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立命館CLUB 【VOL.132】

立命館CLUB【VOL.132】

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.132━━━
 ■□■ 2018.1.12 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
 ■□■ http://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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 立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

 お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。立命館CLUBは、本年も皆様に 「立命館の
 “今”」をお届けしてまいります。引き続き、ご愛読くださいますようお願いいたし
 ます。

 さて、昨年末、嬉しいニュースが届きました。12月30日(土)、2017全日本大学女子
 選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)
において立命館大学女子陸上競技部が、見事5連覇
 輝きました!現地やテレビの前で応援いただきました皆様、ありがとうございます。
 高低差172mのアップダウンの激しいコースは、今大会から世界遺産である「富士山」を
 長く望められるようコースが変更されました。立命館大学は2区の佐藤成葉選手(経済
 学部2回生)、3区の田中綾乃選手(スポーツ健康科学部2回生)が区間賞を獲得する
 走りでレース前半からトップにたち、最終7区・真部亜樹選手(スポーツ健康科学部
 2回生)も区間新記録の走りでゴールしました。女子陸上競技部の皆さん、おめでとう
 ございます!
 詳細はコチラ≫

  
 (写真提供:月刊陸上競技)

 さらに、囲碁研究部と将棋研究会が、ともに学生日本一に輝きました。
 12月23日(土)~26日(火)、東京都・日本棋院本院にて、「第61回全日本大学囲碁
 選手権」
が開催されました。昨年準優勝の悔しさをバネにチームが一丸となって挑み、
 立命館大学囲碁研究部が2年ぶり7度目の優勝に輝きました。
 また、12月24日(日)~26日(火)、三重県四日市市にて「第48回全日本学生将棋
 王座戦」
が開催され、立命館大学将棋研究会が大会2連覇。この結果、2017年は新
 チーム発足以降、団体戦無敗という快挙も達成しました。
  
 (写真左:囲碁研究部 右:将棋研究会)

 今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

 読者プレゼントは、「立命館大学アートリサーチセンター クリアファイル『浮世絵
 コレクション』&Rのロゴ入りクリアファイル」
です。

 応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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 【1】第45回バトントワーリング全国大会において最優秀賞・ゴールドを獲得

 12月9日(土)、千葉県・幕張メッセで「第45回バトントワーリング全国大会」が
 行われ、立命館大学バトントワリング部が大学編成部門において最優秀賞・ゴールドに
 輝きました。部の再建から約2年の月日を経て再び立つことのできた全国の舞台で
 華やかで力強い演技を披露、会場は盛大な拍手に包まれました。鉄製の棒を身体の一部
 のように操り、音楽に合わせて踊るバトントワーリング。演技は、正確さ・スピード・
 リズムなど様々な評価基準があり、バトンを落としたりすると減点されます。今大会
 では、全国大会へ進めなかった昨年の悔しさを力に変え、質の高い演技を披露しま
 した。
 

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 【2】西浦敬信教授の研究成果を成田国際空港で体感

 西浦敬信・情報理工学部教授の研究成果が成田国際空港で特別展示されました。成田
 国際空港第2ターミナルに設置されたクリスマスツリー。その周囲の特定の空間でのみ
 クリスマスソングが聞こえるというものです。この展示で使用された「パラメトリック
 スピーカー」には指向性があり、スピーカーから放射された音波は直進して受聴者に
 届きます。その特性を利用し、プロジェクションマッピングのようにツリーに指向性の
 ある音を反射させることで、特定の場所でのみ音が聞こえる環境を実現しました。
 空港では、飛行機の発着等のアナウンスをかき消すような音量の音楽を流せないという
 事情がありますが、西浦教授の技術を用いることにより、アナウンスを聞き逃すこと
 なく様々な音楽を聴くことが可能となります。
 

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 【3】福間良明教授が「サントリー学芸賞」を受賞

 福間良明・産業社会学部教授が著書『「働く青年」と教養の戦後史 ― 「人生雑誌」
 と読者のゆくえ』(筑摩選書・2017年2月)で、第39回「サントリー学芸賞」〔社会・
 風俗部門〕を受賞、12月11日(月)、東京都内にて贈呈式が行われました。この賞は、
 2016年1月以降に出版された著作物を対象に選考し、広く社会と文化を考える、独創的
 で優れた研究・評論活動している著者を顕彰するものです。本書は、戦後復興と高度
 経済成長が進むなかで、経済的な理由で進学を断念し、町工場や商店などに就職した
 若者たちが熱心に読んだ「人生雑誌」と総称される雑誌を取り上げています。こうした
 雑誌に読者が求めたものについて、「人生雑誌」の作り手側にも光をあてながら、この
 雑誌とその読者がいかなる変容を遂げていったのかについて描いています。
 
 
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 【4】滋賀県が立命館大学体育会本部に感謝状を授与

 12月18日(月)、大量繁茂が問題となっているオオバナミズキンバイなどの外来水草の
 駆除に尽力したとして、立命館大学体育会本部が滋賀県から感謝状を授与されました。
 オオバナミズキンバイなどの駆除作業に多大な労力と体力を要することを知った体育会
 本部は、2017年8月、学生約1,150名で大規模な駆除活動を行いました。学生らの若さや
 体力といった強みを活かし、地域の環境課題の解決に取り組んだ功績が認められ
 ました。贈呈式後に行われた三日月大造・滋賀県知事との懇談では、今後の連携協力
 ついて意見交換が行われました。
 

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 その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

 掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる
 場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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 【1】[@大阪][有料][要事前申込]
  いばらき立命館 ホッケースクール 新規生徒募集


 2020年、東京オリンピックに向けて活動中の立命館大学チームとホッケーをしよう!
 あつまれ!未来のホッケー選手たち!

 [日 時]毎週月曜日 月4回 17:00~18:30(90分レッスン)
 [場 所]大阪いばらきキャンパス OICフィールド
 [対 象]小学校1年生~6年生
 [参加費]入会金:540円(初回のみ) 月会費:5,400円(週1回コース)
 [その他]全日程で無料体験ができます。※お一人様1回まで
 

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@大阪][無料][申込不要]
  東日本・家族応援プロジェクト2017 in 立命館OIC
  団士郎家族漫画展 活動紹介&団士郎の漫画トーク


 2011年から10年間、毎年東北4県(青森・岩手・宮城・福島)をキャラバンする「東
 日本・家族応援プロジェクト」。2018年度新設する立命館大学大学院人間科学研究
 科が、プロジェクトを引き継ぐにあたり、今回大阪いばらきキャンパスで漫画展と
 活動を紹介します。

 ◆団士郎家族漫画展
 [期 間]1月10日(水)~2月12日(月)
 [時 間]ライブラリー開館時間
 [場 所]大阪いばらきキャンパスB棟2階 OICライブラリー展示室
 [入場料]無料

 ◆活動紹介&団士郎の漫画トーク
 [日 時]2月10日(土)14:00~15:30
 [場 所]大阪いばらきキャンパスB棟2階ギャラリー R-AGORA
 [入場料]無料
 

 詳細はコチラ≫

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 【3】[@京都][無料][申込不要]
  土曜講座「障害/社会」

 [日 時]◆2月3日(土)14:00~16:00
      「障害者運動と法制度の現在-障害当事者の立ち上がりから障害者権利
       条約批准まで」
      (尾上浩二・立命館大学生存学研究センター客員研究員、認定NPO法人 DPI
       日本会議副議長)

      ◆2月10日(土)14:00~16:00
      「公正な社会を阻んでいるものは何か-障害者差別解消法と合理的配慮
       概念を手掛かりに」
      (松波めぐみ・立命館大学生存学研究センター客員研究員、大阪市立大学
       非常勤講師)

      ◆2月17日(土)14:00~16:00
      「障害女性の生きづらさに向かい合う」
      (河口尚子・立命館大学生存学研究センター客員研究員、名古屋市立大学
       非常勤講師)

 [場 所]立命館大学末川記念会館講義室
 [入場料]無料

 詳細はコチラ≫

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 その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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 【1】[@東京][有料][申込不要]
  卓球部「天皇杯・皇后杯 平成29年度全日本卓球選手権大会(一般・
  ジュニアの部)」


 卓球日本一を決定する国内最高峰の大会です。非常にレベルの高い大会で、立命館大学
 の卓球部のメンバーも各都道府県代表として出場します。

 [日 時]1月15日(月)~1月21日(日)
 [場 所]東京体育館 メインアリーナ(渋谷区千駄ヶ谷1-17-1)
 [入場料]観覧日・座席により異なります。

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@京都][無料][申込不要]
  女子陸上競技部「皇后杯 第36回全国女子駅伝」

 新春の都大路を駆け抜ける華やかな女子駅伝。
 立命館大学の女子陸上競技部のメンバーも各都道府県代表として出場予定です。

 [日 時]1月14日(日)12:30スタート
 [場 所]スタート・フィニッシュ:京都市西京極総合運動公園陸上競技場
                 (京都市右京区西京極新明町)
 

 詳細はコチラ≫

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 その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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   第103回 輝く学生インタビュー
           引き算で表現する美学
                    立命館大学IKEBANAサークル
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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介して
 いきます。今回ご紹介するのは、立命館大学IKEBANAサークル竹内彩容さん(産業
 社会学部2回生・愛知県出身)
前田珠理さん(法学部3回生・愛知県出身)です。
 生け花の魅力について伺いました。
 
 (左:竹内さん  右:前田さん)

 Q.立命館大学IKEBANAサークル(以下、IKEBANAサークル)のメンバー構成を教えて
  ください。

 竹内さん:1回生・6名、2回生・8名、3回生・4名、4回生・1名、大学院生・1名の20名
 (男性2名、女性18名)で活動しています。私たちのサークルは、留学生も入部する
 ことができ、現在、韓国からの留学生2名、中国からの留学生が2名います。

 Q.サークル名をローマ字の「IKEBANA」とされた理由を教えてください。
 前田さん:IKEBANAサークルは2009年に設立しました。夏期集中講義で生け花の授業
 (華道文化論)があり、授業を受けた有志が「もっと生け花を学びたい」と思いサー
 クルを設立しました。その際に留学生にもサークルを知ってもらいたいと考え、
 サークル名を「IKEBANA」としたと聞いています。

 Q.IKEBANAサークルに入部したきっかけを教えてください。
 竹内さん:大学に入学したとき、「せっかく京都に来たから、京都らしいことをして
 みたい」と漠然と考えていました。京都と言えば、茶道・生け花・着物などのキー
 ワードが浮かびました。母が昔生け花をしていたことを思いだし、まずIKEBANAサー
 クルの体験に行きました。ピリピリした雰囲気で生けているのかと思い、恐る恐る体験
 会場に行ったのですが、みなさん和気あいあいと本当に楽しそうに生けている姿をみて
 入部を決めました。
 前田さん:サークル紹介の冊子を見ていたとき、ローマ字の「IKEBANA」に興味を持ち
 体験に行きました。体験では、手のひらくらいのサイズのカップに、赤・白・ピンクの
 ガーベラやかすみ草など5本のお花を生けました。あまりのかわいらしさに感動し、
 その場で入ろうと決めました。
  

 Q.生け花について簡単に教えてください。
 前田さん:私たちは池坊のいけばなを勉強させていただいています。2009年の夏期集中
 講義に講師としてお越しくださった池坊の高津先生が、サークル設立時より指導して
 くださっています。室町時代に池坊専慶が花を生け、池坊専応がいけばな(華道)の
 理念を確立したと言われています。生け花には様々な流派がありますが、理念を確立
 した池坊は、その名称に「流」「派」をつけず、「華道家元池坊」と称しているそう
 です。池坊のいけばなには立花・生花・自由花の3種類があります。池坊では「生花
 (しょうか)」の漢字が「生け花」と混同しやすいので、「いけばな」とひらがなで
 表記していると聞いたことがあります。私たちのサークルではおもに生花と自由花に
 取り組んでいます。なかでも自由花は文字通り自由にお花を生けることができます。
 花材や花器はどんなものを使ってもよく、極端な例で言うとフライパンにお花を生けた
 メンバーもいます。同じテーマでも生ける人によってまったく違う個性的な作品が出来
 上がり、とても楽しいです。
 竹内さん:生け花とフラワーアレンジメントの違いについて聞かれることがよくあり
 ます。多くの花材を使用するフラワーアレンジメントに対して、できるだけ少ない花材
 で、植物の持って生まれた姿を生かし、間(ま)を生かして生けるのが、生け花だと
 思います。「フラワーアレンジメントは花を足していく足し算ですが、生け花は引き
 算で表現する美学だ」と先生がよくおっしゃっています。
  
 (写真左)フライパンに生けた作品
 (写真右)立花の作品


 Q.生け花に個性が表れるとはどういったことでしょうか?
 竹内さん:お花を挿す場所は同じでも、右に向けるか、左に向けるかによって見え方が
 違ってきます。かわいくみせたい、かっこよくみせたいなど、その花や空間がどうすれ
 ば一番美しくみえるかを考え作品を完成させます。洋服でも明るい色の服が好きな人、
 黒っぽい服が好きな人などがいるように、生け花にも好みが表れます。前田さんの作品
 はかわいいものが多いと思います。
 前田さん:竹内さんの作品はスタイリッシュで、格好いいと思います。お稽古の最後に
 作品を見せ合いますが、誰の作品か聞かなくてもわかるくらい、メンバーの特徴が
 表れていると思います。

 Q.お二人の生け方の特徴を教えてください。
 前田さん:私は「ひらめきで生ける」タイプです。性格が大雑把なので、ひらめきで
 お花を切りすぎてしまい、先生に「こんなに短くしたの!?」とおどろかれることもあり
 ます。生け花を始めたときにくらべると、少しは考えて進めるようになってきましたが、
 今でも先生に「葉っぱを取りすぎ」、「短すぎる」など厳しいアドバイスをいただく
 こともあります。短く切りすぎると手直しができなくなるので、最近は慎重に進める
 ようにしています。
 竹内さん:ひとつのお花を切るのにも数分かかるほど「慎重」なタイプです。みんなが
 終わってもいつもひとりで続けています。よく周りから「真面目」と言われますが、
 そのとおりですね。自由花をメインにやっていますが、自由だからこそ終わりがなく、
 考えても、考えても、これでいいのかと悩みます。考え過ぎて苦しくなるときもあり
 ますが、それが生け花の奥の深さであり、魅力だと思います。

 Q.普段の活動について教えてください。
 前田さん:月2回、金曜日18時から稽古をしています。先生から毎回花材とテーマを
 いただいて、メンバーそれぞれが生けていきます。季節によってお花の種類や花材が
 異なります。昨年10月には、黄色やオレンジのお花を先生が持ってきてくださり、
 「ハロウィンを表現してください」というテーマをいただきました。お花だけでなく、
 フェルトで作ったお化けの飾りも使いハロウィンを表現しました。
 竹内さん:1時間半から2時間程度かけて一つの作品を作ります。みんなで「かわいい、
 綺麗!」などと言いながら始めるのですが、どんどん集中していき途中からは全員
 無言でお花を生けています。最後に出来上がったものを先生が手直ししてください
 ます。
 前田さん:自分ではきれいだと思っていても、先生に見ていただくと手直しが多く、
 全く違う作品のようになることもあります。最初は落ち込むこともありましたが、
 直していただくとやっぱり美しく、花も生き生きとしているように感じられ、「次
 こそはがんばろう」という気持ちになります。先生は何十年もやっていらっしゃる
 ので、そこに到達するのは難しいです。日々、勉強ですね。
 竹内さん:稽古以外では、昨年から法学部や国際関係学部の卒業パーティーでお花を
 生けさせてもらっています。普段の稽古では一人ずつ作品を作りますが、このときは
 全員で一つの作品を作り上げました。卒業生へのお祝いの気持ちや社会に出て活躍して
 いただきたいとの想いを込めて、イメージやテーマを決めます。そして、花の種類や
 色、花器を考えて先生に提案し、先生からアドバイスをいただき、実際にお店にお花を
 買いに行きます。時間はかかるのですが、卒業パーティーに花を添えることができ、
 とてもうれしいです。
 
 ハロウィンをテーマにした作品

  
 法学部卒業パーティーでの作品

 Q.生け花の魅力を教えてください。
 竹内さん:「無」になれるところです。勉強しているときでも、頭の中が100%勉強で
 いっぱいになるということはなかなかありません。しかし、お花を生けているときは
 生け花のことしか考えていません。例えば何か嫌なことがあったときでも、花と向き
 合うことで何もかも忘れて無になれる。その瞬間が好きですね。サークルにいる人は
 みんなも同じだと思います。
 前田さん:私も竹内さんと同じです。サークルにも行きたくないぐらい嫌なことが
 あったとしても、お花を生けると何か悪いものを花が吸収してくれたのかと思う
 くらい、とてもすっきりしています。1時間半の作業時間が10分に感じるくらい集中
 しています。私にとってはリフレッシュ方法の一つになっています。

 Q.留学生の方がいらっしゃるとうかがいました。日本人学生との違いはありますか?
 竹内さん:4名の留学生は、日本文化に触れたいという想いを持ってサークルに入部
 してくれました。みんな日本語も上手で、留学生だからといって特に違いを意識する
 ことはありません。来年の部長は留学生にやってもらってはどうかという意見もでて
 います。
 前田さん:生まれ育った国が違うと、考え方や美に対する感覚も違うと思われるかも
 しれませんが、お花を美しく表現するという点では、あまり関係ないと思います。
 留学生には帰国しても生け花を続けてほしいです。

 Q.生け花を始めて服装などにも変化がありましたか?
 前田さん:自分の美的感覚だけでなく、人からどのように見られるのか考えるように
 なったと思います。飾りつけるだけでなく、シンプルな美しさをより理解できるように
 なりました。
 竹内さん:サークルのときは無意識に自分のお気に入りの服やメイクでいこうと思う
 ようになりました。また、これまではモノトーンの服が多かったのですが、服に色を
 取り入れるようになりました。

 Q.生け花の稽古を行うなかで、成長したと感じることを教えてください。
 前田さん:最初の頃は「挿しておけばいいや」と、あまり考えずに作った作品が
 多かったように思います。先生に教えていただくことで知識が増えていくので、随分
 上手になったと思います。自画自賛ですね。
 竹内さん:成長という視点とは少しずれるかもしれませんが、先生は礼儀にとても
 厳しい方です。特に上下関係について厳しく言われます。先日は、懇親会の席で
 上座・下座を間違えて座ったメンバーがすごく怒られました。お花以外の礼儀・
 作法についても社会に出る前に鍛えていただいているので、人として成長できて
 いると思います。
 
 懇親会でも多くの学びがあります

 Q.趣味を教えてください。
 竹内さん:お休みの日は京都観光をしています。特に寺社仏閣巡りが好きです。京都の
 有名な寺社仏閣はほとんど行きました。仏像を見たり写真を撮ったりするのが好きで、
 見ていると引き込まれる感覚があります。先生から、写真を美しく撮ることと、生け花
 を美しく見せることは共通点があると聞いたことがあります。
 前田さん:私は友人とお買い物に行ったり、ケーキを食べたり、映画を観たりして
 います。生け花をしていると古風な学生と思われそうですが、普通の女子大生と変ら
 ない過ごし方をしています。

 Q.今後の目標を教えてください。
 竹内さん:もっと生け花を広めたいです。生け花に対して、敷居が高く難しいイメー
 ジをお持ちの方も多いようですが、そんなことはありません。学園祭では毎年体験コー
 ナーを実施し、多くの方々が参加くださいます。男性や小さな子どもたちもいます。
 生け花体験後には、「こんなに楽しいものだとは思わなかった」と、みなさんおっ
 しゃってくださいます。私はIKEBANAサークルがあったことで、気軽に生け花を始める
 ことができました。学園祭の体験コーナーなどをきっかけに、魅力を知ってくださる
 方を増やしていけたらと思っています。
 前田さん:立命館大学に華道部を作り、活動の幅を広げたいと考えています。現在は
 花器も限られていますし、部室もなく教室で生けています。部に昇格して、出来れば
 畳の部屋で生けられるようになりたいと思います。また、学内外で体験会を実施し、
 もっともっと多くの方々に「生け花の魅力」を伝えたいと思っています。

 ~~~
 いかがでしたでしょうか?
 「就職して、仕事でつらいことがあっても、お花を生けたらすぐに忘れてしまいそう
 ですね。ちょっとした興味から始めた生け花ですが、今は一生続けたいと思って
 います」と語ってくださいました。テンポよくお答えくださる前田さん、じっくり
 考える竹内さん。お二人から伺ったそれぞれの生け方の特徴と、インタビューの答え
 方が見事にリンクしていて、お花を生けている様子が目に浮かびました。今後の活躍が
 ますます楽しみです。

▼編集後記▼

 今回は、BMBボクシングジム会長・寺地永さん(経営学部1988年卒・京都府出身)
 ご紹介します。寺地さんは、日本ミドル級、東洋太平洋ライトヘビー級元王者。
 現在はBMBボクシングジムで会長兼指導者として活躍中です。息子さんは、現WBCライト
 フライ級王者・拳四朗さんです。

 ~~~
 私がボクシングに興味を持ったきっかけは、高校生の頃に放送していた『あしたの
 ジョー2』です。小学校・中学校と野球をしていましたが、高校進学後はスポーツから
 離れた生活をしていました。「何かしたいな・・・」と考えていたときに、『あしたの
 ジョー2』を見て、すぐにボクシングジムに入会しました。最初の3カ月は基礎をみっ
 ちり叩き込まれました。苦しい練習の毎日でしたが、「始めたからには絶対強くなって
 やる!」という気持ちでがんばりました。
 立命館大学入学後もすぐにボクシング部へ入部。熱中しました。卒業後はサラリーマン
 を3年間経験しましたが、ボクシングを忘れることができず「もう一度、ボクシングに
 挑戦したい」とプロに転向。最終的には3階級あげ、東洋太平洋ライトヘビー級王者
 にもなることができました。

 私自身がボクサーとして活躍していた頃、子どもにかまう暇がなかったためか息子で
 ある拳四郎はボクシングには全く興味を示しませんでした。しかし、中学生の頃の学業
 成績が芳しくなく、「高校に進学するためにはスポーツ推薦しかない」と、中学3年生
 から、半ば無理やりにボクシングをさせることになりました。当時、本人の夢はボート
 レーサーになること。高校・大学とボクシングを続けていましたが、あくまでもボート
 レーサーになるための過程だと考えていたかもしれません。それがいつしか、拳四朗
 自身「自分にはボクシングしかない」と思うようになり、プロボクサーとしての道を
 歩み始めました。
 拳四朗のデビュー戦のマッチメイク(対戦カード決定)は、私が行ないました。
 デビュー戦ですので、勝てる相手を選びましたが、やはり試合終了後はホッとしま
 したね。その後、順調に勝利を重ね、持ち前のスピードにパワーも加わり2017年5月
 WBC世界ライトフライ級王者になることができました。世界王座は私の夢でもあり、
 決まった瞬間は飛び上がるほど嬉しかったです。夢がひとつ叶った瞬間でした。
 2017年12月30日には、WBC世界ライトフライ級タイトル戦2度目の防衛も達成しました。
 ボクサーは、皆さんの力強い応援があれば、ますます強くなります。防衛を重ね強く
 なることはもちろんですが、皆さんに愛されるボクサーになってほしいと願って
 います。今後とも応援よろしくお願いします。

 ~~~
 「選手・指導者として28年間、いつもボクシングが導いてくれた人生だと思って
 います。ボクシングは私の人生そのものですね」と、話してくださいました。
 親子二人三脚で掴み取った世界王座。これからの活躍がますます楽しみです。

 (立命館CLUB事務局 坂東)


▼第132号読者プレゼント▼

 今回は、「立命館大学アートリサーチセンター クリアファイル『浮世絵
 コレクション』&Rのロゴ入りクリアファイル」
5名様にプレゼントします。
 

 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

  <応募締切:1/22(月)>

 【パソコンの方はコチラ】

 【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼131号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 131号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★卒業後もリッツラブな母さん(宮城県)★
 ★川上 ゆかりさん       (京都府)★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は1月26日(金)です。お楽しみに。
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 ■■ TEL:075-813-8118
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 ■■ メール rclub@st.ritsumei.ac.jp
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