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立命館CLUB 【VOL.61】
2014年11月14日
立命館CLUB 【VOL.61】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.61━━━━■□■ 2014.11.14 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。
今号も嬉しいニュースからお届けします。
10月26日(日)に仙台市で開催された「第32回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」(
杜の都駅伝)において、立命館大学女子陸上競技部が史上2校目となる4連覇を達成しま
した。詳細は学園ニュースにてお知らせします。女子陸上競技部の皆さん、おめでとう
ございます!
4連覇達成の瞬間、4本の指を高々と掲げゴールテープを切ったキャプテンの菊池選手
さて、今年もあと2か月、間もなく受験シーズンが到来します。立命館大学でも「2015
年度一般入学試験要項・願書」が完成しました。立命館大学の各キャンパスや全国の立
命館プラザ(名古屋・神戸・福岡・京都・BKC・札幌)または全国各地で開催する入試
対策イベントで、願書を無料でお渡ししています。入試イベントの詳細は入試情報サイ
ト「リッツネット」でご確認ください。
また「リッツネット」では、願書の書き方を公開しているほか、一般入学試験に役立つ
スマートフォンアプリも無料配信中です。是非ダウンロードしてご活用ください。
受験生のための入試情報サイト「リッツネット」はコチラをクリック≫
今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。
読者プレゼントは、「立命館大学 学園祭オリジナルグッズ」です。
応募方法は最後にお知らせします。お見逃しなく。
それでは最後までお楽しみください。
▼学園ニュース▼
【1】TBS「夢の扉+」出演記念企画「未来を切り拓く立命館の研究者たち」を公開2014年、TBS系列のドキュメンタリー番組「夢の扉+」に、生命科学部の久保 幹教授(
11月23日放送予定)・理工学部の小西 聡教授(7月27日放送)・情報理工学部の西浦敬
信教授(8月24日放送)が出演しました。立命館学園通信ホームページ「RSWEB」ではこ
れを記念し、「研究者として大切にしていること」や「教育者の立場からの人材育成」
などをテーマに座談会を行った内容をご紹介しています。
研究分野も年齢も出身も違う3名に共通する「研究で社会の役に立ちたい」という夢。
“夢を持つ大切さ”が感じられる座談会の様子を是非ご覧ください。
RSWEB「未来を切り拓く立命館の研究者たち」はコチラをクリック≫
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【2】油汚染土壌の油を活性炭と分解菌で取り除く新工法 大和ハウスと共同開発
大和ハウス工業株式会社と生命科学部の久保幹教授は、鉱物油(以下、「油」)で汚染
された土壌の対策工法として、日本で初めて活性炭とバイオ(油分解菌)を組み合わせ
た「オイルバクット(OIL BACT)工法」を開発しました。
「オイルバクット工法」は、ガソリンスタンド跡地や工場跡地等の油で汚染された土壌
に活性炭とバイオ(油分解菌)を加えて混合することで、油臭・油膜を1時間で解消し、
油を分解できる画期的な油汚染土壌対策工法です。通常の油汚染土壌対策として利用さ
れる「土壌入れ替え」と比較した場合、油で汚染された土壌の運搬や焼却処理が不要の
ため、コストを約50%削減できるとともにCO2排出量も約70%低減します。
今後、大和ハウス工業が油汚染地において建物を建設する場合は、本工法を活用し「環
境と企業収益の両立」を目指すことになります。
オイルバクット工法と従来の工法との比較
詳細はコチラをクリック≫
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【3】本学学生の活躍をご紹介!
【女子陸上競技部 杜の都駅伝で4連覇を達成!】
10月26日(日)、仙台市で行われた「第32回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」(杜
の都駅伝)において、本学女子陸上競技部が4年連続9回目の優勝を果たしました。
わずか2位との差は21秒という苦しい闘いでしたが、一度も首位を譲ることなく見事4連
覇を達成!優勝タイムは2時間4分36秒、全6区間中3区間での区間賞獲得となりました。
チームは来年の史上初5連覇へ向けて、今後さらなる練習に励みます。
(写真左)胴上げされる浅井監督
(写真右)優勝の喜びを爆発させる選手たち
詳細はコチラをクリック≫
【ホッケー部 全日本学生ホッケー選手権大会で男子3連覇・女子準優勝を獲得】
11月5日(水)、岐阜県グリーンスタジアムで「第63回男子・第36回女子全日本学生ホ
ッケー選手権大会」の決勝が行われ、男子が優勝・女子が準優勝に輝きました。男子は
3年連続6度目の優勝となり、最優秀選手には男子ホッケー日本代表チーム「サムライジ
ャパン」にも選出されている田中世蓮選手が選ばれました。
この結果を受けて、ホッケー部は男女ともに11月13日(木)~12月13日(日)にかけて
開催される「第88回男子・第75回女子全日本ホッケー選手権大会」への出場が決定、社
会人チームとの対戦も交えながら日本一のタイトルを争います。
(写真左)優勝を決めた瞬間の男子ホッケー部
(写真右)準優勝した女子ホッケー部
優勝した男子ホッケー部
詳細はコチラをクリック≫
【将棋研究会 香川愛生さんが女流王将のタイトルを防衛】
10月22日(火)、東京都渋谷区の将棋会館にて「第36期霧島酒造杯女流王将戦」3番勝
負の最終局が行なわれ、香川愛生さん(文学部3回生)が140手で挑戦者の清水市代女流
六段に勝利、2勝1敗で女流王将タイトルの初防衛を果たしました。「他の棋戦でもタイ
トルを取りたい」と語る香川さんの活躍に、今後もご注目ください。
女流王将タイトルの防衛を果たした将棋研究会・香川愛生さん
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【4】オール立命館校友大会2014 in 岡山で「白川静と漢字教育」を開催
10月25日(土)、初の岡山開催となった「オール立命館校友大会」の一環として、漢字
教育をテーマとしたシンポジウム「白川静と漢字教育」を開催、約1,500名が聴講しま
した。
当シンポジウムは、漢字研究の第一人者で本学名誉教授の故・白川静氏の文化勲章受章
10周年を記念し開催。専門家ら5名が白川氏の功績を紹介し、教育への貢献などについ
て意見交換を行いました。また、名誉漢字教育士・武田鉄矢氏と白川静記念東洋文学文
化研究所副研究所長・加地伸行氏による対談では、白川氏の「白川文字学」を通した漢
字の魅力について語られ、会場は大盛況のうちに幕を閉じました。
(写真左)専門家ら5名による意見交換会の様子
(写真右)武田鉄矢氏と加地伸行氏による対談の様子
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【5】大阪いばらきキャンパス(OIC)の整備状況をご紹介
来年4月の開設まで5ヶ月を切った大阪いばらきキャンパス(以下、OIC)。建物外側の
足場がほぼ全て撤去され、キャンパスの全貌が姿を現しました。
(写真左)キャンパス北西側
(写真右)キャンパス南西側
(写真左)キャンパス南側
(写真右)キャンパス東側
※すべて10月26日(日)撮影
また、10月18日(火)にはマルチコプターで空からキャンパスを撮影。OICのスケール
感が一目で分かる映像を公開しています。普段は見ることのできない視点でキャンパス
の様子をご覧いただけます。是非ご覧ください。
↓「空から見た大阪いばらきキャンパス」の映像はコチラ↓
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【その他学園ニュース】
学園HEADLINE NEWSはコチラをクリック≫
学園PICK UPはコチラをクリック≫
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▼EVENT(公開講座)▼
掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホー
ムページをご確認ください。
※[要事前申込]の場合は、各問い合わせ先にご連絡ください。
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【1】[@滋賀][無料][事前申込不要]
第11回立命館大学 学生ベンチャーコンテスト2014
2004年度から開催している本学主催のビジネスプランコンテストです。学生が持つ技術
やアイデアをもとに起業するプランを募集し、大学発ベンチャーの創出と企業家育成を
目的として運営しています。当日は最終審査の結果発表・表彰式を行うほか、WHILL In
c. CEO 杉江理氏(立命館大学経営学部2005年卒)の基調講演を行いますので、皆様奮
ってご参加ください。
[日 時]12月6日(土)14:00~20:00(交流会含む)
[会 場]びわこ・くさつキャンパス エポック立命21 エポックホール
[入場料]無料(入退場自由)
[主 催]立命館大学
[共 催]独立行政法人中小企業基盤整備機構
※画像をクリックすると拡大されます。
お申込み・詳細はコチラをクリック≫
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【2】[@島根][無料][要事前申込]
家族のかたちシンポジウム
~里親制度・生殖医療/多様な家族を形成するための関係機関の連携と協働に向けて~
本シンポジウムは、里親制度など多様な家族の形成への理解を深め、今後関係機関の連
携と協働による具体的な取り組みを進めていくことを目的としています。立命館大学応
用人間科学研究科 教授・団士郎氏の公開講演会に続き、公開シンポジウムも開催され
ます。
[日 時]11月22日(土)13:30~16:30
[会 場]島根県職員会館 多目的ホール
[参加料]無料
[その他]当日参加も可能ですが、できるだけ事前にお申込みください。
※画像をクリックすると拡大されます。
お申込み・詳細はコチラをクリック≫
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【3】[@京都][無料][要事前申込]
第30回京都教育懇話会
日本の未来と人づくり「ジャパンパワーの秘密~日本の“Bento”文化を世界へ~」
30回目となる今回は、日本留学中に知った「弁当箱」をヒントに、その文化を世界に発
信しようとされているベルトラン氏が感じておられる日本の良さについてお話を伺い、
身近な文化について考えます。
[日 時]11月25日(火)17:00~19:00
[会 場]朱雀キャンパス 1階 多目的室
[参加料]無料
[申込締切]11月20日(木)
お申込み・詳細はコチラをクリック≫
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その他の公開講座はコチラをクリック≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼
【1】[@大阪][有料][申込不要]アメリカンフットボール部「関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1」
関西学生リーグ最終節、宿敵・関西学院大学との一戦です。今年こそ王座奪還を目指し
ます!
[日 時]11月23日(日)14:00~
[場 所]キンチョウスタジアム(大阪市長居球技場)
[入場料]当日1200円・前売1000円
詳細はコチラをクリック≫
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【2】[@岐阜][無料][申込不要]
ハンドボール部「高松宮記念杯男子第57回・女子第50回
平成26年度全日本学生ハンドボール選手権大会」
初戦、女子は仙台大学と、男子は昨年度優勝チームの早稲田大学との対戦です。
<男子>
[日 時]11月22日(土)16:35~ 対早稲田大学
[場 所]ヒマラヤアリーナ
[入場料]無料
<女子>
[日 時]11月22日(土)10:55~ 対仙台大学
[場 所]岐阜メモリアルセンター
[入場料]無料
今後の試合日程・詳細はコチラをクリック≫
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【3】[@東京][有料][申込不要]
女子バスケットボール部「第66回全日本大学バスケットボール選手権大会」
春は第50回京都学生選手権で大会5連覇を果たした彼女たち。全日本大会の初戦は筑波
大学戦です。応援よろしくお願いします!
[日 時]11月25日(火)15:20~ 対筑波大学
[場 所]東京都大田区総合体育館
[入場料]有料(チケット料金未定)
今後の試合日程・詳細はコチラをクリック≫
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【4】[@神奈川][無料][申込不要]
スカッシュサークル「第42回 全日本学生スカッシュ選手権大会」
本学スカッシュサークルは、昨年女子で全国大会3位入賞者を輩出など優秀な成績を残
しています。今大会は関西学生選手権を制したメンバーを含む6名で臨みます。
[日 時]2014年11月29日(土)~12月3日(水)
[場 所]横浜スカッシュスタジアムSQ-CUBE
[入場料]無料
全日本学生スカッシュ連盟のHPはコチラをクリック≫
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【5】[@滋賀][無料][申込不要]
経営学部プロジェクト団体 丹後村おこし開発チーム
「地方から社会を考えるシンポジウム「食」とは何か~食べるモノと食べるコト~」
丹後村おこし開発チームは、「地方から社会を考える」をテーマに様々な活動を行って
いる経営学部プロジェクト団体です。本シンポジウムでは、活動での学びや疑問をもと
に「食」に関する問題について、参加者と意見交換を行います。現代社会の抱える食に
ついての諸問題にご関心のある方はお気軽にご参加ください。
[日 時]11月15日(土)10:00~16:00(開場9:30)
[場 所]びわこくさつキャンパス コアステーション2階 大会議室
[入場料]無料
[定 員]100名
[その他]申込不要 ※ただし事前予約優先案内
※画像をクリックすると拡大されます。
お申込み・詳細はコチラをクリック≫
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その他のスポーツ・スケジュールはコチラをクリック≫
その他のイベント・スケジュールはコチラをクリック≫
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▼突撃!学園祭レポート特集 ~BKC編~▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━突撃!学園祭レポート特集 ~びわこ・くさつキャンパス編~
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いよいよ学園祭シーズン到来!先日、立命館大学でも、びわこ・くさつキャンパス(以
下、BKC)・衣笠キャンパスにて学園祭が開催されました。
そこで、今号・次号は2回にわたって学園祭特集をお届け!今号はBKC編として、11月2
日(日)のBKC祭典2日目の様子をレポートします。2日間で約2万1千人もの来場者が訪
れた今年のBKC祭典の様子を写真とともにお楽しみください。
(写真左)バスを降りるとまず看板がお出迎え
(写真右)噴水には色鮮やかな風船が浮かべられお祭りムードを演出
★★★準備の様子・オープニング★★★
学園祭スタート前のセントラルステージ(メインステージ)では、立命館大学放送局(
RBC)を中心として、学生達が着々と準備を進めています。
1日目は雨の影響で、模擬店と「発泡ステージ」(BKC第一グラウンドに設けられた発泡
スチロールで作られたセカンドステージ)でのパフォーマンスが残念ながら中止となり
ました。2日目もあいにくの空模様で、分厚い雲がBKCを覆っています。なんとか天気が
回復することを祈るばかりです…。
(写真左)会場案内板
(写真右)ステージ周辺では本番前の入念なチェック
12:00、雨の影響が心配されつつも、セントラルステージでBKC学園祭2日目のスタート
が宣言。ステージ周辺に集まった人達でバルーンリリースが行われ、学園祭の2日目が
華やかに始まりました。
(写真左)司会の2人(RBC)がスタートを宣言
(写真右)今日の成功を祈って舞い上がる色とりどりの風船
セントラルステージの宣言から15分後、続いて「発泡ステージ」でのパフォーマンスが
スタート。オープニングには、鮮やかな着物風の衣装に身を包んだ「よさこいサークル
京都チーム 櫻嵐洛(さらら)」が華々しくダンスを披露し、来場者を魅了しました。
ステージを終えた中野菜奈さんと田中万祐子さん(ともに文学部・4回生)は、「私達4
回生にとっては、学園祭が最後の大きな発表の舞台です。来週の衣笠キャンパス学園祭
での舞台が本当の最後になります。悔いの残らないように踊りたいです」と学園祭の舞
台への想いを語ってくれました。
(写真左)円陣を組んで心を一つに
(写真右)左:中野菜奈さんと右:田中万祐子さん
★★★模擬店企画★★★
さて、学園祭と言えば、やはり多種多様な「模擬店」が楽しみのひとつです。
ただ1日目は雨のため、模擬店は残念ながら全て中止となってしまいました。
幸い2日目は、雨の影響で販売開始が1時間遅れたものの、12:30から営業を無事スター
ト。前日の分も取り返そうと、学生達の売込みにも熱が入ります。
様々な趣向を凝らした約80店の模擬店、12店のフリーマーケット、5店のアトラクショ
ンが出店され、学園祭に彩りを添えていました。
私達の印象に残った模擬店の一つは、復興支援のインターンシップを共に行った学生達
が出していた秋刀魚のお店です。一匹200円の秋刀魚が美味しそうに焼かれていました。
インターンシップ終了後も「何か復興支援につながることをしよう」とみんなで話し合
い、お世話になった現地の水産会社さんから直送していただいたそうです。
秋刀魚を購入された前田さんご夫妻(経営学部・1回生の保護者の方)は、「学生の皆
さんの復興支援の取り組みと聞いて購入しました。美味しくいただいています」と話し
てくださいました。
(写真左)東日本大震災被災地の復興支援のため秋刀魚を販売
(写真右)取り組みに共感し秋刀魚を購入された前田さんご夫妻
(写真左)どの店もあの手この手でアピール
(写真右)各国の代表料理をアレンジして販売する留学生達
★★★展示・体験企画★★★
今年のBKC学園祭では、66の学生団体が様々な展示や体験企画を実施しました。
ご存知の通りBKCには5つの理工系の学部があり、理工系の研究会やサークルが数多く活
動しています。これらの学生団体が、日頃の活動を分かりやすく伝えようと体験型の企
画や展示を充実させていることが、BKC学園祭の特徴の一つといえます。
私達もそれらの企画を中心に取材してきました。
◆◆立命館大学飛行機研究会◆◆
セントラルステージ近くのプリズムハウス前では、立命館大学飛行機研究会が鳥人間コ
ンテストに挑戦するための実機を展示していました。
広い場所を確保しているとはいえ、機体は非常に大きく、そのままでは展示しきれない
ため、両翼の一部と尾翼は取り外されています。
乗機体験も可能で、席に座ってペダルを漕ぐと前のプロペラが回り、実際の操縦を体感
できます。地域の子ども達にも人気で、多くの子ども達が楽しんでいました。
(写真左)翼が一部取り外されていても存在感は抜群
(写真右)地域の子ども達。学園祭には何回も来てくれているそうです
◆◆立命館大学音響工学研究会◆◆
ずらりと並べられた様々な形のスピーカーは、立命館大学音響工学研究会の展示ブース
です。「音響に興味がない人にも、オーディオの楽しさを知ってもらいたい」との想い
からスピーカーの聞き比べを実施。自作のスピーカーの音を来場者に聞いてもらい、気
に入った音質のスピーカーに投票してもらうという企画です。
「ユニット(音を出す機械)は同じでも、スピーカーの箱に使う素材や形状によって、
音が全く違ってくるんです」と研究会の皆さんが熱く語ってくれました。
(写真左)形も素材も様々な自作のスピーカー
(写真右)聞こえてくる音に耳を澄ます来場者
◆◆立命館大学ロボット技術研究会◆◆
立命館ロボット技術研究会の企画では、身近にロボットの研究や仕組みに触れることが
できます。特に、小型ロボットの操作体験とロボット研究会自作のUFOキャッチャーが
子ども達に人気でした。
小型ロボットは、コンテストで対戦するための武器となる装置を本来は着けているそう
ですが、子どもが安心して操作できるよう、それらの装置は取り外されていました。
また、今年は1回生の研究紹介企画も新たに実施されていました。ロボットに詳しくな
い方にどうやって分かりやすく伝えるか苦労している姿が印象的でした。来年はきっと、
さらに上手く説明してくれることでしょう。
(写真左)障害物だらけのコースでロボットの操作を楽しむ子ども達
(写真右)思わず夢中になるUFOキャッチャー
◆◆立命館大学EV-Racing◆◆
立命館大学EV-Racingは、自作のソーラーカーで本格的な耐久レースにも参加する団体
です。学園祭では毎年、ソーラーカーを自分で運転できる試乗会を実施。年齢を問わず
いつも人気の企画です。
今年は雨が降った時を想定して、屋内でも楽しめるソーラーミニ四駆のタイムアタック
とソーラーカーのパーツ展示も新たに実施されていました。
(写真左)運転は子どもでも簡単
(写真右)支援企業の名前がズラリと貼られた実車
◆◆立命館大学ライフサイエンス研究会◆◆
体験企画は子ども達で大賑わいです。「三方良し~遊ぶよし、学ぶよし、驚くよし~」
と題し、巨大シャボン玉の中に入れる体験コーナーや、ホウ砂(コンタクトレンズの洗
浄液などに使われる素材)や食紅など、薬局やスーパーで手に入れられるものなどを利
用して作るスーパーボールの自作体験など、身近なものから化学を体感できる企画が満
載でした。
私達もスーパーボール作りを体験。自分で作ったスーパーボールが実際に弾んだ瞬間に
は、何ともいえない喜びがありました。
このライフサイエンス研究会の企画は、BKC学園祭の団体企画の人気投票で見事グラン
プリを獲得しました。
(写真左)大人でも入る巨大シャボン玉
(写真右)安全に作れるよう研究会の学生が優しく説明
◆◆立命館大学鉄道研究会◆◆
立命館大学鉄道研究会の企画は、鉄道模型のジオラマ展示をはじめ、鉄道に関する展示
が盛りだくさんの毎年人気の企画です。私達で、ちょうど1,000人目の来場者となり、
拍手で迎えてもらいました。例年、子どもの来場者が多いことを配慮し、今年はレゴと
プラレールの展示スペースを2倍にしたそうです。
鉄道模型のジオラマ展示では、会場となる場所のテーブルを数多く使用します。「少し
の段差でも模型は走らなくなるので、机の大きさや高さが揃いにくい会場では、高さ調
整が実はとても大変なんですよ」と、その苦労を楽しんでいるかのように学生達が教え
てくれました。
(写真左)リンクスクエアの食堂を広々と使っての展示
(写真右)昨年の2倍に規模拡大したレゴブロックのレール
★★★父母の方々もご来場★★★
父母の方々にも気軽に学園祭にお越しいただけるような取り組みも行われています。
昨年に引き続き、立命館大学父母教育後援会では父母の方々対象の模擬店金券企画を実
施。2日間で917名の方々がご利用されました。
また、今回はじめて、学園祭の見どころ紹介を主目的とした学生によるキャンパスツア
ーも実施。事前予約分は満席となる盛況ぶりで、キャンパスに日頃なかなか来る機会の
少ない父母の方々にBKCを楽しんでいただけました。
2日間で合計100名の参加があり、参加者の96%がツアーに「満足」、98%が「立命館との
一体感を感じた」とご回答くださいました。
(写真左)父母の方々に学生達が模擬店用の金券をお渡し
(写真右)祖父母も一緒に来場されていたご家族
★★★学園祭実行委員会 突撃インタビュー!★★★
学園祭の裏側を取材すべく学園祭本部(祭典本部)に取材を行い、今年の学園祭実行委
員長の山川大介さん(経営学部・4回生)にお話を伺いました。
本年度の学園祭実行委員長、山川大介さん
Q:はじめに、今回の学園祭について教えてください。
今年のテーマは「三方良し(さんぽうよし)」です。近江商人の行動哲学「売り手よし、
買い手よし、世間よし」に習い、「企画者よし、来場者よし、世間よし」とし、地域社
会への貢献も目的に開催しました。また「三方」には、2015 年4月の大阪いばらきキャ
ンパス開設によって、「立命館大学の京都・滋賀・大阪の3キャンパスがよりよい場所
になるように」との実行委員のメンバーの想いもこめられています。
Q:学園祭で一番大変なことは何ですか?
当日の対応も大変ですが、それ以上にそれまでの準備が大変ですね。
その年の学園祭が終わった直後から、翌年の学園祭に向けての準備がスタートし、1年
をかけて会議を重ね、BKC・衣笠合わせて50件以上の企画を練り上げていきます。
少しでもいい企画にするために、各企画の担当者と真剣に議論して一つひとつの企画を
完成させていくので、非常に多くの時間と労力がかかります。
それでも、学園祭を楽しみにしている人がいる限り、絶対に成功させなければならない
という想いが原動力となっています。
Q:学園祭の当日、最も気をつけていることは何ですか?
全ての人に楽しんでもらうことを心がけています。そのために、安全で事故のない着実
な運営が求められます。当日は会場内にスタッフを配備し、何かあればトランシーバー
ですぐに連絡が入り、対応できる仕組みになっています。
また、衛生面・安全面への配慮から、雨による模擬店の販売中断・再開の判断を本部で
行っています。
雨雲レーダーをにらみながら、トランシーバーで各持ち場の状況を確認し指示を出しま
す。来場者の皆様に安全にかつ楽しんでいただけるよう細心の注意を払っています。
(写真左)常に雨雲レーダーをチェック
(写真右)取材中にも判断を迫られる連絡が入り、緊迫感が漂う本部
★★★エンディング★★★
18:30、陽も沈み、少し肌寒さを感じるようになる頃、今年のBKC学園祭もクライマック
スを迎えます。
エンディングパフォーマンスを観ようと、セントラルステージには大勢の人が集まって
いました。立命館大学応援団(吹奏楽部・チアリーダー部)による華やかなパフォーマ
ンスがステージの最後を飾りました。
そして、BKC学園祭の最後は、花火の打ち上げで締めくくりです。この時、昼間の曇り
空がうそのように、きれいな月を望むほどに晴れ渡っていました。
19:20頃、エンドロールのVTRが流れ終わると同時に、クインススタジアムから花火が打
ち上がると、来場者からは一斉に喚声があがり、夜空に咲く美しい花火に見入っていま
した。
実は、今年の花火の一つひとつには、学生達の“願い”が書き込まれていて、その願い
と共に花火が空に打ち上げられていました。これにより、今年のBKC学園祭も無事終了
しました。
肌寒いなか元気いっぱいのチアリーダーとステージを取り囲む来場者
(写真左)最後までステージを盛り上げる司会の2人(RBC)
(写真右)花火打ち上げ直前、夜空に輝く美しい月。
みんなで見上げる花火。最後に会場が一体となりました。
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学園祭レポートBKC編、いかがでしたでしょうか?
「楽しみにしてくれている人がいる限りは、絶対に成功させなければならない」という
学園祭実行委員長・山川さんの言葉が私達には特に印象的でした。
「また来年も来てほしい。いや、来てもらわなければならない。
先輩たちの努力を無にしてはならない」という強い意気込みと
責任感、義務感が表れていました。
今回の取材で「BKC学園祭に毎年来ている」という地域の方々と
実際に何人もお会いしましたが
その度に、山川さんの言葉と重なりあう感覚を持ちました。
華やかな表舞台の後ろに、裏方として責任を果たそうと懸命に努力する
実行委員会を中心とする学生達の姿があります。
そして、その姿勢が先輩から後輩に変わらず受け継がれているからこそ
毎年足を運んでくださる方々がいるのだと
改めて感じることのできた今年のBKC学園祭でした。
次回の衣笠編も、ぜひお楽しみに!
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▼編集後記▼
今回は、日本将棋連盟所属の女流棋士として活躍する、本学将棋研究会の香川愛生(かがわまなお)さん(文学部3回生・東京都出身)をご紹介します。
香川さんが将棋に出会ったのは小学校3年生の頃。友達に手も足も出ずに負けた悔しさ
が、将棋人生の始まりでした。これをきっかけに近所の将棋教室に入り才能を開花させ
た香川さんは大会で数々の成績を残し、2008年には当時の最年少記録である15歳で女流
棋士(プロ)となりました。
高校3年生の夏、立命館大学将棋研究会が学生将棋の全国大会を制したことを知り、「
頂点を目指して頑張っている人たちと一緒に頑張りたい」と立命館大学への入学を決意。
温厚な性格から、将棋研究会のなかではムードメーカー的存在である香川さんですが、
将棋の対局では攻めを重視とした棋風が持ち味です。2回生になり学生生活の環境に慣
れると快進撃がはじまり、一気に女流王将のタイトルを獲得しました。
しかし、女流王将のタイトル獲得後はメディアに囲まれ周囲の環境も一変、タイトルホ
ルダーとしての重圧との闘いの日々が続きました。そんななかでも自分の対局の合間を
縫って国内・海外の様々な対局を見て学び、勉強を重ねた香川さん。「どんな局面でも
決して自分らしさを忘れなかった」と語った彼女は、今年10月、見事女流王将のタイト
ル初防衛を果たしました。
どれだけ結果を残しても、決して勉強を怠らない香川さん。将棋だけでなく、“自分自
身”と真摯に向き合うことのできる彼女だからこそできたタイトル防衛だったのでは
ないでしょうか。将棋界の未来を切り拓く活躍に、今後ますます期待です。
(立命館CLUB事務局 堀井)
▼第61号読者プレゼント▼
今回は「立命館大学 学園祭オリジナルグッズ」を1名様にプレゼントします。こちらは次号掲載の▼突撃!学園祭レポート特集▼にてご紹介する「衣笠祭典」のオリジナルグ
ッズです。今年のロゴキャラクター「あるる」がプリントされている限定アイテム、学
園祭で手に入れられなかった方も是非ご応募ください。
今年来場者からの人気No.1だったオリジナルブランケットとエコカイロのセットです♪
プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。
<応募締切:11/24(月・祝)>
【パソコンの方はコチラをクリック】
【携帯電話の方はコチラをクリック】
※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の
うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。
応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
応募必要事項
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ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)
▼第60号読プレ当選発表▼
多数のご応募ありがとうございました。第60号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。
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★・LOVE京都さん (静岡県) ★
★・ゆきさん (大阪府) ★
★・ふねさん (兵庫県) ★
★・ふーちゃんレモンさん(宮崎県) ★
★・佐渡トキさん (新潟県) ★
★ 他25名様 ★
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※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。ご了承ください。
次回のご応募もお待ちしています。
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次回配信予定は11月28日(金)です。お楽しみに。
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