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立命館CLUB 【VOL.202】

立命館CLUB【VOL.202】

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■□■ 2021.3.26立命館CLUB-立命館の“いま”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

京都では3月16日(火)、統計開始以来最も早い桜開花宣言がありました。
京都市内各所の桜も満開を迎えています。

今年も旅立ちの春がやってきました。
3月20日(土・祝)~22日(月)「2020年度卒業式・学位授与式(学部・大学院)」を挙行、学部生7,022名・大学院生1,123名が新しい門出を迎えました。
卒業生・修了生の皆さん、ご卒業・修了おめでとうございます。

3月20日(土・祝)、卒業生・修了生に向けた「卒業式特別サイト」をオープンしました。
卒業式特別サイトはコチラ≫
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卒業式は、越えてきた壁を振り返り、人生の区切りとして記憶に残る大切な一日です。
卒業式特別サイトには、仲谷善雄・立命館大学長をはじめ、後輩やお世話になった方々からのお祝いメッセージを掲載しています。また、各キャンパスでの式典の映像(オンデマンド)もご覧いただけます。
さらに、「卒業記念オリジナル『号外』作成サービス」や立命館大学・校友会からお祝いのバラを贈る「フラワーマルシェ」など、卒業式当日のスペシャル企画についても紹介しています。是非ご覧ください。
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今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナルブックカバー」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】ジャン・アダムズ駐日オーストラリア大使がご来学

3月5日(金)、ジャン・アダムズ駐日オーストラリア大使が立命館朱雀キャンパスに来学され、森島朋三・学校法人立命館理事長、仲谷善雄・学校法人立命館総長、前川一郎・グローバル教養学部長、上野隆三・学長特別補佐と懇談しました。
懇談にはトレバー・ホロウェイ在大阪オーストラリア総領事館総領事、シャロン・ビグネル領事、冨永さおり商務官も同席、オーストラリア国立大学(ANU)とデュアル・ディグリー・プログラムをともに運営するグローバル教養学部の近況や新たな留学プログラムを含めたグローバル教育の促進などについて意見交換が行なわれました。
アダムズ大使は、ANUと立命館との緊密な関係について感謝の意を述べられました。また、新型コロナウイルス禍におけるオンライン留学コンテンツの連携や収束後の留学の再開など、オーストラリアの大学と立命館との間でのグローバルな教育・研究活動のさらなる連携強化に強い期待を寄せられました。
懇談の様子

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【2】名西憓之・理工学部名誉教授がISPlasma賞を受賞

名西憓之・理工学部名誉教授が、「ISPlasma2021/IC-PLANTS2021」にてISPlasma賞を受賞しました。この賞は本会議から授与される最高位の賞で、過去13回の開催のうち2人目の受賞となります。
ISPlasmaは、プラズマ分野において多大な研究実績を有する東海地域に世界中から優れた研究者が集い、先進プラズマ科学、窒化物半導体とナノ材料への応用、産業界との連携について広く議論する国際会議です。
名西教授は、多くの研究成果に加え、講演・シンポジウム・ランプセッションの企画を通じて本国際会議の発展へ寄与したことが評価され、今回の受賞となりました。

<名西教授の受賞コメント>
超LSIに代表されるSiを基盤とする半導体電子デバイスと、レーザダイオード(LD)や発光ダイオード(LED)に代表されるGaAsやInPを基盤とする半導体光デバイスの集積化を可能とする革新的技術として、30年以上前に世界に先駆け提案したECR-MBE技術と、この技術により可能となったInNの高品質化、さらに世界を驚かせたバンドギャップエネルギーの新発見に対し、国際社会から最高の評価をいただけたことに対し、大変うれしく思います。これらの成果は立命館大学に在籍した多くの学生や大学院生諸君、ポスドクなどの研究スタッフ、支えていただいた大学の事務スタッフなどの長年にわたる献身的貢献により得られたもので、この喜びをこれら協力してくださった皆さんと分かち合うとともに、この場をお借りして感謝いたします。

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【3】ハローワーク梅田との「外国人留学生の国内就職支援に関する協定」締結

3月16日(火)、立命館大学は、ハローワーク梅田(大阪外国人雇用サービスセンター)と「外国人留学生の国内就職支援に関する協定」を締結しました。ハローワークと大学との外国人留学生を支援対象とした協定締結は、西日本で初めてです。
今回の協定締結により、両者は、入学後早期から就職内定後までのガイダンス実施など、官学協力して外国人留学生の就職活動サポートに取り組みます。

<仲谷善雄・立命館大学長のコメント>
先の見通せない時代にあって、グローバルな視点をもって、人類に共通する課題に挑戦する人材を育成し、社会に送り出していきたいと考えています。本協定によって、本学がこれまで取り組んできた外国人留学生のキャリア支援をもう一段高い水準にすることを目指し、学生一人ひとりの希望する進路の実現に取り組んでいきます。
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大隈和英・厚生労働大臣政務官からのビデオメッセージ≫

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][無料][要事前申込]
オンラインワークショップ「ロックトインを常態として生きる withコロナ社会研究プログラムの成果から」

「ロックトイン・シンドローム(LIS、閉じ込め症候群)」とは、脳の障害や病気(筋萎縮性側索硬化症など)が原因となり、身体が動かず、言葉も出なくなった状態を指しています。ただし、全身が麻痺していても、五感と認識力は冒されておらず、目の動きとまばたきで意志を伝えることはできます。
このワークショップでは、LISの方々の経験をアンケートやインタビューで明らかにする国際共同研究の成果の一部を紹介します。

[日 時]3月28日(日)16:00~19:00
[参加費]無料
[開催方法]オンライン(Zoom)

お申込みはコチラ≫

詳細はコチラ≫

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【2】記念ブック「自由に生きるための知性とはなにか?」発行

2020年5月24日(日)に開催された、立命館創始150年・学園創立120周年記念シンポジウム「自由に生きるための知性とはなにか?」の内容をまとめた記念ブックが完成しました。
当日の内容をわかりやすくお読みいただける解説付き記事に加え、特典記事も含む充実の内容です!

[価 格]1,275円(全95ページ・送料・手数料込)
[購入方法]以下のページよりオンライン決済にてお申込みください。
※「通信欄」に必ず、ご住所をご記入ください。

ご購入はコチラ≫

詳細はコチラ≫

シンポジウムの開催報告はコチラ≫

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【3】[@大阪・オンライン][無料][要事前申込]
革新的意味創出研究会・キックオフシンポジウム

立命館大学デザイン科学研究センターでは、人文社会科学が持つ価値探索能力に注目し、価値を探索するための方法論とともに、将来の社会のありたい・あるべき姿を議論します。
第1回目の研究会は、キックオフシンポジウムとして、文理融合によるイノベーションを提唱・実践する延岡健太郎・大阪大学経済学研究科教授と上平崇仁・専修大学ネットワーク情報学部教授をお招きし、これからの文理融合による産官地学連携の意義を議論します。

[日 時]4月16日(金)15:00~18:00
[場 所]立命館大学大阪いばらきキャンパス・Zoomウェビナー
[参加費]無料

お申込みはコチラ≫

詳細はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@京都・兵庫][有料][申込不要]
硬式野球部「令和3年度関西学生野球連盟春季リーグ戦」

いよいよ春季リーグ戦開幕です!感染予防対策を徹底し、有観客で試合を行ないます。
2020年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦では、2位と悔しい結果に終わりました。2021年度は春季リーグ・秋季リーグ連覇を目指します。

◆関西学院大学戦
[日 時]4月3日(土)10:30~、4月4日(日)13:00~
[場 所]わかさスタジアム京都(京都市右京区西京極新明町29)
[入場料]大人1,000円 学生500円(中学生以下無料)

◆関西大学戦
[日 時]4月17日(土)13:00~、4月18日(日)10:30~
[場 所]ほっともっとフィールド神戸(兵庫県神戸市須磨区緑台)
[入場料]大人1,000円 学生500円(中学生以下無料)

詳細はコチラ≫

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【2】[@大阪・京都][無料][申込不要]
準硬式野球部「令和3年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ」

準硬式野球連盟春季リーグでは、感染予防対策を徹底したうえで、有観客で試合を行なっています。
二試合を終え、一勝一敗です。応援、よろしくお願いします!

大阪大学戦
[日 時]4月7日(水)9:00~、4月8日(木)14:00~
[場 所]大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪市此花区北港緑地2-3-142)
[入場料]無料

同志社大学戦
[日 時]4月15日(木)14:00~、4月16日(金)11:30~
[場 所]わかさスタジアム京都(京都市右京区西京極新明町29)
[入場料]無料


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▼輝く学生インタビュー▼

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  第171回 輝く学生インタビュー
   ゲームの主人公になって、新しい冒険が始まったような気持ちだった
                            西村 拓也さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、西村拓也さん(映像学部4回生・高知県出身)です。
「神戸スポーツ映画祭!2020自主制作作品コンペティション映画部門」にて、監督作品「此岸の一輪花」がグランプリに輝きました。また、2021年2月に開催された映像学部生・院生の作品・研究成果を発表する「立命館映像展」において、運営委員の総代表を務められました。これまでの取り組みについてうかがいました。
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Q.映像制作に興味を持ったきっかけについて教えてください。
中学1年生の時、所属していた弓道部で、ビデオカメラを使って部員同士で「射型(矢を射るフォーム)」を撮っていたことがきっかけで、映像を撮影する楽しさに気づきました。当初は、お互いの射型がチェックしやすいように真面目に撮影していたのですが、「このアングル、かっこいいね」と時々遊びながら撮っているうちに「工夫することで同じものでも見え方が変わる」「撮影した動画を見た部員の反応」が面白くなり、映像制作に興味を持ち始めました。
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中学・高校時代、部活動として取り組んだ「弓道」

また、カメラの扱いに慣れていたこともあり、高校1・2年生の文化祭でクラスの監督として、ドラマを制作したこともありました。当時流行していたドラマやバラエティー番組を参考にクラス全員が出演する脚本を書き、撮影・編集も担当しました。文化祭で映像を流したところ、会場で何度も笑いが起こり「本当に面白いね」と多くの友人から反響があった時にやりがいを感じ、「映像制作に関わる仕事をしたい」と思い始めました。

Q.立命館大学映像学部を選んだ理由を教えてください。
高校時代の文化祭を通して、「映像は多くの人を笑顔にしたり、幸せにできる」と感じたと同時に、「総合大学で様々な価値観を持った学生と触れ合い、映像以外の知識も学ぶことで、将来の選択肢が広がる」と考え、立命館大学映像学部に進学しました。
入学式当日、出身の高知県では見たことのない人の多さに驚きました(笑)。また、大学案内で見た衣笠キャンパス存心館の時計台を実際に見た時に「本当に立命館大学の学生になったんだ。不安もあるけど、4年間全力で頑張ろう!」と、自分自身がゲームの主人公になって、新しい冒険が始まるような気持ちになったことを今でも覚えています。
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Q.「神戸スポーツ映画祭!2020自主制作作品コンペティション映画部門」グランプリ受賞、おめでとうございます。監督作品「此岸の一輪花」について教えてください。
この作品は、2019年3月頃から企画を練り始め、7月に撮影した作品です。私は監督として、脚本に加えて全体の統括を担当しました。カメラ・音声・衣装など、この作品を作り上げるために約30名のスタッフが参加していますが、全員が映像学部の学生です。一人ひとり声を掛けて協力していただきました。
今回の作品では、中学・高校で部活動として取り組んだ「弓道」を取り上げました。実は「弓道」をテーマにしたドラマ・映画はあまりなく、取り上げられたとしても恋愛要素の「プラスアルファ」のような位置付けが多いです。また、弓道経験者の視点から見ると「この射法(弓矢を射る際の基本的な所作・手順)、少し変だよね」といったことがよくあり、高校時代に部員と話題にしていたこともありました。自分以外にも「“正しい弓道”を扱った映画が観たい」といったニーズがあるのではないかと思い、企画・脚本を練り上げました。
この映画は、「人生で一度も試合に出たことがない天才弓道少女」を実業団の弓道部にスカウトしようとする五十嵐幸が物語の主人公です。約20分の作品で、「弓道の持つ美しさ」「夢や目標を追いかけることの大切さ」「天才と呼ばれる人間の努力と苦労」を題材に、登場人物たちがそれぞれの信念を貫く様を描きました。
また、「経験者だからこそ描くことができる正しい弓道」を大切にしながらも、弓道を知っている・知らないに関わらず、「これから何かを始めようとしている人にも観て欲しい」という想いを込めて制作しました。
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Q.監督として、意識・工夫したことについて教えてください。
弓道をテーマにしつつ、観客を飽きさせないように、どこまでエンターテインメント的な要素を取り入れるのか、絶妙なバランスになるように心がけました。基本的に弓道は静かに行なうため、映像としては、どうしても物足りなく感じてしまいます。おそらく、これまで弓道をメインにした作品があまりないのは、このことも影響しているのかもしれません。今回のコンセプトである「正しい弓道」を大切にしつつ、主人公の葛藤なども織り交ぜながら、ストーリーとしても楽しめる映画を意識しました。
この映画を制作するにあたり、弓道場での撮影交渉はもちろん、出演者のスカウトも私やプロデューサー担当の学生が関西の大学をいくつも訪問して、映画のイメージに合う方を探しました。そして、回想場面で主人公が矢を射るシーンは、他大学の弓道部の方、天才弓道少女の役は立命館大学体育会弓道部の方に出演いただきました。

Q.映画公開後、視聴者からの反響はいかがでしたか?
2019年10月、YouTubeに投稿したところ、現在までに4万回以上の再生があり、YouTubeのコメント欄やTwitter上でも「ストーリーに共感した」「面白い」といった反響をいただきました。また、日本で唯一、スポーツをテーマにした映画・映像作品に特化した自主制作作品のコンペティションである「神戸スポーツ映画祭!」に応募したところ、審査員の方々に評価いただき、自主制作作品コンペティション映画部門グランプリを受賞することができました。受賞の連絡があった時は、もっと興奮して喜ぶのかなと思っていたのですが、嬉しい気持ちよりも「自分のやってきたことは間違っていなかった」といった安堵感の方が強かったですね。
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Q.「2020年度立命館映像展」の総代表を務められたとうかがいました。
2021年2月19日(金)~21日(日)にオンライン上で映像学部生・院生の作品・研究成果を発表する「立命館映像展」を開催しました。これまでは、イオンモールKYOTOの施設をお借りして、映画館で作品を放映・展示していましたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、初のオンライン上での実施となりました。
この映像展の開催に向けては、昨年の夏頃から委員会が動き始め、映像学部の学生約30名が運営委員として取り組みました。2020年2月に開催した前回の映像展は、過年度通り対面で実施することができましたが、今回は準備段階から新型コロナウイルスを考慮して開催する必要があり、対面で実施できるかも不透明でした。「苦しい時、難しい問題に直面した時ほどやる気が出る自分がやりたい」と総代表に立候補しました(笑)。映像制作のやりがいとも重なるのですが、「誰かのために役立ちたい」「周囲の方々を笑顔にしたい」ということが自分のモチベーションを高めます。今回は色々と大変なこともありましたが、それ以上にやりがいを感じました。
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Q.オンラインでの開催にあたり、準備はどのように進めましたか。
総代表として、学生目線を大切にしつつも俯瞰的に物事を把握して判断することも意識していました。一番苦労したことは、学生にオンライン開催を納得してもらうことでした。対面・オンライン、どちらでもできるように準備を進めていましたが、先生方や映像学部事務室の職員の方々と相談しながら、観客の安心・安全を確保することを優先して、1月下旬にオンライン開催を決めました。
どうしても対面で開催したいと相談にくる学生もいましたが、「自分も対面で開催したい気持ちがあること」を素直に伝えつつ、「様々な制約のなかでその時の最高のものを作り出すことがクリエイターなのではないか」「一緒に映像展をより素晴らしいものにしていこう」と話していました。全員が心から納得していたわけではなかったと思いますが、「スマホでも見やすいように映像を編集しなおそう」など、気持ちを切り替えて取り組む4回生・院生の対応力の高さには驚くばかりでした。

Q.実際に開催していかがでしたでしょうか?
今回、映画についてはYouTubeで観ることができるようにしました。また、ゲームや体験型の作品など、これまで展示をしていたものに関しても紹介動画をYouTubeにアップロードしました。
今まで実際に参加することができなかった海外の方からコメントをもらったり、遠方に住まれている方から「孫の作品を楽しむことができた」といった声もいただきました。
一方で、ゲームや体験と映像を組みわせたような作品については、紹介動画だけでは伝わらないものがたくさんあります。今後の課題として、このような作品をどのようにオンライン上でも伝えるか、検討する必要があります。
今回の映像展を通して、対面・オンライン両方で開催することができれば、お互いのメリットを掛け合わせることができ、より良い映像展になると思いました。このような状況だからこそ、オンライン開催のメリットに気づくこともできました。次回以降は、今回の経験を活かして、より良い映像展を作り上げていって欲しいと思います。

Q.映像制作の魅力・将来の夢について教えてください。
2回生の時、NPO法人「京都の文化を映像で記録する会」から大学に依頼があり、時代祭を映像化するプロジェクトに参加しました。映画とは異なり、「依頼者が求めるものをしっかりと把握して、映像を作り込むことの難しさ・面白さ」を感じました。
実は、NPO法人代表の方が映像関係の仕事をされていた方で、温かくも厳しいアドバイスを数多くいただき、映像編集を何度も繰り返し、どうにか完成することできました。代表の方から「厳しい要望からも逃げずによく頑張った」と褒めていただいた時は、嬉しかったと同時に「相手が求めることに応えることができた」ということにやりがいを感じました。また、動画を観た方々からも「良いものを作ってくれて、ありがとう」といった感謝の声をいただきました。
このプロジェクトやグランプリを受賞した「此岸の一輪花」など、改めてこれまでの活動を振り返ると、映像を観た方々から「面白かったよ」と反響があったり、「依頼主や世の中のニーズに応えることができた」という実感が、映像制作のやりがいだと思います。
卒業後は、広告代理店に就職する予定です。近年需要が高まっているインターネット広告に興味があります。映像に限らず、広告という媒体を用いて、依頼主が抱えている課題を解決することができれば、と思います。大学4年間、映像制作を通して、多くのことを学ぶことができました。これらの経験を大切にしながら、社会で活躍できるように春から頑張っていきたいと思います。

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おすすめの映画をうかがうと「脚本を作成する際に影響を受けてしまうことと、“映画制作自体が好き”であって、実はあまり観ないんです」と笑いながらも、高校3年生の時に衝撃を受けた『ヒックとドラゴン』を挙げられました。「自分が監督なら思いつかないような結末で、良い意味で裏切られました。是非観てください!」と、目を輝かせながらおっしゃっていた姿が印象的でした。
インタビューでもご紹介した監督作品「此岸の一輪花」、映像化のプロジェクトで制作された「平成30年時代祭 楠公上洛列 太秦学区」は、以下のリンクからお楽しみください。


「此岸の一輪花」はコチラ≫

▼編集後記▼

今回は、株式会社アキュラホームSDGs推進室長・広報課主任の西口彩乃さん(理工学部2012年卒・奈良県生駒市出身)をご紹介します。2018年、世界初の間伐材を使った「木のストロー」を開発しました。木のストロー開発のきっかけやSDGsへの取り組みについてうかがいました。
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高校生の頃からの「建築関係の仕事に就きたい」という夢を叶えるため、ハウスメーカーに絞って就職活動を行ないました。卒業後は、木材住宅メーカーの株式会社アキュラホームに就職、住宅の提案やモデルハウスでの営業を経験し、2年後に東京への異動と同時に広報課での仕事がスタートしました。
2018年、お世話になっている環境ジャーナリストの方から「間伐材利用で“木のストロー”を作れないか?」と提案されたことがすべての始まりです。お話をうかがった当初は「え…木のストロー!?」と、とても驚きましたが、「やってみよう!」と通常の広報諸業務の合間をぬってのチャレンジを決意しました。しかし、私の熱意とは裏腹に、社内ではなかなか理解してもらえなかったのですが、「木材住宅メーカーとして、木のストローを通じて環境問題にアプローチするべきだ」と伝え続けました。
前例のない木のストロー開発は、調べても答えがない、どれが正解か分からない試行錯誤の毎日でした。少しずつストローの構造に目処がつき始めた頃、東京のホテルから「木のストローを導入したい」とお話をいただきました。そこからホテルの方々にも協力いただき、世界初の「木のストロー」が完成しました。そして、2018年12月に開いた記者発表では、日本のテレビ局や新聞社に加えて、海外メディアまで集まってくださいました。世界初の木のストローは多くのメディアで報道されたこともあり、「G20大阪サミット」での採用も決定しました。
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実は、この採用が決定後、もう少しストローの完成度を上げたいという思いから、学生時代にゼミでお世話になった岡本享久先生をたずねました。岡本先生は「コンクリート研究」の専門家ですが、「構造力学」の専門家でもあります。木のストローの接着面強化について、科学的根拠で解決しようとしていた私に「科学の力もいいけれど、物理の力でかわることもあるよ」とアドバイスくださり、ハッとしました。そこから微調整を繰り返し、G20大阪サミット(2019年6月)には理想としていた木のストローを提供することができました。完成した木のストローは岡本先生にプレゼントしました(笑)。岡本先生の嬉しそうな顔は、今でもハッキリと覚えています。
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一人でも多くの方に、木のストローを知ってもらいたいと活動していましたが、2020年3月頃からは新型コロナウイルス感染症の影響で思うように動けずにいました。そんな時、知り合いの記者の方から「2年間、自分がやってきたことを記録にしてみたらどう?」と声をかけていただいたことで、昨年10月に書籍『木のストロー』を出版しました。木のストローを通じて企業や人がどのように変化したかなど、開発の舞台裏もノンフィクションでお伝えしています。開発スタート時は一人でしたが、社内の皆さんやホテルの方々など、たくさんの人と繋がることで前に突き進むことができたと感じています。数多くのトラブルもどうにか乗り越えてきた等身大の私の体験が、一歩を踏み出す誰かの勇気につながれば嬉しいですね。
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木のストローをきっかけに環境問題やSDGsに興味を持たれた西口さん。インタビューの最後に「自分次第で活躍できるフィールドはたくさんあります。学生のみなさん、是非色々なことに挑戦してください!」と力強いエールを送ってくださいました。

(立命館CLUB事務局)

▼第202号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナルブックカバー」5名様にプレゼントします。
ブックカバーは文庫判(適応サイズ高さ15.3cmまで、厚さ3cmまで)、しおり紐つきです。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、当選者の発表は、プレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

 <応募締切:4/5(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第201号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。201号の読者プレゼント(防災食共同開発企画『KINOBUYA PROJECT』さんまの缶詰 実山椒・梅のセット&立命館オリジナル一筆箋)の当選者発表です。プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・I.H.さん(愛知県)・I.J.さん(広島県)・Y.N.さん(神奈川県)・RAIN77さん(鹿児島県)・M.T.さん(長野県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は4月9日(金)です。お楽しみに。
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