Channelにて公開されま
 した。今回は、この映像にあるOICのコンセプトを表現した「立命館新風2015年4月~
 2016年3月カレンダー」を5名様
にプレゼントします。
 

 <OIC開設式典オープニング映像「立命館新風」> 

 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:7/6(月)>

【パソコンの方はこちらをクリック】

【携帯電話の方はこちらをクリック】
 

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の
  うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

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▼第74号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。第74号の読者プレゼント当選者の発表です。
 当選者数を2名様とお知らせしておりましたが、今回は多数のご応募につき、5名様に
 プレゼントさせていただきます。プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・ふくちゃんさん    (高知県)  ★
 ★・河村由紀さん  (長崎県)   ★
 ★・さくらさん    (愛知県)    ★
 ★・榊原徳重さん  (京都府)   ★
 ★・ゆみゆみさん  (兵庫県)   ★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は7月10日(金)です。お楽しみに。
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