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立命館CLUB 【VOL.177】

立命館CLUB【VOL.177】

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■□■ 2020.1.24 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

今年も入試の季節となりました。立命館大学でも、2月1日(土)から一般入試が始まります。受験生の皆さんがベストを尽くせるよう、心から応援しています。

さて、1月11日(土)に、近江神宮にて、小倉百人一首かるたの日本一を決める「第64期クイーン位決定戦」が開催されました。山下恵令クイーンと対戦した本多恭子さん(スポーツ健康科学部2014年卒)が3-2で勝利し、見事クイーン位を獲得しました。立命館大学生・校友によるクイーン位獲得は、10連覇(2015年以降は出場辞退)した楠木早紀さん(産業社会学部2012年卒)以来、6年ぶりの快挙です。今回、編集後記で詳しくお話をお伺いました。そちらもお楽しみに。
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立命館大学サッカー部から、Jリーグクラブチームへの入団内定のお知らせです。
2020年シーズンから、ザスパクサツ群馬外山佳大選手(産業社会学部4回生)カマタマーレ讃岐小松拓幹選手(産業社会学部4回生)の2名の入団が内定しました。外山選手は、足元の技術が高く、ビルドアップとロングフィードが強みです。小松選手は、187cmの長身を武器に空中戦やカバーリングを得意としています。
さらに、2021年シーズンから、サンフレッチェ広島(J1)藤井智也選手(法学部3回生)の加入が内定しました。50mを5秒9で走る俊足とスタミナを兼ね備え、縦横無尽にサイドを駆け巡るサイドアタッカーです。これまでにU-19全日本大学選抜や関西学生選抜にも選出されています。2020年シーズンは、立命館大学サッカー部でプレーを続けながら、サンフレッチェ広島でリーグ戦にも出場することができる特別指定選手としてプレーします。選手たちに、ご声援をよろしくお願いします。

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館トートバック」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】「総長PITCH THE FINAL」開催

1月10日(金)、立命館朱雀キャンパスにて「総長PITCH THE FINAL」を開催し、学生・生徒、教職員、企業の方々ら約250名が参加しました。総長PITCH CHALLENGEは、立命館学園の生徒や学生のプロジェクトをビジネスレベルまでブラッシュアップし、仲谷善雄・学校法人立命館総長へピッチを行なうコンテストです。社会起業家養成を本格的に支援する「立命館・社会起業家支援プラットフォーム RIMIX」の一環で2019年度からスタートしました。
第1回目となる今回は、15チームが応募、RIMIX協力企業であるソニー株式会社のSSAP(Sony Startup Acceleratio Program) による本格的な支援を2カ月間受け、最終発表の場となる「総長PITCH THE FINAL」に出場しました。当日は、事前選考を通過した7チームが最終選考にあたるファイナルセッションに挑み、「生活充実度の向上を目指した聴覚障害者むけスポーツ補助デバイスの開発」を発表した、HHART(代表:立命館大学大学院理工学研究科 杉山滉平さん)が総長賞を受賞しました。


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【2】元国際連合事務次長の明石康客員教授による特別講義を開催

12月20日(金)、平井嘉一郎記念図書館にて、元国際連合事務次長の明石康・立命館大学客員教授による特別講義が行なわれました。「危機における国連の政策決定力」をテーマに英語で講義、会場は様々な学部の学生で満員となりました。
明石客員教授は、日本が1956年に国際連合に加盟したことに触れつつ、ご自身がどのような経緯で日本人初の国際連合の職員になったのかについて説明しました。また、スタッフとして働き始め、多くの異なる国々からの人々は、「自分とは違う。それぞれに正しいと考える方法を持っている」ということが最初の気づきであったと言及。スエズ危機やキューバのミサイル危機などの主要な歴史的出来事に加え、旧ユーゴスラビアやカンボジアでの危機的状況における交渉者としての役割など、国際的な外交舞台での60年以上の経験を熱くお話しいただきました。
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【3】「エコプロ2019」に出展~SDGsへの取り組み、研究の最前線を発信~

12月5日(木)~7日(土)、東京ビッグサイトにて、アジアを代表する環境の総合展示会「エコプロ2019」(以下、エコプロ)が開催されました。「SDGsの推進」および学園の「知の見える化」を多くの方々に知っていただく機会として、初めて大規模な出展を行ないました。
また、出展ブースの設計は、理工学部建築都市デザイン学科の学生が担当しました。立命館と来場者のコミュニケーションが自然に生まれ、一緒に学び合うことができる新しい空間を作り、出展ブースの形態そのものも立命館の研究成果の一つとして展示しました。
小中学生にも知的好奇心や社会問題に興味・関心を拡げてもらえるよう、研究活動報「RADIANT」を活用し、100を超える研究を紹介しました。さらに会期中、30分ごとに、小中学生を対象に「大学研究者と未来を探求してみよう」と題したワークショップを開催。研究者や学生は、自ら取り組む研究の最前線や今後の課題を披露、参加者からは積極的なアイディアや率直な質問が寄せられました。
3日間を通して15万名を越える方々が来場し、子どもから大人まで様々な方に立命館のSDGsに対する取り組み、研究の最前線を存分にご覧いただきました。

詳細はコチラ≫

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【4】立命館慶祥中学校・眞嶋美楓さんが「全国学生書道展」で最高賞を受賞

立命館慶祥中学校・眞嶋美楓さん(3年生)が、「第51回全国学生書道展(主催:国際書道協会)」において、最高賞と北海道教育委員会教育長賞を受賞しました。1月11日(土)~13日(月・祝)まで、札幌市民ギャラリーにて受賞作品の展示も行なわれました。
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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@京都][無料][申込不要]
日伊女性ジャーナリスト講演会「紛争を生きる ジャーナリストが見た戦時下の中東」

中東・イスラーム地域で果敢に取材を続ける二人のジャーナリストに登壇いただき、IS侵略下での生活をはじめ、紛争地の生活の様子を語っていただくとともに、そこで出会った人々の生の声をご紹介いただきます。

[日 時]1月25日(土)13:30~17:00
[場 所]京都経済センター 大会議室6-C(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78)
[入場料]無料
[定 員]105名 ※当日の入場状況により、入場を制限させていただく場合があります。

詳細はコチラ≫

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【2】[@東京][有料][要事前申込]
2019年度 立命館大学東京校友会 校友大会

講演会には、校友で気鋭の起業家であるお二人、岩佐琢磨・株式会社Shiftall代表取締役CEO、金山裕樹・株式会社ZOZO テクノロジーズ代表取締役CINO (Chief Innovation Officer)をお迎えします。

[日 時]2月8日(土)13:00~17:00 ※受付開始12:30
[場 所]品川プリンスホテル(東京都港区高輪 4- 10-30)
[参加費]卒業年により参加費が異なります。詳細はコチラよりご確認ください。

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お申込みはコチラ≫

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【3】[@大阪][無料][要事前申込]
OIC創業祭

出口治明・立命館アジア太平洋大学長をはじめ、ゲストのみなさんが「創業」にまつわる話題を提供。創業・起業をテーマに、成功・失敗など様々な角度から参加者全員でディスカッションします。

[日 時]2月14日(金)18:00~21:00
[場 所]大阪いばらきキャンパス 分林記念館(G棟)1階 R+ing
[参加費]学生無料、社会人は500円+お志をお願いします。
[参加対象]起業志望または興味のある学生・社会人

お申込みはコチラ≫

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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@大阪][無料][申込不要]
 陸上競技部「第1回関西学生ハーフマラソン選手権大会」

今回から、大阪ハーフマラソンと併催で実施されます。
立命館大学男子陸上競技部・女子陸上競技部からも多数出場します。

[日 時]1月26日(日)12:10スタート
[場 所]大阪城公園・東側(玉造筋)~ヤンマースタジアム長居
[入場料]無料

詳細はコチラ≫

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【2】[@大阪][有料][要事前申込]
立命館大学交響楽団「フェアウェルコンサート2020」

[日 時]2月16日(日)13:30開場 14:30開演
[場 所]立命館いばらきフューチャープラザ 2階 グランドホール
[入場料]500円 ※全席自由

詳細はコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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  第146回 輝く学生インタビュー
         「とびきりの笑顔」でパフォーマンス
                立命館大学応援団チアリーダー部
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、立命館大学応援団チアリーダー部の副部長・松岡梨菜子さん(産業社会学部3回生・大阪府出身)です。昨年、第31回全日本学生チアリーディング選手権大会(インカレ)において、3位入賞を果たしました。
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Q.立命館大学応援団チアリーダー部(以下、チアリーダー部)について教えてください。
現在、部員数は約45名、そのうち男子部員(メンズ)は4名、約3分の2は初心者です。中学・高校などで新体操やダンスを経験しているメンバーは、ある程度基礎体力があるので簡単な技はすぐにできるようになります。初心者の部員は、基礎の柔軟体操から順番に学び、技を習得していきます。A・B・Cの3チームにわかれて、大会に出場したり、学園祭での演舞を行なっています。Aチームは1軍、B・Cチームは2軍といったチーム分けになります。出場する大会はどのチームも同じですが、大会のなかで「DIVISION1」と「DIVISION2」に分かれています。DIVISION1は全国のトップチームが出場します。私たちAチームはこのDIVISION1での優勝を目指し、専属コーチの指導のもと、練習に取り組んでいます。

Q.主な活動について教えてください。
練習日は週6日、月曜日がオフです。大阪いばらきキャンパスの体育館で、平日は授業終了後の18~21時、土・日・祝日は10~17時に練習を行なっています。大会は、6月の関西大会、8月のJAPAN CUP(夏の全国大会)、12月のインカレです。JAPAN CUPには、関西大会で勝たなければ出場することができないので、新チームとして、まずは関西大会優勝を目指しています。

Q.立命館大学のチアリーダー部の特徴はありますか。
技やダンスを織り交ぜたパフォーマンスをする「競技」と体育会が出場する試合の「応援」を両立しているところだと思います。それぞれ独立した部を設けている大学もありますが、立命館大学では、一つの部でその両方に取り組んでいます。立命館大学のチアリーディング(以下、チア)のレベルは高いと評価いただいていることは、とても嬉しいですね。また、メンズが多いことも私たちの強みの一つだと思います。メンズがいると技に高さが出ますし、力強い演技ができると感じます。演技中の掛け声でも男性の声は良く通ります。会場が一体となって楽しめるよう盛り上げてくれています。
競技は、緊張感のなかでの自分との戦いですが、応援は、観客のみなさんと一緒に楽しく応援することを心がけています。体育会の皆さんを応援しているようで、実は私たちが元気をもらっています。競技と応援の両立があるからこそ、メリハリのある活動ができていると思います。
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Q.チアを始めたきっかけを教えてください。
小学校3年生の頃、一歳上の姉がチアを習っていました。母親から「一緒に習ってみなさい」と言われ、半ば強制的に、教室に連れていかれました。初めは渋々通っていたので、練習中も固まって動かない状態だったようです(笑)。通っていくうちに友人ができ、先生方も楽しく教えてくださるので、いつの間にかチアが好きになっていました。姉とは中学・高校も同じで、苦楽を一番わかり合える仲間のような存在でした。ライバル視したことはなかったように思います。
高校は、強豪校と言われるところに進学しました。大学進学を考え始めたとき、「チアは、大学生では続けなくてもいいかな…」と考えていました。しかし、高校の同期が続けていくことを知り、また先輩からも「絶対に続けた方がいいよ!」と聞くうちに、「やっぱり続けたほうがいいのかな」と思うようになりました。立命館大学に進学した先輩のInstagramを見ていると、チアリーダー部の楽しそうな雰囲気が伝わってきました。「競技」としてのチアしかしたことのなかった私は、「応援」としてのチア活動を見て、かなりの衝撃を受けました。応援団としても活動でき、競技も続けてる先輩はとても輝いて見え、大学入学後も続ける決心がつきました。

Q.大会のルールについて教えてください。
演技時間2分30秒のなかに、スタンツ(組体操)、タンブリング(器械体操)、ダンス・モーション・ジャンプの要素を組み込むことを求められます。演技の採点は減点方式で、準決勝の点数の2分の1と決勝の全点数の合計で順位が決まります。出場人数は、8名以上16名以内、メンズの人数によっても女子部門(男子1名のみ)・男女混成部門(男子10名まで)に分かれます。私たちは、メンズ2名と女子14名で構成し、男女混成部門に出場しています。
 
Q.3チームあると伺いました。チーム分けはどのようにされるのでしょうか。
全て、トライアウトで決まります。大会の約2カ月前に、バク転や宙返りをする「タンブリング」、ダンスの動きをビシッと止める「アンモーション」、「ピラミッド」をコーチに見せます。全員の演技を見て、コーチがチーム分けをします。飛びぬけて演技がうまければ1回生でもAチームに入ることも可能です。6月の関西大会で入賞しなければ、夏の全国大会に出場できません。私たちは「3チームともに全国大会出場」を目標に日々練習を重ねています。残念ながら出場できたのは2チームでしたが、今回、インカレに出場した2チームともノーミスの演技を行ない、Aチームは創部初の3位入賞を果たすことができました。
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Q.インカレでの3位入賞、おめでとうございます!手ごたえはあったのでしょうか。
Aチームは準決勝・決勝と一日に2回、演技をしないといけません。今回、2回ともにノーミスの演技ができて点数が伸びたことが大きかったと思います。この大会で初めてAチームとして演技をした部員もいましたが、各々が自分のやるべきことをやりきれたと思います。私自身、立命館大学に入学してから一度も入賞の経験がなく、これまでの大会では準決勝・決勝でも少なからずミスをしてきました。今回、「順位よりも絶対にノーミスでやりきる」ことをチームとして決めていました。演技後、まずはノーミスの演技ができたことが嬉しくて、得点のことは忘れていました(笑)。順位を確認すると暫定2位。いつも1位・2位を争っているチームが4位にいたので、「これは、もしかすると…」と期待を持ち、最終チームの得点発表までドキドキしながら待っていました。3位が確定した瞬間、部員同士で抱き合って喜びました。今までは、順位に固執しすぎていて自分たちの力を出し切れていなかったと思います。「いつも通りに行こう!」という感じが、緊張しすぎずに自然体で演技に入れたのかもしれません。コーチも「私が学生時代のとき以来のメダルだ!」と、とても喜んでくれました。時には厳しく叱られることもありますが、いつも私たちに寄り添ってくださるコーチのみなさんに、少しでも恩返しができたかなと思っています。
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Q.チアは、観客と一体となって会場を盛り上げる印象です。チアを楽しむポイントを教えてください。
観客と選手の掛け合いがチアの魅力です。どれだけ会場を巻き込んで盛り上げるかも重要になってきます。演技中、客席に向かってコール&レスポンスを行なう場面があります。例えば、立命館大学のチームカラー(レッド&ホワイト)を呼んでほしい時、「レッド」「ホワイト」と書かれたボードを掲げます。私たちが「レッド!」と呼びかけますので、皆さんも大きな声で「レッド!」と返してくださると嬉しいです。もしも失敗してしまったときは、「ナイスファイト!」と声をかけてください。選手たちは、「とびきりの笑顔」をお返します。会場では恥ずかしがらずに、私たちとの掛け合いを楽しんでほしいと思います。

Q.学園祭ではチアの体験イベントも行なっていると伺いました。参加者の反応はいかがですか?
子どもたちにチアを楽しんでほしいと思って始めた企画です。選曲も子どもたちと一緒に行ない、即興で振付を考えます。バク転など危険な振付はありませんが、ポンポンを振ったりメンズに肩車をしてもらったり、子どもたちが楽しそうに踊っているところをみると、こちらまで楽しくなってきます。子どもたちの可愛い踊りや無邪気にはしゃぐ姿をみると、とても癒されますね!保護者の方もとても喜んでくださり「昨年、楽しかったから、また来ました」と、続けて参加してくださる方もいらっしゃいます。この企画は、これからも続けていきたいと思っています。

Q.現在、産業社会学部で学ばれています。この学部を選んだ理由を教えてください。
子どもの頃からチアをしていて、スポーツにかかわることを学びたいと思っていました。様々な大学のスポーツ系の学部も検討しましたが、立命館大学産業社会学部にスポーツ社会専攻があることを知り、スポーツ文化やスポーツマネジメントなど他大学にはない学問を学べるのではないかと思い受験しました。動画を見て自分の意見を述べる講義では、部活のミーティングなどで自分の意見を積極的に発言していることが役立ちました。自分の考えをしっかり相手に伝えることができるようになったのは、チアリーダー部に入部したからこそかもしれません。
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Q.将来の夢を教えてください。
スポーツにかかわる企業で働きたいと思っています。今はまだ漠然としていますが、これから具体化していきたいと思っています。競技としてのチアを続けることは難しいと思うので、趣味で続けていきたいと考えています。

Q.チアリーダー部としての目標を教えてください。
今回は3位でしたので、更に上位入賞を目指します。大会で良い成績を残せるチームにしていきたいですし、応援団として選手の力になれる存在でもいたいと思います。
応援団として、硬式野球部やアメリカンフットボール部と一緒に全国大会へ行くこともできました。負けた時も一緒に悔しがり、優勝が決まった時は一緒に喜びました。「来てくれてありがとう。応援してくれてありがとう」と言ってもらえると、「精一杯応援して良かった」と心から思います。そんな体験ができるのもチアリーダー部の魅力だと思います。後輩たちには、もっともっとはじける笑顔で活動してほしいと願っています。
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いかがでしたでしょうか。
「仲間を信じて技が決まると、本当に嬉しいです」と、輝く笑顔でチアの魅力を話す松岡さんが印象的でした。大学生最後の1年、「全国優勝します」と力強く宣言してくださいました。競技と応援との両立を続ける彼女たちのチャレンジに、ご声援よろしくお願いします。

▼編集後記▼

今回は、本多恭子さん(スポーツ健康科学部2014年卒・石川県出身)をご紹介します。1月11日(土)に行なわれた「第64期クイーン位の決定戦」において、新クイーンとなりました。

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初めて百人一首に触れたのは、保育園の年長の時でした。母と姉と一緒に、家にあった百人一首で遊んだことが始まります。初めのうちは、最後まで読まれたあとで札を探す状態でした。少しずつ百人一首を覚え、札を取るのも素早くなり、姉と競うようにかるた取りをしていました。そんなときに、近所のスーパーで、新春子どもチャレンジ大会を開催していると聞き、姉と一緒に参加しました。残念ながら私は1回戦敗退でしたが、姉は決勝戦まで残り準優勝。そこで、地元の小松かるた会の方から声をかけていただき、二人で競技かるたを始めることになりました。小・中学校では、全国大会にも出場し7連覇を達成し、「競技かるた」に魅了されていきました。立命館大学入学後も迷うことなく「かるた会」に入部しました。私が入部した頃は、中学3年生で最年少クイーン、のちに永世クイーンとなる楠木早紀さんや、のちに福井県勢として初めて名人となる川﨑文義さんも所属し、試合に勝つことにとどまらず、かるたを存分に楽しむことなども教えてもらいました。
大学卒業後もかるたを続け、今回、3度目の「クイーン位決定戦」に出場することができました。目の前の「クイーン」という称号を意識しすぎると勝てないと思い、1枚1枚を丁寧に取ることを意識していました。試合は、5回戦まで行なわれ、先に3勝したほうが優勝です。2連覇を目指す山下恵令クイーンに試合開始から攻められ2連敗、「これは、だめだ」と敗北が頭をよぎりました。そんな時「大盤係」という選手に一番近い場所で試合を見守っていた姉が、「恭子ちゃんのいいところをまだ見ていない。勝負はここから!」と声をかけてくれました。いつも喧嘩ばかりしていますが、これまで一番近くで戦ってきた姉からかけてもらった言葉は、驚くほど身体に染み込み、肩の力が抜けていくのが分かりました。そこから1枚1枚に集中し、3連勝することができました。今回の優勝は、自分の力だけでは成し遂げることはできませんでした。家族や友人、かるた会の先輩・後輩たち、一人ひとりの声援が強気の一手に繋がったと思います。優勝が決まってからも、しばらくは夢の中にいるようで実感がわきませんでした。大会から一週間が経ち、こうしてインタビューを受けるようになってやっと「クイーンになれたんだ…」と実感しています(笑)。
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競技かるたは、ただ素早いだけでなく、心理戦の駆け引きも必要になります。これからは、美しく力強い所作に加えて、世界にも通用する「魅せるかるた」を取っていきたいですね。そして、「競技かるた」の普及にも力を入れ、かるたの面白さをもっと多くの人に伝えていきたいと考えています。
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「姉からの声援に、負けず嫌いのスイッチが入ったのかもしれません」と語る本多さん。子どものころから競い合ったお姉さんの声援が何よりも力になったのではないでしょうか。今回のクイーン位決定戦では、お姉さんと色違いの着物を着て試合に挑んだそうです。これからも切磋琢磨し合いながら、さらなる活躍が楽しみです。

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第177号読者プレゼント▼

今回は、「立命館トートバック」5名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:2/10(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼176号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。176号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・S.Wさん(石川県)・ロンロンさん(静岡県)・かばさん(兵庫県)・関根孝一さん(新潟県)・岡田義政さん(山口県)・びーちゃんさん(滋賀県)・大友雅子さん(京都府)・都築智子さん(愛知県)・宮井健吉さん(富山県)・よーこさん(埼玉県)

次回のご応募もお待ちしています。
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次回配信予定は2月14日(金)です。お楽しみに。
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