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立命館CLUB 【VOL.245】

立命館CLUB【VOL.245】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

スポーツ分野で、立て続けに嬉しいニュースが入ってきました!
まずサッカー、産業社会学部4回生の川﨑颯太さんが、6月の国際試合日本代表に初選出されました!川﨑選手は、2017年に「京都サンガF.C.U-18」に加入と同時に立命館宇治高等学校に入学。現在では現役大学生でありながらJリーグのピッチで活躍を続けられています。

続いてラグビー、卒業生で現在はリーグワンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイに所属する木田晴斗さんが、9月開幕のW杯フランス大会へ向けて本格始動する日本代表に、こちらも初選出されました!木田さんは立命館大学ではキャプテンを務め、卒業後に加入したクボタスピアーズ船橋・東京ベイでもすぐに頭角を現し、今年の同チームリーグ制覇に大きく貢献されています。

最後にテニス、立命館宇治高等学校卒業の加藤 未唯さんが全仏オープン混合ダブルスで見事優勝されました!混合ダブルスの前に行われた女子ダブルスでの騒動がクローズアップされてしまった今大会ですが、それを跳ね除け見事な結果を残されました!

お三方以外にも世界を舞台に活躍されている現役学生、卒業生は沢山います。ニュースから目が離せない日々が続きそうですね!

▼学園ニュース▼

【1】いばらき×立命館DAY 2023 ~OIC EXPO~を開催
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5月21日(日)、快晴に恵まれた大阪いばらきキャンパス(OIC)において、「いばらき×立命館DAY2023 ~OIC EXPO~」を開催しました。当日は約21,000名の方々にご来場いただき、屋内外150を超える出展・出演団体による企画を存分にお楽しみいただきました。今年の「いばりつ」は、2025年大阪・関西万博に向けた「プレ万博」と位置づけ、「OIC EXPO」と題して、本学が協賛する大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーである中島さち子氏をお招きしての学生、企業とのトークセッションや、ジャズピアニストでもある中島氏と音楽家の皆さんによる「五感協奏スペシャルライブ」を開催しました。その他の万博企画として防災スタンプラリー、本学学生により構成された「万博学生委員会」による異文化交流、環境問題などをテーマにしたブースなど様々な企画が展開されました。また、来年のOIC新展開にて、情報理工学部・映像学部が入る新棟建設工事現場ツアーや完成後のVR内覧が行われました。
岩倉公園では、ドローン飛行見学会、プロ団体と学生団体のコラボレーションによるプロレス興行、公園外周を使った茨木市等のゆるキャラ隊と応援団によるミニパレードも行われました。
恒例の新入生による模擬店、縁日企画なども賑わいを見せ、市民の方々等との交流が積極的に行われていました。スポーツ企画は、ホッケー体験教室、ガンバ大阪のサッカー教室、アシックスジャパンによる走り方教室、また、同日に関西学生ホッケーリーグも開催され、スポーツ観戦・体験の両面をお楽しみいただきました。
大学の研究成果に関わっては、経営学部横田ゼミ×株式会社空間情報による3Dレーザースキャナを活用した防災ゲーム企画、政策科学部豊田ゼミ×茨木市総務部危機管理課による防災に関わる知識を楽しく学べる防災ゲーム企画が行われ、賑わいを見せました。
ステージ企画では、応援団、和太鼓、各種ダンス、アカペラなど学生によるパフォーマンスや、たんぽぽ中条学園の園児によるチアダンスなどが繰り広げられ、観客から惜しみない拍手がおくられていました。
共催の茨木市からは木工DIY体験をはじめ、子供たちにごみ分別の大切さの理解を促すゲーム企画、そして2023年秋に竣工する文化・子育て複合施設の紹介展示等が行われるなど、市の取り組みに関する多くの出展がありました。

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【2】国家公務員総合職試験 合格者数78名で全国5位
6月8日(木)、2023年度春の国家公務員総合職試験の最終合格者が人事院より発表され、立命館大学から過去最多となる78名が合格。合格者数で全国5位、西日本の私立大学で1位となりました。

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【3】文部科学省情報ひろばで「錯視研究」をテーマに展示を開催
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5月29日(月)~7月11日(火)、文部科学省情報ひろば新庁舎2階エントランスで、企画展示「面白い目の錯覚 錯視の世界」を開催しています。近くにおいでの際は、是非お立ち寄りください!
「錯視」とは、ものを見る仕組みや音を聴く仕組みなどの、さまざまな知覚と認識のあり方を研究する「知覚心理学」の一分野です。本展示では錯視研究の世界的第一人者である北岡明佳教授と、「知覚心理学×街づくり」プロジェクトのリーダーである高橋康介教授による新しい錯視デザインを主に紹介。IT技術と共に発展してきた科学的な錯視研究の進展や発見について、本学の貢献を視覚化しました。展示構成は実物、映像、パネルの3種類です。パネル展示では、北岡教授の代表作で、円盤がひとりでに回転して見えるデザイン『蛇の回転』(2003年)や、高橋教授による形のゆがみの錯視デザイン『Curvature Blindness Illusion(曲がり盲)』(2016年)などを見ることができます。

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【4】学生の活躍をご紹介!
<産業社会学部4回生 川﨑颯太選手がサッカー日本代表に初選出>
日本サッカー協会(JFA)は5月25日、6月の国際親善試合(キリンチャレンジカップ2023)に臨む日本代表メンバー26人を発表し、J1京都サンガF.C.の主将・川﨑颯太選手(産業社会学部4回生)が、日本代表に初選出されました。
日本代表に選ばれた川﨑選手は、同日、衣笠キャンパスで授業の合間にオンライン会見を行いました。川﨑選手は、京セラと京都サンガF.C.、学校法人立命館が連携して推進する「スカラーアスリートプロジェクト」の対象選手として、2017年に「京都サンガF.C.U-18」に加入と同時に、立命館宇治高等学校に入学。以来、ミッドフィルダー(MF)として、約10年ぶりとなる京都サンガF.C.のJ1復帰に貢献、U-21日本代表として、国際親善大会ドバイ・カップU-23の優勝にも貢献するなど、攻守にわたり活躍しています。
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<スポーツ健康科学部3回生 山本亜美選手がアジア選手権日本代表に選出>
7月12日(水)~16日(日)にかけて、タイ・バンコクで開催される「第25回アジア陸上競技選手権大会」に派遣される日本代表選手に、女子陸上競技部の山本亜美選手(スポーツ健康科学部3回生)が選出されました。山本選手は、女子400mハードル・4×400mリレーへの出場が予定されています。
山本選手は、先日行われた「第107回日本陸上競技選手権大会」の女子400mハードルで日本歴代5位、学生歴代3位となる56秒06の好タイムで大会3連覇を果たすなど、日本を代表するトップアスリートとして顕著な成績を残し続けています。
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<食マネジメント学部2回生 柳井綾音選手が日本学生記録を樹立>
6月10日(土)に行われた「第4回順天堂大学競技会」の女子10000m競歩で、女子陸上競技部の柳井綾音選手(食マネジメント学部2回生)が44分27秒72をマークし日本学生記録を樹立。2010年以来破られていなかったこれまでの記録を6.41秒上回る好タイムで快挙を成し遂げました。
柳井選手は、3月の「第47回全日本競歩能美大会」女子20㎞競歩で日本歴代9位、学生歴代2位の記録で優勝したことにより、今年7月に中国・成都で行われる「FISUワールドユニバーシティゲームズ」日本代表に内定しています。本競技会での新記録樹立により、国際大会に向けて大きく弾みをつけました。
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【5】その他トピックス
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<地域貢献を目指したクラウドファンディング実施中「ワイン1本から地域活性化を実現する:多彩な魅力のある千曲川ワインバレーを舞台に」>
立命館大学は、科学の現場で活躍する研究者と市民をつなぐ、新しい形のクラウドファンディング「ブルーバックス・アウトリーチ」(運営:株式会社講談社)に参加しています。現在、立命館グローバルイノベーション研究機構 光斎翔貴 准教授によるプロジェクト「ワイン1本から地域活性化を実現する:多彩な魅力のある千曲川ワインバレーを舞台に」を実施中です。長野県東信地域から北信地域に広がる「千曲川ワインバレー」は日本でも有数のワイン集積地ですが、ワイナリーの多くは新規参入かつ小規模となっており、観光資源との親和性が高いにもかかわらず、未だ観光起点とは言えない状況です。多くの地方都市が、都市部との接点の希薄化・地域文化の衰退という課題を抱えている中で、本プロジェクトではぶとうとワインを起点として「千曲川ワインバレー」のもつ魅力の発信と地域創生を実現するためクラウドファンディングに挑戦しています。詳細は、プロジェクトページをご覧ください!
詳しくはコチラ≫

<課外活動を支援するオンラインチャリティーイベントに参画中>
課外学生自主活動団体が活動目標を明示し、応援メッセージ・ご寄付などの支援を求めるオンラインチャリティー・イベントGiving Campaign2023に参画中です(期間:6/19~6/25)。
特設サイトをご案内いたしますので、詳しくはリンクページからご覧ください。
詳しくはコチラ≫

<大船渡市出身シンガーソングライター濱守栄子さん スペシャルコンサート&講演会(立命館災害復興支援室)>
「さんりく・大船渡ふるさと大使」のシンガーソングライター濱守栄子さんが、スペシャルコンサート&講演会を行います。濱守さんは、コンサートや講演会で義援金を集める活動を行い被災地に1000万円もの寄付をされています。
今回は、“「いつか」の夢は「今」叶えよう”と題し、メンタルコーチ「未来アーティストたっち」さんとのユニットで活動されます。
当日会場で販売するCD売り上げの一部は、東日本大震災の支援に活用されます。

日時:7月9日(日)13:00
場所:大阪いばらきキャンパス フューチャープラザ3階コロキウム
参加費:無料
申込み:不要
詳しくはコチラ≫
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

【1】[衣笠][企画展示][無料]
2022年度研究成果報告 ~先人たちの知恵を生かした歴史都市の防災~ (20周年記念企画)
[日   時] 2023年7月28日(金)まで 平日の9:30~17:00開館
[会   場] 京都市北区小松原北町58番地 立命館大学歴史都市防災研究所
[参  加  費] 無料
[締   切] 当日参加可能
詳しくはコチラ≫

【お問合せ先】立命館大学 歴史都市防災研究所
         TEL:075-467-8801
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【2】[オンライン][要事前申込][無料
立命館オンラインセミナー
「立命館オンラインセミナー」は、どこからでもアカデミックな講義を受講いただけます。「未知の世界を知りたい」「専門家やプロフェッショナルの知識に触れたい」など、皆様の学びのニーズにお応えする講義を展開します。※見逃し配信(期間中、いつでも何度でも視聴可能)に対応しています。

【SDGsを考える】デザインマネジメントとインクルージョン
◆7月5日(水)19:00~20:30
講師:後藤 智(立命館大学経営学部 准教授)
詳しくはコチラ≫

[受講料]無料
[定 員]1,000名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom) ※見逃し配信(ストリーミング配信)あり
<申込締切:7月3日(月)23:59>
その他の立命館オンラインセミナーはコチラ≫

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【3】[@衣笠・オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座 7月度「歴史都市防災研究所・二十周年記念講座」
[日時・テーマ・講師]
◆7月15日(土)10:00~11:50
「地盤災害グループ歴防20年の歩み」
講師:深川 良一(立命館大学理工学部 特命教授)
「寺山炭窯跡の災害と復旧」
講師:藤井 大祐(鹿児島市教育委員会文化財課世界遺産保全係)
[受講料]無料
[定 員]@現地354名、@オンライン400名 
[開催方法]ハイブリッド開催(会場+Zoom)
詳細はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

【1】[@バンコク(タイ)]
女子陸上競技部
バンコク2023アジア陸上競技選手権大会
<お勧めポイント>
パリ2024オリンピック競技大会でのメダル・入賞が期待される78名の日本代表選手が発表され、山本 亜美選手(スポ健3)が選出されました。卒業生の塩見 綾乃選手も選出されており、日本トップレベルの走りを見せてくれると思います。
[日 時]  7月12日(水)~16日(日)
[場 所]  Supachalasai National Stadium
詳細はコチラ≫

【2】[@奈良]
ラグビー部
2023年度 関西大学ラグビー 春季トーナメント戦 (vs 近畿大学)
[日 時]7月1日(土)
[場 所]天理親里ラグビー場
詳細はコチラ≫

【3】@静岡
自転車競技部
第63回全日本学生選手権トラック自転車競技大会
<お勧めポイント>
全国の学生選手による種目別優勝者を決める大会
[日 時]  7月1日(土)~2日(日)
[場 所]  日本サイクルスポーツセンター  
詳細はコチラ≫

【4】
@宮城
トライアスロン部
第15回日本スプリントトライアスロン選手権
[日 時]  7月2日(日)
[場 所]  宮城県七ケ浜町 
詳細はコチラ≫

【5】@岡山
ソフトテニス部
令和5年度(第77回)西日本ソフトテニス選手権大会
[日 時]  7月8日(土)~9日(日)
[場 所]  岡山県備前テニスセンター/岡山県総合グラウンド 
詳細はコチラ≫
 
【6】[@大阪][有料][要事前申込]
応援団吹奏楽部
Summer Concert 2023
<お勧めポイント>
「あなたの聴きたい×私たちの届けたい」をテーマに、今回演奏する曲は全てリクエスト曲です!クラシックから夏を感じるJ-POPまで幅広いプログラムをご用意しています!
[日 時] 7月9日(日)
[場 所] 門真市民文化会館ルミエールホール
[入場料] 一般:1000円、高校生以下:300円、未就学児:無料
[その他] チケットお取り扱い
イープラスにて販売中

▼輝く学生インタビュー▼


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  第211回 輝く学生インタビュー
    ヨーヨー世界一を目指して
        ヨーヨーサークルMADOI 橋本向陽さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、ヨーヨーサークルMADOIの橋本向陽さん(産業社会学部4回生・北海道出身です。橋本さんは、これまでにも数多くの大会で優秀な成績をおさめてこられた日本におけるヨーヨーの第一人者です。8月に大阪で開催される「WORLD YO-YO CONTEST 2023」で世界一を目指す橋本さんに、活動のきっかけや、ヨーヨーの魅力、そして世界大会への抱負などをお伺いしました。
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Q.一般的なヨーヨーと競技ヨーヨーの違い、競技ヨーヨーのシステムなどを簡単に教えてください。
普通のヨーヨーと競技ヨーヨーとで一番大きく違う点は、一言で言うならば、音楽に合わせてプレーするか否かというところです。フィギュアスケートを思い浮かべていただくと分かりやすいかと思います。3分間に規定された時間の中で、自分で選んだ音楽に合わせて技を繰り出して、難易度、手数などの技術点と、音楽とのマッチングや、パフォーマンスとしての評価などの表現点の二つの合計点で順位が決まるのが、競技ヨーヨーです。

Q.競技ヨーヨーの魅力をお聞かせください。
実は、僕が心の底から好きなのは、競技じゃないヨーヨーなんです。ヨーヨー自体が大好きなんです(笑)新しい技を思いついてそれを実現したり、他の人の難しそうな技を自分で勉強して出来るようになったりした時など、すごく楽しくて気持ち良くて、その達成感をモチベーションにずっと取り組んでいます。新しい技術の開発、習得に関するモチベーションが僕の中では最上位の欲求で、競技会は、その自分の技の発表会くらいに位置付けています。もちろん世界大会、全国大会などの競技会で勝ちたい思いも強く有ります。二つの相反するモチベーションが自分の中で両立しているイメージです。

Q.ヨーヨー始められたのはいつで、そのきっかけは何だったのでしょうか?

始めたのは10歳、小学校5年生の時です。僕らは、ハイパーヨーヨーっていうおもちゃがきっかけでブームが起こった世代なんです。その時は、クラス中が皆やっていましたし、僕もそれがきっかけで始めました。ある時、ふと両親のパソコンを使ってヨーヨーを調べた時に、大会の動画が出てきました。それまで自分がやってたヨーヨーとはレベルが違う技を、しかも音楽に合わせてプレーしているのを見て、雷が落ちたような衝撃を受けました。「これは、やってみたい!」となり、両親から少ししっかりしたヨーヨーを買ってもらいました。そこから今までずっと続けています。

Q.映像を拝見すると数多くの多彩な技をお持ちですが、これは他の一流の方の技にインスパイアされるのか、それとも、ご自分で編み出すのでしょうか?
どちらもありますが、基本的に僕は前者が多いです。既存の技や技術をアレンジしてプレーするのが得意です。その過程の中で新しいアイディアが浮かび、それを実現することも有りますがごく稀です。例えるなら、僕は1から10を作るのは得意ですが、0から1にするのは少し苦手みたいな感じです。

Q.新しい技にチャレンジする際、練習での成功率が何割ぐらいになれば、競技会でプレーできるんでしょうか?
音楽が無い状況下の練習で95%は成功しないと競技会では使えないと考えています。音楽と共に行うと成功率が相当下がるんです。また、競技時間は3分なのですが、序盤の技は、まだ体力があるので比較的成功率が高いんです。ただ、ヨーヨーをプレーしている時の呼吸は浅くなりがちで、後半は酸素が足らなくなってくるのか、思考が回らなくなって来ます。ですので、演技後半の技は成功率が落ちがちになって来ます。ただ、フィギュアスケート等でも同様と思いますが、演技後半は音楽的にはクライマックスなので、難しい技を入れたい気持ちが有り、このあたりの折り合いが難しいです。フィギュアスケート等の他の採点スポーツでは、演技後半の技は加点対象になりますが、ヨーヨーにはそれが有りません。冷静に考えると、元気なうちに難しい技をプレーする方が合理的では?とも思えるのですが、やはり先ほども話した通り、表現者としては最後のクライマックスに大技を決めたいなと 笑

Q.事前にプランを作って3分の試合に臨むと思いますが、試合途中でプランを変えることは有りますか?

有りますね。どれだけ練習していても、本番では練習で起こったことがないミスが出る。それは緊張による体のこわばり等からだと思うんですが、起こったことがないミスが起きた時に、その場で瞬時に、本当に0.1秒もないぐらいの時間で、例えば、予定にあった難易度の高い技をプレーするとミスする可能性が上がるので外し、別の技に切り替える等の判断をしています。

Q.そもそも日々の練習には、どれくらいの時間が必要になるんでしょうか?
最近になってようやく、練習の効率化が出来るようになってきました。今までは、とにかく数をこなして、無理やり上達を目指すやり方でした。このやり方だとやはり、授業等他の生活に支障が出てきていました。最近では、練習日は、平日だったら1日3~4時間、休日はヨーヨー仲間たちとの練習会参加などの手段で4~5時間くらい行っています。同じヨーヨーを使っている時間でも、練習している時間と遊んでいる時間が有ります。やはり僕の原点はおもちゃとしてのヨーヨーなので、例えば、電子レンジでモノを温めている2分間など、暇が有ればヨーヨーを触っていますが、これは遊びのヨーヨーですね。
また、就寝間際の布団の中でアイディアが湧くこともあって、そうなると睡眠時間を削ってヨーヨーを触ったりしています。
そういったことを考えると、結局毎日5~6時間はヨーヨー触っています。

Q.世界大会への想い、そして今後の競技生活などについて等お聞かせください。

競技を何歳まで続けられるか今は分からないですが、もし、今回の世界大会への準備が不十分になってしまったら、一生の後悔になる気がしているんです。だからこそ、今は世界大会に向けて、ヨーヨーに全力で打ち込みたいなと考えています。
卒業後については、社会人生活と競技を両立していきたいと考えていますが、先輩方を見ていると、やはり両立に苦心されています。だからこそ、時間に余裕が有る学生時代に、今回の世界大会のような大きな大会で優勝したいと言う、焦燥感にも似た思いを強く持っています。
既に世界大会で披露する演技構成は決まっていて、あとは練習を積むのみという状態になっています。今回準備している構成は、本番で決めることができれば十二分に優勝を狙えるものと思っています。これまでの自分の実績として全国大会準優勝が有りますが、やはりその結果に対して悔しさが残っていますので、8月の世界大会では、優勝という一点に向けて、自分の出来る技や表現を残る時間で最大限磨いて、最高のパフォーマンスを本番のステージで出来るよう頑張りたいと思います。



▼編集後記▼

約21,000人の入場者を迎えて開催された「いばらき×立命館DAY2023 ~OIC EXPO~」、今回の編集後記は、その開催に奔走された事務局のお二人、立命館大学OIC地域連携課の山本貴之さん、飛与田唯子さんに、事前準備から当日の様子まで語っていただきました。
飛与田さんは、OIC開設前から茨木市にお住まいとの事で、この間の街の変化をつぶさに見てこられています。「若いエネルギー溢れる街になった」と飛与田さんが語る茨木市、そのひとつの理由がこの「いばりつ」にあるかもしれません。
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2015年にスタートした「いばりつ」ですが、コロナ禍のため2020年は中止、2021年はオンラインでの開催でした。2022年にようやく対面で開催できたのですが、フル開催とはいかず、2,500名の人数制限が有りました。今回は2019年以来の完全対面での開催でしたので、参加人数の目標を16,000人に定めました。その目標達成に向けた活動の中で我々が一番苦心したのが広報活動でした。共催の茨木市役所に対し、「色々な媒体、場所、機会で広報してください」とお願いするのは当たり前なんですが、それ以外にも様々な活動を実施しました。

Q.当日、非常に多くの親子連れのお客様をお見掛けしました。

はい、ここは狙い通りでした!親御さんが小学校低学年以下の子どもを連れてくるお客様が全体の7割ぐらいを占めていました。実は茨木市内のほぼ全ての幼稚園と小学校に独自にチラシを送ったのです。

Q.ベビーカー使用など、小学校低学年よりももっと小さなお子さん連れの方も沢山お見掛けしました。
ポスティングも、従来よりもエリアを拡大して、近隣の約5万世帯に行いました。今の時代、インターネットを見られる方が多いですが、実は紙の訴求力ってすごいんです。したがって、チラシを1軒1軒入れたり、プリミティブな手法での広報に力を入れたりました。あとは、茨木市発行の広報誌ですね。これは茨木市内の全世帯に配布されますので。さらに、JR、阪急電車でのサイネージも行いました。吹田から長岡天神前のすべての駅でサイネージ広告を打ちました!

Q.本当にご努力をされたのが伝わってきますが、ご苦労談などは?

この地域には、画一的なポスティングはNGというマンションが幾つかあります。そういったところには、我々が1軒1軒を訪ねて回り、「1万人以上参加予定のイベントを行うので是非来てください」と呼びかけました。この近くでは一番大きなマンションにも訪問したのですが、管理人の方が理解を示してくださって、「ぜひ全世帯にポスティングしてください」って言ってくれたんです。「いばりつ」当日、参加者の方にお話を聞いていても、驚くほど、「チラシを見てきました」とおっしゃった方が多かったですね。

Q.実際の中身について、「プレ万博」「OIC新展開」等のメインテーマ以外では、どのような点が多くの方を呼び込んだと思われますか?
今回、学園祭の企画で毎年、人気を博している「鉄道研究会」と「プロレス同好会」がかなり頑張ってくれました。鉄道研究会が、JR西日本とコラボしたイベントを実施しましたし、プロレス同好会は単なる学生の試合ではなく、大日本プロレスやダブプロレスといったプロとのコラボを実現しました。ちなみにダブプロレスは、産業社会学部で非常勤講師を務めている塩見先生が現役レスラーとしてリングに上がられている団体です。試合にプラスして地域の子ども達が参加できる、体当たり体験会や記念撮影会等をやって、大変盛り上がりました。ちなみに、私(山本)はプロレス同好会の現顧問、その前は鉄道研究会の顧問をやっていました(笑)。なので、この2つの団体を呼んで企画を打てば絶対に盛り上がるという勝算がありました!

Q.これだけ多くの方が参加されていたので、当日の運営もさぞ大変だったかと思います。運営にあたってご留意されたこと等をお聞かせください。
当日は初夏を思わせる暑い日だったのですが、熱中症、食中毒が一件も発生しなかったことは、本当に良かったです。今回、19もの新入生クラスが模擬店を出店し食べ物を販売したのですが、保健所の指導をしっかりと遵守してやってくれました。模擬店での食品提供にはすごく細かいルールがあって、例えば生クリームは使っちゃダメなんですよ。
あと、一番心配していたのが、天ぷら油に起因する失火でしたが、これも一件もありませんでした。過去、色々な大学の学園祭で起こった失火事故の多数が、実は天ぷら油が原因なんです。実は立命館でも、同様の失火事故で以降の活動が多く制限された歴史があります。出展者説明会では、こういった話をエピソードとして盛り込んで、協力を求めました。

Q.子ども向け企画が沢山用意されていました。関わられた連携企業の皆様、子どもたちの反応は如何でしたか?

子ども向け企画を実施して頂いた企業の方は、「午前中で企画の材料がなくなった、こんなに来場者があるとは思わなかった」とうれしい悲鳴をあげておられました。また、子どもたちにはパトカーや消防車、あとは工事車両等の「はたらく車」がとにかく大人気でした!特に、新校舎の工事現場ツアーをやったんですが、そこで工事車両、荷台のところがグーっとあがる車の乗車体験は長蛇の列でした。


Q.来年はいよいよOIC新展開の年になりますが、来年以降に向けて一言お願いします。

はい、そうですね。来年はいよいよOIC新展開の年になります。我々は、市民の方々に「ソーシャルコネクテッドキャンパス」を体感してもらいたいと思っています。もちろん、新棟の中も見ていただきたいのですが、特別ではなく日常的な姿として、立命館がこんなすごい研究やってるんだよっていうのを、市民の方が垣間見れるような催しを是非企画したいなと思ってます。あとは万博まで2年となりますので、今年よりもさらに万博をイメージしていただける取り組みを行いたいと思います。
お祭りっていうのは、来ていただく方が楽しいのは当たり前の事なんですね。今回の我々事務局の密かなコンセプトは、「我々やる側が楽しもう」でした。結局、そのコンセプトが、参加者の方々の楽しみにもつながると考えたんです。ゆるキャラを全部で5体呼んで、それに吹奏楽部の楽器隊が前後について、パレードを実施したり、もちろん、プロレスや鉄道研究会もそうです。来年以降もこのコンセプトは崩さず、皆さんに楽しんでもらえる「いばりつ」を企画していきたいと思います。

「いばりつ」への並々ならぬ想いが伝わってくるインタビューとなりました。来年以降の更なる盛会を期待しています!

▼第245号読者プレゼント▼

今回は、「オリジナルTシャツ」を3名様にプレゼントします。ただし、サイズはM/L/LLのみとなります。
感想欄の冒頭に希望サイズをお書きください。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:7/24(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第244号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。244号の読者プレゼント(Futurizeハンドタオル)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・りりららさん(兵庫県)・J.O.さん(兵庫県)・たいさん(島根県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回の配信は第4金曜日の7月28日(金)です。お楽しみに。
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