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立命館CLUB 【VOL.159】

立命館CLUB【VOL.159】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.159━━━
■□■ 2019.3.22 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

今年も旅立ちの春がやってきました。

3月20日(水)~22日(金)「2018年度後期卒業式・学位授与式(学部・大学院)」を挙行、学部生6,751名・大学院生908名が新しい門出を迎えました。当日キャンパス内は華やかな袴姿やスーツ姿の卒業生たち、卒業生を盛大に送り出すクラブ・サークルやゼミの後輩たちの姿で賑わいました。立命館大学での充実した学びと経験を糧に、卒業生たちがそれぞれ新たなステージでの活躍を見せてくれることが楽しみです。また、衣笠キャンパス、びさこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスには大きな「Beyond Borders 卒業おめでとうボード」が設置され、学生たちが記念写真を撮影する姿が多く見られました。
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今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「防災食共同開発企画『KINOBUYA PROJECT』さんまの缶詰 実山椒」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】山形県と立命館大学との学生UIターン就職促進に関する協定を締結

3月12日(火)、「山形県と立命館大学との学生UIターン就職促進に関する協定」を締結しました。この協定は、山形県内に就職を希望する学生に対し、県と大学が連携協力して情報の提供や企画などを行ない、山形県内の企業・団体への就職を促進することを目的としています。
吉村美栄子・山形県知事は「山形県は、『やまがた創生総合戦略』のもと、山形で働きたい若者をオール山形により全力で応援している。県外大学との連携協力は若者の県内回帰・定着に向けて大変有意義なものと考えており、関西圏で初めてとなる立命館大学との協定締結に大いに期待をしている」と述べました。
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【2】3.11追悼企画「いのちのつどい」を開催

3月10日(日)、立命館朱雀キャンパスにて、3.11追悼企画「いのちのつどい」を開催しました。「いのちのつどい」は、立命館の名前に「命」の字が含まれていることから、相次ぐ災害により亡くなった方々を想うとともに生命の尊さに思いを馳せる企画として、2013年から毎年実施しています。
今回、「復興8年目の現状とわたしたちにできること」と題したシンポジウムをはじめ、学生たちの活動報告会などを開催しました。生徒・学生や学園関係者、地域の方々、福島県庁の方々などが参加、災害からの復興や災害に備えることについて改めて考える機会となりました。
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【3】「2018年度 立命館大学団体表彰・個人表彰・学生部長表彰 表彰式」を開催

3月12日(火)、立命館朱雀キャンパスにて、「2018年度 立命館大学団体表彰・個人表彰・学生部長表彰 表彰式」が開催されました。この表彰は、正課外自主活動において、立命館学生文化の担い手となる活動、地域・社会の発展に寄与する活動において、優れた実績をあげた団体を励まし表彰する制度です。
表彰式には、来賓として福元寅典・校友会副会長がご臨席、受賞学生へお祝いと激励が述べられました。今回は、「団体表彰」にボート部など8団体・「個人表彰」に22名の学生が選ばれ、表彰状が授与されました。また、「学生部長表彰」には馬術部など11団体・38名の個人に表彰状が送られました。授与式終了後は懇親会を開催、お互いの健闘をたたえ、さらなる活躍を誓い合いました。
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【4】立命館アジア太平洋大学が、「平成30年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業」の支援対象校に採択

2月26日(火)、立命館アジア太平洋大学(以下、APU)が「平成30年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業(タイプB:世界展開型)」の支援対象校に採択されました。今回、同事業への申請件数は157件、採択数は20件でした。
APUは、世界約90カ国・地域からの国際学生と日本全国からの若者が学び合うダイバーシティ豊かな教育環境を活かし、「インクルーシブ・リーダーシップ研究・育成・実践拠点」となり、多様性のある豊かな社会の実現に貢献します。
そして「グローバル化した現代社会の課題を解決する大学」というAPUのグローバルブランドの構築を目指します。事業は、研究センター「CIL:Center For Inclusive Leadership(設置予定)」が主体となり、インクルーシブ・リーダーシップの実践研究・教授法研究・理論研究を推進します。

詳細はコチラ≫

文部科学省平成30年度事業概要についてはコチラ≫

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@京都][有料][要事前申込]
第59回京都漢字探検隊「筆で書いてみよう!」

4月1日、新元号が発表されます。今回、齊藤江湖先生を講師に招き、新元号を筆書きします。書いた漢字は額に入れて記念写真を撮りましょう!

[日 時]4月13日(土)第1部 10:00~12:00、第2部 14:00~16:00
[場 所]立命館大学衣笠キャンパス 育友館1階 教室
[参加料]習字道具ご持参の方:1,200円、習字道具レンタル希望の方:1,700円
[定 員]各回30名(先着順)

詳細はコチラ≫

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申込はコチラ≫

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【2】[@京都][無料][要事前申込]
第48回京都教育懇話会<日本の未来と人づくり>「京都の山と森と私と野生動物~猟師というライフスタイルの現在形~」

荒廃が進む山や森に棲む野生動物と向き合う千松信也氏のライフスタイルを通し、都市生活と自然、命の問題や家族・親子関係のあり方を一緒に考えます。

[日 時]4月24日(水) 18:30~20:30
[場 所]立命館朱雀キャンパス 1階 多目的室
[参加費]無料
[定 員]100名(先着順) ※4月19日(金)17:00まで

詳細はコチラ≫
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【3】[@京都][無料][申込不要]
土曜講座「社会に活きる人間科学」

[日 程]
4月6日(土)14:00~16:00
「平和創造と障害児教育-ベトナムでの30年の経験から-」
(荒木穂積・立命館大学大学院人間科学研究科教授)
4月13日(土)14:00~16:00
「自殺予防に向き合う文化と心」
(川野健治・立命館大学総合心理学部教授)
4月20日(土)14:00~16:00
「がんをめぐる文化―韓国におけるフィールドワークを中心に―」
(澤野美智子・立命館大学総合心理学部准教授)
4月27日(土)14:00~16:00
「京町家で『つながり』を回復する―『はんなり』とした障がい者就労支援の試み―」
(吉川陽子・NPO法人Salut<就労継続支援B型事業所>理事長)
[場 所]立命館大学末川記念会館講義室
[入場料]無料

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@京都][有料][申込不要]
硬式野球部「2019年度関西学生野球連盟春季リーグ戦」関西学院大学戦

いよいよ春季リーグ戦開幕です。連覇を目指します。

[日 時]4月6日(土)13:00~
      4月7日(日)10:30~

[場 所]わかさスタジアム京都(京都市右京区西京極新明町29)
[入場料]大人1,000円 学生500円(中学生以下無料)

詳細はコチラ≫

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【2】[@京都][有料][申込不要]
サッカー部「第97回関西学生サッカーリーグ(前期)」阪南大学戦

[日 時]4月7日(日)11:30~
[場 所]山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場(宇治市広野町八軒屋谷1番地)
[入場料]大人1,000円 中高生400円 小学生以下無料

詳細はコチラ≫

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▼輝く学生インタビュー▼

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  第130回 輝く学生インタビュー
               勝つための落語
                       落語研究会・高橋壱歩さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、落語研究会の高橋壱歩さん(法学部3回生・大阪府出身)です。「全日本学生落語選手権優勝」という快挙を成し遂げるまでの取り組みについて伺いました。
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Q. このたび、全日本学生落語選手権で見事優勝に輝きました。感想をお聞かせください。
ありがとうございます。1回生のときから目標にしてきた大会で優勝できて嬉しいです。他大学の先輩が優勝する姿を見てきて、「いつかは自分も」と思っていました。昨年は周囲から「優勝するのでは」と言われていたのですが、決勝に残れず悔しい思いをしました。やっと結果が出てよかったです。

Q. 全日本学生落語選手権大会はどのような大会ですか?
「落語の祖」と呼ばれる安楽庵策伝の生誕450年を記念し、生誕地である岐阜市がNHK岐阜放送局との共催で2003年度から開催しています。第16回となった今回は、2月16日(土)~17日(日)に開催されました。約260名がエントリーし、事前のビデオ審査を通過した228名が予選に出場、予選を勝ち抜いた8名が決勝に進みました。落語家の桂文枝さんや立川志の輔さんなどが審査員を務めました。
この全日本学生落語選手権大会(策伝大賞)と夏の学生落語王者決定戦(てんしき杯)が全国レベルの大会になります。私たちにとっては「甲子園」のような大会です。
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Q. 決勝での演目として「まんじゅうこわい」を選ばれた理由を教えてください。
落語は、大まかに分けると3種類あります。明治には演出が確立していた「古典落語」、現代的な話を扱う「新作落語」、古典落語をアレンジする「改作落語」です。私は改作落語を中心に取り組んでいます。細かい「ボケ」や展開をアレンジするのが好きです。「まんじゅうこわい」は最も有名な古典落語の演目の1つであり、あらすじを知っている方が多いのでアレンジのし甲斐があります。よい意味で観客の方々の予想を裏切るようにしています。有名ではない演目では、観客の方々はどこをアレンジしたのか分かりにくいですしね。ちなみに、演技力や擬態の上手さがある人であれば古典落語が向いていると思います。何も変えず完全なコピーをしたほうが大会では勝ちやすいのではないでしょうか。
大会では、落語の種類ごとに競うわけではありません。その代わり紅白歌合戦と同じで、一つのジャンルに偏らないようにはしているようです。例えば、決勝に進む8名全員が古典落語、とはなりません。

Q. 今回の勝因は何だと感じていらっしゃいますか?
もともとは漫才師になりたいと思っていました。とりあえず学生落語界で有名にさえなっていれば、卒業後に漫才師として活動していきやすいのではと思い、落語の大会で優勝することをずっと目指してきました。そのため、あくまでも「勝つための落語」「勝つ確率の高い落語」に取り組んでいます。例えば、今回の大会では昨年の夏の大会の優勝者と同じ予選ブロックになったのですが、その人は古典落語を得意にしています。同じ土俵で戦っても勝てる確信が持てず、強いインパクトを出せるもので勝負したいという視点で考えた結果、今回は「まんじゅうこわい」の改作落語でいこうという結論に至りました。ただ、アレンジの具体的な内容は大会の3日前くらいに考えました。それまで試験やアルバイトなどで忙しかったこともありますが、これまでの経験から、追い込まれたほうがよいものができると思ったからです。
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Q. 演目のときに心がけていることを教えてください。
リズムを大事にしています。個性も出せますし、同じセリフでもリズムよく言うだけで笑いを取れることもあります。直感や感性も大事にしていますが、大会での演目では時間あたりの「ボケ数」なども考えます。30秒に1回は「ボケ」を入れるようにアレンジを考えます。定期公演などではそこまで気にしないのですが、大会での落語は「勝つための落語」ですので。今回の予選では6分間で合計「15ボケ」くらい入れたと思います。また、「ボケ」は数だけでなく様々な種類を取り入れることも意識します。「動きのあるボケ」や「ちょっと考えないと分からないボケ」「古典風のボケ」「時事ネタ」など、同じ種類の「ボケ」が続かないように工夫します。今回の大会では、こういった「ボケ」の量と質を含めた全体の構成力を評価していただいたのだと思います。

Q. 落語の練習はどのようにしていますか?
私は練習が嫌いなので、何かしながらでないとできないですね(笑)。落語研究会ではメンバー全員が大教室に集まって練習し、先輩が後輩にアドバイスしたりするのですが、私はあまり好きではないです。電車に乗っている間に音楽プレーヤーなどで聴いてある程度覚えておいて、洗濯物を干しながらや洗い物をしながら練習することが多いですね。私の場合は、できるだけ自分がストレスを感じないような環境で練習するほうが上達するように思います。

Q. 高橋さんが落語を始めたきっかけを教えてください。
きっかけは、騙されたことです(笑)。もともと漫才がしたくてサークルを探していたのですが、漫才を専門にしているサークルはありませんでした。落語研究会の方から「君は漫才だけしていればいい、落語はしなくていいから」と言われ、落語研究会に入りました。すると、6月くらいになって「うちは下座(三味線や太鼓などの楽器の演奏)のうちどれか一つと落語は必ずやらなくてはいけない。漫才やコントは、やってもやらなくてもいい」と言われてしまいました(笑)。私は「負けず嫌い」より上の言葉があるのであればそれを使いたいくらいの負けず嫌いなので、その時は「みんなができているなら余裕でできるだろう」という感じで始めました。

Q. 卒業後の進路は決めていますか?
お笑い芸人になります!すでに「シンプルテンプル」という名前の漫才コンビとしても活動しています。卒業後は漫才に集中したいと考えています。

Q. 落語研究会の活動についても教えてください。
1回生10名・2回生6名の合計16名で活動しています。男女比はちょうど半々です。私たち3回生は昨年10月に引退しました。今の1回生が55期生になる歴史あるサークルです。4月は新歓公演、5月は京都女子大学との合同公演、6月は夏公演…と、ほぼ毎月公演をしています。また、地域の方々などからの出演依頼も多いですね。年間で200件近くいただいていると思います。依頼があればメンバーをやりくりして基本的に出演するようにしています。長期休暇の合宿中などに出演依頼があった場合は、OB・OGが出演することもあります。中には「ビンゴ大会の司会をやってほしい」など落語とまったく関係のない依頼もあり、そういった場合は丁重にお断りしています(笑)。出演依頼で多いのは老人ホームでのイベントですね。好評をいただいて、再び依頼いただくことがよくあります。
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Q. 新入生はどんなことから練習を始めるのですか?
最初は発声練習です。大教室を借りて練習し、教室の隅のほうで大きい声で叫ばせます。大きい声を出す練習ですね。それから定番の古典落語を聞いて覚えてもらいます。「技術部長」という役職の上回生に落語を聞いてもらい、OKが出たら公演などで外部の方々に向けて披露できるようになります。技術部長からOKが出るのは1回生の7月頃が多いです。夏休み明けに「若手の会」という1回生のみが出演する公演があり、それが新入生にとっての落語デビューになります。

Q. 高座名はどのように決めるのですか?
代々、会長は「安心亭 立命」という高座名を受け継ぐことになっています。会長以外は、苗字にあたる部分が「立命亭」か「立の家」のどちらかにすると決まっていますが、下の名前にあたる部分は自由です。先輩から決めてもらったり、自分の好きな漢字を入れて決めたりします。私は「立命亭 写楽斎」という高座名です。「楽」という字を高座名に入れている有名な落語家の方が多いので、この字を入れようと思いました。他大学の先輩に「写楽さん」という方がいて、「まったく同じ高座名にするのは避けたいな…」と考えていたとき、たまたま生協の売店で「東洲斎写楽」の浮世絵のイラストのノートを見つけて、「写楽斎」を思いつきました(笑)。ちなみに、サークルのメンバー同士で会話するときはお互いを高座名で呼び合います。「よう、写楽」という感じです。後輩が呼ぶときも「写楽さん」。他大学の人とも高座名で呼び合うので、かなり仲が良い人でもあまり本名は知りません(笑)。

Q. OB・OGで有名な方はいますか?
落語家の桂塩鯛さんと桂小春團治さんはOBになります。直接指導を受けることはないのですが、OB会でお会いすることはあります。また、5年ごとに開催しているOB会による落語会にはお二人もお招きしています。

Q. 次回の公演の予定を教えてください。
4月の新歓公演です。それ以降もほぼ毎月のように公演を行います。公演の予定などは落語研究会のツイッターに随時掲載しますので、ご興味のある方は是非チェックしてください。
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いかがでしたでしょうか。
「騙されて」始めた落語にも関らず、早くから大会の優勝候補として注目され、実際に優勝した高橋さん。その歩みを淡々と振り返る姿からは、すでに芸人としてのプライドを感じました。

▼編集後記▼

今回は、映画プロデューサー・瀧川元気さん(映像学部2011年卒・大阪府出身)をご紹介します。瀧川さんがプロデューサーをつとめた映画『恋のしずく』が、「第9回 ロケーションジャパン大賞」審査員特別賞を受賞しました。

Q.映画との出会いを教えてください。
小学生の頃です。いつも仕事が忙しく一緒に遊ぶことが少なかった父を含めた家族全員で映画に行くことが何よりの楽しみでした。中学・高校と野球に熱中し、関東の大学へ進学しましたが、故障で思うようにプレーできず中退しました。初めての挫折を味わい落ち込んでいたとき支えになったのも映画でした。そんな僕を近くで見ていた友人や家族から「好きなことを仕事にすればいいんじゃない」と背中を押してもらい、アメリカ・ロサンゼルスへ留学。エンターテイメント性の高い映画制作を学んで「映画監督になりたい」と、心に決め帰国しました。
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Q.立命館大学映像学部へ進学したきっかけを教えてください。
帰国後、偶然、立命館大学映像学部が新設されることを知り「ここに行くしかない!」と決意、説明会などにも積極的に参加しました。受験当日、面接で「立命館大学と言えば『瀧川元気』と言ってもらえる人になります!是非入学させてほしい」と熱く語ったことを今でも鮮明に覚えています。1回生の頃から取り組んだグループワークをはじめ、企画書作りやプレゼンテーションは仕事の様々な場面で役に立っていますね。現在も、映像学部で学んだノウハウを応用しながら撮影に臨んでいます。

Q. 1月15日(火)、「第9回 ロケーションジャパン大賞」が発表され、瀧川さんがプロデューサーをつとめた映画『恋のしずく』が審査員特別賞を受賞しました。受賞が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
現在、特に力を入れて進めているのが「地方創生」に関わる映画作品です。町おこしの映画は全国各地にあると思いますが、僕が目指しているのは「映画をきっかけにした町づくり」です。今回受賞した映画『恋のしずく』は、広島県東広島市を舞台にした映画です。2018年7月の豪雨災害後、観光客数が前年比5割まで落ち込みましたが、映画公開をきっかけに回復、災害からの復興の大きな後押しとなったようです。そうしたなかで今回、審査員特別賞をいただき、喜びひとしおです。
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Q.公開予定の映画『いのちスケッチ』、『鬼ガール』について教えてください。
3月15日(金)まで、福岡県で『いのちスケッチ』(プロデューサー)という映画を撮影していました。舞台は大牟田市動物園、20代の若者が動物の「いのち」に向き合いながら、自分の人生を一歩踏み出していく青春ドラマとなっています。公開は、2019年秋頃の予定です。
さらに、今月末からは大阪府河内長野市を舞台に『鬼ガール』(プロデューサー・監督)の撮影が始まります。僕の出身地ということもあって当初は気恥ずかしさがありましたが、ホームグラウンドでの撮影ですから「絶対に成功させるぞ」と気合い十分です。どちらの映画も『恋のしずく』スタッフで撮影しています。是非映画館に足を運んでいただき、映画を好きになってほしいと思います。

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「ルーカスやスピルバーグのように、プロデューサーとしても有能な監督になりたい」と、目標を高く掲げて作品制作を続けています。立命館大学映像学部1期生の瀧川さん、「日本の地方と世界の地方を繋ぐ映画製作りにも挑戦したい」と、力強く話してくださいました。瀧川さんの挑戦から目が離せません。

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第159号読者プレゼント▼

今回は、「防災食共同開発企画『KINOBUYA PROJECT』さんまの缶詰 実山椒」3名様にプレゼントします。
京都の料亭「京料理 木乃婦」×宮城の水産加工品メーカー「木の屋石巻水産」×立命館大学校友会×学校法人立命館の共同プロジェクト『KINOBUYA PROJECT』を発足し、日頃から防災への備えを考えるきっかけを込めた「防災食(さんまの缶詰)」です。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

<応募締切:4/8(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼158号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。158号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・坂田昌伸さん(大阪府)・S.T.さん(東京都)・まゆみさん(長崎県)・大槻和博さん(宮城県)・H.O.さん(山口県)・hibikickさん(宮崎県)・S.M.さん(広島県)・K.Y.さん(長野県)・赤鬼さん(大阪府)・きょろちゃんさん(広島県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は4月12日(金)です。お楽しみに。
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