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立命館CLUB 【VOL.147】

立命館CLUB【VOL.147】

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■□■ 2018.9.14 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

このたびの台風21号により被害に遭われた皆様、北海道胆振東部地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復興されますようお祈り申し上げます。
立命館慶祥中学校・高等学校は、9月10日(月)から授業を再開いたしました。

さて、8月18日(土)~9月2日(日)、インドネシアにて、「第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)」が開催され、日本代表として、学生・校友が大活躍しました。皆様による応援に感謝申し上げます。
<レスリング> 女子フリースタイル76kg級:皆川博恵選手(経済学部2010年卒) 銀メダル獲得
<ボート> W2(舵手なしペア):髙野晃帆選手(スポーツ健康科学部3回生) 4位入賞
<陸上競技> マラソン:田中華絵選手(経済学部2012年卒) 9位
女子800m、4×400mリレー:塩見綾乃選手(経済学部1回生) どちらも5位入賞
男子200m:小池祐貴選手(立命館慶祥高等学校卒業) 金メダル獲得
<水泳 アーティスティックスイミング> デュエット、チーム:乾友紀子選手(経営学部2013年卒) 銀メダル獲得
<カヌー> カヌースプリント 男子カヤックフォア500m:藤嶋大規選手(経営学部2011年卒) 4位入賞
<セーリング> 女子470級:吉岡美帆選手(経済学部2014年卒) 金メダル獲得
<ホッケー女子(さくらジャパン)> 内藤夏紀選手(文学部2014年卒) 金メダル獲得
<ホッケー男子(サムライジャパン)> 牧本智之コーチ(法学部1983年卒)、田中健太選手(産業社会学部2013年卒)、田中世蓮選手(産業社会学部2015年卒)、大橋雅貴選手(法学部2016年卒)、渡辺晃大選手(経営学部4回生)金メダル獲得

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「女流棋士・香川愛生さん直筆サイン入りの著書『職業、女流棋士』とRマークステッカー」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】マレーシアのマハティール首相に名誉博士号を授与

8月9日(木)、マレーシアのマハティール・ビン・モハマッド首相一行が立命館アジア太平洋大学(以下、APU)に来学、マハティール首相の長年にわたるご功績を称え、APU名誉博士号を授与しました。
マハティール首相は、APU開学の理念やビジョンに深い理解を示してくださり、APU開学前の1996年に、APUのアドバイザリー・コミッティ名誉委員への就任を快諾してくださいました。そして、現在に至るまで、名誉委員を続けてくださっています。
 

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【2】体育会が茨木市で地域貢献活動 ~学生1,100名が茨木市役所周辺を清掃~

8月2日(木)、体育会本部および体育会に所属する約50団体・1,100名の学生が大阪府茨木市の茨木市役所周辺の公園緑地で、清掃活動を行いました。2016年の京都駅周辺の清掃活動、2017年の滋賀県琵琶湖岸の外来生物「オオバナミズキンバイ」の一斉清掃活動に続く取り組みです。
学生たちは、学校法人立命館が包括的連携交流協定を結んでいるアシックスジャパン株式会社様からご支援いただいたお揃いのTシャツを着用、約1時間、清掃作業に取り組みました。体育会本部委員長の賀來昌一郎さん(産業社会学部4回生・体育会フェンシング部)は、「こうした活動を通じて、強いだけではなく、地域の方々からも愛され応援されるチームになり、体育会の横のつながりや結束も強めたい」と語りました。
 

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【3】体育会ソフトテニス部の梶尾明日香選手がインカレで優勝

8月7日(火)~11日(土・祝)、岡山県で開催された全日本学生ソフトテニスシングルス選手権大会(インカレ)において、体育会ソフトテニス部の梶尾明日香選手(スポーツ健康科学部2回生)が優勝を果たしました。ソフトテニス部にとって、男女通じて初めての全国優勝となります。
8月28日(火)、梶尾選手は門川大作・京都市長に優勝を報告、京都市から「京都市スポーツ大賞」を授与されました。梶尾選手は、「京都でジュニア時代から数多くの指導者や仲間に支えられて続けてくることができました。これからもジュニアの選手たちのお手本になれるよう頑張ります」と喜びを語りました。


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【4】株式会社ぐるなびと産学連携協定を締結

8月9日(木)、株式会社ぐるなびと立命館大学は、食関連産業の発展を目的とする産学連携協定の締結式を行いました。
この協定により、立命館大学食マネジメント学部や情報理工学部の教員を中心に、地域の食材・食文化を次世代に伝えるためのデータベース化、人間工学やサービス工学の知見を活用した働き方改革を踏まえた店舗作りなどに関する共同調査・共同研究を行っていきます。これらの成果については、研究セミナーやシンポジウムを通じて、社会に発信します。また、立命館大学の学生のぐるなびなどでのインターンシップや両者によるサマースクールやウインタースクールの実施など、食関連産業を支える人材育成や人材交流にも取り組んでいきます。


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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@福島][無料][申込不要]
福島漢字探検隊「漢字あそび大会 イン 福島」

2011年から毎年開催しています。
漢字クイズ大会・ビンゴ大会に参加して漢字グッズをもらおう!

[日 時]9月29日(土)12:00~17:00
      9月30日(日)10:00~16:00

[場  所]福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ 4階「企画展示室」
     (福島県福島市早稲町1番1号)
[参加費]無料


詳細はコチラ≫

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【2】[@京都][有料][要事前申込]
京都漢字探検隊「二条城で漢字と出合う」

「建物と漢字」をテーマに、漢字の由来を探しながら二条城の建物をめぐります。

[日 時]10月6日(土)第1部 10:00~12:00
            第2部 14:00~16:00

[場 所]元離宮(もとりきゅう)二条城
     (京都市中京区二条通堀川西入二条城町541番地)
[参加費]1,000円(教材費・ガイド料含む) ※別途、入城料が必要です
[その他]第1部・第2部 各定員:40名(先着順)

お申込みフォームはコチラ≫




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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@大阪][有料][申込不要]
「大阪北部地震復興支援 SOMPO CUP 女子ホッケー4カ国いばらき国際大会」

日本に加え、強豪3カ国(オーストラリア・韓国・アメリカ)が参加する国際大会。国際基準を満たした大阪いばらきキャンパスのホッケー場(OICフィールド)で9月12日(水)から熱い戦いが繰り広げられています。立命館大学ホッケー部OGからは、一谷麻実選手(産業社会学部2015年卒)、一谷奈歩選手(産業社会学部2016年卒)、佐々木萌選手(文学部2018年卒)が日本代表選手に選出されています。

◆グループリーグ最終戦 対戦:韓国
 [日 時]9月15日(土)16:00~
 [場 所]OICフィールド(大阪いばらきキャンパス内)
 [入場料]EASTスタンド 1,000円 メインスタンド1,500円

◆3位決定戦・決勝戦
 [日 時]9月16日(日)13:45~ 3位決定戦 / 16:00~ 決勝戦
 [場 所]OICフィールド(大阪いばらきキャンパス内)
 [入場料]EASTスタンド 1,500円 メインスタンド2,000円 

詳細はコチラ≫

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【2】[@兵庫][有料][申込不要]
硬式野球部「平成30年度関西学生野球連盟 秋季リーグ戦」関西学院大学戦

[日 時]9月15日(土)10:30~
         9月16日(日)13:00~

[場 所]ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区緑台 神戸総合運動公園内)
[入場料]大人1,000円 学生500円(中学生以下無料)

詳細はコチラ≫

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【3】[@京都][無料][申込不要]
サッカー部「2018年度 第96回 関西学生サッカーリーグ(後期)」関西大学戦

[日 時]9月16日(日)11:30~
[場 所]アクアパルコ洛西(京都府長岡京市勝竜寺山崎作り20-5 )
[入場料]無料

詳細はコチラ≫

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【4】[@兵庫][有料][申込不要]
アメリカンフットボール部 「2018関西学生アメリカンフットボールリーグ」甲南大学戦

[日 時]9月23日(日・祝)17:00~
[場 所]神戸市立王子スタジアム(神戸市灘区王子町2-1)
[入場料]一般・大学生1,200円 高校生以下無料

詳細はコチラ≫

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【5】[@京都][有料][申込不要]
ラグビー部「2018関西大学ラグビーAリーグ」近畿大学戦

[日 時]9月30日(日) 12:00~ 
[場 所]宝が池球技場 (京都市左京区松ヶ崎西池ノ内町)
[入場料]一般1,500円 高校生500円 中学生以下無料

詳細はコチラ≫

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【6】[@福井][無料][申込不要]
和太鼓ドン・出前ちんどん「第19回(平成30年度) 熊川いっぷく時代村」

古来より福井・小浜から京都へ物資を運んだ若狭街道、別名「鯖街道」。当時の景観を保存した熊川宿一帯で開催される「熊川いっぷく時代村」。立命館大学からは和太鼓サークル「和太鼓ドン」と多国籍音楽サークル「出前ちんどん」が参加します。

[日 時]10月7日(日)9:00~16:00
[場 所]若狭鯖街道熊川宿(福井県三方上中郡若狭町熊川)
[入場料]無料

 
詳しくはコチラ≫

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その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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  第118回 輝く学生インタビュー
           究極のスピーカーを作りたい
                         音響工学研究会
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、音響工学研究会鈴木卓巳さん(経済学部2回生・愛知県出身)左右田航平さん(理工学部4回生・大阪府出身)です。スピーカー作りにかける思いを伺いました。

(左:鈴木さん 右:左右田さん)

Q.音響工学研究会の部員構成を教えてください。
左右田さん:4回生・3名、3回生・8名、2回生・3名、1回生3名の17名で活動しています。現在は、全員がびわこ・くさつキャンパス(以下、BKC)の学生です。

Q.日頃はどのような活動をされていますか?
鈴木さん:毎週金曜日に定例のミーティングを行なっています。スピーカー製作・改造です。部員が製作したスピーカーの聴き比べを行い、「理想の音」について研究しています。また、毎年、新歓祭典や学園祭での展示・スピーカー作り体験のワークショップなども開催しています。ワークショップは、予算も厳しいなかでの出血大サービスの企画ですが、参加されたみなさんの笑顔をみると「やってよかった」と思います。幸せの瞬間です。
左右田さん:年1度、東京で行われる「理科(サイエンス)サークルフェスタ」にも参加しています。これは、中央大学・明治大学・東京電機大学など、主に首都圏の大学の理系サークルが合同で展示を行なう大きなイベントです。機械・情報・天文・農学などジャンルは幅広く、様々な大学のサークルが展示を行なっています。私たちは、スピーカーの製作コンペに参加し、来場者の方々にスピーカーの聴き比べをしてもらっています。

Q.音響工学研究会に入会したきっかけを教えてください。
鈴木さん:ポータブルオーディオというジャンルに興味を持っていて、特にイヤホンにこだわりがあり、高校生になる頃から、イヤホンから聴こえる「いい音」を追求していました。大学入学後、どのサークルに入ろうかと悩んでいるときに音響工学研究会のブースを見つけ、先輩からの話を伺い入会を決めました。入会当初は、スピーカーへのこだわりはあまりなかったのですが、今はスピーカーの魅力に引き込まれています。
左右田さん:私はもともと木工が好きで、大学入学前には専門学校に通っていました。専門学校時代に小さなスピーカー製作の経験があり、もっと大きなスピーカーを作りたいと思っていました。そんなとき、立命館大学にもスピーカー製作のサークルがあることを知り、入学後すぐに入会しました。工具も揃っていますし、毎日楽しいです。

紙コップを使いヘッドホンを製作

Q.日頃の製作活動は個人で行なっているのでしょうか?
鈴木さん:音響工学研究会の部室には、様々な工具があります。まさに、作りたいときに作りたいものを作れる環境だと思います。学園祭では、各人がひとつスピーカーを作り、聴き比べをする企画があります。学園祭に向けて、日々、試行錯誤しながら製作をすすめています。
左右田さん:基本的には個人で製作します。理科サークルフェスタでは、団体として一つのスピーカーを製作します。デザイン案を出しあい、多数決で決めます。そのときの勢いで設計を始めることが多く、製作をすすめながら、部員たちの意見も取り入れて完成を目指します
鈴木さん:現在、設計は左右田さんに任せっきりになっています。私自身まだ勉強中です。左右田さんの卒業までには、私も設計もできるようになりたいと思っています。設計から製作までできるようになると、もっとスピーカー作りが楽しくなると思います。
  

Q.左右田さんは設計を担当されるにあたって、心がけていることはありますか?
左右田さん:インターネットでスピーカーの画像を見て、「これとこれを混ぜてみよう」と思い、デザインを決めていきます。スピーカーは見た目のかっこよさが重要です。中身は製作途中でもどうにか修正できます。他大学を圧倒するためには、まず外見をかっこよくすることを心がけて設計をしています。

Q.スピーカー製作をするにあたって、お二人がこだわるポイントを教えてください。
鈴木さん:もちろんいい音が鳴るように、しっかりと設計をすることが大事ですが、やはり、外見を重視しています。現在製作中のスピーカーは、前面を厚さ30mmの一枚板を斜めにカットし、カンナとサンドペーパーを使って丸みを帯びた加工にしました。これから、表面加工や塗装などをしていきます。通常は、厚さ12mmの板を使うことが多いのですが、今回は厚さにこだわったことで重量感があり、持ち運ぶのが大変です(笑)。
左右田さん:私は、家で聴くためのスピーカーを中心に製作しています。部屋が狭いため大きいスピーカーは置くことができません。そのため、小さくてもしっかり満足できる音が鳴ることにこだわって、製作しています。机の上に置いても邪魔にならないくらいのサイズで、しっかりと低音も出るものを目指しています。材料も合板ではなくチーク材などを使い、普段使いのスピーカーでも高級感が出るものを作りたいと思っています。
鈴木さん:昨年製作したスピーカーは、完成までに約3カ月かかりました。今まで製作したなかで最長の時間です。木材をくり抜いたり、コイルを手巻きしたりもしました。4つのユニットで広い音域をカバーし、測定器具を使って自然に聞こえるよう調整しました。音を拡散させる効果もあるパーツも取り付け、理想のスピーカーに一歩近づいたと思います。
左右田さん:手間がかかる分、とても愛着が湧きます。「自分が作ったスピーカーの音が世界一」と思えるくらいです。
 
現在、鈴木さんが製作中のスピーカー

Q.今までに作られたスピーカーで、一番大きいサイズはどのくらいですか?
左右田さん:私たちの代で作ったのは、高さ1mくらいのスピーカーですね。それ以外ですと、この部室にあるソファスピーカーです。ソファの中にも大きなスピーカーがあり、音の振動でソファが揺れる仕組みになっています。そのほか、複数のスピーカーを使うことで、映画館とも家とも違う感覚を味わうことができます。
 
(写真左)取り外し可能な音を拡散させる装置

Q.今年初開催された「スピーカー甲子園~大学別自作スピーカー対決~」に参加されたと伺いました。どのような大会だったのでしょうか。
左右田さん:雑誌『stereo』が主催したスピーカーコンテストです。『stereo』はスピーカー工作の基本や実例集を解説しています。趣味で作っている方々のオリジナル設計図なども掲載している雑誌です。今回、コンペティション形式で学生向けのオーディオイベントの企画を初めて開催することになり、『stereo』でも企画を特集するというお話をいただき参加することになりました。
鈴木さん:私は、現地でスピーカーの仕組みなどをプレゼンしました。審査員の方は出版社や評論家の方など3名。スピーカーの説明を約5分、質疑応答があり、審査曲4曲プラス自分の持ち込み楽曲1曲を視聴していただきそれをもとに採点がされます。当日は、立命館大学からは私ひとりの参加だったため緊張するかと思っていましたが、同年代の方々も多く楽しい時間を過ごしました。また、他大学の渾身の作品も聴くことができ、次への製作意欲も高まりました。

Q.今回、立命館大学は3位でした。手ごたえはありましたか?
鈴木さん:他大学の方からは「立命館さんが1位だと思う!」と高評価をいただいたので、正直、優勝すると確信していました(笑)。結果は3位、とても悔しい思いをしました。
左右田さん:「スピーカー甲子園」への参加が決まり、慌てて設計したスピーカーでした。出すからには普通のスピーカーじゃつまらないと思い、小さなユニットから低域がしっかり出るものを目指しました。出来上がったスピーカーは響きもよく、特にボーカル部分はコンサートホールで聴いているような音を出すことができました。想像以上にいい音が出て「これは優勝だ」と、送り出しましたが残念ながら3位。しかし、普通のスピーカーでは使えない技術をてんこ盛りにしたスピーカー製作ができ、本当に楽しかったです。
鈴木さん:来年の開催はまだ決定していませんが、是非続けてほしいと思います。関西では、音響を研究しているサークルは立命館大学だけですが、これを機に他大学でも音響のサークルができるといいなと思っています。
 

Q.今後の活動目標を教えてください。
左右田さん:今までスピーカーユニットは、高音域・低音域の2分割で音を出していました。それを3分割にし、高音域・中音域・低音域と音にもっと深みを出してみたいと思っています。他大学も挑戦してない分野のため、とても難しくなると思いますが、在学中に挑戦してみたいですね。
鈴木さん:今回の「スピーカー甲子園」でも、立命館大学の木工技術に高い評価をいただきました。関東の大学を追い越すためには、木工はもちろん、発想で勝負をしないといけないと気づくことができました。また、現在、部室に設置しているスピーカーのひとつに、ヤマハのスピーカーがあります。これは、私たちの音の基本としているスピーカーで、理想の音が出るスピーカーです。数多くスピーカーを製作していますが、未だにこれに勝てるスピーカーを作れてはいません。いつかこれを超える究極のスピーカーを作ることも目標のひとつです。

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いかがでしたでしょうか。
音響工学研究会の部屋の中には数多くのスピーカーが並んでいました。インタビューの最後に、重低音を重視しているスピーカーやボーカルの声を音源そのままに再現するスピーカーなど、いくつか聴き比べをさせていただきました。素人の私でもはっきりと違いが分かり、スピーカーを置く場所によっても音が違うことに驚きました。
今年の学園祭でも様々な企画を考えているようです。もちろん、スピーカー作り体験や音の聴き比べもあります。音響工学研究会のブースを是非訪問してください。


▼編集後記▼

今回は、女流棋士の香川愛生さん(文学部2017年卒・東京都出身)をご紹介します。8月27日発売された著書『職業、女流棋士』(マイナビ新書)についてお話を伺いました。

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立命館大学では、将棋研究会に所属し、仲間とともに対局の研究など充実した毎日を過ごしました。対局での遠征も多く、将棋に打ち込む時間が長かったように思います。


今回、将棋に対する想いを皆さんに伝える場として、書籍出版の機会をいただきました。タイトルは『職業、女流棋士』です。私は、自分の考えや想いを文章に表現することにとても時間がかかるタイプです。書いては直し、書いては直しを繰り返し、やっと完成することができました。
一時期、「将棋から離れよう」と考えたときもありましたが、大学での日々などを通じて、自分自身と向き合い「将棋は私の身体の一部」だと気づくことができました。将棋から離れようと考えたことも、現在の自分自身にとって必要な時間だったのだと今は感じています。

『職業、女流棋士』は、まさに等身大「女流棋士・香川愛生」の一冊となったと思います。同世代の方々をはじめ、学生の方々にも読んでもらいやすい本になりました。是非読んでくださると嬉しいです。
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人生をかけて将棋の道に邁進する香川さんの生き方、そして将棋への熱い想いや覚悟など、周囲の方々への感謝の気持ちが伝わってくる一冊です。

『職業、女流棋士』 (マイナビ新書) 香川愛生著、マイナビ出版
詳細はコチラ≫

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第147号読者プレゼント▼

今回は、編集後記でもご紹介した女流棋士・香川愛生さんの直筆サイン入り著書『職業、女流棋士』「Rマークステッカー」5名様にプレゼントします。
 

プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

<応募締切:9/24(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼146号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。
146号の読者プレゼント当選者の発表です。 
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

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★・キャンベルさん (和歌山県)★
★・寿三兄弟の母さん (東京都)  ★
★・上柴とおるさん    (大阪府)  ★
★・K.U.さん          (滋賀県)   ★
★・岡田るみさん      (大分県)   ★
★・M.E.さん          (秋田県)   ★
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 次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は9月28日(金)です。お楽しみに。
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