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最新号・バックナンバー

立命館CLUB 【VOL.217】

立命館CLUB【VOL.217】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

11月14日(日)、「2021 関西学生アメリカンフットボールリーグ」優勝決定戦がヤンマースタジアム長居で行なわれました。Aブロック首位の立命館大学アメリカンフットボール部PANTHERS(以下、PANTHERS)は、Bブロック首位の関西学院大学と対戦し、惜しくもリーグ優勝を逃しました。
11月20日(土)、リーグ戦2位のPANTHERS「全日本大学アメリカンフットボール選手権 西日本代表決定戦」2回戦で中京大学を破り、11月28日(日)に関西大学との準決勝に臨みます。この試合の勝者は12月5日(日)、西日本代表の座をかけて関西学院大学と対戦します。まずは28日(日)の試合で勝利を収められるよう、チーム一丸となって戦います。ご声援のほど、よろしくお願いします。
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◆全日本大学アメリカンフットボール選手権 西日本代表決定戦 準決勝(関西大学戦)
[日 時]11月28日(日)13:00~
[場 所]ヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区長居公園1-1)
[入場料]前売1,800円 当日2,000円

前売チケットはコチラ≫

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナルマフラー」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】BKC新食堂「Forest Dining nadeshico」がグランドオープン

11月10日(水)、BKCフロントゾーンに位置する建物C-cubeに新しい食堂「Forest Dining nadeshico」がグランドオープンしました。地元食材を使用した自然派レストランとして、季節を感じる旬の食材を使った「安心で美味しくおしゃれ」をコンセプトに幅広いメニューを提供しています。
本レストランを運営する株式会社nadeshicoと立命館大学食マネジメント学部は、連携協力に関する協定を7月に締結、今後は「食」を通じた地域交流の拠点となる各種イベントの開催・同学部との共同商品開発・学生のインターンシップなども実施する予定です。

[営業時間]平日9:00~21:00
              土曜日11:00~15:00
              祝日営業日 9:00~15:00※立命館大学授業日のみの営業
[定休日]日曜日・祝日(立命館大学授業日を除く)
[その他]平日・祝日営業日の9:00~11:00 はコーヒーのみのご提供
     ラストオーダーは、閉店の1時間前です。

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営業日の詳細はコチラ≫
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【2】立命館大学ボート部が全日本大学選手権で女子総合優勝

10月28日(木)~31日(日)、埼玉県戸田市・戸田ボートコースで「第99回全日本選手権大会兼第48回全日本大学選手権(インカレ)」が開催されました。立命館大学ボート部は「女子舵手付きフォア」でインカレ4連覇、「女子ペア」で全日本選手権8連覇・インカレ2連覇を達成し、創部以来初となるインカレ女子総合優勝を成し遂げました。

<ボート部女子主将の鈴木伶奈選手(経済学部3回生)のコメント>
昨年のインカレでは惜しくも女子総合2位、「来年は必ず1位を獲る!」という思いで活動してきたので、今年はその思いを遂げることができ、とても嬉しかったです。
来シーズン以降も全日本選手権大会やインカレで連覇を獲り続けられるよう、充実したトレーニングを継続して、個人の力はもちろん、チーム力も強化していきます。応援いただき、ありがとうございました。
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【3】競歩日本代表・河添香織選手、女子陸上競技部・壹岐あいこ選手が来学・懇談

11月5日(金)、河添香織選手(政策科学部2018年卒)が来学され、仲谷善雄・立命館大学長と懇談しました。河添選手は、東京2020オリンピック競技大会の女子20km競歩に出場されました。懇談で河添選手は、「理想と異なるコンディションでしたが、最大限の準備をしてオリンピックに挑みました。結果については、しっかりと受け止め、この経験を次に生かしたいと思います」と語りました。
また、11月19日(金)、壹岐あいこ選手(スポーツ健康科学部3回生)が森島朋三・学校法人立命館理事長、仲谷善雄・立命館大学長と懇談しました。壹岐選手は東京2020オリンピック女子4×100mリレー日本代表の補欠登録選手に選出、9月の「天皇賜盃第90回日本学生陸上競技対校選手権大会」では、女子100m・200mで準優勝を果たしました。東京2020オリンピックでの経験を振り返りつつ、「この冬に鍛え直し、来年開催される世界陸上競技選手権大会・アジア陸上競技選手権大会・FISUワールドユニバーシティゲームズ(旧称:ユニバーシアード競技大会)で結果を残せるように頑張ります」と、抱負を述べました。
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【4】草津市連携事業「ゲーム感覚で体感!食と運動の健幸体験チャレンジ」を開催

10月24日(日)、イオンモール草津で「ゲーム感覚で体感!食と運動の健幸体験チャレンジ」が開催されました。当イベントは、2016年度から「健幸都市づくり」に取り組む草津市と立命館大学アクティブ・フォー・オール拠点の連携事業です。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を十分に講じたうえで実施しました。
立命館大学は、2013年度に文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が進める「COI STREAM」(革新的イノベーション創出プログラム)に採択されました。「運動の生活カルチャー化」を合言葉に、運動を通じて多世代で交流できる社会を築き、健康寿命の延伸を目指して、研究開発と事業化を進めています。
イベント当日、立命館大学は装着したスマートウェアで計測したバイタルデータを用い、恐竜から逃げるゲーム性を含んだバイクプログラム「スマートRバイク・ザ・ライド」を実施しました。3~80歳と幅広い世代の約200名が参加、ゲーム・映像・バイクエクササイズを組み合わせることで、楽しみながら運動できるプログラムに会場は大いに盛り上がりました。
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【5】第19回天空祭 オンライン開催 NEW NORMAL~今しかできない海外旅行~

10月31日(日)、APUの大学祭「第19回天空祭」が開催されました。昨年に続いてのオンライン開催となりましたが、多様性あふれる大学の姿を世界に向けて配信しました。
今回のテーマは「NEW NORMAL~今しかできない海外旅行~」。学生の半数が国際学生という特色を活かして、「小さな地球」ともいえるAPUの国際性・多様性を最大限発揮し、オンラインでも世界旅行のような気分を楽しめる内容として工夫を凝らしました。
多国籍な料理を味わえて人気だった模擬店の代わりに、APUの校友が経営するレストランをはじめとした別府にある様々なお店を動画やSNSで紹介したり、学生団体が披露するステージパフォーマンスをライブ配信しました。また、天空祭実行員会によるクイズ・ビンゴ大会も開催されました。

詳細はコチラ≫
午前の部の様子(YouTube)はコチラ≫
午後の部の様子(YouTube)はコチラ≫
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][有料][要事前申込]
“0泊2時間”東北食べるツアー ~生産者と語ろう~ 「第5回 岩手県大槌町×鹿肉」

立命館災害復興支援室では、東北6県の農家・漁師の姿を伝え続けている「東北食べる通信」とコラボし、東北の食を通して、3.11から10年を迎えた「東北の今」に触れる取り組みを実施しています。
第5回の食材は、岩手県大槌町の「鹿肉」。猟師・兼澤幸男さんをゲストに迎えます。

[日 時]12月18日(土)13:00~15:00
[開催方法]オンライン(Zoom)
[参加費]3,180円(食材・送料込)
<申込締切:12月5日(日)正午>

詳細はコチラ≫
お申込みはコチラ≫
※お申込み時にアカウント登録が必要です
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第1回「赤皿貝」の様子はコチラ≫
第2回「ドンコ」の様子はコチラ≫
第3回「桃」の様子はコチラ≫

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【2】[@京都][無料][申込不要]
「第15回みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」優秀作品展

立命館大学歴史都市防災研究所では、小学生を対象に地域の安全安心への関心を深めてもらうことを目的として、2007年から「地域の安全安心マップコンテスト」を開催しています。今回は、24点の作品を展示しています。

[日 時]10月25日(月)~12月24日(金) 平日9:30~17:00
            ※休館日:土・日曜日および祝日
            ※臨時開館日:11月28日(日)11:30~16:30
[場 所]立命館大学歴史都市防災研究所1階 展示ルーム(京都市北区小松原北町58番地)
[入場料]無料

展示の詳細はコチラ≫
 
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【3】[オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座 12月度「歴史都市ならではの防災について考える-観光客の目線から-」

[日時・テーマ・講師]
◆12月4日(土)13:00~14:30
「歴史都市における観光客の防災」
講師:豊田祐輔(立命館大学政策科学部准教授)

◆12月11日(土)13:00~14:30
「観光客と市民の視点からみた歴史都市防災の必要性」
講師:小川圭一(立命館大学理工学部教授)

[受講料]無料
[定 員]400名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@京都/オンライン][有料][要事前申込]
立命館大学交響楽団「第126回定期演奏会」

今回の定期演奏会は京都コンサートホールでの公演に加えて、オンラインでのライブ配信も行ないます。

[日 時]12月17日(金)17:00開場 18:00開演
[場 所]京都コンサートホール 大ホール(京都市左京区下鴨半木町1-26)
[入場料]前売1,000円 当日1,500円(全席自由)/LIVE配信700円
※交響楽団HP・立命館大学生協・チケットぴあ・ローソンチケット・京都コンサートホール窓口にてお買い求めください。
[その他]LIVE配信(オンライン)によるご鑑賞を希望される方は、TIGETにてチケット(700円)をお買い求めください。
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詳細はコチラ≫
現地鑑賞のチケット購入(チケットぴあ)はコチラ≫
現地鑑賞のチケット購入(ローソンチケット)はコチラ≫
LIVE配信のチケット購入(TIGET)はコチラ≫

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【2】[@大阪][有料][要事前申込]
立命館大学応援団吹奏楽部「第58回定期演奏会」


今年度の集大成を披露するステージです。吹奏楽会ではおなじみの名曲や誰もが聴いて楽しめるクリスマスソングなど、様々なジャンルの曲を演奏します。

[日 時]12月11日(土)17:00開場 18:00開演
[場 所]豊中市立文化芸術センター 大ホール(大阪府豊中市曽根東町3-7-2)
[入場料]一般1,000円 高校生以下300円 未就学児無料 
[その他]全国のローソン・ミニストップ設置Loppiもしくはローソンチケット(オンライン)にてお買い求めください。Lコード:55836
<チケット購入受付締切>
Loppi:12月10日(金) 23:59まで
オンライン:12月10日(金)22:00まで

オンラインでのチケット購入はコチラ≫
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【3】[@大阪][有料][要事前申込]
ラグビー部「2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」


現在6位、チーム一丸となって最終戦に臨みます。

[日 時]11月28日(日)14:00~ 摂南大学戦
[場 所]ヤンマーフィールド長居
[入場料]一般:前売1,300円 当日1,500円
     小・中・高校生:前売300円 当日500円
     立命館大学生:500円(要事前申込)
[その他]チケットぴあ(Pコード:597631)、全国のローソン・ミニストップ設置Loppiもしくはローソンチケット(Lコード:51515)、イープラスにてお買い求めください。※試合会場でのチケット販売はございません。

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立命館大学生の方はコチラからお申し込みください≫

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【4】[@栃木][有料][申込不要]
ホッケー部(男子)「高円宮牌2021男子ホッケー日本リーグ」ファイナルステージ


3位決定戦に臨みます。熱い応援をお願いします!

[日 時]12月5日(日)11:00~ 天理大学ベアーズ戦
[場 所]日光市ホッケー場(栃木県日光市薄井沢881番地外)
※チケット情報については、後日公開予定です。公式サイトをご確認ください。

詳細はコチラ≫

▼衣笠祭典突撃インタビュー▼

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                               衣笠祭典突撃インタビュー
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今号では、皆さまのご期待にお応えし、学園祭の様子をお届けします。立命館大学学園祭は、11月14日(日)の衣笠キャンパスを皮切りに、11月28日(日)に大阪いばらきキャンパス、12月12日(日)にびわこ・くさつキャンパスで2年ぶりに開催されます。今回は、立命館CLUB事務局が「衣笠祭典突撃インタビュー」を実施しました。活気あふれる様子を写真とともにお楽しみください。
  
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東門には風船で作られたアーチを設置

★★★新型コロナウイルス感染拡大防止対策について★★★
自治体との協議を踏まえ、入場者数を学生数の約5割に制限、学園祭史上初めて「事前予約制」を導入しました。各門での検温・手指消毒・事前予約の確認を徹底するなど、感染拡大防止対策を実施、約4,700名が来場しました。
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各門や団体企画などの入口でも感染拡大防止対策を実施

★★★中央ステージ★★★
11:40、オープニングでは応援団による演舞・演奏に続き、仲谷善雄・立命館大学長が学生に向けたメッセージを送りました。
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その後、ストリートダンスサークル「舞style」による迫力のステージでスタート!8つのジャンルに分かれたダンスグループが、それぞれの「My Style」を披露、観客は音楽に合わせて一緒にリズムを取り、会場のボルテージは一気に高まります!衣装や踊りはもちろん、マスクの色を揃えるなど、ステージ上での一体感を出すための工夫が伝わってきました。最後は全ジャンルのグループが舞台に集結して迫力のダンス!2年ぶりの学園祭を全力で楽しむ学生たちのステキな笑顔を見て、取材班の目には早くも涙が(笑)。
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★★★東側広場ステージ★★★
キャンパスを探索していると、優しい歌声が聞こえてきました。東側広場では、「立命館大学アカペラサークルClef」がCMやTVなどでお馴染みの曲を披露。会場が美しいハーモニーに包まれました。
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★★★以学館のホールステージ★★★
以学館のホールステージでは、フラダンスサークル「Hawaiian Circle meahula」「吹奏楽サークルFiz」など、様々な団体が日頃の練習成果を披露しました。
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★★★模擬店企画★★★
学園祭と言えば、やはり多種多様な「模擬店」が楽しみのひとつです。衣笠祭典では模擬店14店舗・フリーマーケット4店舗が出店していました。長蛇の列ができている店舗もあり、多くの人で賑わっていました。「準備していた分がもう売り切れたから、追加で買いだしに行ってくる!」といった学生の声も聞こえてきました。
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★★★展示・体験企画★★★
今回、教室棟では正課・正課外活動を問わず、日頃の研究や練習の成果を発表する31の学生団体による展示・体験企画などが開催されました。各団体の熱のこもった企画を楽しむことができました。

◆中央事務局特別事業部
今年の衣笠祭典・目玉企画は、お化け屋敷「学校閉鎖~殺人鬼はまだ、そこにいる~」です。「あなたは殺人鬼に見つからないように、殺された親友の遺品を回収することができるのか?」というテーマ設定で、お化け屋敷と謎解きの要素を掛け合わせた企画です。ホラー専門会社「株式会社怖がらせ隊」、演劇サークル「劇団月光斜」協力のもと、「洋洋館」全体を貸し切って行なわれた14回の枠は事前予約ですぐに埋まるほどの大盛況でした。
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◆立命館大学鉄道研究会
鉄道に関する展示が盛りだくさん、子どもから大人まで世代を問わず大人気の企画です。リアルな鉄道模型を眺めていると見覚えのあるロゴマークがビルに…皆さん気づきましたか?実際に使用されていた運賃表などの展示もあり「街中でみたことあるかも…」と、どこか懐かしい気持ちになりました。
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◆立命館大学美術研究部
油絵・水彩画・水墨画・デジタル作品など、様々なジャンルの作品を展示、部員が作成したオリジナルポストカードも配布。個性的な作品ばかりで、一つひとつ見ていると時間があっという間に過ぎていきました。「第175回輝く学生インタビュー」にも登場いただいた部長の川勝慎仁さん(文学部3回生・京都府出身)にお話を伺いました。

Q.実際に展示会を開催してみていかがでしょうか。
例年は、BGMに合わせて絵を描く「ライブアート」と「似顔絵の描画」を実施していましたが、このような状況なので、実施内容を見直し、学園祭においては初めてとなる展示会を開催しました。3キャンパスから約30点の作品を展示、200名以上の方々に来ていただいています。予想よりも多く、少し驚いています(笑)。

Q.コロナ禍で対面活動が制限されるなか、サークル活動に変化はありましたか?

コロナ前まではキャンパスごとで活動していたため、他キャンパスの部員との交流はほとんどありませんでした。対面活動が制限されたこともあり、2020年8月からオンライン練習会を3キャンパス合同で実施するようになった結果、部員同士の交流が盛んになりました。
そこで、学園祭も一緒に何かできないかと考え、初めて3キャンパス合同で展示会を実施することにしました。「他のキャンパスの部員はこんな絵を描くんだ」と、新しい発見の連続で多くの刺激をもらいました。また、作品を持ってきた時に初めて対面した部員も多く、「こんな顔や声だったんだ」って感じでした(笑)。実際に話しながら展示会の準備を進めることができ、とても楽しかったです。
コロナ禍では「人との繋がりが薄れる」といったことあるかもしれません。しかし、美術研究部ではオンライン練習会などを通じて部員同士の新たな交流が生まれ、3キャンパス合同の展示会を初めて開催することになり、部としての一体感が出てきたと思います。今後どのような状況になるかはわかりませんが、今回生まれた繋がりを大切にしていきたいと思います。
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「ご飯を食べることが面倒になるくらい、絵を描くことに熱中してしまうこともあります(笑)」と、楽しそうに語ってくださった部長の川勝さん。ポスターには、川勝さんの作品が用いられました。

◆立命館大学広告研究会
以学館地下1階を歩いていると何やら懐かしい雰囲気が…立命館大学広告研究会の「みんなの実家展」でした。部長の吉川仁菜さん(文学部3回生・福島県出身)にお話を伺いました。
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Q.今回のテーマについて教えてください。

新型コロナウイルス感染拡大にともない、多くの学生が帰省することができない状況になりました。そのような状況下でも「実家のような安心感と居心地の良さを味わってもらいたい」と、テーマを「みんなの実家展」にしました。

Q.日頃はどのような活動をしていますか?
普段はフリーペーパーの製作・野外映画上映会「カモシネマ」の運営・マーケティングプランのコンペティションなどに参加しています。学園祭では、日頃の活動で得た知識を生かしつつ、例年「面白いことに挑戦する」風土があります。

Q.「実家」の雰囲気を出すために心がけたことを教えてください。
まず、入口にはマットとスリッパを置いて、玄関のようにしています。そして、部員たちが来場者に「おかえり」、部屋を出る時には「いってらっしゃい」と声掛けをするようにしました。部員の服装も実家を意識して、エプロンやジャージを着ています。
また、部屋の奥には畳をひいて、ちゃぶ台・ランドセル・懐かしいおもちゃ・漫画・駄菓子などを置きました。実際に部員が持っている「実家」を感じられるものを集めて、展示しました。
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Q.吉川さんにとって「実家」とはどのような存在ですか?
一番落ち着くことができる場所です。今回の展示では、部員に「実家といえば」とインタビューして動画にまとめて、流しました。「母親の手料理」「お風呂に入る場所」といった回答もありましたが、私と同じ「落ち着くことができる場所」といった回答が一番多かったです。来場してくださった方々から、「面白い取り組みだね」といった反響もいただき、嬉しかったです。
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(写真左)「実家といえば?」の質問に答える学生
(写真右)立命館大学広告研究会のメンバー(左手前が部長の吉川さん)

 
◆立命館大学レゴ部
レゴの作品を制作・展示しているサークルです。リアルさもありながら、レゴ特有のかわいさあふれる作品が数多く展示されていました。部員の方にお話を伺いました。
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Q.1つの作品が完成するまで、どれくらいの期間が必要ですか?
例えば、実在する建物をレゴで作成する場合は、写真や資料を集めてどのような建築なのか研究し、「Studio」という設計ソフトウェアで構想を練ります。このソフトウェアを使えば、パソコン上でどのような部品がどれだけ必要か、計算してくれるので本当に便利です。その後、必要なパーツを集めますが、海外から取り寄せることもよくあります。作品にもよりますが、設計から完成までトータルで2カ月ほどかかることもあります。

Q.今回一番力を入れた作品について教えてください。
デンマークに実在するガソリンスタンドをもとにした作品です。アルネ・ヤコブセンという建築家が好きで、このガソリンスタンドも設計しています。
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本物と同様にガソリンスタンド内はアイスクリーム屋さんです。今回はインターネットで資料を集めて作成しました。この作品は設計や構想に2週間、海外から部品を取り寄せるために1カ月、作り上げる作業に3~4日間かかりました。
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Q.レゴの魅力について教えてください。
「自分がかっこいいと思っているもの、心惹かれるものを形にすることができる」ことです。「これが好きなんだ!」というものを実際にレゴで作り出せるところが一番の魅力だと思います。

★★★エンディング★★★
17:00、日も沈み始め、徐々に暗くなってきました。ステージでは、立命館大学書道部カラーガードサークルLUSTERの音楽に合わせたパフォーマンス。会場はペンライトを振って盛り上がります。
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18:30、陽も沈み少し肌寒さを感じるようになる頃、今年の衣笠祭典もクライマックス。学園祭の最後を締めくくるのは「Radiate(放射する、発散する)」をテーマにした光とダンスのコラボレーション。創作ダンス「collash」ストリートダンスサークル「舞style」による豪華なパフォーマンス。様々なイルミネーションが中央ステージを彩り、華やかに衣笠祭典が幕を閉じました。
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★★★学園祭実行委員長インタビュー★★★
学園祭の舞台裏を取材すべく、フィナーレ終了後に学園祭本部で学園祭実行委員長・鈴木輝さん(産業社会学部4回生・埼玉県出身)にお話を伺いました。
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Q.今回の学園祭について教えてください。
学園祭は、私たち学生が日頃の活動成果を発揮・発表し、自己を振り返ることによって更なる自身の成長に繋げる場となります。今年度は「Re:Start」を学園祭のテーマとして掲げています。昨年度は中止となった学園祭を「今年こそは開催しよう」という強い想いを込めました。実行委員会や各団体と協力しながら、「再始動」にふさわしい生まれ変わった新たな学園祭を創り上げられるように準備を進めてきました。

Q.2年ぶりの衣笠学園祭、振り返っていかがでしょうか。
来場予約制度・検温・消毒といった新型コロナウイルス感染拡大対策やオンラインでの同時配信など、初めての取り組みも多く、大変なこともありましたが、どうにか無事終えることができてホッとしています。
学園祭での展示や披露に重きを置いて活動している団体にとっては、学園祭の有無は活動へのモチベーションや団体の存続意義に直結する問題であると考えています。学園祭の運営や各団体の取り組みといった学生文化が途切れないよう、次の代に引き継ぐ機会を設けることができ、本当に良かったと思います。

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「学園祭特集」、いかがでしたでしょうか。2年分の思いを込めて、これまで積み上げてきた成果を出しきろうとする学生たちのキラキラ輝く姿に胸が熱くなりました。「学園祭特有の熱気がキャンパスに戻ってきた」という喜びを学生はもちろん、来場もしくはインターネットで視聴された皆さまも感じられたのではないでしょうか。

立命館大学学園祭「OIC祭典」は、11月28日(日)に大阪いばらきキャンパスで開催されますが、すでに入場予約は上限に達しました。インターネット配信番組「FestivaLive!」でも当日の様子をお楽しみいただけますので、是非ご覧ください。
「BKC祭典」は12月12日(日)にびわこ・くさつキャンパスで開催、事前予約受付期間は11月29日(月)~12月12日(日)です。こちらも「FestivaLive!」で配信します。対面とオンラインのハイブリッドで開催する今年の学園祭、存分にお楽しみください!


インターネット配信番組「FestivaLive!」の詳細はコチラ≫
立命館大学学園祭の詳細はコチラ≫

▼編集後記▼

今回は、尺八製作者・演奏者の大萩康喜さん(法学部2010年卒・愛媛県出身)をご紹介します。2018年6月に開催された「第24回くまもと全国邦楽コンクール」で最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞、テレビに出演されるなど、ご活躍。今年4月には東京オリンピック聖火ランナ一として愛媛県東温市を走られました。今回、当日使用された卜一チを立命館大学に寄贈いただきました。これまでの取り組み、そして今後の目標についてお話を伺いました。
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立命館大学入学後、邦楽部に入部し、尺八に出会いました。学生時代は今振り返っても尺八を吹いていた思い出ばかりですね(笑)。現在は、故郷の愛媛県松山市に尺八工房「慈庵(じあん)」を構え、尺八製作を行ないながら、演奏者として日々練習を重ねています。また、尺八の魅力を多くの方々に知っていただくため、教室を開いて小学生~80代の方、アメリカの方にも指導しています。

残念ながら、尺八含め日本の伝統文化を伝える担い手は減っていく一方です。何かしら文化伝承に貢献したいと考えていました。そのようななか、東京2020オリンピックの聖火ランナーの応募があることを知りました。応募要件に記載されていた求められる人物像“伝統文化や自然環境・景観の保全、次世代の育成を通じて過去を大切にしながら未来を創る地域の時をつなぐ人”は、「まさに尺八の普及活動に取り組む私にピッタリだ」と感じ、思いきって応募しました。
応募したものの、まさか受かるとは思ってもいませんでした(笑)。2019年12月に合格通知のメ一ルが来た時は、「えっ!?」と宝くじに当たった様な半信半疑の驚きと喜びのなか、両親に報告したところ「すごいやん!」と祝ってもらい、「本当に光栄な役割をいただいたんだ」ということを時間と共に実感し始めました。

新型コロナウイルス感染拡大にともない、様々な意見もありましたが、無事に聖火ランナ一として走りきることができました。家族や知り合いから、「走っていた姿、インターネットでみたよ」「元気をもらった」といった声を数多くいただき、「このような大変な状況でも聖火やオリンピックは人々にとって明るいものになり得るんだ」ということを改めて感じました。
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その後、聖火トーチを持って、地元の幼稚園・小学校・中学校を訪問しました。演奏はもちろん、学生時代から一生懸命に頑張ってきた尺八がきっかけで聖火ランナ一に選ばれたことも伝えることで、尺八の普及活動にもつながりました。また、「テレビでトーチ、みたことある!」と、子どもたちが興奮して目を輝かせながら喜ぶ姿をみて、オリンピックが持つ人々を明るくする力、元気にする力を改めて感じました。
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今回、尺八と出会うきっかけを与えてくれた立命館大学に少しでも恩返しができればと思い、トーチを寄贈しました。実は知り合いに「手放すのはもったいないのでは?」と言われたこともありました(笑)。しかし、私自身は全くそんな気持ちはありません。家で眠らせておくより、多くの方々に見ていただいて、何かを感じていただくきっかけになることに、価値があると考えています。

3年ほど前の夏、家の外から尺八の音が聞こえてきたので、出てみるとセミが鳴いていました。家に戻り、尺八を吹いてみると、たしかにセミの鳴き声と共通する音色があり、自分の勘違いだったことに気づきました。尺八の音には木々のざわめきや小川のせせらぎ、風が竹の間をすり抜ける音や虫の声など、日本人が昔から親しんできた音色が聴こえてきます。音程に加えて、この音色を操り、演秦することこそが尺八の魅力であり、大切にしたいところです。今年から、愛媛大学教育学部の非常勤講師として、邦楽の歴史や楽器を実演を交えながら、後世にその魅力を伝える機会を頂きました。こうした普及活動や演奏活動はもちろん、寄贈したトーチを通して、多くの方々が尺八に触れていただくきっかけになればと願っています。

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前回の立命館CLUBでもご紹介した通り、大萩さんは、10月9日(土)開催の「オール立命館校友の集い2021」で校歌を演奏くださいました。人前で校歌を演奏するのは初めてだったそうですが、実はよく練習の合間などに吹いていたそうです。「歌詞とメロディーがマッチしている」ことはもちろん、「音程の起伏がはっきりとしていて、尺八で演奏していても楽しいので、大好きです」とのこと。大萩さんの演奏を是非動画でご覧ください。


立命館大学校歌(尺八・箏)はコチラ≫


(立命館CLUB事務局)

▼第217号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナルマフラー」3名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:12/6(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第216号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。216号の読者プレゼント(立命館オリジナル ひざ掛け)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・青木ひとみさん(長野県)・VOLVO13さん(北海道)・土江純子さん(奈良県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は12月10日(金)です。お楽しみに。
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