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立命館CLUB 【VOL.115】

立命館CLUB【VOL.115】

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.115━━━
 ■□■ 2017.3.24 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
 ■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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 立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

 今年も旅立ちの春がやってきました。

 3月20日(月・祝)~22日(水)、「2016年度後期卒業式・学位授与式(学部・大学院)」
 を挙行、学部生6,492名・大学院生976名が晴れの日を迎えました。当日キャンパス内は
 華やかな袴姿やスーツ姿の卒業生たちで賑わいました。また、クラブ・サークルや
 ゼミの後輩たちは卒業生の新しい門出を祝いました。立命館大学での充実した学びと
 経験を糧に、卒業生たちがそれぞれ新たなステージで活躍を見せてくれることが楽しみ
 です。
  
  

 さらに、久保裕之さん(立命館大学社会連携課職員)が以下テレビ番組に出演します。 
 是非ご覧ください。

 ◆読売テレビ 「朝生ワイド す・またん! & ZIP!」(内「まるトクZIP!」)
 [日 時]3月27日(月)6:50~7:30頃出演予定
 「ありえない程長い漢字とその他のおもしろ漢字」をクイズ形式で紹介するコーナーに
 出演します。

 それでは、今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

 読者プレゼントは、
 「Rマーク入メモパッド・立命館オリジナルボールペン セット」です。

 応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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 【1】チェコ共和国カレル大学と「協定締結の意向確認の同意書」に署名

 3月9日(木)、京都迎賓館において、立命館大学はチェコ共和国カレル大学との間で
 「協定締結の意向確認の同意書」に署名しました。アドリアーナ・クルナーチョバー・
 プラハ市長が京都市を訪問する機会に合わせて行いました。2016年6月、京都市・
 プラハ市姉妹都市20周年記念行事がプラハ市にて行われた際、門川大作・京都市長と
 立命館大学メンネルコール(男声合唱団)がカレル大学のマルティン・コヴァーシュ
 副学長を表敬訪問、門川市長から両大学の学術交流を呼びかけていただいたことが
 きっかけです。当日は、冒頭に立命館大学メンネルコールによる合唱を披露、両市長と
 長田豊臣・学校法人立命館理事長の立ち会いのもと、市川正人・立命館大学副学長と
 カレル大学のトーマス・ジーマ学長の代理・ヤン・シーコラ東アジア研究所副所長が
 同意書に署名を行いました。

 【カレル大学概要】
 1348年に創立されたチェコ共和国の首都プラハに位置する世界でも最も古い大学の
 ひとつです(QS世界大学ランキング2015-2016:279位・チェコ国内1位)。
 

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 【2】東日本大震災から6年 「いのちのつどい」を開催

 3月11日(土)、立命館大学国際平和ミュージアムにおいて、「3.11追悼企画 いのちの
 つどい」を開催しました。この企画は、東日本大震災で亡くなられた方々を追悼すると
 ともに、被災された方々や復興への歩みを進める地域に思いを馳せ、寄り添い続ける
 ことを誓う企画です。『見えないものに目を向ける大切さを考える』と題したシンポ
 ジウムでは、安斎育郎・立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、4月から福島県
 楢葉町に就職する西崎芽衣さん(産業社会学部4回生)、立命館大学在学中に福島に
 ついての日英独3ヶ国語の本を制作した塩田潤さん(神戸大学大学院博士課程後期課程
 在籍)、元陸前高田市副市長の久保田崇・公務研究科教授でコメンタリートークを行い
 ました。その後の追悼式典では、モダンジャズバレエ部がダンスを披露、参加者を代表
 して吉田美喜夫・学校法人立命館総長や建山和由・災害復興支援室長、福島県庁の
 方々、代表学生・生徒による献花が行われ、14時46分に全員で黙とうを捧げました。
 続いて、学生活動報告会では、東北や熊本県での支援活動や関西で防災活動を行って
 いる6団体が活動内容などを紹介しました。当日は、親子向け企画や展示企画、古本
 募金などもあわせて実施しました。
  

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 【3】BKCスポーツ健康コモンズ・プログラムサービスの無料体験レッスンを開催

 3月1日(水)~3月3日(金)、BKCスポーツ健康コモンズ・プログラムサービスの無料
 体験レッスンを開催しました。BKCの正門からすぐの場所に完成したBKCスポーツ健康
 コモンズは、2016年度後期から全ての学生・院生・教職員に施設やスペースを開放して
 います。2017年度からは全ての学生・院生・教職員、そして卒業生や地域の方々が
 気軽に参加できるプログラムやイベントを展開する予定です。今回の無料レッスンは、
 これに先立つ企画です。初日の「アクアビクス&泳法」には8名、2日目の「エアロ
 ビクス&ピラティス」には23名、最終日の「個バス(個人参加型バスケットボール)」
 には15名の方々にご参加いただきました。今後も皆様の声を聞きながら、「みんなの
 BKCスポーツ健康コモンズ」を実現するべくプログラムサービスを企画していきます。
 

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 【4】啓発漫画製作に京都府警察本部から感謝状が贈呈

 2月28日(火)、京都府警察本部から、性犯罪を未然に防ぐための啓発漫画を執筆した
 立命館大学漫画研究会の池西和貴さん(文学部2回生)に感謝状が贈呈されました。
 近年、女性が夜道でイヤホンやスマホを使用しているときに性犯罪に巻き込まれる
 ケースが多発しており、被害の未然防止を目的とした四コマ漫画が、立命館大学漫画
 研究会と京都府大学安心・安全協議会の共同で製作されました。この漫画は啓発チラシ
 として、京都府下の全46大学・短期大学に配布される予定です。
  

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 その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座)▼

 掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる
 場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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 【1】[@東京][有料][要事前申込]
  華雪×立命館 書と字の講座


 書家としての作品制作のみならず、エッセイの執筆やワークショップといった分野でも
 活躍を続ける華雪氏(1998年文学部卒)を講師に迎えます。そして、漢字研究として
 知られる白川静の研究成果を有する立命館の知をエッセンスとして加えた、ワーク
 ショップ型の講座です。

 [日 程]5月10日(水)・5月17日(水)・5月24日(水)
      6月7日(水)・6月14日(水)・6月21日(水) <全6回>

 [時 間]13:00~15:30
 [場 所]立命館東京キャンパス(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー8階)
 [受講料]36,000円(全6回受講) ※教材費・材料費含む。
 [その他]・先着順、定員になり次第締切 ※お申込み方法はリンクをご確認
       ください。
      ・動きやすく、汚れてもよい服装でお越しください。
      ・筆・紙などは用意しますので、持参不要です。

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@東京][有料][要事前申込]
  立命館京都文化講座(前期)

 講座では京都と横浜という日本の近代化に携わった二つの都市の特徴を中心に見据え
 ながら、文学に現れた様々な現象を紐解いていきます。

 [日 程]6月17日(土)・7月1日(土)・7月15日(土)・7月29日(土) <全4回>
 [時 間]13:00~14:30
 [場 所]立命館東京キャンパス(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー8階)
 [受講料]1回2,000円(全4回一括申し込みの場合6,000円)
 [その他]各回100名(先着順)  ※お申込み方法はリンクをご確認ください。
  
  詳細はコチラ≫

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 【3】[@大阪][無料][申込不要]
  行定勲監督作品 くまもと映画プロジェクト「うつくしいひと」
  【チャリティ上映会】


 うつくしい風景に、うつくしいひとがたたずむ。2016年4月13日までは熊本にあった
 景色に、2017年4月13日、映画を通じて触れませんか?

 [日 時]4月13日(木)18:30~20:40 ※上映後、トーク企画有
 [場 所]立命館いばらきフューチャープラザ カンファレンスホール
      (立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟1階)
 [入場料]無料
 [その他]定員100名 ※定員になり次第入場をお断りすることがあります。
 
   詳細はコチラ≫

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 【4】[@兵庫][無料][要事前申込]
  RITA研<稲盛哲学授業づくり研究会> 第4回リベラルアーツ授業:フィールドワーク
  「アジアの中の利他」“27の国籍の人たちが集うまちで、共に生きる”を学ぶ


 「クラカン」こと倉石寛・稲盛研究センター副センター長によるリベラルアーツ授業
 第4弾。今回は、神戸市長田区をフィールドワークします。

 [日 程]4月1日(土)11:00~17:00
 [場 所]JR新長田駅改札口 ※11:00に集合してください。
 [参加費]無料
 [その他]募集人数20名
  
 詳細はコチラ≫

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 その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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 【1】[@京都][有料][申込不要]
  硬式野球部「平成29年度 関西学生野球連盟春季リーグ戦」近畿大学戦
 
 [日 時]4月1日(土)13:00~
      4月2日(日)10:30~

 [場 所]わかさスタジアム京都(京都市右京区西京極新明町29)
 [入場料]大人1,000円 学生500円(中学生以下無料)

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@大阪][無料][申込不要]
  ラグビー部「2017関西セブンズフェスティバル(ジャパンセブンズ2017予選会)」

 [日 程]4月1日(土)12:30~ 中部電力戦
      4月1日(土)15:20~ 文の里クラブ戦
      4月1日(土)17:50~ 近畿大学戦
      4月2日(日)決勝トーナメント

 [場 所]大阪市鶴見緑地球技場(大阪市鶴見区浜1丁目1-37)
 [入場料]無料
 
 詳細はコチラ≫

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 その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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  第87回 輝く学生インタビュー
             絶対に一部へあがる!
                      体育会重量挙部(男子)
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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介して
 いきます。今回ご紹介するのは、体育会重量挙部主将楯裕翔さん(文学部3回生・
 愛知県出身)
です。重量挙に興味をもったきっかけ、試合での心構えなどについて
 伺いました。
 

 Q.体育会重量挙部(男子)のメンバー構成を教えてください。
 男子は3回生2名・2回生5名・1回生3名の10名で活動しています。この春には、新入生
 4名が入部予定です。全員が高校から重量挙を続けています。

 Q.重量挙を始めたきっかけを教えてください。
 小学校3年生から中学生まで柔道をしていていましたが、高校では違う競技に挑戦
 したいと考えていました。高校入学後、身体が大きかったこともあり、重量挙部の
 先生から誘われたことがきっかけで始めました。当時、「重量挙」の競技自体を知ら
 なかった私は、シャフト(棒の部分・20kg)くらいは、簡単に持ち上げるだろうと
 思っていましたが、思いのほか重く、とても驚きました。
 入部当初から、高校3年生最後のインターハイで引退して、就職しようと考えていま
 した。高校インターハイで8位に入ると国体選手に選ばれます。この国体選手選抜を
 目標に、毎日練習していましたが、残念ながら8位に入ることができませんでした。
 それまでは、これで引退と思っていましたが、悔しい思いしか残らず「もう少し、
 重量挙を続けたい」と悩んでいました。そんなとき、たまたま練習に来られていた
 先輩から「立命館で重量挙を続けないか」と声をかけていただき、即答で「はい!」
 と返事をしました。インターハイでの悔しさがあったからこそ、今でも重量挙を続け
 られています。やっと続けられるものに出会えた気がしています。
 
 シャフト部分だけで20kgの重さ

 Q. 体育会重量挙部(男子)の活動内容を教えてください。
 月曜日~水曜日、金曜日・土曜日の週5日が練習日です。練習場所は、衣笠キャンパス
 からバスで約20分のところにある、原谷グラウンド第二尚友館です。毎年、3月下旬に
 3日間の合宿を行っています。夏は、各県のブロック大会出場の部員が地元に帰ること
 から、合宿は行わずに日々の練習に取り組んでいます。
 年間の大会スケジュールは、4月:学生選抜大会、5月:学生個人大会、7月:西日本
 学生選手権大会、10月:学生新人大会、11月:全日本学生選手権大会(2部)、12月には
 全日本学生選手権大会(1部)と関西学生選手権大会があります。関西学生選手権大会は
 4回生の引退試合でもあります。
  
 ほとんど高校生から重量挙を始め、競技歴3~5年の選手たちです。

 Q.重量挙の競技について教えてください。
 競技は「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」の二種類です。「スナッチ」は、
 地面に置いたバーベルを一気に頭上まで持ち上げる種目です。
 「クリーン&ジャーク」は、まずはバーベルを床から肩付近まで持ち上げ(クリーン)
 次に、バーベルを肩から頭上に持ち上げる(ジャーク)、ふたつの動作で完成する
 種目です。
 競技をするのは「プラットフォーム」と呼ばれる、4メートル四方の木製の床です。
 バーベルを持ち上げたままヨロヨロして枠から出た場合は失敗となります。

 Q.試合について教えてください。
 大学生は団体戦が中心で、8名が出場します。「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」
 を各3回行い、スナッチのベスト記録・クリーン&ジャークのベスト記録を合計した
 重量で最終的な順位を決めます。例えばスナッチのベスト記録が80kg、クリーン&
 ジャークのベスト記録が100kgだとするとトータル180kgとなります。そして、個人
 順位の1位~6位までに、6点・5点・4点・・・と点数が割り振られ、8名の合計が大学の
 点数になり団体戦の順位が決定します。重量挙は、ほかのスポーツに比べると試合
 時間も60秒以内と短く、順位もすぐに分かるため、初めて観戦する方にも試合の流れは
 つかみやすいのではないかと思います。

 Q.試合で挙げるバーベルの重さは自己申告ですか。
 試合前の計量時に「スタート重量」といって、1本目の重量を紙に書いて提出します。
 書いた重さの低い選手から1本目が始まります。直前での重さ変更は2回まで可能です。
 重量挙の計量は、開始2時間前から始まります。それも特徴的だと思います。
 ボクシングなどは、前日計量のため、ある程度、試合本番までに調子を戻せると思い
 ます。しかし、2時間前からの計量ですと、減量中の選手だと動きが鈍くなってしまう
 こともあります。立命館大学の重量挙部は、大会2週間前から調整練習に入り、各々の
 練習メニューをこなしています。

 Q.試合会場での指示はどのように出されるのでしょうか。
 選手ひとりに対して、セコンドが2名つきます。身の回りのことから試合状況の把握を
 担い、選手は試合にだけ集中できる状況を作っています。セコンドから「あと何本で、
 順番。そろそろアップお願いします」と声がかかり、アップを始めます。試合前に
 監督が選手各々に細かく指示を出すことはあまりなく、私自身も信頼しているセコンド
 2名に全てを任せています。

 Q.試合前の心構えやルーティーンワークがあれば教えてください。
 ルーティーンワークとしては、高校生の頃から試合前には必ず、大好きな野菜ジュー
 スを1本飲みます。試合前には好きなものを取って、リラックスし「よし、行こう!」
 と気合を入れています。
 軽量級から試合がはじまるため、私が出場する94kg級の頃には、どんどんバーベルが
 重くなっています。そのため、アップ中からド緊張しています。心の中で「大丈夫、
 大丈夫・・・」と言い続け、最後に深呼吸します。そして、名前が呼ばれると「お願い
 します」と、いつもより大きな声を出して試合会場に入ります。すると緊張も消え、
 落ち着いて試合に臨むことができます。

 Q.現在、女子が1部リーグ・男子が2部リーグと伺いました。1部と2部の違いについて
  教えてください。

 2部には基準記録がないことが大きな違いです。出場したい大学が全て出られる感じ
 です。1部に昇格するためには、11月にある全日本学生選手権大会(2部インカレ)で
 優勝する必要があります。また、1部リーグは10校での戦いとなり、基準記録もあり
 ます。
 私たちは、この2部インカレで優勝し、1部に昇格することを目指しています。「絶対に
 一部に上る!」という強い思いで、毎日の練習をがんばっています。
 
 2016年度西日本学生ウエイトリフティング選手権大会
 (写真提供:立命スポーツ編集局)


 Q.今までで印象的な試合を教えてください。
 高校生の頃のインターハイ予選です。一番小さな試合ですが、当時、私は怪我をして
 いて、予選にすら出られないかもしれない状況でした。半ば諦めていましたが、練習は
 かかさず参加していました。すると、運よく怪我が治り、そこから猛練習を重ねて出場
 することができた試合で、とても印象に残っています。
 重量挙は怪我が多い競技です。骨折だと3カ月、長いと半年。肩を痛めるだけでも
 治療に3カ月ほど時間がかかってしまいます。また、風邪、特にインフルエンザに
 かかってしまうと、体重もどんどん落ちてしまいます。落ちた分作り直すのに、また
 時間がかかってしまうため、競技をするうえで致命的になることが多いように思い
 ます。

 Q.ライバルと考える大学を教えてください。
 大阪商業大学や関西大学が強いです。大阪商業大学は常に上位にいる大学ですし、
 関西大学は人数がそれほど多くはないけれども強いチームだと思います。上位校を
 常に意識しながら、一勝でも多くできるように練習に取り組んでいます。
 また、個人的なライバルとしては、同じ94kg級の後輩です。昨年、私自身も怪我を
 して、彼に記録を抜かれたこともありました。大学生最後の1年、彼に抜かれること
 なく、勝ち続けたいと思っています。

 Q.注目の選手を教えてください。
 男子選手では、1回生の駒田凌一選手(産業社会学部1回生)です。練習熱心でコツ
 コツと努力していますので、今年は伸びてくると感じています。増量して1階級上げる
 こともあり、昨年の成績以上のものを残してくれると期待しています。もうひとり、
 2回生の渡邊貴之選手(法学部2回生)は、高校インターハイ3位になり、立命館大学
 重量挙部に入部してきました。しばらく怪我をしていましたが、現在は重量挙を再開
 できるまでになりました。今年の二部インカレには出場できると思いますので、いい
 成績を残してほしいと思います。
 女子選手では、2回生の安原嘉美選手(スポーツ健康科学部2回生)です。練習でも
 自分なりに考えながら、挑戦しています。また、アメリカで行う合宿にも参加し、
 身体も大きくなっているでしょうから、試合での活躍が楽しみです。
 
 2016年度西日本学生ウエイトリフティング選手権大会での安原選手
 (写真提供:立命スポーツ編集局)


 Q.今後の活動目標を教えてください。
 男子二部インカレに向けて、気持ちの余裕を持つことです。試合中「あと何点取ら
 ないと・・・」と焦るのではなく「何点取ればいいだ」と、気持ちに余裕を持ち
 試合に臨みたいです。もちろんそのためには、練習を重ねて強くなることも必要
 ですし、部員全員が100%の力を出すことができる選手になってほしいと思っています。
 そのためにも、練習メニューがマンネリ化しないように変化をつけていきたいと思って
 います。私自身、練習中は自分のことで精一杯になっています。ほかの部員をしっかり
 見ることができていない分、メニューをしっかり組みたいと考えています。他大学の
 重量挙部の友達から練習メニューを聞き、私たちのメニュー作りの参考にしています。
 
 大会後の集合写真

 Q.モットーを教えてください。
 モットーは「楽しければいい」です。例えば、苦手な教科の勉強や部活での厳しい
 練習など、誰でも苦手なことがあると思います。苦手なことに立ち向かうことも大切
 ですが、得意な教科を伸ばしてみる、友達と思いっきり遊ぶなど、まず自分の中での
 楽しいことを探すようにしています。得意なことを伸ばしていくと、苦手なことも
 少しずつ克服することができる気がしています。

 Q.将来の夢を教えてください。
 とても漠然としていますが、就職し初任給で親へ感謝を伝えることです。これは、
 中学生の頃からずっと言い続けていることです。小さい頃から親に迷惑をかけてきたと
 思っていますので、まずは大学を4年間で卒業し、就職も決めて安心させたいと思って
 います。具体的に決めているわけではありませんが、旅行に連れて行ったり、美味しい
 もの食べたり、何かプレゼントをしたいと考えています。

 ~~~
 いかがでしたでしょうか。
 「本当はフェンシングのような武器を使った競技をしたかった」と、本音も語って
 くださいました。たった60秒で順位が決定するなかで、何kgを挙げると申告するかと
 いった駆け引きも重要になってくるそうです。「自分の代で、必ず1部に昇格させる」
 と力強く語ってくださった主将の楯さんが、とても頼もしく見えました。

▼編集後記▼

 3月22日(水)、立命館大学びわこ・くさつキャンパスでの卒業式が行われました。
 この春、社会人として新たにスタートする、女子陸上競技部2016年度主将・菅野
 七虹さん(経済学部卒業・京都府出身)
に、現在の想いを伺いました。

 ~~~
 立命館宇治高校から合計7年間、立命館のエンジ色のユニフォームを着ていました。
 卒業とともに、このユニフォームが着られなくなることがとても淋しいです。
 立命館大学女子陸上競技部の主将として挑んだ「第34回杜の都全日本大学女子駅伝」
 (2016年10月30日)は、2位という結果になりました。今、冷静に振り返ると
 「なるべくして2位になった」と思えますが、当時はただただ悔しい気持ちばかり
 でした。その悔しさが「2016富士山女子駅伝」(2016年12月30日)の優勝へ繋がった
 と思います。私だけではなく、女子陸上競技部長距離パート全体が勝つことへの
 強い執念を持てたからこそ、4連覇達成ができたと思っています。

 これまで、校友・父母の皆様はじめ、立命館関係者の皆様に応援いただいたこと、
 とても感謝しています。地方大会では、立命館の応援団が一番多いのではないかと思う
 ほど、多くの方々が声援を送ってくださいました。卒業後は、私自身も応援団のひとり
 として、後輩に声援を送りたいです。

 4月から、豊田自動織機陸上部(愛知県)で社会人選手として、新たな陸上生活を
 スタートします。これまで支えあい、励ましあっていた仲間とも離れてしまいますが、
 再び同じ舞台で再会したいと願っています。立命館大学卒業を誇りに、2020年の東京
 五輪・2024年の五輪に挑めるよう、成長していきたいと思っています。
 
 ~~~

 彼女の今後更なる活躍から目が離せません。

 (立命館CLUB事務局 坂東)

▼第115号読者プレゼント▼

 今回は、「Rマーク入メモパッド・立命館オリジナルボールペン セット」4名様
 プレゼントします。是非ご応募ください。
 

 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:4/10(月)>

 【パソコンの方はコチラ】

 【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼114号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 114号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・フリージアさん   (長野県)★
 ★・みつんさん     (島根県)★
 ★・ハッピーままさん(京都府)★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は4月14日(金)です。お楽しみに。
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