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立命館CLUB 【VOL.200】

立命館CLUB【VOL.200】

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■□■ 2021.2.26立命館CLUB-立命館の“いま”を届けるメールマガジン-
■□■ http://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

このたびの福島県沖で発生した地震により、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早く復興されますようお祈り申しあげます。

立命館CLUBは今回の配信号で、記念すべき200号を迎えることができました。
2012年4月13日に1号の配信を開始して以来、2016年7月22日に100号、そして本日、200号の配信となりました。第1号から、学生の活躍や先生方の研究成果など、立命館の“いま”を配信し続けてきました。ここまで継続してこられたのも、ご愛読いただいている皆様のおかげです。
読者プレゼントの応募時に書いていただいた感想を拝見することは、私たち事務局の楽しみになっています。「次号はこうしてみよう」「〇〇を取材しよう」と、記事づくりに生かしてきた日々でもありました。皆様からの応援のお言葉を励みに、これからも皆様に心待ちにしていただけるメルマガを目指して頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナル マグカップ」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】立命館大学硬式野球部オープン戦開始

立命館大学硬式野球部は、例年2~3月にかけて春季キャンプを行なっていましたが、政府の緊急事態宣言をうけて今年は中止となりました。現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止に細心の注意を払い、体調管理を徹底したうえで練習を行なっています。
2020年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦では、2位と悔しい結果に終わりました。2021年度は春季リーグ・秋季リーグ連覇を目標に掲げ、チームスローガン「Vamos(スペイン語で“我らは行く”)~日本一へ~」のもと、練習に励んでいます。
2月27日(土)から、オープン戦(大阪商業大学戦)が始まります。2021年も選手たちに熱いご声援をよろしくお願いします!

立命館大学硬式野球部ホームページ≫

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【2】中山勝文・薬学部教授の共同研究グループがカーボンナノチューブの毒性発現機構の一端を解明

立命館大学薬学部の中山勝文教授、東北大学大学院情報科学研究科の木下賢吾教授・大森聡博士研究員らの共同研究グループは、カーボンナノチューブ(CNTs)を認識する免疫受容体を発見しました。
CNTsはエレクトロニクス・エネルギー・バイオなど多岐にわたる分野での用途が期待されている次世代ナノ材料ですが、アスベストと同様に生体内に入るとマクロファージ(※1)に効率良く取り込まれ、そのマクロファージ炎症応答により毒性を示すことが動物実験で報告されています。しかし、炭素のみで構成されるCNTsがなぜマクロファージに取り込まれるのか、その毒性発現機構は長い間不明でした。研究グループは、マクロファージがTim4という免疫受容体を介してCNTsを捕獲して細胞内に取り込み、このマクロファージ炎症応答が引き金となって中皮腫様の病態が起きることをマウス実験から明らかにしました。
研究成果は、JST戦略的創造研究推進事業さきがけ「マクロファージによる粒子状物質パターン認識機構の解明」(研究者:中山勝文)の一環で得られたものであり、米国東部時間で2月9日(火)発行の科学誌「Cell Reports」(オンライン版)で公開されました。

※1:マクロファージ
免疫細胞の一つ。生体防御に重要な役割を担う一方で、過剰な炎症を引き起こし、病気の発症に関わることもあります。

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【3】チュラロンコン大学建築研究科と第3回国際共同ワークショップ(オンライン)を開催

立命館大学政策科学部開講科目「研究実践フォーラム(タイ・プロジェクト)」では、毎年、夏期休暇にタイを訪問し、国際共同ワークショップを開催してきました。2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い現地訪問は叶いませんでしたが、11~12月の4日間、オンラインによる第3回国際共同ワークショップを開催しました。
ワークショップでは、学生の関心が高い「スラムにおけるゴミのリサイクルを通じたコミュニティ開発」「スラムに居住する子どもの中等教育の進学率向上」について、タイの大学教員・実務家による講義を受けるとともに、研究発表を行ない、フィードバックをいただきました。渡航できない状況ではありましたが、学生はタイにおける最新の知見について学ぶとともに、フィードバックを踏まえた更なる研究発展につなげる良い機会となりました。
講義の様子:タイで最も大きなスラムであるクロントイスラムにおけるコミュニティ開発について
ワークショップ終了後の集合写真

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【4】<日本初>立命館守山高等学校とカナダとのオンライン・ダブルディプロマプログラムがスタート

立命館守山高等学校に在籍しながらカナダの高校卒業資格(以下、ディプロマ)も取得できるダブルディプロマプログラムをスタートします。オンラインでカナダのオンタリオ州の教育プログラムを受講し、2つのディプロマ取得を目指すものです。すでに様々な形態でのダブルディプロマプログラムが国内でも設置されていますが、カナダのオンラインプログラムの設置は日本初となります。
授業を含め、プログラムはすべて英語で行なわれることから、世界に通じるコミュニケーション能力が培われることはもちろん、質の高い教育として世界に認知されているカナダのディプロマを取得することで、海外大学への進学などの、進路選択の可能性が広がります。
本プログラムについては2021年4月に、新2年生に対して募集を行ない、夏休みから受講を開始する予定です。
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][有料][要事前申込]
立命館オンラインセミナー 3月テーマ「現代社会を読み解く」

「立命館オンラインセミナー」は、どこからでもアカデミックな講義を受講いただけます。「未知の世界を知りたい」「専門家やプロフェッショナルの知識に触れたい」など、皆様の学びのニーズにお応えする講義を展開します。
※見逃し配信(期間中、いつでも何度でも視聴可能)に対応しています。

[日時・テーマ・講師]
3月6日(土) 10:00~11:30
「家族の変化から現代社会をみる」
講師:筒井淳也(立命館大学産業社会学部教授)
<申込締切:3月4日(木)23:59>
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3月13日(土) 10:00~11:30
「サイバー空間で繰り広げられる攻防」
講師:上原哲太郎(立命館大学情報理工学部教授)
<申込締切:3月11日(木)23:59>
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3月27日(土) 10:00~11:30
「多様性と心理学-偏見や差別はなぜ生まれるのか」
講師:鈴木華子(立命館大学総合心理学部准教授)
<申込締切:3月25日(木)23:59>
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[受講料]1,500円/1回
[定 員]各回200名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)※見逃し配信(ストリーミング配信)あり

詳細はコチラ≫

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【2】[@京都][有料][要事前申込]
第63回 京都漢字探検隊「古代文字おもちゃをつくろう」

古代文字をモチーフにした、やじろべえや知恵の輪のおもちゃを作ります。

[日 時]3月13日(土)第1部 10:30~12:00、第2部 14:00~15:30
[場 所]立命館大学衣笠キャンパス
[参加費]1,200円(材料費・保険代込)
[定 員]各回20名 ※先着順のため、お早めにお申込みください。

詳細はコチラ≫

申込はコチラ≫

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【3】[オンライン][無料][要事前申込]
オンラインシンポジウム
「スマート農業の開発から生産現場での実証~AI・ロボティクスの活用と産官学連携~」


立命館大学総合科学技術研究機構のAI・ロボティクスを活用したスマート農業の研究開発と農業機械メーカーのICT化・自動収穫の取り組み、そしてスマート農業の社会実装を進めているモデルなどをご紹介します。

[日 時]3月8日(月)13:00~15:30(入場開始12:45)
[参加費]無料
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

申込はコチラ≫

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【4】[オンライン][無料][要事前申込]
 3.11追悼企画「いのちのつどい」

2012年度から、東日本大震災が発災した3月11日に追悼企画「いのちのつどい」を実施しています。10年の節目を迎える今年はオンラインで開催します。是非ご参加ください。

[日 時]3月11日(木)
14:15~14:50 追悼式典(YouTubeライブ)  ※申込不要
16:00~18:00 シンポジウム(Zoom)  ※要事前申込
[参加費]無料
[開催方法]オンライン

詳細はコチラ≫
※イベントの詳細は、近日中に上記HPにて掲載予定です。

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@福岡(テレビ放送)][無料][申込不要]
男子陸上競技部「第104回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走 第36回U20日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走」

シニア男子10kmに岡田浩平選手(スポーツ健康科学部4回生)が出場します。

[日 時]2月27日(土)15:40~
[場 所]国営海の中道海浜公園クロスカントリーコース(福岡市東区西戸崎18-25)
[その他]会場での観覧はお控えください。
      JNN全国28局ネットで放送予定です。

詳細はコチラ≫

▼輝く学生インタビュー▼

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  第169回 輝く学生インタビュー
        まだ知られていない食の魅力を探す旅
           ~生産者と消費者をつなぐ人になりたい~ 
                           新崎 真緒さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、新崎真緒さん(食マネジメント学部3回生・京都府出身)です。「料理人修行中」という新崎さんは、全国各地の生産者を訪問し、生産者と料理人をつなぐ活動をされています。一緒に農作業をして感じたこと、これからの目標などをうかがいました。
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Q.「食」に興味をもったきっかけを教えてください。
子どもの頃から食べることが大好きでしたが、クラシックバレエを始めた4歳から大学1回生まで、食事制限のある毎日でした。中学生の頃からは、栄養学のようなものを勉強し、食品の成分表を見ながら買い物をしていました。身体をつくるために食べないといけないけれど、体重を維持するために好きなものが食べられないことが一番辛かったですね。
高校2年生のとき、カナダにバレエの短期留学をしました。ホームステイ先で「和食を教えてほしい」と言われて、お鍋いっぱい、2日分はありそうな量の肉じゃがを作ってしまいました(笑)。みんなが「美味しい!」と何度もおかわりしてくださり、一晩でなくなったことに驚きつつも、すごく嬉しかったですね。「食べ物は人を幸せにする力がある。こういうことを仕事にできたら幸せだろうな」と思い、「料理人になろう」と、そのとき決意しました。

Q.料理人を目指す新崎さんが立命館大学食マネジメント学部進学を決めた理由を教えてください。
当初は、「料理人になる=調理師専門学校に行く」と考えていました。専門学校の受験まで時間があったため、少しでも料理のことを学びたいと思い飲食店でのアルバイトをスタート、同時に知人から紹介してもらい様々な料理人さんの話をうかがう機会を得ました。ある日「料理人を目指しているので、専門学校に行きます」と話したとき、「専門学校で料理の技術を学ぶことも大事だけれど、自分の店を持つという目標があるなら、大学で経営学をしっかり学んだほうがいいよ」と話してくださる料理人の方がいました。思いもよらない選択肢にハッとさせられつつも、目標が定まった瞬間でした。
進路変更を決め受験する大学を探していたとき、立命館大学に食マネジメント学部ができることを知りました。日本で唯一、食を総合的に学ぶ学部です。「食」に関するマネジメント・カルチャ-・テクノロジーの3領域を学べます。「私にぴったりだ!」と思い受験、無事に合格したときから現在まで約3年になりますが、ワクワクした毎日を送っています。「食マネジメント学部1期生」のため、授業のことなどの相談ができる先輩がいないことが不安でしたが、逆に「自分が道を切り拓いていこう」と、食に関するインターンシップに積極的に参加しました。また、いろいろな学部・研究科の学生をはじめ、若手研究者・社会人・他大学生など幅広く多様な受講生と、立命館大学研究室の技術シーズ・連携企業ニーズ・社会的ニーズなどをもとに、課題抽出・形成・解決のサイクルを学ぶ「イノベーション・アーキテクト養成プログラム(EDGE+R)」でも学びを深めています。

Q.全国各地の生産者を訪問しているとうかがいました。これは、大学に入学後に始められたのでしょうか。
生産者訪問は、高校のときに始めました。初めての訪問先は、京丹後にある「てんとうむし畑のオーガニックおやさい 梅本農場」でした。
高校の友人から「美味しい野菜だから、食べてみて」と人参をもらいました。新鮮さも甘さも今まで食べたことないような人参で、翌日「美味しかった!」とお礼を伝えると「知り合いの農家さんからもらったの。今度一緒に行かない?」と、誘ってくれたことがきっかけです。この農家は、自然農法で作物を栽培されていて、友人と二日間、作業をお手伝いさせていただきました。農作業をしながら、なぜ自然農法を始めたのか、農作物の作り方のこだわりなど、たくさんのお話をうかがいました。朝採ったばかりの人参をいただいた時には、以前食べたとき以上の美味しさで、感動でした。もちろん、「採れたて」だということもありましたが、農家の方々がどれほど愛情をかけて育てたのか、農作物ができるバックグラウンドを知ったことで、愛着が沸いたこともあるかもしれません。「このような農家が全国各地にあるのでは…。もっとみんなに知ってもらいたい」と、思いました。この農家さんとの出会いが、私が全国の生産者を訪問する原点です。
大学進学後、現在まで、島根県・長野県・北海道・東京都など10都道県、約30軒の農家さんを訪問しました。最も思い出に残っている場所は、小笠原諸島の農家です。東京竹芝桟橋から週1便の定期船を利用し、父島まで24時間かかります。行くだけでも大変でしたが、1カ月間、農作業をしながら見える景色や島の皆さんの温かさに触れて、帰る日が近づくにつれて「帰りたくない!」と思ったくらい、居心地がよかったです。今春も小笠原諸島の皆さんに会いに行きたいと考えていますが、まずは、コロナが落ち着いてくれることを願うばかりです。
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Q. 昨年、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、授業も対面からオンラインへと学生生活も大きく変わったと思います。どのように過ごされていたのでしょうか。
3月頃からは、生産者の訪問も一時休止し、飲食店でのアルバイトも休みになるなかで、何かできることがないかを考えていたときに出会ったのが「車座」というオンライン座談会です。生産者と消費者をつなぐオンラインマルシェのアプリを開発されたポケットマルシェ代表の高橋博之さんが、日曜日以外の毎朝、開催されています。生産者の方々をはじめ、会社員・学生など全国から様々な方が参加しています。元々は東京都内で対面で実施していた座談会だったようですが、コロナ禍でオンラインの開催になったようです。この座談会を通して、全国の生産者とお話できることが楽しくて、昨年8月から毎日欠かさずに参加しています。また、47都道府県の生産者を巡る「REIWA47キャラバン」にも何度か参加しました。高橋さんの生産者に対する情熱を間近で感じるとともに、日本の生産者の声を直接聞ける貴重な機会となっています。
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Q.実際に作業をするなかで驚いたことはありましたか?
今まで生産者を訪れても、何を育てているのか、シーズンはいつなのかなど、表面的な質問しかできませんでした。それが、「生産者と料理人をつなげたい」と考えるようになってから、流通や販路の話などについてもお話をうかがうようになりました。
和歌山県の柿農家を訪れたとき、渋柿を甘くしてから出荷することを初めて知りました。普段スーパーなどに並んでいる柿は甘柿ばかりだと思っていましたが、もともと甘柿は渋柿が突然変異して誕生した柿だと教えてもらいました。そして、その渋柿の渋を炭酸ガスを使って抜く方法を体験しました。収穫した柿を大きなコンテナに入れて作業庫に持ち込み、ビニール袋で覆っていきます。そして、袋のなかに炭酸ガスを充てんし、約2日間そのままにしておきます。その後、作業庫内で1日保存、更に約1日保温したのちに選別され出荷されていきます。この事実を知ってから、スーパーで柿を見かけると「この柿は、渋抜き作業をしたものだ。あのときの作業は大変だったな…」と、販売されている柿を見る目が変わりました(笑)。購入してすぐに食べることができる、美味しい柿を出荷してくださる生産者の方々に本当に感謝しています。
生産者は料理人のことを、料理人は生産者のことをよく知っておくべきだと思います。私自身、自分で料理を出すとき、生産者のことが語れるような人になりたいと思っています。インターネットで調べてもそういったものは出てこないので、この農家さんはこんな人で、どういう作業をすると農作物がこんなに美味しく育つのかなどを紹介していきたいですね。書籍などを読んで学ぶことも大切ですが、実際お会いして肌で感じるということはとても大切だと改めて思いました。
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Q.生産者の方から聞いた心に残る一言はありますか。
「車座」座談会で知り合った島根県邑南町にある「和ファーム」の戸津川さん、様々な野菜を少量ずつ栽培されている農家さんです。もともとは流通のお仕事をされていたため、野菜の値段の上がり下がりが激しいことも、市場の需要と供給のバランスが崩れていることもご存じです。約一週間のお手伝いのなかで、「自分達も、一消費者だ」と常におしゃっていたことが印象的でした。「健康でいることが当たり前でないこと、命のありがたさを感じながら食べることの大切さを次世代につないでいきたい」という熱い思いがヒシヒシと伝わってきました。
「いつでも帰っておいで」と、本当の両親のように接してくださる方もいらっしゃいます。「第二のふるさとができる」という感覚も初めて味わいました。今まで巡った生産者の皆さんとは、今でもお付き合いが続いています。私が困っているときには、優しく手を差しのべてくださいますし、様々な生産者さんの情報を教えてくださいます。これらの期待に応えられるように、料理人や消費者の皆さんに一つでも多くの情報を発信していこうと思っています。

Q.これから行ってみたい地域はありますか?
東北ですね。東北の昔ながらの暮らし、厳しい冬の季節を乗り越えるために生まれた発酵食文化を学びたいと思っています。発酵料理や保存食など、東北にしかないものが数多くあり、食材の宝庫というイメージです。東北に行くだけでも、面白いことがたくさん学べると思いますが、せっかくなので訪問した先々で、一緒に仕事をしながら話を聞きたいと思っています。

Q.これからの目標・夢を教えてください。
「生産者と消費者の距離がもっと近くなれたらいいな~」と、ずっと考えていて、将来は生産者と消費者の間をつなぐ人になりたいと考えています。大学入学時から、京都の料亭で修業を積んでいます。日本各地の食材を使った料理を通して、生産者の方々のこと、こだわりのある農作物の魅力を一人でも多くの方々に伝えたいという思いは強くなるばかりです。
このような時ですので、訪問できる範囲は限られていますが、できる限り現地を訪れ、積極的にSNSで発信するように心がけています。とくにTwitterでは、農家さんを訪れたときに感じたこと、面白い取り組みなど、できるだけ細かく発信しています。知り合いの料理人やバーテンダーの方に生産者の方々のことをお伝えして、実際に現地に案内することもあります。「そんな育て方しているの!?」「是非うちで使ってみたい」など、嬉しい反応が数多くあります。私自身もご縁をつないでいくお手伝いができて、とても楽しいですね。これからは、もっと若い方々にも私の活動を知ってもらい、農作物が私たちの手元に届くまでの背景を知るきっかけになる活動をしたいと考えています。
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いかがでしたでしょうか。
畑の上に寝転んで、青空を眺めるのが好きだという新崎さん、「土の上を人が歩く振動、鳥のさえずりや動物の鳴き声… “あぁ~、生きてる!”って感じます。ただ、農家の皆さんには笑われていますけどね(笑)」と話してくださいました。

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インタビュー中、目を輝かせながら、前のめりになって生産者の方々の話をされる姿がとても印象的でした。生産現場を実際に訪れ、こだわりを持った食材を使った料理を提供したいと目標に向かって進む新崎さんをこれからも応援しています。

▼編集後記▼

今回は、近鉄ライナーズ片岡涼亮選手(経営学部2020年卒・大阪府出身)をご紹介します。2月に開幕した「トップチャレンジリーグ2021」の初戦で、2トライを決める活躍をされました。学生時代の思い出やこれからの目標についてうかがいました。
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立命館大学ラグビー部コーチ・赤井大輔さんとの出会いがなければ、ラグビーを続けていなかったかもしれません。3回生の春休み、ニュージーランドにラグビー留学する選抜メンバーとして声をかけてくださいました。しかし、就職活動もあり悩んでいた私に「ラグビーを本気でやりたいなら、ニュージーランドへ行ってこい!」と、背中を押してくださったのも赤井コーチです。ラグビーの強豪国と言われるニュージーランドで戦術面はもちろん、精神的な面も鍛えられたと思います。この留学のおかげで、現在所属している「近鉄ライナーズ」から声をかけていただき、社会人になってもラグビーを続けることができています。時には厳しく時には温かく、兄のように接してくださった赤井コーチに感謝しています。
昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大のため、思うように練習できない日々が続きましたが、そのなかでも自分自身とひたすら向き合いました。僕のプレーは、アグレッシブなランと思いきりのいいタックルが特徴です。しかし、171センチ83キロという体格は決して大きくなく、力負けしてしまうこともあります。自らの今までのプレーを見返すとともに、憧れの選手たちのプレーを動画で何度も何度も見て研究を重ね、「トップチャレンジリーグ」の開幕を心待ちにしました。
2月13日(土)、1カ月遅れで「トップチャレンジリーグ2021」が開幕、14日(日)の清水建設ブルーシャークスとの初戦には、スタメン出場することができました。高校時代から憧れの場所「花園ラグビー場」で、近鉄ライナーズのジャージを着てプレーできる嬉しさの一方で、今まで味わったことのない緊張感がありました。試合前、ロッカールームでチームメイトから「いつも通りのプレーをすれば大丈夫だ」と声をかけていただき、「やるしかない!」と心を決めてピッチに立ちました。前半29分、クウェイド・クーパー選手からのパスを受けての初トライ、本当に嬉しかったですね。生涯忘れないトライになったと思います。
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試合に出られる選手は15名。学生時代から、メンバーに選ばれなかった選手たちの思いも背負って、一緒にプレーすることを心がけています。初戦での課題を反省・修正し、次戦2月28日(日)の栗田工業ウォーターガッシュ戦にもスタメン出場できるよう、トレーニングを続けています。コロナが落ち着いたら、試合会場に是非お越しください。プレーはもちろん、大きな声援に包まれる試合会場も楽しんでいただきたいと思います。結果を出してチームに貢献することを目標に、いつの日か「近鉄といえば、片岡だよね」と言ってもらえる選手になれるように頑張ります。
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大学時代、主将としてチームを牽引していたときから、「プレーでみせる」ことを大切にしてきたという片岡選手。「人よりも勝っている部分は気持ちと姿勢」と、インタビュー中に何度もおしゃっていたことが印象的でした。
チームの目標である、「トップリーグとのセカンドステージに出場し、『トップ8』に進出すること」を目指し、力強いプレーを続ける片岡選手に応援をよろしくお願いします。


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(立命館CLUB事務局)

▼第200号記念▼

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200号の記念に、立命館CLUBをいつもご愛読いただいている読者の方に、「立命館CLUB」に登録したきっかけ・印象に残っている記事などについてお話をうかがいました。

【長崎県在住の校友・メンチさん】
母校のホームページで拝見したことがきっかけで登録したと思います。スポーツが好きで学生時代はサッカーサークルで活動していました。現在は、息子が野球をしていますので、硬式野球部の活躍に特に注目しています。毎年、ドラフトで選ばれてプロ選手として活躍している姿は、私にとっても誇りですね。実は、古田敦也さんと同級生でしたが、土日は所属するサークルの試合のため、大学4年間で古田さんの活躍を一度も観戦できなかったことが今でも残念でなりません。コロナが落ち着いたら、思い出の衣笠キャンパスを訪れ、わかさスタジアム京都で硬式野球部の試合を観戦したいと思っています。
立命館CLUBは、母校の様々な様子がわかり、とても有益なメールマガジンだと感じます。学術系のニュースも多くご紹介いただき、立命館大学の研究成果なども知ることができます。これからも基礎技術が活かせる研究をしっかりと発信してもらいたいと思っています。コロナ禍で取材も大変だと思いますが、これからも立命館CLUBを楽しみにしています。

▼第200号読者プレゼント▼

今回は200号記念として、「立命館オリジナル マグカップ」200名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、当選者の発表は、プレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

 <応募締切:3/8(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第199号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。199号の読者プレゼント(立命館オリジナルレターセット)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・星野智子さん(京都府)・橋本稔さん(北海道)・加藤達也さん(愛知県)・なか爺さん(福井県)・にっこりんさん(福井県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は3月12日(金)です。お楽しみに。
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