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立命館CLUB 【VOL.148】

立命館CLUB【VOL.148】

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■□■ 2018.9.28 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ http://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

9月24日(月)の夜は、一年で最も美しいとされる「中秋の名月(十五夜)」でした。


さて、校友の嬉しいニュースが届きました!9月24日(月)、アゼルバイジャンで開催の「世界柔道選手権大会」にて、女子70kg級・大野陽子選手(産業社会学部2012年卒)銅メダルを獲得しました。大野選手は、3試合連続の一本勝ちで進んだ準々決勝で惜しくも負けてしまいましたが、3位決定戦でプエルトリコの選手に勝ち、銅メダルに輝きました。
さらに、27日(木)に行なわれた、男女混合団体戦にも出場し、決勝戦でフランスを下し見事金メダルを獲得、大会2連覇を達成しました。男女混合団体戦は、2020年東京五輪の新種目です。

立命館大学も「スポーツの秋」到来です。8月24日(金)、アメリカンフットボール関西学生リーグが開幕し、パンサーズは3連勝と好調です。9月1日(土)には、関西学生野球連盟秋季リーグも開幕、現在、4勝0敗とリーグ1位です。また、24日(月)からは、関西大学ラグビーAリーグも開幕。立命館大学の初戦は、30日(日)天理大学戦です。

校友で新日本プロレス所属のプロレスラー・棚橋弘至さん(法学部1999年卒)が、以下のテレビ番組に出演します。是非ご覧ください。

◆毎日放送(MBS)「情熱大陸」
[日 時]9月30日(日)23:00~
詳細はコチラ≫

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナル蒔絵ブックマーカー(紅葉)とボールペン」のセットです。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】長谷川滋利氏が立命館朱雀キャンパスにご来訪

9月19日(水)、校友の長谷川滋利氏(経営学部1991年卒)が立命館朱雀キャンパスをご訪問くださいました。理事長と懇談されたのち、世界を視野にスポーツに取り組む立命館大学学生アスリートたちとの懇談会を実施しました。懇談会では、参加した7名の学生それぞれの思いを引き出しながら、ご自身の経験を交えて的確なアドバイスをいただきました。1時間があっという間に感じるほど、学生は熱心に聞き入っていました。懇談会後は、びわこ・くさつキャンパス(BKC)のスポーツ健康科学部やスポーツ健康コモンズを見学いただきました。
 

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【2】大阪いばらきキャンパスにて女子ホッケー国際大会が開催

9月12日(水)~16日(日)、大阪いばらきキャンパスOICフィールドにて、公益社団法人日本ホッケー協会主催「大阪北部地震復興支援 SOMPO CUP 女子ホッケー4カ国いばらき国際大会」が開催されました。大会には、日本に加え強豪3カ国(オーストラリア・韓国・アメリカ)の代表チームが参加しました。オリンピック国内強化事業の一環として開催された今大会は、大阪いばらきキャンパスで開催された初めてのスポーツの国際大会となります。大会期間中、約4,500名が来場しました。
日本代表チームである「さくらジャパン」(世界ランキング14位)は、決勝戦でオーストラリア(世界ランキング3位)に2対1で勝利し、見事優勝を飾りました。校友の一谷麻実選手(産業社会学部2015年卒)、一谷奈歩選手(産業社会学部2016年卒)、佐々木萌選手(文学部2018年卒)も出場しました。


 
<写真右>さくらジャパンの一員としてプレーした校友の佐々木萌選手(左)、一谷奈歩選手(中央)一谷麻実選手(右)

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【3】体育会学生が台風で被災した平野神社で清掃ボランティア活動を実施

9月7日(金)、衣笠キャンパス付近の平野神社で、立命館大学体育会の学生たちが台風の影響による倒木の撤去など、清掃ボランティア活動を行いました。平野神社は、9月4日(火)に近畿地方を通過した台風21号の影響により、拝殿が倒壊し、多くの花見客を楽しませてきた桜の木も数十本倒れるなど、甚大な被害を受けました。こうした状況を嘆く地域の方の声を受け、立命館大学と体育会ボランティア団体「AVA」が協力し、ボランティア活動を企画。小雨が降り注ぐ中、準硬式野球部・硬式野球部・サッカー部の約70名の学生と職員が、倒木や枝葉の撤去を行いました。また、この活動をSNSで知った学生や職員などが8日(土)、9日(日)に清掃活動に参加、神社周辺と境内の倒木および折れた木々の撤去は完了し、平野神社の方にも喜んでいただきました。
 

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【4】ゲリラ豪雨から地下街を守る ~最新のICTを活用したG空間地下街防災システムを構築~

西尾信彦・情報理工学部教授が代表をつとめるG空間システムコンソーシアムは、地下街での災害時行動計画を支援する「G空間地下街防災システム」を構築、このたび梅田地区の地下空間におけるゲリラ豪雨時の浸水対策として「梅田地区地下空間防災対策検討会」に採用され、本稼動しました。近年、国内大都市部の地下街では、様々な都市災害への対策が課題となっています。特に大阪駅・梅田駅周辺地区には、一日あたり約250万名が利用するJR・私鉄・地下鉄の7つの駅があり、災害発生時には施設管理者の対応、施設利用者の避難などが迅速に実施される必要があります。このシステムでは、地上ビルなどに設置した雨量計とIPカメラにより降雨状況を監視しつつ、その状況に対応した警戒レベルを認識し止水板設置や避難誘導などの災害時行動の指示(タイムライン)を生成します。これらのタイムラインやIPカメラ映像などの災害状況を提示するアプリを通して各施設管理者同士が同一の情報を共有し、災害時行動の連携を実現します。

詳細はコチラ≫
 
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@大阪][無料][申込不要]
 「Asia Week 2018」立命館でアジアとつながる国際交流フェスタ

「Asia Week」は、留学生・学生が主体となって企画した催しなどを地域の皆様にお届けする、地域と大学の国際交流フェスタです。

[日 時]10月21日(日)10:00~16:00
[場  所]大阪いばらきキャンパス
[入場料]無料

「Beverly(ビバリー)スペシャルライブ」も開催します。
[時 間]開場15:00 開演16:00
[場 所]立命館いらばきフューチャープラザ2階グランドホール
[入場料]3,500円 (チケットは、チケットぴあなどで発売中)


「Asia Week」詳細はコチラ≫
 
「Beverlyスペシャルライブ」詳細はコチラ≫

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【2】[@大阪・滋賀・京都][無料][申込不要]
 立命館大学 学園祭2018

今年のテーマは「Be hungry」。大阪いばらきキャンパス(OIC)を皮切りに、びわこ・くさつキャンパス(BKC)・衣笠キャンパスで開催します。各キャンパスの学園祭を楽しみましょう!

◆OIC祭典
[日時]10月14日(日)
[場所]大阪いばらきキャンパス
[入場料]無料

◆衣笠祭典
[日時]11月11日(日)
[場所]衣笠キャンパス
[入場料]無料

◆BKC祭典
[日時]11月25日(日)
[場所]びわこ・くさつキャンパス
[入場料]無料

詳細はコチラ≫

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【3】[@京都][無料][申込不要]
 土曜講座「加藤周一歿後10年記念:加藤周一を引き継ぐために」

[日 程]
◆10月6日(土)14:00~17:00
「第3回加藤周一記念講演会 戦後日本と加藤周一」
(寺島実郎・一般財団法人日本総合研究所会長 多摩大学学長 立命館大学国際関係学部客員教授)
◆10月13日(土)14:00~16:00
「加藤周一と1934年生まれ世代―樋口陽一、海老坂武、大江健三郎、西川長夫」
(三浦信孝・中央大学名誉教授)
◆10月20日(土)14:00~16:00
「加藤周一の平和主義」
(君島東彦・立命館大学国際関係学部教授)
◆10月27日(土)14:00~16:00
「加藤周一のパリ―思索的逍遥」
(中川成美・立命館大学文学部特任教授)
[場 所]10/6(土)以学館1号ホール
     10/13(土)・10/20(土)立命館大学末川記念会館講義室
     10/27(土)以学館2号ホール
[入場料]無料

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@京都・大阪][無料・有料][申込不要]
 サッカー部「2018年度 第96回 関西学生サッカーリーグ(後期)」

◆大阪学院大学戦
[日 時]9月29日(土)11:30~
[場 所]西京極総合運動公園補助競技場(京都市右京区西京極新明町29)
[入場料]無料

◆大阪体育大学戦
[日 時]10月3日(水)14:00~
[場 所]J-GREEN堺・メインフィールド(堺市堺区築港八幡町145)
[入場料]大人1,000円 中高生400円 小学生以下無料

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【2】[@大阪][有料][申込不要]
 硬式野球部「平成30年度関西学生野球連盟 秋季リーグ戦」近畿大学戦

[日 時]10月1日(月)13:00~
       10月2日(火)10:30~

[場 所]南港中央野球場(大阪市住之江区南港東8丁目5-132)
[入場料]大人1,000円 学生500円 中学生以下無料

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【3】[@大阪][有料][申込不要]
 アメリカンフットボール部 「2018関西学生アメリカンフットボールリーグ」龍谷大学戦

リーグ戦開幕以来、3戦全勝中です。

[日 時]10月6日(土)15:30~
[場 所]EXPO FLASH FIELD(大阪府吹田市千里万博公園11-1)
[入場料]一般・大学生1,200円 高校生以下無料

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【4】[@島根][無料][申込不要]
 男子陸上競技部「第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走」

学生三大駅伝のひとつ、出雲駅伝。立命館大学は17回目の出場です。過去最高順位を目指し、関東勢に挑みます。熱いご声援、よろしくお願いします。

[日 時]10月8日(月・祝)13:05~
[場 所]スタート:出雲大社正面鳥居前~フィニッシュ:出雲ドーム前(6区間 45.1km)
[入場料]無料
[その他]フジテレビ系全国生中継 13:00~15:25
 
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【5】[@大阪][有料][申込不要]
 ラグビー部「2018関西大学ラグビーAリーグ」大阪体育大学戦

[日 時] 10月14日(日)14:00~ 
[場 所] 鶴見緑地球技場 (大阪市鶴見区浜1丁目1-37)
[入場料]自由席一般1,500円 高校生500円 中学生以下無料

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その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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 第119回 輝く学生インタビュー
        「防災は楽しい」~教える防災から、共に考える防災へ~
                         防災共育サークルAttelle
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、防災共育サークルAttelle(アトレ)代表・高尾諒さん(経済学部3回生・京都府出身)副代表・辻寛登さん(経営学部3回生・滋賀県出身)津田誠さん(政策科学部4回生・京都府出身)です。防災「共育」活動にかける想いを伺いました。

(左:辻さん 中央:高尾さん 右:津田さん)
   
Q.Attelleのメンバー構成を教えてください。
辻さん:4回生・5名、3回生・4名、2回生・2名、1回生・2名の合計13名(男性7名、女性6名)で活動しています。

Q.日頃はどのような活動をされていますか?
辻さん:茨木市の小学校区で開催される防災訓練や近隣のイオンなどで開催される防災イベントで、子ども達と保護者の方々を対象に「非常用持ち出し袋プログラム」を中心としたワークショップを実施しています。また、月2回、金曜日に実施するミーティングでワークショップの運営方法や内容の確認をしています。
高尾さん:春休みや夏休み期間は、被災地でボランティア活動も行なっています。今年の8月は宮城県石巻市に行きました。石巻には、被災地の高齢者の方々と「お茶会・ご飯会」などのサロン活動を実施している「おらほの家プロジェクト」という団体があります。今回は、1泊2日で訪問し運営のお手伝いをしました。防災に取り組むうえで、被災地の現状を知ることや被災者の方々と直接お話することは、とても重要だと思っています。

Q.「非常用持ち出し袋プログラム」について教えてください。
辻さん:無地のナップサックにスタンプを押したり、クレヨンで絵を描いたりして、オリジナルの非常用持ち出し袋を作ってもらうプログラムです。使用する約30種類のスタンプには、ペットボトルやラジオなど災害時に必要と思われるものが記されています。非常用持ち出し袋を作るときに「何が必要かな?これは必要かな?」と親子で考え話し合いながら作ることで、少しでも防災に興味を持ってもらえるように工夫しています。子ども達には自分がデザインしたオリジナルの非常用持ち出し袋として、ご家族には子ども達がつくった「作品」として、大切にしてほしいと思っています。
津田さん:サークル創設2年目の2016年、「Attelleのオリジナル企画を実施したい」と思い、メンバーで考案しました。最初は、私がアルバイトをしていたプールの入口で「自由研究にどうですか」と呼びかけ、集まってきた子ども達にビニール袋に絵を描いてもらうことから始めました。この日の参加者は5名でした。その後、地域の防災イベントなどに参加させていただき、少しずつ知名度をあげていきました。2018年1月に茨木市立中条小学校で実施したワークショップでは、なんと200名を超える子ども達が、非常用持ち出し袋を作ってくれました。たくさんの子ども達が、楽しみながら防災について考えてくれていることをとても嬉しく思っています。
 
子ども達が楽しそうに非常用持ち出し袋を作っています。

Q.Attelleに入部したきっかけを教えてください。
高尾さん:このサークルに先に入部していた友人に誘われ、活動を見学したことがきっかけです。高校の時から建築に興味があり、「建築という視点から、東北の震災復興にかかわりたい」と漠然と思っていました。友人にAttelleの話を聞いたときに、防災と復興は少し繋がるかもしれないと思い、活動を見学しました。帰りに「LINEのグループに登録しておくね」と言われ、気がついたらメンバーになっていました。今では代表を務めています(笑)。
辻さん:私も友人に誘われたことがきっかけです。しかし、はじめは防災は面白くないものだと思っていました。活動を見学した時「非常用持ち出し袋プログラム」のアイデアをどのように具体化するかという話し合いの真っ最中でした。初めて参加した私に、突然津田さんが「なにかアイデアある?どうしたら楽しいと思う?」と意見を求めてきました。どのように答えたかはすっかり忘れましたが、自分のアイデアがこれからどうなっていくのか、このあとプログラムがどのように進むのかが気になり、次のミーティングも参加することになりました。入部後に分かったことですが、サークル創設者の津田さんは、見学者に積極的に話をふり、興味を持ってもらう方法でサークルメンバーを増やしていったそうです。私も上手く勧誘されちゃいましたね(笑)。そのおかげで全く興味のなかった防災に興味を持つことになり、将来は公務員として、なんらかの形で防災にかかわる仕事ができたらと思うまでになりました。

ミーティングの様子

Q.津田さんがサークルを設立されたと伺いました。設立の経緯を教えてください。
津田さん:両親に聞いた話ですが、2~3歳の頃には、赤いバケツをヘルメットに見立て、消防士ごっこをしていたそうです。高校3年生の1月に、阪神・淡路大震災から20年目の節目として、神戸消防の活動を描いた「オレンジ」というドラマが放映されました。ドラマを観た瞬間、「神戸消防に入る!」と決めました。そのために、大学生活4年間でなにができるかと考えていたときに出会ったのが「防災」です。しかし、大阪いばらきキャンパス(以下、OIC)には防災サークルがなく、「ないなら立ち上げよう」と友人と準備を始めました。友人は最初冗談だと思っていたようで、私が本気で言っていることが分かったときの驚いた顔は今でも忘れません。

Q.設立当初、どのような活動をされましたか?
津田さん:最初は茨木市の近隣で開催されている防災イベントに参加し、主催者の方に「防災のサークルを立ち上げたいので知恵を貸してください」とお願いして回りました。そんなとき、神戸市の防災担当の方から「君たちは被災した地域に行ったことがありますか、行ったことがないのなら説得力がないから止めたほうがいいよ」と言われました。生半可な気持ちでは防災に取り組むことはできないと気づかされ、すぐに東日本大震災の被災地を訪れました。そこで感じたことは、多くの人命が奪われたことに対する「悔しさ」でした。震災が起こったとき、私は中学2年生でした。恥ずかしながら、その時の記憶と言えば、AC(公共広告機構)のCMばかり流れていたことくらいです。被災地を訪れ、「防災をやってみたい、人の命を守りたい」と思っていたにもかかわらず、自分がいかに無知であったかを知ることになり、とても恥ずかしい気持ちになりました。この経験をもとに「学生として自分たちにできることは何か」を考え、形にしたのがこのサークルです。

Q.防災「共育」サークルとした理由を教えてください。
津田さん:イベント参加者に何かを教えるのではなく、私たちと共に防災について考えることで、共に育っていきたいという想いから「共育」という字を使うことにしました。また、Attelle(アトレ)はフランス語で「添え木」という意味があります。私たちが添え木として防災について考えるきっかけを提供して、いずれはそれぞれが防災の意識を高め自立して活動を始めてくれたらいいなという願いも込めました。

Q.イベントなどの開催にあたって心がけていることを教えてください。
辻さん:断言しないことです。例えば非常用持ち出し袋の話をする際に、「このグッズは必要です」と言わないようにしています。イベントに参加された方は防災の知識を持った私たちが「必要です」と言ってしまうと、それが答えだと思われます。「私だったら・・・」とお話することはありますが、小さいお子さんのいる家庭やペットを飼っている家庭など状況は違います。ご自身の生活にあてはめて「何を準備するべきか」を考えていただくようにお願いしています。
 
OICの学園際で、イベントを開催

Q.特徴的な防災の取り組みがあれば教えてください。
高尾さん:防災というと、防災訓練や防災グッズを準備することをイメージしがちですが、実はこんなことも防災に役に立つのかということが数多くあります。ある地域では、定期的に飲み会を開催しているそうです。飲み会の場で、ご近所同士が話をするなかで、自然とお互いの家族構成がわかったりします。お隣さんにはおばあちゃんがいらっしゃると知っているだけでも、何かあった時に「おばあちゃんは無事避難できたかな?」と心配りすることができます。飲み会が防災につながるなんてことは思ってもみませんが、防災の視点では、こういった気づきや互いを知っているということがとても大切になります。

Q.災害時に持ち出すものを教えてください。
津田さん:私の場合は、財布・携帯電話・携帯電話の充電器・水(500ml)ですね。これだけあれば十分だと思っています。災害時はまず身を守ることが第一。最低限のものを持って、まずは安全な場所に避難します。「非常用持ち出し袋はいらないの?」と思われるかもしれませんが、もちろん持ち出し袋はあるほうがいいです。ただし、袋を準備すること・持ち出すことが目的になってはいけないと思っています。私たちは、「災害時になにをすべきかを考えること、知っておくこと」が大切だと思っています。防災グッズを準備して安心しているよりも、日頃から防災について考えていることの方が、いざ災害が発生した時にも落ち着いて行動できるからです。そのうえであえてお伝えするとすれば、特に持病がある方はお薬手帳があったほうがいいと思います。せっかくお医者様が被災地に来てくださっても、自分がいつも飲んでいる薬がわからず、薬がもらえないということがストレスになることもあります。

Q.防災サークルのメンバーならではの行動はありますか?
辻さん:サークルに入ってから、いつも上を見るようになりました。物が落ちてこないか、常に気になります。天井に電気やプロジェクターが吊ってある近くの席には座らないようにもしています(笑)。
高尾さん:コンセントの挿さり方が気になります。中途半端な挿さり方をしていると漏電の危険性もあるので、家や大学で斜めに挿さっているコンセントを見つけると、ついつい直してしまいます(笑)。
津田さん:避難経路はどこにいても考えていますね。OICの避難経路やAEDの設置場所は全て把握しています。「いま、地震が発生したらどういった経路で逃げよう」とか考えちゃいますね。ホテルに泊まっても避難経路は常に確認しますし、AEDの場所にはすぐに目が行きます。階段が遠いと部屋を替えてもらおうかとかと思ったり・・・消火器の場所も自然と目に入ってきますね。
高尾さん:以前、キャンパスで人が倒れたときAEDを持って駆けつけたら、その場にいた友人たちに「どこから持ってきた!?」と驚かれました。AEDまで最短の経路で到着できる自信があります。

Q.今後の活動目標を教えてください。
高尾さん:「非常用持ち出し袋プログラム」は、「楽しく笑顔になる防災」というコンセプトで取り組んできました。多くの方々に、楽しみながら防災について考えていただいたという点では、大きな成果をあげることができたと思っています。一方で、袋を作って終わってしまっていたという面もあります。袋を作っても中身を準備しなければ意味がありません。これからは、もう一段ステップを上げ、作成した持ち出し袋の中身を準備する後押しをしたいと思っています。
辻さん:具体的には、災害持ち出しリストのようなものを作成し、配りたいと思っています。最低限準備したほうがよいと思うものはこちらで書きますが、各家庭によって必要なものは異なりますので、いくつか空欄を残します。「実はこんなものもあったら便利かもしれないですよ」という事例も示します。このリストを見ながら、各家庭で袋の中身を準備し、災害時に活用してもらいたいと思っています。

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いかがでしたでしょうか。
「防災は日頃から意識していることが大切です。例えば職場の避難経路やAED・消火器の場所を確認する、地域の避難場所を知っておく、これだけで十分防災です」と語ってくださいました。早速職場の避難経路図を確認しました。今まで気がつきませんでしたが、フロアに消火器が16個もありました。火災時もすぐに消火器を取りに行けそうです。もし今災害がおこったら・・・意識することから、防災に取り組みたいと思いました。


▼編集後記▼

今回は、元京セラ株式会社取締役執行役員常務・大田嘉仁さん(経済学部1978年卒・鹿児島県出身)をご紹介します。立命館大学卒業後、京セラ株式会社に入社、稲盛和夫氏のもとで経営を学び、2010年からは、稲盛氏とともに日本航空(JAL)再生に挑みました。10月3日(水)に発売される著書『JALの奇跡 (稲盛和夫の善き思いがもたらしたもの)』についてお話を伺いました。

―仕事に対する信念・モットーを教えてください。
大学卒業後、出身地の鹿児島県にもゆかりのある京セラ株式会社に入社でき、とても嬉しかったことを今でもはっきりと覚えています。入社後、海外営業を希望していたのですが、その通りの配属となり、入社3年目からは海外出張にも頻繁にいけるようになりました。とても恵まれた環境の中で働くことができたと思います。
2010年からは、稲盛和夫・京セラ株式会社名誉会長とともに、日本航空(JAL)再建に取り組みました。まずは、社員の方々との信頼関係を築くところから始めました。当初は悩むことも多くありましたが、最後までやりきろうと心に決めて行動していました。再建は不可能と言われていたのですが、世間がどう思うかではなく、与えられた使命を全うしようと常に考えていました。

―10月3日発売の著書、『JALの奇跡 (稲盛和夫の善き思いがもたらしたもの)』に込めた想いを教えてください。
「2次破綻必至」と言われたJALが、どのようにして立ち直ったのかをよく聞かれました。当時は、その理由を考える余裕もないほど毎日必死でしたが、思い出してみると、全社員と、お客様を含めて相手のために行動するというシンプルな考え方を共有できたことが、短期間でJALを再生することができた大きな要因だと思います。この軌跡を残したいと思い、今回書籍を出版することとなりました。この書籍には、稲盛さんのエピソードを交え、どのようにして社員の気持ちが一つになっていったのかなど、経営に限らず人生において大切であると思うことについても書いています。是非読んでくださると嬉しいです。

―立命館CLUB読者の方々へメッセージをお願いします。
ご自身が「これがやりたい」と思えるものに出会ったとき、最後まで諦めずに取り組んでみてください。ただ、自分の夢を達成するためには独りよがりにならず、周りの意見を聞くことも大切です。同僚や友人・家族など、周りからの応援があるからこそ自分が思っている以上の力を発揮することができます。周りの方々を巻き込んで、どんどん夢を叶えていってほしいと願っています。

~~~
「奇跡って起こらないって思う人が多いかもしれないけど、奇跡はあるって思った方がいいよ」と、優しくお話される大田さんに、私自身も背中を押していただいたように感じました。


『JALの奇跡 (稲盛和夫の善き思いがもたらしたもの)』大田嘉仁著、致知出版社
詳細はコチラ≫

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第148号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナル蒔絵ブックマーカー(紅葉)とボールペン」のセット5名様にプレゼントします。

プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:10/8(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼147号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。
147号の読者プレゼント当選者の発表です。 
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

★★★★★★★★★★★★★★★
★・篠原徹さん  (長野県)★
★・米澤正勝さん (埼玉県)★
★・ころかさん  (兵庫県)★
★・はなちゃんさん(岐阜県)★
★・ラジオネさん (岐阜県)★
★★★★★★★★★★★★★★★

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は10月12日(金)です。お楽しみに。
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