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最新号・バックナンバー

立命館CLUB 【VOL.222】

立命館CLUB【VOL.222】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

東日本大震災から11年を迎えました。立命館大学では、災害復興支援室を中心に数多くの復興支援活動を継続的に行なってきました。これからも復興への歩みを進める地域に寄り添っていきたいと思っています。

立命館大学の公式YouTubeチャンネル「Ritsumeikan Channel」では、「立命館の冬」を公開しました。なかなか見ることのできない雪化粧の衣笠キャンパスをお楽しみください。

動画はコチラ≫


嬉しいニュースが届きました!横浜DeNAベイスターズ・東克樹投手(文学部2018年卒)開幕投手に内定しました。開幕戦は3月25日(金)の広島東洋カープ戦、プロ5年目にして自身初の大役を務めます。
東投手は2021年9月に左肘の怪我から復帰、10月23日(土)の中日ドラゴンズ戦で復帰後初勝利を収めました。開幕が待ち遠しいですね。

立命館大学は社会起業家を応援する新番組「エルピスの煌めき」を提供しています。
第9回<3月1日(火)放送>は株式会社プログリットをご紹介しました。社長と共に創業された山碕峻太郎さん(経済学部2013年卒業)が副社長を務められています。

第9回の動画はコチラ≫


今後の放送も是非ご覧ください。

◆番組概要◆
[番組名]エルピスの煌めき(テレビ東京)
[放送枠]毎週火曜日22:58~23:06(関東ローカル)
[その他]放送終了後、YouTubeチャンネル「テレビ東京公式 TV TOKYO」にアップされます。

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナル時計」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】2022年度 立命館大学・大学院入学式のご案内

新たに立命館大学・立命館大学大学院にお迎えする新入生の皆さまを心より歓迎し、入学式を開催します。
なお、式典への出席者は新入生ご本人のみとします。新型コロナウイルスの感染状況が悪化した場合には、オンライン開催のみに変更する場合もあります。開催方法に変更が生じた場合は、立命館大学のウェブサイトにてお知らせいたします。

【日程】2022年4月2日(土)
【場所】みやこめっせ(京都市勧業館) 
    京都市左京区岡崎成勝寺町9-1(二条通東大路東入)
※当日、会場でご参加いただけない新入生やご家族の皆さまに向けて、オンラインで式典の
 様子を配信します。
※ご入学の学部・研究科によって式典の開催時間が異なります。立命館大学のウェブサイトにて
 ご確認ください。

詳細はコチラ≫


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【2】男子ホッケー日本代表 田中健太選手がご来学

2月4日(金)、田中健太選手(産業社会学部2013年卒)が朱雀キャンパスを訪れ、森島朋三・学校法人立命館理事長と懇談しました。
田中選手は、東京2020オリンピックのホッケー男子日本代表「サムライジャパン」の選手として、5試合でフィールドゴール(FG)5得点をあげ、FG単独のランキングでは1位タイとなる活躍でチームをけん引しました。現在は、オランダ1部リーグのチーム「HGC(ハー・へー・セー)」に所属しています。
懇談のなかで田中選手は、「現役を続行し、2024年のパリオリンピック出場を目指したいと思っています。また、立命館大学体育会男子ホッケー部のコーチとして、指導力を高めて後進の育成にも携わっていきます」と今後の抱負を語りました。
森島理事長は、「ホッケー強豪国のオランダで一層活躍し、ホッケーの魅力を日本中に届けられるような選手になってください」とエールを送りました。
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※記念写真撮影時のみマスクを外しています。
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【3】「サスティナブルキャンパス・アイデア・コンテスト2021」最優秀賞表彰式を開催

2月9日(水)、朱雀キャンパスにて、立命館学園全体の省資源化を推進する「立命館地球環境委員会」主催の「サスティナブルキャンパス・アイデア・コンテスト2021」最優秀賞表彰式を開催しました。
今年度は「温室効果ガス削減に向けて私たちができること」をテーマに学校法人立命館に所属する学生・生徒・児童からプランを募集、25件の提案が寄せられました。
審査の結果、産業社会学部1回生の伊藤健真さん・清水宏樹さん・杵築一流さん・馬銘悦さんらのビジネスプラン「遊休物品」の学内シェアリングサービス「Rircle(リルクル)」が最優秀賞に選ばれました。
「Rircle」は、衣笠キャンパス内でのシェアリングエコノミーの構築を目指し、学生・教職員が利用しなくなったモノで、他者と共有化できる良質なモノ(遊休物品)のシェアリングを通じて、生産・処理時に排出する温室効果ガスの削減を提案しました。
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※記念写真撮影時のみマスクを外しています。
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【4】立命館宇治高校3年生のグループが「全国ビジネスプランコンテスト」で経済産業大臣賞を受賞

2月18日(金)、中小企業庁主催の「Japan Challenge Gate 2022 〜全国ビジネスプランコンテスト〜」において、立命館宇治高校3年生の宮下晃有さん・佐藤孝昭さん・西村颯太さんのグループ「Radiant」が経済産業大臣賞を受賞しました。
当日は、121件の応募より選ばれた8チームが、オンラインでプレゼンテーションを行ないました。
「Radiant Stick」は、体の不自由な方が階段を利用する時に周囲に音声を鳴らして支援を求めたり、人通りがないところで転倒した場合、転倒検出機能により音声で周知できる機能の搭載を想定しています。
岩田和親・経済産業大臣政務官から表彰を受け、宮下さんは「大学進学後もこのアイデアを前進させたい」との決意を述べました。
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※記念写真撮影時のみマスクを外しています。
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][無料][要事前申込]
立命館オンラインセミナー


「立命館オンラインセミナー」は、どこからでもアカデミックな講義を受講いただけます。「未知の世界を知りたい」「専門家やプロフェッショナルの知識に触れたい」など、皆様の学びのニーズにお応えする講義を展開します。
※見逃し配信(期間中、いつでも何度でも視聴可能)に対応しています。

【現代社会を読み解く】進展か、後退か -政治経済学で考える地域経済統合
講師:渡辺宏彰(立命館大学国際関係学部教授)
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[日 時]3月30日(水)19:00~20:30
[受講料]無料
[定 員]1,000名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)※見逃し配信(ストリーミング配信)あり
<申込締切:3月28日(月)23:59>

詳細はコチラ≫

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【2】[オンライン][有料][要事前申込]
第2回 おうち漢字探検隊「古代文字カレンダーを作ろう」


事前に教材を参加者のご自宅へお送りし、Zoomウェビナーを使用して開催します。
講座当日は、オンラインで説明を聞きながら、一緒に古代文字カレンダーを作り、漢字の歴史を学びます。

[日 時]3月29日(火)第1部 10:00~11:30、第2部 14:00~15:30
[参加費]1,200円(教材費・郵送料込)
[定 員]各回30名 ※先着順のため、お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

申込はコチラ≫

漢字探検隊のホームページはコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@京都・大阪][無料][申込不要]
準硬式野球部「令和4年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ」

昨年の秋季リーグに続く2季連続優勝、さらにその先の全国大会を目指します。
熱い応援をよろしくお願いします。

◆大阪大学戦
[日 時]3月17日(木)8:40~、3月18日(金)13:40~
[場 所]わかさスタジアム京都(京都市右京区西京極新明町29)
[入場料]無料

◆関西大学戦
[日 時]3月24日(木)11:10~、3月25日(金)8:40~
[場 所]わかさスタジアム京都
[入場料]無料

詳細はコチラ≫

▼輝く学生インタビュー▼

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 第190回 輝く学生インタビュー
      復興支援×国際交流で多くの笑顔が生まれた-福島県大熊町留学
                経済学部4回生 外所祐香(とどころゆか)さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、外所祐香さん(経済学部4回生・群馬県出身)です。
2021年11月29日(月)~12月3日(金)、福島県大熊町で「復興支援と国際交流」の実現を目的に、「農業インターンシップ〜大熊町留学〜」を実施、本プロジェクトの企画・運営に取り組まれました。
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前列左から3番目:外所さん ※写真撮影時のみマスクを外しています。

Q. 「農業インターンシップ〜大熊町留学〜」について教えてください。
東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所事故により、福島県大熊町の全町域に対して避難指示が出されました。2019年4月からは一部地域で避難指示が解除されましたが、震災当時の多くの町民は、10年以上経った今でも県内外で避難生活を送っています。そのようななかで、大熊町は復興に向けて様々な取り組みを続けています。
本プロジェクトのコンセプトは、「復興中の大熊町で日本人学生と留学生が一丸となって考える未来のFukushima」です。新型コロナウイルス感染拡大で海外留学に行くことができなかった日本人学生と日本へ留学に来たものの交流の機会に恵まれなかった留学生を全国の大学から募集、日本人学生6名・留学生4名が参加しました。大熊町で、農業インターンシップ・町役場での就業体験・帰還困難区域の視察などを実施しました。
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Q. 「農業インターンシップ〜大熊町留学〜」を企画したきっかけについて教えてください。
私は、大学1回生の夏休みに北京大学、2回生の春学期に大連外国語大学に留学しました。留学中、様々な価値観に触れて「自分が自分らしく生きていくことの大切さ」に気づき転機になりました。また、2回生の夏から立命館大学の「コミュニティ・デザイン・プログラムin大船渡」に参加するなど、復興支援活動にも取り組んできました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大のため、多くの学生が海外留学を諦め、せっかく日本に来たにもかかわらず、国際交流の機会がないといった留学生からの声も聞いていました。そこで、コロナ禍においても、一人でも多くの学生に国際交流の機会を提供したいと思い、4回生の7月からこのプロジェクトを立ち上げました。
大熊町には、ゼミの先輩に紹介していただいた農業インターンで4回生の6月に初めて訪れました。その時に福島第一原子力発電所事故によって未だに立ち入ることができない地域があることを知り、衝撃を受けました。そして、現地や役場の方々と交流を深めるなかで、「大熊町の認知度があまり高くない」「外の地域からなかなか人が来ない」「交流人口(仕事や観光などで地域を訪れる方々)や関係人口(「交流人口」や移住した「定住人口」ではなく、地域と多様に関わる方々<例:地域内にルーツのある方、二地域居住の方>)が減少している」といった大熊町の課題も知りました。そこで、私自身が取り組みたかった国際交流の機会提供と合わせて、大熊町の課題解決に向けて何かできるのではないかと思い、「農業インターンシップ〜大熊町留学〜」の企画を考え始めました。

Q. 本プロジェクトを実施するにあたり、準備はどのように進めましたか。
2021年6月に大熊町での農業インターンを終えて、すぐに大熊町役場に企画書を提出しましたが、大熊町にとってのメリットを上手く伝えることができていなかったため、何度も断られました。しかし、諦めずに現地の方々にヒアリングを行ない、「大熊町に来た人たちが持続的に関わってもらえる仕組みづくりが必要」ということに気づき、提案に組み込みました。
具体的には、5日間の大熊町での活動に加えて、学生団体「みんなで大熊町づくりプロジェクト(みんくま)」を立ち上げ、プロジェクトに参加した学生たちが、今後も大熊町と繋がり続けることができるようなコミュニティを築き上げたいと提案、8月に実施が決定しました。

Q. 現地ではどのような取り組みを実施されましたか。
2021年11月29日(月)~12月3日(金)、大熊町の復興のシンボルであるイチゴを生産している「ネクサスファームおおくま」での農業インターンや町役場での就業体験を実施しました。また、福島第一原子力発電所事故の被災現場である「帰還困難区域」や被災施設などの視察、「ネクサスファームおおくま」の工場長や語り部の方の講演会も行ないました。
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多くの方々にこのプロジェクトや大熊町を知っていただきたいと思い、日本人学生と留学生が協力して、日本語・中国語・英語で当日の様子をSNSで発信しました。参加した留学生の友達がSNSの投稿をみて、自分も訪れてみたいといったコメントも寄せられました。この企画、そしてSNSでの発信があったからこそ、今まで関わりのなかった方々にも大熊町を知ってもらうことができたと思います。また、参加者たちがプロジェクトを通して学んだこと、価値観や考えの変化などについて共有や発表する機会を設け、学生同士の交流を深めることもできました。
私自身、これまで「立命館グローバルリーダー養成プロジェクト」やPBL(Problem/Project-based Learning:「問題解決型学習」「課題解決型学習」)に関する講義で学んだ知識を実際に活かすことができました。プロジェクトを進めるにあたって、「目標設定を定める」「その目標を達成するためにはどのようなタスクがあるのか考え、優先順位をつけて取り組む」「成功基準を設ける」といったことを実践することができ、自分自身の成長にもつながったと感じています。
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Q. 企画から運営まで携わっていかがでしたか?
参加者からは「被災地の現状を自分の目で見ることができ、貴重な経験になった。地方行政やエネルギー政策のあり方、この地球の将来などについてより自分ごととして捉えることができるようになった」、「初対面の人と5日間を通して交流を深めたことで、多様な価値観や考えを知り、視野が広がった。これまでは、自分自身と似た考えを持った人たちと関わることが多かったので、これを機に、勇気を出して自分とは違う価値観を持った人に出会うために行動しようと思った」などの声が寄せられました。「日本に来てなかなか友達ができず困っていたが、今回プロジェクトに参加し日本人と外国人の友達ができた」と喜んでいた留学生もいました。
また、大熊町の方からは「大熊町の復興には、多種多様な人材を寛容に受け入れていかなければならない。今回、日本人学生のみならず、留学生が大熊町に関わってくれたことで新たな繋がりも生まれ、本当に良い取り組みだった」といった声もいただくことができました。
プロジェクトを通して、参加者や現地の方々から数多くの温かい言葉をいただき、とても嬉しかったと同時に達成感もありました。
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Q. この取り組みの今後の方向性について教えてください。
今後、このプロジェクトを通して大熊町にどのようなメリットがあったのか、数値化・可視化することが重要であると考えています。例えば、「またいつか大熊町を訪れたい」とプロジェクト終了後に思うことが成功なのか、それとも「大熊町を再び訪れた」という行動があってこその成功なのか、どのように評価するべきなのか、検討していきたいと思います。
その一方で、このプロジェクトをきっかけに参加者たちの行動が変わったと感じています。諦めていたヨーロッパ留学に踏み出したり、農業に加えて漁業にも興味を持って日本各地の第一次産業のインターンに行ったりするなど、「新しいことに挑戦するきっかけになった」と言われた時はとてもやりがいを感じました。
大熊町には、社会人になっても関わり続けたいと思っています。このプロジェクトにより多くの方々に参加してもらい、大熊町の復興や関わった方々の人生を豊かにできるようなきっかけを作っていけるように改善を重ねていきたいと考えています。
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Q. 立命館大学での学びを振り返っていかがでしたでしょうか。
立命館大学では、海外留学や復興支援活動に加えて、経済学部のゼミナール論文大会での入賞、キャリアセンター主催の「グローバル人材を養成するための課題解決型プログラム」で金賞をいただくなど、挑戦する機会を掴み取って、ふんだんに活用し、全力で取り組みました。そして、「農業インターンシップ〜大熊町留学〜」は、これまで培った経験や知識がもととなって構想に繋がり、実行することができたと考えています。
今回のプロジェクトでは、「コロナ禍で海外留学に行くことができない、交流機会が少ない」といった考えにとらわれずに「復興支援と国際交流」という観点から企画を発案して、参加者や大熊町の方々との交流や繋がりが新たに生まれ、多くの笑顔が生まれました。卒業後は、IT系の会社に就職します。「農業インターンシップ〜大熊町留学〜」を企画したように「今までにない、常識を変えるサービスを生み出し、世界を豊かにしていきたい」という志を大切にしていきたいと思っています。

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「4年間を振り返っていかがでしたか?」と尋ねた時のこと。「立命館では様々なことに全力で取り組みました!」と、充実感あふれる表情で語られる姿が印象的でした。
外所さんが1回生の時に参加した北京大学の留学プログラム、前部署(BKC国際課)で運営に携わっていました。このようなかたちで、担当していたプログラムに参加した学生にインタビューすることができ、嬉しい気持ちと共に感慨深いものがありました。

▼編集後記▼

今回は、2022年4月から大阪電気通信大学の学長に就任される塩田邦成さん(1978年文学部卒・山口県出身)をご紹介します。卒業後、学校法人立命館に入職、立命館アジア太平洋大学事務局長・立命館大学国際部事務部長・学校法人立命館人事担当部長などを歴任されました。
2017月4月から学校法人大阪電気通信大学大学事務局長・理事、2021年4月からは理事を務められ、現在に至ります。
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学校法人立命館を定年退職後、2017年4月に大学事務局長として学校法人大阪電気通信大学に入職しました。大阪電気通信大学として初めての3期・15年にわたる中長期計画の始まりの年でした。大学経営の安定化に加えて、新学科の設置や新棟の設計などを中心に取り組んできました。
2021年3月、2度目となる定年退職をもって、私のキャリアは65歳で終わる予定でしたが、「新棟の完成をやりきるように」とのことで、4月以降も理事を務めることになりました。そして、その1年の間に学長選考があり、2022年4月から学長を務めることになりました。正直なところ、全くの想定外で本当に驚きました(笑)。
21世紀に入り、大学の学長像は、はっきりと変わりました。以前のような学界の代表で教職員の声の代弁者といった学長像から、「経営者」が求められる時代になったのだと思います。このような流れの一環として、職員として大学運営に約40年間関わってきた私が学長に選ばれることになったと受け止めています。

立命館での職員時代を振り返ってみると、リアルタイムで様々な改革を間近で見て、関わってきたこともあり、思い出は数多くあります。なかでも、びわこ・くさつキャンパス(以下、BKC)開設時の産学連携は非常に思い入れがあります。当時私は、リエゾン・オフィスで産学連携を担当していました。1994年にBKCが開設した当時、バブル崩壊後にもかかわらず、60億円以上の外部資金を募ることができました。理工学部がBKCに移転することもあり、大学と企業がWin-Winになれるよう、研究を通した産学連携を中心に進めていきました。「大学は社会のニーズを把握して、還元・貢献していかなければならない」、と改めて大学の責務や意義を理解する機会にもなりました。
また、2000年のAPU開学も印象に残っています。約20年前、「世界各国・地域から学生を募集し、多文化キャンパスをつくること」を目指したAPUの基本構想に対し、「とんでもない大学をつくろうとしている」「絶対に成功しない」と、大学業界ではよく言われました。しかし、緻密な作戦を立てて、しっかりと実行すれば、「とんでもないもの」がしっかりと形になるんだということを経験することができました。開学準備期は、就職課長をしながら、インドネシアの学生募集にもあたりました。2005年から事務局長としてAPUに勤務した当時は、約100の国・地域から留学生がきていました。人口10万人の別府市に3,000人もの外国人の方がいる。「日本の将来もこんな風になるのでは」と異文化が混ざり合う多様性を肌で感じ、非常に刺激的でした。

大学にはそれぞれに歴史があります。立命館での経験が大阪電気通信大学ですぐに活きるとは考えていません。しかし、この5年間、立命館で培った経験の引き出しを少し開けて、大阪電気通信大学の特徴や到達点に合わせて工夫すれば参考になると感じたことは数多くあります。
これからの自分のミッションは、大阪電気通信大学の学長として、中長期計画の第2期を全うすることであると考えています。選ばれる大学を目指して、社会の動向を注視しながら大学改革を実行していきたいと思います。また、社会には工学系の大学の力を借りたいという企業は数多くあります。しっかりと連携を築き上げて、社会貢献に繋がるように研究力を高めていきたいと思います。
もう1つは国際化です。日常的に英語や海外と接する機会は確実に増えていきます。そのようななかで、しっかりと対応できる国際的な素養やセンスのある人材を輩出できる大学を目指していきたいと考えています。

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どのような質問に対しても丁寧に、そして「物事の本質」を捉えて理路整然と話す塩田さん。私自身、気づけば何度も大きく相槌を打っていました。インタビューを通して、「日本の未来」を見据えて、教育機関のあるべき姿を考えることの大切さを改めて痛感し、一職員として身が引き締まる時間となりました。

(立命館CLUB事務局)


▼第222号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナル時計」3名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:3/21(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第221号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。221号の読者プレゼント(「立命館オリジナル ブランケット」)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・ゆきりんさん(山口県)・きなこもにさん(京都府)・しおみさん(長野県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は3月25日(金)です。お楽しみに。
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