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立命館CLUB 【VOL.59】
2014年10月10日
立命館CLUB 【VOL.59】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.59━━━━■□■ 2014.10.10 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。
今号は嬉しいニュースからお届けします。
文部科学省「平成26年度スーパーグローバル大学創成支援事業」に、立命館大学ならび
に立命館アジア太平洋大学の2大学が採択されました!同一法人から2大学が採択された
のは学校法人立命館のみです。
(写真左)立命館大学
(写真右)立命館アジア太平洋大学(APU)
本事業は日本の高等教育における国際競争力の向上を目的とし、「世界レベルの教育研
究を行うトップ大学」を対象とするタイプAと、「日本のグローバル化を牽引する大学」
を対象とするタイプBの2種類に分かれています。立命館大学と立命館アジア太平洋大学
は共に「タイプB」での採択となります。
本事業への採択を機に、学園全体における国際化の取り組みをより一層加速させていき
ます。
【タイプA:トップ型(全13大学)】 北海道大・東北大・筑波大・東京大・東京医科歯科大・東京工大・名古屋大・京都大・大阪大・ 広島大・九州大・慶応大・早稲田大 【タイプB:グローバル牽引型(全24大学)】 千葉大・東京外大・東京芸大・長岡技術科学大・金沢大・豊橋技術科学大・京都工芸繊維大・ 奈良先端科学技術大学院大・岡山大・熊本大・国際教養大・会津大・国際基督教大・芝浦工 大・上智大・東洋大・法政大・明治大・立教大・創価大・国際大・立命館大・関西学院大・立命 館アジア太平洋大 |
今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。
読者プレゼントは、「立命館オリジナルガムテープ」です。
応募方法は最後にお知らせします。お見逃しなく。
それでは最後までお楽しみください。
▼学園ニュース▼
【1】インドネシア共和国 ユドヨノ大統領閣下に名誉博士号を贈呈9月29日(月)、立命館大学はインドネシア共和国のスシロ・バンバン・ユドヨノ大統
領閣下に名誉博士号を贈呈しました。
(写真左)大統領ご夫妻を出迎える学生たち
(写真右)握手をかわすユドヨノ大統領(右)と川口清史・立命館大学学長(左)
ユドヨノ大統領は2004年、国民による初の直接選挙により大統領に就任し、スマトラ沖
大地震・インド洋大津波による甚大な被害からの復興、2005年のアチェ地域の和平合意、
通貨危機の克服など、インドネシアにおける民主化と経済成長を牽引し、社会全体の安
定と発展に尽力されました。
本学では、これらの取り組みをアジア諸国だけでなく人類の平和と民主主義の発展に対
する功績として捉え、名誉博士号の贈呈を決定しました。朱雀キャンパスで行われた贈
呈式では、川口清史・立命館大学学長からユドヨノ大統領に「学位記」と「懸章」が手
渡され、約400名の来場者から大きな拍手が送られました。今月20日に任期を終えられ
るユドヨノ大統領にとって、今回の京都訪問が大統領としての最後の海外訪問となりま
した。
立命館大学と立命館アジア太平洋大学(APU)では300名(立命館大学39名・APU261名)
のインドネシア人正規留学生が学んでおり、その数は日本で学ぶインドネシア人留学生
約2,300名の1割以上にのぼります。
(写真左)約400名が来場した贈呈式の様子
(写真右)スピーチをされるユドヨノ大統領
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また、9月14日(日)から1週間、インドネシアの首都ジャカルタでは「ジャカルタ日本
祭り2014」が開催され、日本の教育機関では初めてブースを設け、立命館の紹介を行い
ました。9月21日(日)のステージ企画ではダブルダッチサークルがパフォーマンスを
披露し、観客の注目を集めました。
(写真左)パフォーマンスを披露するダブルダッチサークル
(写真右)立命館ブースの様子
詳細はコチラをクリック≫
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【2】学校法人立命館がロシア・サハリン州教育省と協力協定を締結
9月24日(水)、学校法人立命館は立命館慶祥中学校・高等学校において、ロシアのサ
ハリン州教育省(ユジノサハリンスク市)と教育分野の協力に関する協定を締結しまし
た。サハリン州教育省と日本の教育機関との協定は今回が初の事例です。
今後は、サハリン州との友好関係を強化し、生徒の派遣・受入をはじめ、教員間の情報
交換や共同プログラムの開発などの交流を促進していきます。
なお、本協定に先立ち、今年5月には立命館大学とサハリン国立総合大学との間で協力
協定を締結し、学生交流を開始しています。
(写真左)協定調印式の様子
(写真右)立命館慶祥中学校・高等学校の生徒との記念撮影
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【3】「大連理工大学-立命館大学 国際情報ソフトウェア学部」のパイロット学生15名が
入学
9月25日(木)、朱雀キャンパスで「2014年度 立命館大学・大学院 秋季入学式」が挙
行され、9月9日(火)に開講した日中初の共同学部「大連理工大学-立命館大学 国際情
報ソフトウェア学部」のパイロットコースで学ぶ中国人学生15名が転入学しました。
「大連理工大学-立命館大学 国際情報ソフトウェア学部」開講の詳細はコチラをクリック≫
本学部パイロットコースは、学部開設に先立って、2012年9月に開講。日本語・英語・
数学・物理・ソフトウェア工学などの履修を経て、所属する30名のうち15名が転籍しま
した。
なお、入学式では2000年秋入学の受け入れ開始以後、最多となる177名(学部生58名、
大学院生119名)の新入生を32の国・地域から迎え入れました。
(写真左)中国人新入生の数は昨年より約4割増となりました
(写真右)英語で式辞を述べた川口清史・立命館大学長
詳細はコチラをクリック≫
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【4】「BOOKS FOR BOOKS~立命館の本活~」で購入された書籍の利用が開始
立命館では、卒業生・保護者・教職員などから送られた書籍の買取額を寄付金として、
図書を充実させる「BOOKS FOR BOOKS~立命館の本活~(以下、「本活」)」を2013
年3月末から実施しています。2014年8月末現在、1,126名から7万冊を越える書籍が集
まり、寄付金は120万円を超えました。
今回、これまでに集まった寄付金の一部を活用して307冊の図書を購入、衣笠図書館・
BKCメディアライブラリー・BKCメディアセンターにおいて、8月下旬から図書の利用が
開始されました。この「本活」による図書の購入は、昨年の立命館小学校に続き2例目
となります。
(写真左)衣笠図書館では多読本コーナーにまとめて配架されています
(写真右)BKCで配架されている日本語学習教材の一部
書籍に貼られているシールの例
また先月から、「本活」と立命館大学父母教育後援会が連携し、東日本大震災復興支援
のための古本募金活動を開始しました。集まったご寄付は、立命館災害復興支援室が取
り組む被災者支援に活用される予定です。
詳細はコチラをクリック≫
「BOOKS FOR BOOKS~立命館の本活~」に関する詳細はコチラをクリック≫
父母教育後援会の古本募金活動に関する詳細はコチラをクリック≫
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【5】立命館大学のメディア出演情報
(1)立命館大学のダブルダッチサークル「dig up treasure」が出演します。
【放送予定日】
NHK総合・京都 「ニュース610 京いちにち/京のキラ星」
10月10日(金)18:10~19:00
(2)大阪マラソンに参加するキャスターがスポーツ健康科学部の施設を利用する様子や
男子陸上競技部の練習に参加する様子が放送されます。
【放送予定日】
MBS毎日放送 「ちちんぷいぷい」
10月14日(火)13:55~17:50
※番組内容は変更になる可能性があります。ご了承ください。
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【その他学園ニュース】
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学園PICK UPはコチラをクリック≫
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▼EVENT(公開講座)▼
掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホー
ムページをご確認ください。
※[要事前申込]の場合は、各問い合わせ先にご連絡ください。
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【1】[@京都][無料][申込不要]
シンポジウム「つたえる力 ―京都の伝統工芸―」
本学文学部・木立雅朗教授の研究室では、伝統工芸の新しい形を模索されている職人の
方々の取り組みを応援するため、大学の研究とのコラボレーション企画を実施してきま
した。本シンポジウムでは、若手研究者の発表から伝統工芸の多様な側面を浮き彫りに
した後、彬子女王殿下に基調講演を賜る予定です。
[日 時]10月13日(月・祝)10:00~17:30
[会 場]立命館朱雀キャンパス1階 多目的室
[入場料]無料
[主 催]文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「京都における工芸文化の
総合的研究」(立命館大学)
[協 力]ZONE きものデザイン研究所
※画像をクリックすると拡大されます。
プログラムの詳細はコチラをクリック≫
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【2】[@東京][有料][要事前申込]
日本初!「実践して身につける医療交渉学講座」
医療現場において、良好な関係を構築する交渉学を身につけたい方を対象とした講座で
す。明日から使えるスキルを、具体的なケースを交えながら実践的に学びます。
[日 時] 第1回 11月15日(土) 14:00~18:00
テーマ:患者との良好な関係を構築する方法
第2回 11月22日(土) 14:00~18:00
テーマ:「チーム医療」内での良好な関係を構築する方法
第3回 11月29日(土) 14:00~18:00
テーマ:社会との良好な関係を構築する方法
[会 場]立命館東京キャンパス
[参加費]各回申込 25,000円(テキスト代込)
コース申込(全3回)60,000円(テキスト代込)
[講 師]秋沢伸哉
立命館大学大学院経営管理研究科・英国国立ウェールズ大学経営大学院 教授
※画像をクリックすると拡大されます。
詳細はこちらをご覧ください。
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【3】[@京都][無料][事前申込不要]
立命館大学国際言語文化研究所 連続講座「西川長夫 業績とその批判的検討」
1966年に着任された西川先生は、約40年にわたって立命館大学で教鞭をとられ、国際言
語文化研究所の所長を5年間勤められました。当講座では、2013年にご逝去された西川
先生が現代社会に提起していた政治的・社会的・学術的問題を批判的に検討し、私たち
が受け継ぐべき課題を認識します。
[日 時] 10月17日(金) 17:30~19:30
テーマ:韓国における国民国家論
10月24日(金) 17:30~19:30
テーマ:国民国家論の越え方
10月31日(金) 17:30~19:30
テーマ:新植民地主義論の射程
[会 場]立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
[参加費]無料
※画像をクリックすると拡大されます。
詳細はコチラをクリック≫
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その他の公開講座はコチラをクリック≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼
【1】[@京都][有料][申込不要]硬式野球部「関西学生野球連盟秋季リーグ戦」
リーグ戦もいよいよ大詰めです。現在首位を走る本学硬式野球部は、宿敵・同志社大学
と対戦します。優勝をかけた負けられない一戦、「グレーター立命」を歌って応援しま
しょう!
[日 時]1回戦 10月14日(火)17:00~
2回戦 10月15日(水)17:00~
(3回戦 10月16日(木)17:00~)
[場 所]わかさスタジアム京都(京都市西京極総合運動公園野球場)
[入場料]一般:1,000円 学生:500円
詳細はコチラをクリック≫
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【2】[@宮城][無料][申込不要]
女子陸上競技部「第32回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」
女子駅伝のシーズンがやってきました!大会史上約20年ぶりの4連覇をかけて、『女王』立命館
大学が杜の都を駆け抜けます。当日の模様は12時から日本テレビ系列で全国生中継され
ますので、是非ご注目ください!
[日 時]10月26日(日)12:10スタート
[場 所]宮城県仙台市
[入場料]無料
詳細はコチラをクリック≫
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【3】[@愛知・三重][無料][申込不要]
男子陸上競技部「秩父宮賜杯 第46回全日本大学駅伝対校選手権大会」
学生三大駅伝の1つ「全日本大学駅伝」。熱田神宮(愛知県)~伊勢神宮(三重県)の8
区間・106.8kmをタスキでつなぎます!なお、当日の模様はテレビ朝日系列で全国生中
継されます。
[日 時]11月2日(日)8:05スタート
[場 所]熱田神宮~伊勢神宮
[入場料]無料
詳細はコチラをクリック≫
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【4】[@福島・宮城][有料][申込不要]
ホッケー部(男子)「高円宮牌2014ホッケー日本リーグ」
宮城県・福島県では、初開催です。優勝に向けて頑張ります!
[日 時]10月25日(土)11:00~ 対法政大学
[場 所]福島県棚倉町ルネサンス棚倉ホッケー場
[日 時]10月26日(日)10:00~ 対小矢部RED OX
[場 所]宮城県築館多目的競技場
[入場料]一般:1,000円 高校生以下:無料
[その他]チケットは会場入り口でお求めください。
詳細はコチラをクリック≫
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【5】[@京都][無料][申込不要]
茶道研究部「2014年秋季茶会」
紅葉の名所として有名な洛南の大寺院・東福寺。塔頭の一つである光明院にて、茶道研
究部が秋季茶会を開催します。気軽にお茶を楽しんでいただける薄茶席と、関西の大学
では珍しい濃茶席も設けられます。濃茶席(本席)には末川博・立命館大学名誉総長筆
の掛物を用います。
[日 時]10月19日(日)9:00~15:00
[場 所]東福寺 光明院
[料 金]無料
詳細はコチラをクリック≫
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その他のイベント・スケジュールはコチラをクリック≫
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▼輝く学生インタビュー▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第43回 輝く学生インタビュー
ダンスが私たちを“キラキラ”輝かせる
立命館大学モダンジャズバレエ部
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介してい
きます。
今回ご紹介するのは、今年で創部23周年を迎えるモダンジャズバレエ部です。彼女たち
は、立命館大学独自のダンス「モダンジャズバレエ」の創作・発表を通して、その普及
と地域への貢献を行っています。
振付や衣装など全て部員たちの手作りで行っている彼女たちは、活動の集大成でもある
「自主公演」を目前に控え、現在練習を重ねています。今回はダンスに込められた彼女
たちの熱い思いを伺うべく、以下の2名にインタビューしてきました。
(写真左から)
本郷 未紗さん(文学部3回生・京都府出身)
安田 早紀子さん(部長/産業社会学部3回生・大阪府出身)
Q:「モダンジャズバレエ」とは、どのようなダンスでしょうか?
まずは、こちらの動画をご覧ください。
RS Collection 11:モダンジャズバレエ部
モダンジャズバレエとは、“モダンバレエ”と“ジャズダンス”を基礎に、よさこい・
新体操・バトン・チア・ヒップホップなど、様々なジャンルのダンスを取り入れた「立
命館大学独自のダンス」です。
「モダンバレエ」とは、一般的に皆さんがイメージする「クラシックバレエ」とは違い、
トゥシューズは履かず、衣装もチュチュとは限りません。独自の世界観を、自由に表現
するのが特徴です。
Q:モダンジャズバレエ部の活動について教えてください。
私たちは現在24名で活動しています。練習は週に3回、平日は衣笠キャンパスとびわこ・
くさつキャンパスに分かれて練習、土曜日はモダンバレエのプロの先生を招いて合同練
習を行っています。この先生はモダンジャズバレエ部を創部された方で、私たちにとっ
て大先輩にあたります。23年前、先生自らが企画した以学館での有志練習会から始まり
徐々に部員を集め、実力も付けてサークルから公認団体へ昇格されたと聞いています。
毎日の基礎練習はバーレッスンや柔軟体操が中心で、そのほかジャンプ・ジャズステッ
プ・モダンバレエステップの練習を行っています。選曲・振付・衣装制作からイベント
企画・運営・広報まで、すべて部員たちで行います。作品のコンセプトや構成を考える
振付担当の部員がメンバーを指導しダンスをつくり上げる仕組みで、私たちも振付担当
です。
練習中の様子
活動のメインとなるのは毎年秋に開催する自主公演で、今年で22回目を迎えます。1年
間の集大成となるこの公演のために、約15作品をつくります。そのほかにも京都学生祭
典・学園祭・新入生歓迎公演などで作品を披露し、近年は奈良平城京の「天平祭」ステ
ージにおいてもご依頼をいただいています。
部活として特徴的なのは、部員が女子のみで構成されていることです。それによって、
美しさ・可愛さ・セクシーさ・女性ならではの力強さなど、ほかのジャンルでは表現で
きないダンスを踊ることができます。
自主公演の様子
Q:過去に大会への出場経験はありますか?
OGの方々の成績ですが、毎年秋に京都で開催される「京都学生祭典」(※)のオリジナ
ル創作ダンスを競う『京炎そでふれ!全国おどりコンテスト』ノンジャンル部門にて、
過去に3年連続準決勝に進出されたそうです。私たちは今年初出場で、約30チームによ
って優勝が争われる予定です。「出場するからには優勝したい」という思いを胸に、現
在は部内で最終調整中です。
(※)大学の枠を越えた京都の学生が、大学・地域・行政・経済界と連携のもとプロデ
ュースしているお祭り。2003年から毎年実施されている。
2年前『京炎そでふれ!全国おどりコンテスト』に出場したモダンジャズバレエ部の舞台
Q:どのような思いでダンスを創作していますか?
私たちは常に“ダンスを通して人々にメッセージを伝えたい”という思いを込めてダン
スを創作しています。
1回生の夏、私たちは東日本大震災の後方支援スタッフとして岩手県大船渡市を訪れ、
地域の夏祭りに参加しました。大船渡市では大学が津波の被害にあった影響で若者が少
なく、私たち大学生の力が必要とされていました。被災者の方のなかには私たちに津波
の被害を語ってくださる方、震災による心の傷から塞ぎ込んでしまっている方など、皆
さんがそれぞれの思いを抱きながら生きている現状を知りました。
夏祭りの様子。当日は立命館からモダンジャズバレエ部含め約20名が参加しました。
その経験を通して、昨年の自主公演のラストを飾る「大作」では“東日本大震災”をコ
ンセプトにした作品づくりに取り組みました。私たちにできることは「震災の記憶を消
さないこと、そして被災者の方々の思いを、ダンスを通じてお客様に伝えること」だと
感じたからです。
「正解」のないダンスで思いを伝えるのは高い技術と表現力を必要としますが、「部員
同士高め合いながら、メッセージ性の高い作品をつくり上げること」に喜びを感じ、ま
たそこにモダンジャズバレエの魅力も感じます。スポットライトを浴びながら、広々と
したステージで気持ちを1つにし「一体感」のあるダンスを踊っているときは最高の気
分です。公演後のアンケートでお客様から「コンセプトが伝わって良かった」と評価を
いただいたときは、「ダンスをやってきて良かった」と改めて感じました。
私たちの復興支援活動も今年で3回目を迎えましたが、今後も継続した活動を行い、後
輩たちには現地で感じたことを部活動に活かしていってほしいと思っています。
“東日本大震災”をコンセプトとした第21回自主公演・大作「海とともに」
Q:日々の生活のなかで、最近印象に残った出来事はありますか?
安田さん:バレエ賞の一つ「ブノワ賞」を日本人で初めて受賞した木田真理子さんのニ
ュースに驚き、さらに木田さんが立命館の先輩だったことに衝撃を受けました。学生時
代、勉強とバレエをどのように両立されたのか興味を持っていた私は、8月1日(金)に
立命館朱雀キャンパスで行われた木田さんの講演会に参加しました。
木田さんのお話を聞いて、その姿が美しいだけでなく“芯の通った強さ”をあわせ持っ
ておられる方だと感じました。まっすぐ前だけを向いて走ってきた彼女のお話に私自身
励まされ、それをきっかけに「もっとモダンジャズバレエ部の活動を頑張ろう」と前向
きな気持ちになりました。
木田真理子さんの講演会後、参加者との記念写真。安田さんの姿もあります。
Q:モダンジャズバレエ以外に、取り組んでいることがあれば教えてください。
本郷さん:私は現在教職免許と日本語教師の資格を取得するため勉強中です。いつの日か
英語の教師になりたいと思っています。
春休みを利用して、オーストラリアのケアンズに日本語教師として留学したことがあり
ます。現地の先生のアシスタントという形でしたが、先生が急遽お休みになった場合は
1人で授業を行わなければなりませんでした。難しいと感じたのは、「漢字」を英語で
教えることです。漢字の成り立ちから意味・書き順までを英語で説明するのは思いのほ
か難しく、自分自身の勉強不足を痛感しました。今後はさらに英語・日本語ともに勉強
して、ワーキングホリデーにもチャレンジしたいと思っています。
Q:モダンジャズバレエ部の今後の目標を教えてください。
1つは京都学生祭典で良い成績を収めることです。今回はモダンジャズバレエ部の良さ
を活かし、美しく女性らしい動きを取り入れた作品を披露する予定です。
もう1つは自主公演の成功です。今回の自主公演のラストを飾る大作は「今を大切にし
てほしい」というメッセージを込めた作品になっています。私たちは舞台の上での時間
はもちろん、練習中や部員同士の何気ない会話、その1つ1つの瞬間を大切にしていて、
だからこそ毎日がキラキラ輝いています。この公演を見に来てくださった方々には、こ
の充実感が伝わるダンスを披露したい、そしてお客様ご自身も「今」を振り返り、素敵
な毎日を過ごしていただくきっかけになる作品に仕上げたいと思っています。
年に1度の大舞台、是非お越しください!
[@京都][無料][申込不要]
京都学生祭典「京炎そでふれ!全国おどりコンテスト」(ノンジャンル部門)
[日 時]10月12日(日)
[場 所]平安神宮
詳細はコチラをクリック≫
[@京都][有料][申込不要]
立命館モダンジャズバレエ部 第22回自主公演
[日 時]10月19日(日) 18:30開演(18:00開場)
[場 所]右京ふれあい文化会館
[入場料]前売券500円 当日券800円
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いかがでしたでしょうか。
インタビュー後、活動中のたくさんの写真を見せてくれた彼女たち。
そこには、インタビュー中の可愛い印象とはまるで別人の
力強いオーラを放った彼女たちの姿がありました。
その写真一枚一枚から、彼女たちの充実ぶりが感じられ
見ているこちらまで思わず笑顔がこぼれると同時に
彼女たちの輝く学生生活をさらに応援したいと思いました。
是非、京都学生祭典や自主公演で彼女たちの集大成をご覧ください。
応援よろしくお願いします。
舞台上で輝くお二人の姿
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▼編集後記▼
今回は、立命館大学衣笠キャンパス・BKCの学園祭についてご紹介します。今年の学園祭テーマは「三方良し(さんぽうよし)」です。「三方良し」とは『売り手
よし 買い手よし 世間よし』とする近江商人の行動哲学のことで、今回はこれを置き換
え『企画者よし 来場者よし 世間よし』として、学園祭の方向性に定めました。また、
「2015 年開設の大阪いばらきキャンパスを含む立命館大学の3キャンパスが、学生にと
ってより良い場所になって欲しい」という意味も含まれています。
学園祭2014 ロゴキャラ「あるる」
衣笠祭典の目玉である「プロタレント企画」には川口春奈さんが登場。一方、「BKC祭
典ライブ」にはflumpool(フランプール)が出演します。そのほかステージ企画や模擬
店・ゲーム・団体企画など、一般の方々にもお楽しみいただける企画が満載です。学生
の活気あふれるキャンパスの雰囲気を味わいに、是非お越しください!
【BKC祭典】 11月1日(土)・2日(日)12:00~
【衣笠祭典】11月8日(土)・9日(日)12:00~
BKC祭典の詳細はコチラをクリック≫
衣笠祭典の詳細はコチラをクリック≫
(立命館CLUB事務局 堀井)
▼第59号読者プレゼント▼
今回は、立命館オリジナルガムテープを5名様にプレゼントします。プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。
<応募締切:10/20(月)>
【パソコンの方はコチラをクリック】
【携帯電話の方はコチラをクリック】
※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の
うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。
応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
応募必要事項
(1)名前: (2)プレゼント送付先住所:
(3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
(5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否
(否の場合はイニシャルで表記いたします。
ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)
▼第58号読プレ当選発表▼
多数のご応募ありがとうございました。第58号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
★・cyndiさん (滋賀県) ★
★・才木 郁夫さん (広島県) ★
★・izumimiさん (兵庫県) ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★
次回のご応募もお待ちしています。
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次回配信予定は10月24日(金)です。お楽しみに。
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て、立命館大学では一切の責任を持ちません。
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