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立命館CLUB 【VOL.173】

立命館CLUB【VOL.173】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.173━━━
■□■ 2019.11.8 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

朝晩ぐっと冷え込む日が増え、立命館大学の各キャンパスの木々も色づき始めました。

さて、10月27日(日)、韓国にて「2019アジアボート選手権」が行なわれました。女子舵手なしペア決勝では、日本代表の高野晃帆選手(スポーツ健康科学部4回生)・鈴木伶奈選手(経済学部1回生)組銀メダルを獲得しました。
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10月26日(土)~27日(日)、北九州市立本城陸上競技場にて、「第103回日本陸上競技選手権リレー競技大会」が行なわれ、立命館女子陸上競技部が4×100mリレーで初優勝4×400mリレーで大会連覇を果たしました。
本大会は、高校・大学・実業団のチームが参加、リレー種目日本一を決める大会です。9月に行なわれた「天皇賜盃第88回日本学生陸上競技対抗選手権大会(全日本インカレ)」では、ともに接戦の末、2位。今シーズン最後のレースを有終の美で飾ることができました。
4×100mリレー
4×400mリレー
(写真提供:月間陸上競技)

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「タッチペン付3色ボールペン」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】科研費で採択金額「私立大学3位」、採択件数「私立大学4位」を獲得

立命館大学は、文部科学省が発表した「令和元年度科学研究費助成事業(科研費)の配分」において、配分額ランキングで慶應義塾大学・早稲田大学に次ぐ私立大学3位(西日本私立大学1位)、採択件数ランキングでは、私立大学4位(西日本私立大学1位)となりました。
「立命館大学第3期研究高度化中期計画」において、「2025年度には科研費全員申請」という目標を掲げています。現在の申請率は6割を超え、申請者の裾野が広がっていることが採択率向上の大きな要因の一つとなっています。
加えて、学園全体で推進している若手研究者の育成ならびに女性研究者の活躍推進に向けた取り組みや各研究機構・リサーチライフサポート室などとの連携・連動が功を奏し、今次の採択件数と新規採択率の向上に繋がりました。

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【2】2019年度立命館大学学園祭「OIC祭典」開催

10月27日(日)、大阪いばらきキャンパス(以下OIC)にて、2019年度立命館大学学園祭「OIC祭典」を開催、学生や地域の方々など約6,500名が来場しました。
今年の学園祭テーマは「Makes you wonder.」。学園祭のすべての参加者が主体的に参加したくなる「『わくわくする学園祭』を創り上げよう」という思いを込めました。
オープニングは、創作ダンスサークルcollashとアカペラサークルのEmpire Castによるパフォーマンス。その後、フラダンスや書道部など、様々な団体が日頃の練習の成果を披露しました。さらに、2019年9月に開設した立命館大学分林記念館では、パネル展示や落語研究会による秋の立命寄席などが行なわれました。爽やかな秋晴れのもと、家族連れの方々も多く、学生たちのパフォーマンスや模擬店を楽しむ姿が見られました。
最後は、カラーガードサークルLUSTERとDJ Nightfoxxによるコラボステージで締めくくられました。11月17日(日)には衣笠キャンパス、12月1日(日)にはびわこ・くさつキャンパスで学園祭が開催されます。是非お越しください。
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【3】全日本大学女子駅伝3位~4年ぶりの優勝ならず~

10月27日(日)、「第37回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 杜の都駅伝」が宮城県仙台市にて行なわれました。全国から26チームが参加し、好天のなかスタートしました。1区16位と苦しいスタートでしたが、2区の飛田凜香選手(スポーツ健康科学部1回生)、3区の真部亜樹選手(スポーツ健康科学部4回生)が共に区間3位の走りで順位を6位まで上げました。最終6区の高安結衣選手(経済学部1回生)が力走を見せ、3位でゴールしました。
王座奪還に挑んだ今大会ですが、惜しくも3位。この悔しさをバネに、12月30日(月)に開催される「2019全日本大学女子選抜駅伝競走(2019富士山女子駅伝)」で2年ぶりの優勝を目指します!
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(写真提供:月間陸上競技)

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【4】大分銘菓「ざびえる」がAPU開学20周年記念特別パッケージを数量限定で販売開始

10月1日(火)、株式会社ざびえる本舗の大分銘菓「ざびえる」が、立命館アジア太平洋大学(APU)開学20周年を記念して「ざびえる×APU」特別パッケージを数量限定で販売開始しました。大分のお土産を代表する銘菓「ざびえる」と世界約90カ国・地域から学生が集うAPUの初めてのコラボレーションです。特別パッケージ版には、出口治明・APU学長の歴史小話「豊後大分の歴史とAPU」が入っています。
APUのキャンパス内にある生協ショップや大分空港をはじめ、大分県内のお土産売り場などでの販売の拡大が予定されています。APU開学20周年を記念した特別パッケージで彩られた大分銘菓を通して、大分やAPUについて多くの方々に知っていただくきっかけとなることを期待しています。

<商品概要>
発売開始日:10月1日(火) ※販売は2021年3月までの予定
販売個数:10,000箱
内容量:南蛮菓ざびえる12個入(銀[白あん]6個、金[ラム酒漬刻みレーズン餡]6個)
価格:1,404円(税込)

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@大阪][無料][要事前申込]
2019年度 全国ダイバーシティネットワーク組織 近畿ブロックシンポジウム
「理系女性研究者の裾野拡大と風土づくり」


[日 時]11月21日(木)13:00~16:20(開場12:30)
[場 所]大阪いばらきキャンパス B棟1階イベントホール
[参加費]無料 ※申込締切:11月15日(金)

詳細はコチラ≫

お申込はコチラ≫
 
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【2】[@京都][有料][要事前申込]
第61回京都漢字探検隊「はんこをつくろう」

前川五風先生と前川峰雲先生を講師にお迎えし、石材はんこを作ります。

[日 時]11月24日(日)第1部 10:00~12:00、第2部 14:00~16:00
[場 所]衣笠キャンパス
[参加費]1,100円
[定 員]各回30名 ※先着順のため、お早めにお申込ください。

詳細はコチラ≫

お申込はコチラ≫
 
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【3】[@福島][無料][申込不要]
第13回福島漢字探検隊「漢字あそび大会 イン 郡山」

漢字クイズ大会・ビンゴ大会に参加して漢字グッズをもらおう!

[日 時]11月30日(土)12:00~17:00
[場 所]郡山市郡山公会堂(福島県郡山市麓山一丁目8-4)
[参加費]無料

詳細はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@大阪][有料][申込不要]
ラグビー部「2019関西大学ラグビーAリーグ」天理大学戦

[日 時]11月9日(土)14:00~
[場 所]東大阪市花園ラグビー場<第2グラウンド>(東大阪市松原南1-1-1)
[入場料]大人1,500円 高校生500円 中学生以下無料(要生徒手帳)

詳細はコチラ≫

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【2】[@山梨][有料][申込不要]
ホッケー部(女子)「高円宮牌2019ホッケー日本リーグ 女子」コカ・コーラレッドスパークス戦

ホッケー部(女子)は、レギュラーステージを3位で通過。社会人も含めたファイナルステージが始まります。

[日 時]11月10日(日)11:50~ 
[場 所]山梨学院ホッケースタジアム(山梨県甲府市酒折1丁目18-6)
[入場料]一般・大学生2,000円 高校生以下無料

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【3】[@京都][無料][申込不要]
能楽部「第72回 立命能」

[日 時]11月21日(木)14:00始曲 19:30頃終了予定
[場 所]衣笠キャンパス 以学館2号ホール
[入場料]無料 

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【4】[@北海道・京都][有料][申込不要]
交響楽団「第122回定期演奏会」

◆北海道公演
[日 時]12月15日(日)開場17:00 開演18:00
[場 所]カナモトホール<札幌市民ホール> 大ホール(札幌市中央区北1条西1丁目)
[入場料]前売券700円 当日券1,000円(全席自由)
※未就学児のご来場はご遠慮ください。

◆関西公演
[日 時]12月20日(金)開場18:00 開演18:45
[場 所]京都コンサートホール 大ホール(京都市左京区下鴨半木町1-26)
[入場料]前売券700円 当日券1,000円(全席自由)
      ※未就学児のご来場はご遠慮ください。

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▼輝く学生インタビュー▼

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  第143回 輝く学生インタビュー
          「心・技・体」を磨く
                  相撲部 今 日和(こん ひより)さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、相撲部の今日和さん(国際関係学部4回生・青森県出身)です。
女子相撲の日本代表として、2019年10月13日(日)に大阪・堺市大浜公園相撲場で開催された「第14回世界相撲女子選手権大会」に出場。個人戦の無差別級、団体戦ともに準優勝に輝きました。10月16日(水)には、英国の公共放送BBCが発表した「2019年の女性100人」(The BBC's 100 women of 2019)にも選ばれました。
これまでの取り組みについて、お伺いしました。
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Q.相撲部について教えてください。
創部は1917年です。男子8名・女子3名、計11名が所属、原谷グラウンドの稽古場で週5日練習しています。1日の練習は約3時間、オフは月・木です。基本的には、男女一緒に同じ練習に取り組みます。
女子相撲は、4月の「国際女子相撲選抜堺大会」、5月の「全日本相撲個人体重別選手権大会」が主な大会です。これらの大会での結果をふまえて日本代表選手が選考されます。選ばれると、10月頃に実施される「世界相撲女子選手権大会」に出場することができます。

Q.相撲を始めたきっかけを教えてください。
小学1年生のときに、3つ上の兄に連れられて道場に通い始めたことがきっかけです。体が大きかったこともあって、勝つことができました。「勝つ楽しさ」を知り、相撲が好きになりました。
最も多くの横綱を輩出している都道府県は北海道で8名、次いで私の出身である青森県が6名です。故郷・鯵ヶ沢町は、どの小学校でも校内相撲大会が開かれるほど、相撲が盛んな地域でした。小学6年生までは、ほとんど毎日道場で稽古をしていましたね。

Q.中学・高校時代の部活動はいかがでしたか。
中学校・高校も相撲部に所属しました。高校生になると男女の力の差が大きくなり、母校の中学校で男子選手と稽古していました。
四股・すり足・取り組み・ぶつかりなど、相撲の動作・練習を繰り返し行ない、基礎技術を磨きました。その結果、高校2・3年生では18歳以下の「世界女子ジュニア相撲選手権大会」の重量級で連覇することができました。
今思い返してみると、技術的な基礎はもちろんですが、相撲を通して「相手を尊敬する」ことの大切さを学ぶことができたのが、その頃でした。
土俵の上では「技」と「体」がぶつかり合います。そして、「心」もぶつかり合っています。「心・技・体」という言葉の通り、相撲ではそれらを稽古で磨き、全力で取り組むからこそ、相手に対する尊敬の気持ちが生まれます。そして、その感情は友情や交流につながります。
もともと人見知りで、小・中学生の頃は試合の開会式で隣に知らない人がいると、よく緊張していました。しかし、閉会式のときには、試合の勝ち負けに関係なく仲良くなり、自然と周囲の選手と喋っていましたね。「静かにするように」と注意を受けたこともありました(笑)。
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Q.女子相撲日本代表での活動について教えてください。
今年4月「国際女子相撲選抜堺大会」での重量級優勝・無差別級準優勝、5月「全日本相撲個人体重別選手権大会」での重量級準優勝という結果をふまえて、日本代表に選出いただきました。そして、昨年に引き続き、10月「世界相撲女子選手権大会」に出場しました。前回は、個人戦の無差別級、団体戦ともに準優勝の結果で終わりました。女子相撲日本代表の主将を任された今年は、「個人・団体どちらも世界一を獲る」ことをチームの目標として掲げ、大会に向けて準備をしました。
昨年の経験から、「即席の代表チームでは優勝は厳しい」ということを感じていました。選手個人の能力は非常に高いにもかかわらず、自分を含めた各メンバーが力を出し切れていない印象がありました。
そこで、事前合宿の実施を提案し、8月5日(月)~7日(水)に立命館大学で開催、女子相撲の代表10名中6名が参加しました。一緒に練習に取り組むことによって、お互いを知り、少しずつ「みんなで戦う」意識が芽生えてきました。
私は「1人の勝ち負けをみんなで背負うことができるチーム」が最も強いと考えています。「このチームのために勝ちたい」と思うことができれば、より一層自分の力を出し切ることができます。
また、大会前の数日間は、メンバー全員で寝食を共にします。事前にお互いを知っておくことで、気を張らずに「いつもの自分」で過ごすことができ、不要なストレスを感じることがなくなります。
結果としては、個人・団体どちらも昨年に引き続き、準優勝でした。個人戦では、準決勝で首を痛めてしまい、決勝では自分の強みである「体を当てて押し出す」相撲ができませんでした。今振り返ると、いつもの攻め方に固執するのではなく、作戦を変更する必要があったのかもしれません。これからは、臨機応変に戦い方を変えられるように「自分の状況を冷静に把握して、判断する力」を磨いていきたいと思っています。
チーム全体としては、事前合宿を行なったことで、昨年以上に「みんなで戦う」意識を各選手がもって、大会に臨むことができました。試合前にはお互い声を掛け合い、ときにはアドバイスを送り合うことが自然とできていました。私自身も仲間の応援でリラックスでき、よい緊張感をもって土俵に上がることができました。チームの一体感を高めるために、来年も事前合宿、もしくはそれに代わるものを実施していきたいと考えています。
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Q.相撲で活躍するために意識して取り組んでいることを教えてください。
1つ目は、「科学的なトレーニングを取り入れること」です。大学入学前までは、ひたすら決められたメニューをこなすだけで、「なぜこの練習をしているのか」ということをあまり考えずに取り組んでいました。しかし、入学後に先輩から理学療法士の方を紹介いただき、科学的なアプローチの重要性を学びました。
実は、中学3年生のときに肩を痛めていたのですが、全くケアをしないまま練習を続けていました。ある日、偶然試合を見ていた理学療法士の方が「今さんの肩の使い方、怪我をする可能性があるよ」とお話しされていたと先輩から聞きました。
それを機に、「科学的なアプローチを取り入れることで怪我をケアし、より成長できるのではないか」と考えはじめ、理学療法士の方からのアドバイスを練習に取り入れるようになりました。今では、「なぜその練習が必要なのか」「このトレーニングではどの筋肉を鍛えているのか」といったことを意識しながら練習するようになり、試合でのパフォーマンスが向上しましたね。
2つ目は、「試合前にリフレッシュすること」です。具体的には、試合の2日前に温泉に行くことを習慣にしています。温泉につかると体の疲れがとれ、精神的にもリラックスすることができます。以前は、疲れたまま試合に出場して、自分の力を出し切れないということが多かったのですが、2回生の4月頃に温泉に行き始めてからは、パフォーマンスが安定してきました。それ以降は、試合前の大事なルーティーンにしています。
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Q.ドキュメンタリー映画「Little Miss Sumo」に出演され、また、2019年のイギリスの公共放送BBCが選ぶ世界の人たちに影響を与えた「今年の女性100人」にも選ばれました。反響はいかがでしたでしょうか。
想像以上に多くの方々から、「頑張って」「応援している」と励ましの言葉をいただき、相撲をしていることに対して、今まで以上に誇りを持つことができるようになりました。
「Little Miss Sumo」の監督は、イギリス人のマット・ケイさんです。マットさんは、NHKワールドで幼少期から大相撲をご覧になられていたそうです。そこに女性の力士がいないことに疑問を抱き、歴史や背景を調べていたところ、女子相撲部員が所属している立命館大学を見つけ、大学の広報課に連絡されたことが出演のきっかけとなりました。
映画は、2017年4月~2018年7月に開催された世界相撲女子選手権大会までの活動記録が中心です。女子相撲については、様々な意見があることは事実です。一方、応援の声を数多くいただき、女子相撲は影響力があり、多くの人々に感動を与えられる競技であると思えるようになりました。
また、映画の反響もあり、BBCが選ぶ世界の人たちに影響を与えた「今年の女性100人」にも選出していただくことができました。出身の青森県鯵ヶ沢町では、11月下旬に以前通っていた道場の館長主催で祝賀会を開催してくださいます。
これらの反響を通して、「相撲をしている私」、そして、「私の生き方」を応援していただいていると感じるようになりました。女子相撲含め、相撲が世界中に広がるきっかけになって欲しいですね。

Q.相撲の魅力について教えてください。
「体ひとつ・円ひとつで心と心の交流ができること」です。
今年7月に相撲の普及活動のため、ラオスに3日間滞在して、大人向けの相撲紹介イベント・子供向けの相撲教室を2回ずつ実施しました。昨年ゼミ活動でラオスを訪れた際に、「JICA」や「青年海外協力隊」の方々を訪問する機会があり、そこでお世話になった職員の方々に今回もご協力いただきました。
結果、イベント全体で延べ約400名もの方々にご参加いただきました。現地の小学校で子供向けの相撲教室を開催することにしましたが、もちろん土俵はないので、柔道用の畳を数枚並べ、即席で作りました。体験会ではみんな自然と笑顔!「相撲の楽しさは世界共通だ」と改めて感じましたね。
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Q.今後の取り組みについて教えてください。
卒業後は、愛知県の企業に入社し、実業団の選手として相撲を続ける予定です。この企業では、以前から相撲部はありましたが、女子の選手を受け入れるのは初めてとのこと。基礎技術を高めることに加えて、状況に応じた戦いができる選手を目指します。
夢は「相撲をオリンピック競技にすること」。
また、いつの日かアフリカで相撲教室を開きたいと思っています。「部活に取り組みながら、相撲の楽しさ世界に伝えるため、グローバルな視点で物事を捉える力を身につけたい」と思い、立命館大学国際関係学部への入学を決めました。1回生のときにアフリカを研究されている先生の授業を受講し、「アフリカでは経済的に恵まれない方々がたくさんいる」ということを改めて学ぶ機会がありました。相撲であれば、「体ひとつ・円ひとつ」で始めることができます。アフリカでは英語に加えて、フランス語も主要な言語として使われています。アフリカを訪問したことはありませんが、そのときに向けて、大学でフランス語の勉強もしています。相撲がオリンピック種目になったときには、国際オリンピック委員会の会議に出席して、自分の考えや想いを発言したいと思っています。

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いかがでしたでしょうか。
今年の「世界相撲女子選手権大会」について、「一番の敗因は、自分の精神的な未熟さ。実業団では、社会人、そして、ひとりの人間として成長し、相撲も強くなりたい」語ってくれた今さん。「これからの私に期待してください」とおっしゃられたときの笑顔が印象的でした。
今さんが出演された「Little Miss Sumo」は、動画配信サービス「ネットフリックス」でご覧いただけます。現在も撮影を継続中、2020年には続編も公開される予定です。どのような作品になるのか、楽しみです!

▼編集後記▼

今回は、立命館大学アメリカンフットボール部(以下、PANTHERS)監督・古橋由一郎さん(文学部1989年卒・京都府出身)をご紹介します。「2019 関西学生アメリカンフットボールリーグ」において、熱戦を繰り広げているPANTHERS。全日本大学選手権への出場を左右する重要な一戦を目前に、古橋監督からメッセージが届きました。

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いつも応援ありがとうございます。現在、PANTHERSは5勝1敗の2位です。最終戦の関西学院大学FIGHTERS戦に向けて、部員一同気合が入っています。
チームの雰囲気は、今年一番良い状況です。1年間やってきたことを全て出し切りますので、是非ともスタジアムで応援のほど、よろしくお願いします。
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昨年の最終戦、関西学院大学FIGHTERSに敗れた雪辱を果たすべく、日々努力を重ねてきたしてきた選手たち。試合当日は、観客席をエンジ色に染め、一緒に応援しましょう!

アメリカンフットボール部「2019関西学生アメリカンフットボールリーグ」関西学院大学戦
[日 時]11月10日(日)15:00~
[場 所]万博記念競技場(大阪府吹田市千里万博公園5-2)
[入場料]一般・大学生1,300円 高校生以下無料(要生徒手帳)

詳細はコチラ≫

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第173号読者プレゼント▼

今回は、「タッチペン付3色ボールペン」5名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:11/18(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼172号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。172号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・浅島広之さん(大阪府)・Y.N.さん(京都府)・赤堀光男さん(奈良県)・安部香一さん(富山県)・平原哲雄さん(新潟県)・IKさん(長野県)・勢川洋之さん(鳥取県)・N.O.さん(兵庫県)・牛さん(三重県)・ももちゃんさん(愛知県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は11月22日(金)です。お楽しみに。
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■■ FAX:075-813-8119
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