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立命館CLUB 【VOL.181】

立命館CLUB【VOL.181】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.181━━━
■□■ 2020.3.27 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

今年も旅立ちの春がやってきました。
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卒業生・修了生の皆さん、ご卒業・修了おめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、卒業式・学位授与式は中止となりました。そこで、「卒業式特別サイト Spring 2020」を立命館大学のホームページにオープンしました。仲谷善雄・立命館大学長からの式辞をはじめ、学部長・研究科長からのメッセージ、卒業生・修了生代表挨拶などを掲載しています。特別サイトの詳細は、編集後記でご紹介します。是非ご覧ください。


4月には新入生を迎えます。2020年度春学期は、4月6日(月)から開始されます。ただし、5月2日(土)までは、感染拡大防止期間とし、授業は教室では行なわず、WEBを活用した形態に切り替えて行ないます。
新型コロナウイルス感染症に関する特設ページにて、随時情報を更新しています。最新の情報をご確認ください。
新型コロナウイルス感染症に関する特設ページはコチラ≫

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館ブックカバー」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】学校法人立命館と京福電気鉄道株式会社が連携・協力協定を締結

3月13日(金)、学校法人立命館と京福電気鉄道株式会社(以下、京福電気鉄道)は、地域社会の発展および人材育成への貢献を目指し、連携・協力に関する協定を締結しました。本協定締結を機に、京福電気鉄道は、3月20日(金・祝)から嵐電北野線「等持院」を「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」に改称しました。
協定締結式において、森島朋三・学校法人立命館理事長は、「立命館創始150年・学園創立120年にあたる2020年は、節目の年です。『京都・衣笠エリアのまちのブランド化』を進めていきたいと思っています。大学が地域社会と一体となって地域の未来を創っていくために、京福電気鉄道との協定は、大きな推進力になると考えています」と語りました。
また、大塚憲郎・京福電気鉄道株式会社取締役社長からは、「公共交通手段として安全・安心を追究し続けると同時に、『沿線地域あっての鉄道会社』として、沿線地域が将来に向けて魅力と活力ある地域であり続けるよう、協定を通じて立命館から知恵と力を借り、ともに学びながら、少しでも地域の皆様のお役に立っていきたいと考えております」と述べられました。
3月20日(金)より「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅に改称します。新駅名の音読数26文字、表記17文字ともに、現時点で日本一長い駅名となります。

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【2】エジプト日本科学技術大学(E-JUST)学長一行が立命館を訪問

2月6日(木)、エジプト日本科学技術大学(E-JUST:Egypt-Japan University of Science and Technology)のAhmed Magdy El-Gohary学長をはじめとする関係者の方々が、びわこ・くさつキャンパスを来訪されました。
E-JUSTは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクトとして、2010年2月にアレキサンドリアに開校、中東・アフリカ諸国における日本型科学技術教育の普及と新たな産業を生み出す高度人材育成を大学のミッションに掲げています。立命館大学では、E-JUSTの幹部職員に対する大学管理運営研修などの人材育成支援に加えて、2017年度からは現地での大学事務機能強化の支援に携わっています。
懇談では、E-JUSTで現在建設中のメインキャンパスの状況が紹介され、高山茂・立命館大学理工学部長からは理工系設備の安全管理システム・設備、それに関わる教職員のマネジメント体制を説明しました。また、今後の連携に関する意見交換も行なわれ、仲谷善雄・立命館大学長からは、人材育成支援としての教職員受入の可能性など、今後の関係強化に向けた提案がなされました。
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【3】立命館アジア太平洋大学「2020年3月卒業生・修了生への祝辞」のページを開設

立命館アジア太平洋大学(APU)のホームページに「2020年3月卒業生・修了生への祝辞」が公開されました。出口治明・APU学長をはじめ、各学部・研究科長、卒業生・修了生代表からのメッセージを一つの動画にまとめています。さらに、大分県知事・別府市長からの祝辞もホームページに掲載しています。是非ご覧ください。
ご卒業・修了、おめでとうございます。皆さんの門出を心より祝福いたします。

詳細はコチラ≫

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【4】3.11追悼企画「いのちのつどい」を開催

2月11日(火・祝)、立命館朱雀キャンパスにて、3.11追悼企画「いのちのつどい」を開催しました。2013年から毎年開催しているこの「いのちのつどい」は、今年で8回目となります。今回は「3.11震災から10年目を見据えた復興支援の在り方について」をテーマに、様々な形で復興支援に携わってきた本学教員によるシンポジウムからスタートしました。パネルディスカッションでは、大学が地域のなかで果たす役割や支援者を支援する重要性などについて意見交換を行ないました。
その後、「災害からの復興と私たちにできることを考える」と題したワークショップを開催。意見交換を行ないたいテーマを持つ人が提案者となり、それぞれ話したいと思うテーマのもとに集い語り合う「オープンスペーステクノロジー」の形式で実施しました。約50名の参加者は、活発な意見交換を行ない、改めて災害からの復興について考える貴重な時間となりました。
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【5】2019年度立命館映像展『新しい世界への第一歩』を開催

2月21日(金)~23日(日・祝)、イオンモールkyotoにて、「2019年度立命館映像展」を開催しました。例年、開催期間中は全国から多くの方々にご来場いただいていましたが、新型コロナウィルスの感染症の影響により、今年度は一般公開から限定公開に変更しての実施となりました。
T・ジョイ京都では、21作品(ドラマ8作品、ドキュメンタリー11作品、実験ドキュメンタリー映像1作品、実験ミュージック・ビデオ1作品)に加え、CGアニメーション10作品を放映しました。上映後は各作品の監督自ら、作品に込めた思いを解説しました。展示会場では、ゲーム・VR・メディアアートなど46作品のデモンストレーションの展示、3つの研究についてポスターセッションを行ないました。
最終日には、森島朋三・学校法人立命館理事長、仲谷善雄・学校法人立命館総長も来場し、熱心に学生たちの説明に耳を傾けていました。

「立命館映像展」ダイジェストムービーはコチラ≫

「身体の帰還-physical feedback-」を体験する森島理事長
「HaptoGlobe:多感覚なインタラクティブ地球儀による学習ツールの研究」の説明を受ける仲谷総長

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【6】立命館大学硬式野球部の地域連携事業をラジオで紹介

立命館大学の地域連携事業が、KBS京都ラジオ「さらピン!キョウト」(毎週月~木曜14:00~17:00)で紹介されました。2月20日(木)の放送では、 立命館大学硬式野球部の少年野球教室開催について取り上げていただき、姜大雄さん(産業社会学部3回生・外野手)と大場茂生さん(硬式野球部副部長・衣笠キャンパス地域連携課長)が出演しました。
2月20日放送「硬式野球部が少年野球教室開催」はコチラ≫

また、これまで出演した放送(5回分)について、ラジオ音源を公開しています。是非お聴きください。
詳細はコチラ≫

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@全国][無料][要事前申込]
JMOOC(ジェイムーク)講座

株式会社ドコモgacco(ガッコ)が運営する大規模公開オンライン講座「gacco」にて、立命館大学が提供する講座を開講します。IT環境があれば、どなたでも無料で受講でき、開講期間内は、いつでも初回からの受講が可能です。

◆SDGs表現論 プロジェクト・プラグマティズム・ジブンゴト
[開講期間]1月31日(金)~5月8日(金)
[講師]
山中司(立命館大学生命科学部教授)
上田隼也(立命館SDGs推進本部イノベーション・オーガナイザー)
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◆「現代(いま)に生きる子どもの心理学-最新の知見から- 乳幼児と養育者・保育者・ロボットとのかかわり」
[開講期間]2月28日(金)~5月31日(日)
[講 師]
矢藤優子(立命館大学総合心理学部教授)
谷晋二(立命館大学総合心理学部教授)
荒木穂積(立命館大学総合心理学部・人間科学研究科特別任用教授)
板倉昭二(同志社大学研究開発推進機構赤ちゃん学研究センター センター長・フェロー教授)
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◆「【経営学】事例から学ぶデジタルトランスフォーメーション~クラウド, IoT, AI, アジャイル開発~」
[開講期間]3月31日(火)~7月31日(金)
[講 師]
依田祐一(立命館大学経営学部准教授)
[協 力]
株式会社セールスフォース・ドットコム
認定NPO法人フローレンス
株式会社ソラコム
IoT.kyoto, 株式会社KYOSO
株式会社ユーシン精機
株式会社JVCケンウッド
株式会社NTTドコモ
Pivotal Labs, VMware, Inc
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◆上記講座の共通事項
[学習期間]4週間程度
[受講料]無料

JMOOC講座はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、中止が相次いでいます。
ご参加される際には、ホームページなどで最新情報をご確認いただきますようお願いいたします。

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イベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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   第150回 輝く学生インタビュー
                      総合心理学部1期生としての誇りを胸に
                                                        佐藤 亜沙美さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、佐藤亜沙美さん(総合心理学部4回生・大阪府出身)です。今年、総合心理学部1期生として卒業されました。大学生活の思い出や卒業生代表に選ばれたことなどをうかがいました。
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Q.立命館大学総合心理学部を選んだ理由を教えてください。
私は、大阪にある初芝立命館高校出身です。高校は理系クラスでした。高大連携のプログラムでDNAなど生命情報に関する授業を受けるなかで、生命科学の分野に興味を持ちました。進路を考え始めた時、立命館大学生命科学部への進学を考えましたが、総合心理学部が開設されることを知り、知覚や認知などで人を科学的に学ぶことが面白そうだと思い、この学部を選びました。

Q.総合心理学部に1期生として入学された当時のお気持ちは覚えていらっしゃいますか。
高校生の頃とは違い、担任の先生や先輩もいない状況で、身近に相談する相手がいないことに不安ばかりが募っていました。私のなかで、大学の先生方と学生の関係は、少し距離のあるものであると勝手にイメージしていたこともあったと思います。しかし、新入生オリエンテーション初日、先生方がにこやかに教室へ入ってこられた瞬間、不安や緊張感がスッとなくなったことを覚えています。
総合心理学部は、先生方や職員の方々と学生との距離感がとても心地よいと感じます。時には厳しく接してくださることで、「総合心理学部を一緒につくっている」と感じることも多くありました。大阪いばらきキャンパスA棟6階には、総合心理学部の「実習ステーション」があります。そこにいらっしゃる助手の皆さんは、私たちにとって先輩のような存在でした。レポートの分析方法をはじめ、様々な相談にのってもらい、時にはたわいもない話で盛り上がることもありました。入学当初に感じた「先輩方がいない不安」は、総合心理学部に関わる様々な方々と出会うなかで、いつの間にか消え去り、気づけば卒業、とても楽しい4年間を過ごすことができました。本当に感謝しています。

Q.大学4年間で印象に残っている講義はありますか?
1~2回生にかけて受講した「心理学実験Ⅰ・Ⅱ」です。1回生の前期では、人間を総合的に理解するための基礎的な部分を学びます。この授業では、与えられたテーマや手法に則って、実際に自分たちで実験および分析を行ない、レポートにまとめるという、心理学論文執筆の一連の流れを経験しました。実験データはロールプレイを繰り返すことで得ることができますが、心理学の論文のルールに従って専門的に書くレポート作成に、初めは悪戦苦闘しました。誰が読んでも再現できるように細かく書くことを意識しすぎて、自分の考えが不明瞭になってしまうこともあり、何度も何度も書き直しました。先生へ質問したり、他の人が書いた論文を参考にしながら何とかレポートを完成させることができた経験は、その後の大学生活で必要な分析力や文章力を養うことのできた貴重な時間でした。このレポート作成のおかげで、「論文を書くこと」に少し自信がついたと思います。

Q.卒業研究のゼミはどのように決めましたか?
私は永井聖剛教授のゼミを選びました。永井先生の専門は、認知心理学・生理心理学です。脳波や生理的指標について心理学と絡めて研究ができることを知り、希望しました。私が総合心理学部を目指した理由でもある「理系的観点から心理にアプローチする研究がしたい」という思いも叶えられると考えました。
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ゼミ旅行での一コマ

Q.永井ゼミの雰囲気を教えてください。
初めて顔合わせをしたときは、今では想像できないほど、とても静かでした(笑)。永井先生ご自身も「学生との距離が遠いのは嫌だ」とおっしゃっていて、学生一人ひとりと対話する時間もしっかりと設けてくださいました。先生の丁寧な指導があったからこそ、最後まで諦めずに卒業研究をやりとげることができたと思っています。
永井先生の1期生への期待も大きかったと思います。3回生でゼミが始まった頃から「1期生が卒業してしまったらどうしよう…」と、ずっとおっしゃっていました。今頃、1期生ロスになっていないか心配です(笑)。
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永井ゼミの集合写真

Q.卒業研究のテーマを教えてください。
「歩幅の大きさが心的ストレスに及ぼす影響」をテーマに書きました。人間の認知情報処理は、ただ脳の中だけで完結するものではなく、身体の動作や環境・感覚といったものと相互に作用しあっているとされています。そのなかで歩幅に着目した理由は、歩き方と感情はリンクしているのではないかと考えたからです。例えば、気分のいい時はスキップしたくなったり、落ち込んでいる時はトボトボと歩幅も小さくなっていることに気づき、動作を軸に心理的な作用について詳しく研究してみようと思いました。序論部分を3回生から書き始め、友人や後輩にお願いしてデータ収集を行ないました。
私自身、卒業後は企業への就職を考えていたため、卒業研究を本格的に書き始めたのは、就職活動が落ち着いた4回生の夏頃からです。締切が迫ってくるなか、本当に書き終えることができるか不安で、気持ちばかりが焦っていました。そんなとき、大学院へ進学する同じゼミの仲間が、先生とレベルの高いディスカッションをし、学会発表などにも積極的に取り組んでいる姿を目の当たりにして、「私も負けていられない」と大きな刺激を受けました。卒業研究は、「manaba+R」(授業を支援するWEBのe-learningツール)への提出でした。締切時間の間際まで何度も読み返し、提出後は達成感とともに「本当にあの内容で大丈夫かな…。ちゃんと提出できているよね…」と不安な気持ちで、しばらくの間ソワソワしていました。
1月30日(木)・31日(金)には、卒業研究発表会が開催され、一人ずつパワーポイントなどを使い発表を行ないました。この発表会は、卒業研究の審査でもあり、前日から今まで味わったことがない緊張感に包まれていました。同じゼミ生・後輩たちもいるなかでの発表、何よりも主査・副査の先生からの質疑で何を聞かれるかと考えるだけで緊張しました。もともと、人前で話すときは緊張しやすいタイプでしたが、授業での発表やオープンキャンパスで話す機会を通じて、最後の発表はみんなの目を見ながら堂々と話すことができたと思います。先生方からの質疑を終えた瞬間、「これで大学生活が終わってしまう」と感じ、急に淋しさが込み上げてきました。
卒業式での代表挨拶を依頼された時は「え…私が?!」と、とても驚きましたが、ありがたくお引き受けすることにしました。総合心理学部の1期生として、指導してくださった先生方や常に励まし合ってきた仲間に感謝を伝えたいという気持ちで、挨拶文を考えました。

Q.残念ながら卒業式は中止になりましたが、3月10日「『卒業生・修了生』代表を祝う会」で卒業生代表として挨拶をされましたね。
卒業式で、永井先生やゼミ生、友人たちに会って「これで最後だ」と実感するものと思っていましたが、卒業式が中止となり、突然会えなくなってしまった淋しさがありました。そのため、代表の学生だけとはいえ、「『卒業生・修了生』代表を祝う会」を開催いただき、とても嬉しかったです。ふつうの教室で開催されると思っていたため、予想外に広いホールで会場に入った瞬間「ここで挨拶するの?!」と、一気に緊張感が高まりました。式が始まるまで、何度も心の中で原稿を読み返し、リハーサルをしていました(笑)。いざ登壇し客席を見渡すと、新型コロナウイルス感染対策で皆さん間隔をあけて座っている光景を見て、なんだか緊張がほぐれていきました。そして、心の中でのリハーサル通り、堂々と、そして感謝の気持ちを込めて挨拶を行なうことができました。最後に永井先生と永井ゼミ生全員で会えなかったことは心残りですが、ゼミ生同士連絡を取り合い、ささやかながら会う機会を持つことができて良かったです。

Q.大学生活で熱中していたことはありますか?
「phototo」という写真サークルに入っていました。このサークルは、「自由に楽しく写真を撮る」をコンセプトに、大阪いばらきキャンパスが開設した2015年に設立されました。部員は100名以上いて、一眼レフカメラやフィルムカメラ、スマートフォンなどで撮影を楽しんでいます。私は、入部と同時に一眼レフカメラを購入しました。もともと写真を撮ることは好きでしたが、スマートフォンとは違い、一眼レフカメラでの撮影は自分で細かい設定もできて、仕上がりも綺麗で、カメラを持って出かける機会が増えました。1回生の頃は風景中心でしたが、撮影会で部員と出かけていくうちに、風景に加えてお互いを撮影することが多くなり、2回生頃からは人物も撮影するようになりました。日常の何気ない一コマを切り取ることが楽しかったですね。サークル活動でリフレッシュして、研究で集中するというメリハリがあることで、卒業研究を書き上げるモチベーションにも繋がったと思います。
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Q.佐藤さんお気に入りの撮影場所・季節などを教えてください。
秋の京都が大好きです。山々が真っ赤に染まる風景、温かい食べ物も出始め、湯気で霞むところなど被写体を探し、構図を考えながら散策していました。人が多いため撮影場所を確保するのも一苦労ですが、賑わっている感じを出した構図も観光都市・京都の雰囲気が出て、味わいがあると思います。
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Q.これからの目標・挑戦したいことを教えてください。
私は春からシステムエンジニア(SE)として働き始めます。就職活動を始めた頃は、まったく別の職種に焦点を絞っていました。しかし、同じ職種を希望する就活生を見ると、ガッツあふれる学生が多く、「私には合わないかもしれない…」と考え始めました。改めて自己分析をしていくうちに、コツコツと知識を蓄積し、確実に作業を進めていくことが得意だと気づきました。そんな時に、SEに出会いました。一つひとつの課題をお客様と一緒に解決していく仕事内容、総合心理学部で養った分析力などを活かせると考え、3回生の3月頃からはSE一本に絞って就職活動を行なっていました。内定通知をいただいたときは、喜びとともにホッとした気持ちでいっぱいでした。配属地域はまだ分かりませんが、4月からしばらくは東京での生活が始まります。会社の寮ですが、初の一人暮らしです。不安もありますが、今はとても楽しみです。SEとしての知識はゼロなので、まずは基礎知識を身につけることに集中したいと思います。経験を積み、大きなプロジェクトに一日でも早く携わり、会社、そして社会に貢献できるようがんばりたいと思います。

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いかがでしたでしょうか。
「永井ゼミ、そして立命館大学での学生生活はとても楽しかったです!卒業が本当に淋しい…」と、何度も何度もおしゃっていたことが印象的でした。希望を胸に大きく羽ばたいてくれることを願っています。

▼編集後記▼

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卒業式。
「越えてきた壁を振り返り、人生の区切りとして記憶に残る大切な一日」

一緒にお祝いできなかったけれど、限られた時間の中で精一杯つくったささやかな贈り物。

立命館大学に来てくれて、ありがとう。
そして、卒業おめでとう。

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(立命館大学広報課 Twitterアカウント@Ritsumeikan_PRより)


冒頭にも触れましたとおり、3月20日(金・祝)、「卒業式特別サイト Spring 2020」を公開しました。
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特別サイトでは、仲谷善雄・立命館大学長の式辞を動画で配信、卒業生・修了生の挨拶も全文掲載しています。また、各学部長・研究科長をはじめ、キャンパスで支えてくださった方々による心からのエールをメッセージとして掲載しています。
さらに、SPECIAL MOVIEとして、校友のサバンナさん、倉木麻衣さん、棚橋弘至さんからもメッセージをいただきました。是非ご覧ください。

卒業式特別サイト Spring 2020はコチラ≫


立命館大学での充実した学びと経験を糧に、卒業生・修了生の皆さんがそれぞれ新たなステージでの活躍を見せてくれることを楽しみにしています。

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第181号読者プレゼント▼

今回は、「立命館ブックカバー」5名様にプレゼントします。
ブックカバーは文庫判(適応サイズ高さ15.3cmまで、厚さ3cmまで)、しおり紐つきです。
rclub/imge20200327 e_present

プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:4/6(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼180号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。180号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・syun1ryou2moe3さん(大阪府)・K.H.さん(神奈川県)・大橋秀則さん(北海道)・さえもんさん(長野県)・光森久幸さん(福井県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は4月10日(金)です。お楽しみに。
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