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立命館CLUB 【VOL.70】

立命館CLUB 【VOL.70】

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■□■ 2015.4.10  立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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 立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

 4月2日(木)、京都市勧業館「みやこめっせ」にて、「2015年度立命館大学・大学院入
 学式」が、所属キャンパスごと3回に分けて実施されました。当日は、満開の桜の中、
 晴れ晴れとした表情の新入生たちが家族や友人と写真撮影する姿が多く見られました。
      
 第1部の入学式典の冒頭では、各回、立命館大学メンネルコールが校歌を斉唱。続いて
 吉田美喜夫・立命館大学長が式辞を述べ、立命館大学の一員となった新入生たちへ激励
 の言葉を贈りました。その後、学部新入生代表として、映像学部・田渕瑞妃さん(第1
 回)、政策科学部・辰已麗さん(第2回)、そしてスポーツ健康科学部・野﨑舞夏星さん
 (第3回)がそれぞれ挨拶を行い、これから始まる学生生活への抱負を語りました。今
 号の「輝く学生インタビュー」では、第3回入学式典直前の野崎さんにお話を伺ってい
 ますので、どうぞお見逃しなく。
   
  ≫学長の式辞全文はコチラ  

 また、第2部の新入生歓迎セレモニーでは、様々な分野で自らを磨く先輩学生の姿をま
 とめた映像を上映。最後には会場全体で応援歌「グレーター立命」を合唱し、熱い空気
 の中で幕を閉じました。

 
 これから始まる新生活。期待に胸を膨らませている新入生たちの今後の活躍が今から楽
 しみですね!

 それでは、今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。
 
 読者プレゼントは「立命館大学キャンパスダイアリー&エコバック」です。

 応募方法は最後にお知らせします。
 それでは最後までお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】大阪いばらきキャンパス(OIC)竣工式・見学会を開催

 3月29日(日)、「大阪いばらきキャンパス竣工式・見学会」が開催されました。竣工式
 には工事関係者や学園関係者が出席。竣工式は、施設関係者によるテープカットではじ
 まり、学園を代表して長田豊臣・学校法人立命館理事長が挨拶を述べ、工事関係者への
 感謝の言葉ともに「OICはこれまで数十年にわたる立命館の改革の成果であり、“教育の
 イノベーション”や“アジアのゲートウェイ”としての役割が期待されています。OIC
 が開設する2015年を新しい立命館が始まる年にしたい」と抱負を述べました。竣工式
 終了後には、祝賀会が催され、木本保平・茨木市長より乾杯のご発声をいただき、関係
 者一同、OICの竣工を祝いました。

 また、当日は、地域の関係者向けのキャンパス見学会も実施されました。あわせて、一
 般開放もスタート、早速キャンパス内のレストランや隣接する岩倉公園に多くの地域住
 民の方々の姿が見られました。

 大阪いばらきキャンパスが次の番組で紹介されます。ぜひご覧ください。

 【放送予定日時】4月11日(土)10:50~12:00
  NHK総合(関西地域)「学校再発見バラエティー あほやねん!すきやねん!」
   ※内容は変更になる可能性があります。
        
 (写真左) 竣工式当日のOIC
 (写真右) キャンパスに隣接する岩倉公園で遊ぶ子どもたち


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【2】大学院専用施設「究論館」竣工式を開催

 3月23日(月)、衣笠キャンパスにて大学院専用施設「究論館」の竣工式が開催されまし
 た。竣工式ではテープカットが執り行われた後、学園を代表して長田豊臣・立命館理事
 長が「大学院生がこの場を存分に活用し、研究科や課程を超えた新たな知の創造の場と
 なること、人類の直面する諸問題の解決に取り組む有為な人材を育成する場となること
 を期待しています」と語りました。竣工式終了後、究論館の内覧会・竣工祝賀会も開催
 され、究論館の完成を祝いました。

 【究論館について】
 究論館建設にあたり、大学院生の声を反映するため、大学院生とともに十回を超えるワ
 ークショップを開催しました。1階にリサーチ・コモンズ、各階にミーティングスペー
 スを配置し、大学院生同士の研究活動やグループ交流を促進。さらに、各階にはキャレ
 ルデスクを配置した共同研究室、2・3階には衣笠山を望めるラウンジも設置し、新しい
 学びを創出する設計となっています。究論館の開設を機に、大学院生の研究活動を促進
 し、衣笠キャンパスの研究高度化を図ります。ここから知的探究心・高度な知識を有し
 たグローバル人材をより多く輩出し、特色あるグローバル研究大学としての地位の確立
 を目指します。
  
 (写真左)完成した究論館
 (写真右)テープカットの様子
   
 
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【3】本学学生の活躍をご紹介!

【飛行研究会「ダンデライオン」が「第21回全日本学生選手権」優勝】

 3月13日(土)~15日(日)、宮城県で開催された「第21回全日本学生選手権」(日本
 気球連盟主催)において、飛行研究会ダンデライオンが優勝を果たしました。彼らは自
 分たちの力で熱気球を立ち上げ操縦し、フライトを行っているサークル団体です。今回
 の大会では、10キロ近く離れた目標に近付く正確さを競いました。パイロットを務める
 関島大地さん(理工学部3回生)は、「好天に恵まれ、気持ちの良いフライトが出来た」
 と語りました。
 
  (写真)当日の様子

【バトントワリング部、「第40回全日本バトントワリング選手権大会」出場】
 3月27日(金)~29日(日)さいたま市で行われた「第40回全日本バトントワリング選
 手権」に本学バトントワリング部が出場し、優秀な成績を収めました(詳細は下記)。
 今大会は、8月にカナダで行われる「第8回WBTFインターナショナルカップ」およ
 び「IBTFグランプリ大会」の代表選考会を兼ねて実施されました。見事代表入りを
 果たしたメンバーの今夏の活躍に期待です。

[主な結果]
 ◇立命館バトンチーム:フリースタイルチーム1位・日本代表選出
 ◇柿木優輝さん(スポーツ健康科学部2回生):ショートプログラム【男子シニア部門】
  4位・フリースタイル個人【男子シニア部門】2位 
 ◇西村真祐さん(産業社会学部3回生):アーティスティックトワールシニア日本  
  代表選出
 
【伊藤さつきさんがフリースタイルスキー全日本選手権モーグルで初優勝】
 3月22日(日)、フリースタイルスキー全日本選手権モーグル決勝が札幌市で行われ、
 伊藤さつきさん(スポーツ健康科学部4回生)が初優勝しました。「公式練習からミス
 なく滑ることができた」と喜ぶ伊藤さん。先日秋田で開催されたワールドカップでも2
 位に入るなど、成長著しい彼女は、持ち前のスピードに加え、ターンとエアの技術を高
 め、来季に向けて更なる飛躍を目指します。
 
 (写真表彰台で笑顔を見せる伊藤さん
 
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【4】2014年度フランス語検定 文部科学大臣賞団体賞を受賞

 3月23日(月)、東京の日仏会館にて、実用フランス語技能検定試験の2014年度成績優
 秀者表彰式が行われ、立命館大学は文部科学大臣賞団体賞を受賞しました。2013年に創
 設されたこの賞は、フランス語検定を通したフランス語教育の取り組みが特に優秀と認
 められた3団体(大学2団体、小・中・高・各種学校1団体)に授与されるもので、本
 学は昨年度に引き続いての受賞となりました。表彰式には、千川哲生准教授(文学部・
 フランス語)が代表として出席しました。

 立命館大学は、学内で年2回、フランス語検定の団体受験を実施し、学生のフランス語
 学習を支援、副専攻フランス語の到達目標を仏検2級に設定し、ここ数年は毎回100名
 を超える学生たちが受験しています。これらの取り組みが認められての受賞となりまし
 た。
 
 (写真表彰式の様子

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 その他学園ニュースはコチラ≫
(学園HEADLINE NEWS)
 http://www.ritsumei.jp/news/index_j.html?year=2015

(学園PICK UP)
 http://www.ritsumei.jp/pickup/index_j.html?year=2015&date=04

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▼EVENT(公開講座)▼

 掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期
 または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホー
 ムページをご確認ください。

 ※[要事前申込]の場合は、各問い合わせ先にご連絡ください。
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【1】[@大阪][無料][要事前申込]
 立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)開設記念イベント
 出版記念シンポジウム『中小企業とMOT』


 大阪いばらきキャンパス(OIC)開設記念、そして本学大学院テクノロジー・マネジメ
 ント研究科が編著した『中小企業のためのMOT入門』(同友館)の発売を記念して豪華
 なシンポジウムを開催いたします。社会でご活躍されている企業経営者の話を直接聞く
 ことのできる機会です。ぜひご参加ください。
 
 [日 程]2015年5月23日(土)
 [時 間]13:30開演(13:00開場)
 [場 所]立命館大学いばらきキャンパス B棟1階カンファレンスホール

 詳細・お申込はコチラ≫
 
 
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 その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@埼玉県][有料][チケット要]
 ホッケー部(男子)「高円宮牌 2015ホッケー日本リーグ」

 日本リーグが開幕します!開幕戦は東京農業大学戦。応援よろしくお願いします。

 [日 時]4月18日(土)13:10~
 [場 所]駿河台大学ホッケー場
 [チケット]一般1,000円 高校生500円 中学生以下無料

 詳細はコチラ≫

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【2】[@大阪府][無料][申込不要]
 日本拳法部「西日本学生拳法選手権大会」

 今年度の開幕を告げる西日本拳法選手権大会です!部員一同頑張りますので、応援よろ
 しくお願いします。

 [日 時]4月19日(日)10:30~
 [場 所]大阪市中央体育館
 [入場料]無料

 詳細はコチラ≫

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【3】[@大阪府][無料][申込不要]
 相撲部「第3回国際女子相撲選抜堺大会」

 女子相撲の開幕戦です!世界ジュニア優勝の野崎舞夏星さんが出場します。

 [日 時]4月19日(日)10:00~
 [場 所]堺市大浜公園相撲場
 [入場料]無料

 詳細はコチラ≫

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【4】[@大阪][無料][申込不要]
 メンネルコール・混声合唱団メディックス「コーラスめっせ2015」

 [日 時]4月18日(土)・19日(日) 12:00 開演予定 (各団体の出演時間は未定)
 [場 所]大阪ビジネスパーク TWIN21 1Fアトリウム(JR東西線「京橋」駅下車徒歩
      5分)
 [入場料]無料

 今年で6回目を迎える合唱イベントです。関西の学生合唱団と社会人合唱団合わせて
 4,000名近くが参加します。男声合唱のメンネルコールは18日、混声合唱団メディック
 スは19日に、それぞれOBP内「TWIN21」エントランスでコンサートに参加します。

 また、京橋のいずみホールでも両日17:30からコンサートが行われます(前売2,000
 円、当日2,500円)。

 詳細はこちら≫

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 その他のスポーツ・スケジュールはコチラ≫
 
 その他のイベント・スケジュールはコチラ≫
 
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▼輝く学生インタビュー▼

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 第47回 輝く学生インタビュー
     たったひとつの土俵に集まる注目と歓声が相撲の魅力

               立命館大学スポーツ健康科学部 野崎 舞夏星さん
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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介してい
 きます。

 今回ご紹介するのは立命館大学スポーツ健康科学部に入学されたばかりの、野崎舞夏星
 さん(静岡県出身)
です。女子相撲選手として国内外で活躍中の野崎さん。昨年台湾で
 行われた世界女子ジュニア相撲選手権大会(軽量級)では見事優勝し、高校生で世界一
 の座を獲得しました。今回は、今後の大学生活にかける想いを中心に伺ったインタビュ
 ーに加え、新入生代表として入学式で挨拶された際の内容全文をお届けします!
 
 
 Q.はじめに、立命館大学に入学したいと思った理由を教えてください。

 やはり山中未久さんがいらっしゃるということが、最大の理由です。また、高校時代か
 ら文武両道を目標に頑張ってきたので、大学でもそれができるところに行きたいと思い、
 立命館大学を選びました。

 私には、将来“スポーツ番組のディレクター”になるという夢があります。女子相撲と
 いうあまりメジャーでないスポーツをしている自分だからこそ、選手の目線で新たなタ
 イプの番組をつくれるのではないかと思います。また、自分が取材を受けた経験も、選
 手がどのように考えているかわかるという点で、密着ドキュメンタリー番組制作などに
 役立つかも知れません。大学卒業後は競技を続けるかどうかはまだわかりませんが、ま
 ずはこれから4年間様々なことを学び、将来ディレクターとして選手と接する手法を身
 につけたいと思っています。
 
 Q.相撲を始めたきっかけは何でしたか?
 
 もともと家族がプロレス好きでした。特に熱狂的ファンだった兄が、「格闘技の中で一
 番プロレスに似ているから」という理由でレスリングを始めました。その後、「練習後
 に外食が出来る!」という魅力につられて、私もレスリングを始めることにしました。
 習い始めて間もなく、先生から「わんぱく相撲大会」という地域大会への出場を勧めら
 れました。そこで自分より大きい大きな男の子に勝ったことが、当時小学校1年生の私
 にはとても嬉しく、「相撲をやっていきたい」と思いました。
  
 Q.普段はどんな練習をされていますか?

 練習内容はほとんどクラブの先生に任せていますが、1回1回の練習を大切にするよう心
 がけています。普段から家でも四股を踏んだり、走ったりして鍛えています。また、レ
 スリングは基本的な運動能力を養うことのできるスポーツなので、昔からレスリングを
 やっていたことがこれまでの自分にとってプラスになっていると思います。

 Q.レスリングと相撲と柔道の3つを経験されていることで、よかったことはあります
  か?


 中学・高校と所属していた柔道部で身につけた“投げ技”は、相撲には好影響でした。
 しかし一方で、柔道の際「負けたくない」という気持ちが先行すると相撲の“足取り”
 という技が出てしまうことがあります。柔道では反則をとられる技なので、そのせいで
 負けてしまったこともありました。また、相撲の際に自分が追い詰められると、レスリ
 ングや柔道の技がとっさに出てしまうこともありますね(笑)。

 Q.今お話していると、とても穏やかな印象の野崎さんですが、試合では驚くほど表情が
 変わりますね。


 勝負がかかるとすごく負けず嫌いになるからだと思います。相撲の試合で私が「投げ技
 」に入ろうとした際、相手と共にバランスを崩したのですが、自分の方が低い体勢にな
 り、それでも互いに最後まで負けないよう張り合っていました。そうしたら土俵の俵の
 ところで自分の顔を強く擦ってしまいました。今は消えましたが、口元の皮が剥けてし
 まって、半年近く絆創膏をしていました。ただ、私が倒れる直前に相手の足がついてい
 たということで、どうにか勝つことができました。どんなに怪我をしても、“勝ち”に
 こだわってしまいますね。初対面の人には「見た目とギャップがある」と言われますが、
 1ヶ月もすれば本当の性格がわかってくるみたいです。
 
 Q.大きな試合をたくさん経験されていますが、緊張はされませんか?

 土俵では緊張しません。というよりも、適度な緊張はしていて、集中しているのかもし
 れません。ですが、このあと入学式で挨拶することを考えると緊張しますね。お腹が痛
 いです(笑)。

 Q.野崎さんが今後伝えていきたい、「相撲の魅力」を教えてください。

 相撲では、たとえ相手が自分より大きくても、技やスピードで上回れば勝つことが出来
 ます。それから、会場に土俵が一つあるだけなので、その一点に注目が集まるところも
 魅力だと思います。私にとっては、勝った時の観客の大歓声が一番の魅力です。
 
 
 ~入学式での挨拶全文~
 木々の芽吹きに春を感じる季節となりました。本日は私たちのためにこのような盛大な 
 式を挙行していただき、心より御礼申し上げます。私たちは今日、希望と期待の思いを
 胸に、この立命館大学の門をくぐりました。

 私は立命館大学で叶えたいことが2つあります。私は小学生の頃から、レスリング・相
 撲、そして中学生から柔道を習い始めました。勉強との両立を図りながらこの3つの格
 闘技を続けていくことは、決して楽なことではありませんでした。しかし、いつしか私
 にとって一番熱中出来ること、特に相撲は一番自分が自信を持てることとなりました。
 競技を続けていくうちに、だんだんと目標も大きくなり、高校3年間は相撲のジュニア
 世界大会に出場することを目標に稽古に励みました。3年間の努力の積み重ねがやっと形
 になり、去年の7月、世界大会の代表入りが決定し、高校生活最後の夏休み、台湾で行
 なわれた世界大会に出場しました。初めての世界大会で、会場の雰囲気に圧倒され、日
 本代表というプレッシャーにも押しつぶされそうになりました。しかし、先生方や友人、
 そして家族の応援が私の背中を押し、土俵の上で最高のプレーをすることが出来、金メ
 ダルを勝ち取ることが出来ました。表彰台の一番高い所から見えた景色は今でも忘れら
 れません。そして今の私の目標は、大学生以上のシニアの部で世界大会に出場すること
 です。立命館大学の相撲部には、そのシニアの部の世界チャンピオンである先輩がいら
 っしゃいます。その先輩のもとで練習をしたい、そして4年間かけてシニアの世界大会
 に出場し、もう一度あの表彰台に上りたいという思いがあり、立命館大学に入学しまし
 た。

 
 国際社会に開かれた学園づくりを目指している立命館大学に入学したことは、グローバ
 ル化が進む現代社会において自分の可能性を広げるチャンスを得た、ということでもあ
 ります。私の将来の夢はスポーツ番組を制作するディレクターになることです。そのた
 めに、私はスポーツの魅力を様々な人に伝える力をつけたいと考えています。スポーツ
 健康科学部は、私たちが健康的で豊かに生活することを実現し、またスポーツ競技にお
 いてトップパフォーマンスを発揮するために必要な最先端の科学的知見を提供する分野
 です。私はこの学部で、スポーツマネジメントなどを学ぶことを軸に、スポーツを支え
 ていく立場から追究し、自分の意見を世界に発信していきたいです。また、私は英語学
 習にも力を入れたいと考えています。英語を習得することは、今後相撲の国際大会に出
 場する際、様々な国の選手と交流を深める第一歩になると思います。また、ディレクタ
 ーを目指す私にとって、海外の選手にインタビューしたり、自分の企画した番組を日本
 に限らず様々な国の人に見てもらったりするためには、英語は必要不可欠となります。
 グローバル化が進む今を生きる私たちにとって必要なのは、“実際に使える英語”だと
 思います。立命館大学での4年間で、英語を自分のものにし、自分の可能性を広げてい
 きたいです。


 最後になりますが、私たちが今日この日を迎えることが出来たのは、適切なアドバイス
 をくださった先生方、励まし合った友人、そして何よりいつも私を心から応援してくれ
 た家族の支えがあったからだと思います。常に感謝の気持ちを忘れず、立命館大学の“
 自由と清新”という建学の精神のもと、同じ志をもつ仲間と共に立命館大学の新しい歴
 史を創り上げていくことを誓い、新入生代表の挨拶とさせていただきます。

 
***

 いかがでしたでしょうか。インタビュー中は終始やわらかで可憐な雰囲気が印象的な野
 崎さん。しかし、入学式ではまた、凛とした姿で代表挨拶を披露してくれました。今後
 彼女の学内での活躍に大いに期待するとともに、彼女自身の将来にとって有意義な大学
 生活となるよう願っています。

***


▼編集後記▼

 立命館宇治高校が出場を果たした春の選抜高校野球大会。高校球児たちと同じく、夢を
 実現した人がいました。福岡県在住のスリランカ人、スジーワ・ウィジャヤナーヤカさ
 ん(立命館アジア太平洋大学・2010年卒業)
。大会第3日目の3月23日(月)、仙台育
 英(宮城)―神村学園(鹿児島)の第2試合で二塁塁審を務めるなど、審判員として活
 躍しました。

 スジーワさんが野球と出会ったのは高校生のとき。野球文化普及のためスリランカを訪
 れた日本人との出会いをきっかけに、日本や野球の魅力に惹かれ、「将来、母国スリラ
 ンカに野球場を作り、野球を広めたい」という夢を持つようになります。2006年に立命
 館アジア太平洋大学(APU)へ入学し、在学中より学業と並行して野球審判の勉強を続
 け、高校・大学・社会人野球の審判ライセンスを取得。さらに、母国スリランカでの野
 球場建設に向けて積極的に活動し、2012年には念願の野球場建設を実現させました。こ
 うした彼の積極的な姿勢とその活躍が評価され、福岡県高野連から選抜大会の審判員に
 推薦されたのでした。

 在学当時のスジーワさんを知る、立命館アジア太平洋大学(APU)事務局長の村上健さ
 んは、「彼が在学中に実施された“ワールドキャッチボールクラシック”というイベン
 トが、彼にとって一つの転機になった」と言います。本イベントは、キャッチボールを
 通じて国際交流や地域交流に貢献することを目指し、日本プロ野球選手会が主催、APU
 が共催したものです。このイベントをきっかけに、彼とプロ野球選手会との交流が始ま
 り、スジーワさんのその後の活躍につながりました。

 夢に向かって一生懸命に努力し、確実に一つひとつの目標を達成してきたスジーワさん。
 彼が出会った人々と野球への想いこそが、そのパワーの源なのかもしれません。スリラ
 ンカのみならず、南アジアの野球発展に貢献したいというスジーワさんの活躍から今後
 も目が離せません。
 
 (立命館CLUB事務局 井坂)

▼第70号読者プレゼント▼

 今回は、「立命館大学キャンパスダイアリー&エコバッグ」を5名様にプレゼントしま
 す。この春新入生全員に配布された立命館グッズです。ぜひご応募ください!
 
 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:4/20(月)>

【パソコンの方はコチラをクリック】

【携帯電話の方はこちらをクリック】


 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の
  うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

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▼第69号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 第69号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・高畑 泰人さん    (滋賀県)  ★
 ★・5589さん         (宮崎県)  ★
 ★・舘 利夫さん    (三重県)★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は4月24日(金)です。お楽しみに。
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