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最新号・バックナンバー

立命館CLUB 【VOL.213】

立命館CLUB【VOL.213】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

秋分の日を迎え、日ごとに秋の気配を感じる頃となりました。

9月19日(日)、「2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」初戦において、立命館大学ラグビー部が43対24で関西学院大学に勝利しました。この勢いのまま、リーグ戦優勝、そして「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」での活躍を期待しています。また、今号の編集後記は、日本代表として10試合出場されたラグビー部OBの宇佐美和彦さん(スポーツ健康科学部2014年卒)です。是非ご覧ください。
そして、嬉しいニュースが届きました!宇佐美さんと同級生の庭井祐輔選手(経済学部2014年卒)ラグビー日本代表候補に選ばれました。おめでとうございます!10月下旬~11月下旬に行なわれる代表戦の最終メンバーは、10月15日(金)に発表される予定です。

ラグビー日本代表候補の詳細はコチラ≫


10月2日(土)、本学校友の岸田繁さん(産業社会学部1999年卒)・佐藤征史さん(法学部1999年卒)のロックバンド「くるり」が「京都音楽博覧会2021」をオンラインで開催されます。今回の「京都音楽博覧会2021」では、「くるり」の原点である衣笠キャンパスで撮影された映像が配信されます。今年で結成25周年の節目を迎えるお二人のステージ、楽しみです!
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[日 時]10月2日(土) 開場19:00 開演19:30
[開催方法]オンライン ※見逃し配信は10月11日(月)23:59まで
[配信視聴券]前売3,500円/当日・見逃し配信4,000円

詳細はコチラ≫
配信視聴券購入はコチラ≫

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「フェイスタオル2枚セット」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】2021年度秋季 立命館大学・大学院入学式のお知らせ

2021年度秋季の立命館大学・大学院入学式は、十分に感染予防対策を講じたうえで、大阪いばらきキャンパスにおいて対面により実施します。なお、出席は新入生本人のみに限定させていただきます。
ご家族の皆様におかれましては、重要な節目である式典へのご出席を楽しみにされていたところ、誠に恐縮ではございますが、キャンパスへの入構はお控えくださいますようお願いします。会場キャンパスで出席できない新入生やご家族の皆様に向けて、式典の映像を同時配信いたします。そちらをご覧いただきますようお願い申し上げます。

[日時]9月25日(土)10:00~10:30
[場所]大阪いばらきキャンパス OICアリーナ

詳細はコチラ≫
 
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【2】2021年度立命館大学緊急学生支援金に関するご報告

新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、厳しい経済状況が続くなか、立命館大学では学生の皆さんが安心して学業を継続できるよう、昨年度に引き続き2021年度も「立命館大学緊急学生支援金」の募集を行ないました。
支援金の原資は、本学園教職員・校友・教職員組合など、立命館に関わる多くの方々のご寄付です。ご支援くださいました皆様に、改めまして心より感謝申し上げます。

<支給実績>
総支給人数:2,491名 ※内訳:国内学生2,155名、国際学生336名
総支給金額:74,730,000 円 ※8月31日(火)に振込済

受給学生の声など、詳細はコチラ≫

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【3】科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択

立命館大学は、科学技術振興機構(JST)が公募を行なった「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の実施機関に採択されました。
「次世代研究者挑戦的研究プログラム」は、博士後期課程学生による挑戦的・融合的な研究を支援し、優秀な博士人材が様々なキャリアで活躍できるように、研究力向上や研究者能力開発を促す事業です。
採択されたプロジェクト『立命館先進研究アカデミー(RARA)次世代研究者育成プログラム』では、選抜された優秀な博士後期課程学生をRARA学生フェローとして採用し、研究専念支援金(生活費相当)と研究費を支給するとともに、研究者として必要とされるスキルアップに向けて様々なプログラムの提供を行なう予定です。
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詳細はコチラ≫

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【4】「びわ湖ピッチ2021」で立命館守山高等学校生徒の所属チームが最優秀賞受賞!

8月29日(日)、もりやまキャリアチャレンジの成果発表会として「びわ湖ピッチ2021」が琵琶湖マリオットホテルで開催されました。
「もりやまキャリアチャレンジ」は、滋賀県守山市の魅力・課題からビジネスプランを作り上げる起業家育成プログラムです。6校20名の中学生・高校生が参加、約2カ月間のプログラムを通して、大学生や地元企業によるフォローアップを受けた参加者たちが「びわ湖ピッチ2021」でビジネスプランを発表しました。
宮本和宏・守山市長と上原仁・株式会社マイネット代表取締役社長が審査員を務められ、最優秀賞には、立命館守山高等学校の生徒が所属するチーム「カラフル」が選ばれました。「カラフル」が提案した“リアル”で異文化に触れ、“バーチャル”で学びを拡張する「グローバドール」は、人種問題の解決への一助となり、多様性社会の実現に向けたサービスとして高い評価を得ました。
なお、昨年度の「びわ湖ピッチ2020」で平和堂賞を受賞した片岡花乃さん(食マネジメント学部1回生・立命館守山高等学校卒)が司会を務めました。

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][有料(一部無料)][要事前申込]
立命館オンラインセミナー

「立命館オンラインセミナー」は、どこからでもアカデミックな講義を受講いただけます。「未知の世界を知りたい」「専門家やプロフェッショナルの知識に触れたい」など、皆様の学びのニーズにお応えする講義を展開します。※見逃し配信(期間中、いつでも何度でも視聴可能)に対応しています。

10月9日(土) 10:00~11:45/10月16日(土)・11月6日(土) 10:00~11:30
「元老たちの群像」
講師:山崎有恒(立命館大学文学部教授)
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10月15日(金)~11月 5日(金)の毎週金曜日 19:30~21:00
「ゼロから考えるリーダーシップ」
講師:髙橋潔(立命館大学総合心理学部教授)
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[受講料]1,500円/1回(初回無料)
[定 員]各回200名(初回のみ1,000名) ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)※見逃し配信(ストリーミング配信)あり
<申込締切:各講義の2日前の23:59>

詳細はコチラ≫

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【2】[オンライン][有料][要事前申込]
“0泊2時間”東北食べるツアー ~生産者と語ろう~ 「第4回 岩手県陸前高田市×新生姜」

立命館災害復興支援室では、東北6県の農家・漁師の姿を伝え続けている「東北食べる通信」とコラボし、東北の食を通して、3.11から10年を迎えた「東北の今」に触れる取り組みを実施しています。
第4回の食材は、岩手県陸前高田市の「新生姜」。東北では非常に珍しい生姜の生産者をゲストに迎えます。

[日 時]10月16日(土)13:00~15:00
[開催方法]オンライン(Zoom)
[参加費]2,680円(食材・送料込)
<申込締切:10月10日(日)12:00>

詳細はコチラ≫

お申込みはコチラ≫

※お申込み時にアカウント登録が必要です
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第1回「赤皿貝」の様子はコチラ≫
第2回「ドンコ」の様子はコチラ≫
第3回「桃」の様子はコチラ≫

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【3】[オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座 10月度「デジタル技術のクリエイティビティ」

[日時・テーマ・講師]
10月9日(土)13:00~14:30
「特殊効果と映像表現」
講師:大﨑智史(立命館大学映像学部講師)

10月16日(土)13:00~14:30
「ICTとミクストリアリティが拓くクリエーションの未来」
講師:大島登志一(立命館大学映像学部教授)

[受講料]無料
[定 員]400名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@兵庫(インターネット中継)][無料][申込不要]
女子陸上競技部「第31回 関西学生対校女子駅伝競走大会」


この大会は10月31日(日)に仙台で開催される「第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 杜の都駅伝」の出場権をかけた大会です。前年度4位の立命館大学はすでにシード権を獲得していますが、10月の本選を前に今回どのような走りをみせてくれるのか、楽しみです。

[日 時]9月25日(土)12:00~
[場 所]神戸しあわせの村(神戸市北区しあわせの村1番1号)
[その他]今大会は、新型コロナウイルス感染症対策のため、現地での応援はお控えいただき、
     インターネット中継(「あすリートチャンネル」)をご覧ください。
     インターネット中継 11:40~

詳細はコチラ≫

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【2】[@島根(テレビ放送)][無料][申込不要]
男子陸上競技部「第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」

学生三大駅伝の一つ「出雲駅伝」は、最も距離が短いことから「スピード駅伝」と呼ばれています。立命館大学男子陸上競技部は、19回目の出場です。熱いご声援よろしくお願いします。

[日 時]10月10日(日)12:05~
[場 所]スタート:出雲大社正面鳥居前~フィニッシュ:出雲ドーム前(6区間 45.1km)
[その他]今大会は、新型コロナウイルス感染症対策のため、当日のスタート・フィニッシュ
     地点・各中継所・コース沿線での応援はお控えいただき、テレビなどでの観戦を
     お願いします。
     フジテレビ系列にて全国生中継 12:00~14:25

詳細はコチラ≫

▼輝く学生インタビュー▼

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  第182回 輝く学生インタビュー
   教えることで、学んだこと~「小学生の柔軟な発想力」が気づかせてくれた
                                             立命の家2021実行委員長 森成昇平さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、森成昇平さん(経済学部2回生・京都府出身)です。8月19日(木)・20日(金)開催のイベント「立命の家2021」で実行委員長を務められました。
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Q. 「立命の家」について教えてください。
びわこ・くさつキャンパス(以下、BKC)を拠点とするサークル団体が中心となって、2001年から行なっているイベントです。課外自主活動団体が日頃の成果を地域の方々に還元する取り組みのひとつで、プログラミング体験・工作・科学実験など、参加する小学生の皆さんに楽しんでもらえるような企画を考え、毎年夏休みに開催しています。
例年はBKCで対面実施していましたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため、残念ながら開催できませんでした。そこで、今年は初めてオンラインで実施することにしました。8団体がプログラムを提供、小学1~6年生の約160名が参加しました。

Q. イベントを実施するにあたり、準備はどのように進めましたか。
4月から毎週Zoomで実行委員会を開催しました。イベントに参加する各団体から1~2名の実行委員を選出し、11名で実行委員会を構成しました。私は、草津天文研究会を代表して委員となり、「何か新しいものに触れてみたい」「やるからには全力でやってみたい」という思いから、委員長に立候補しました。
当初は、新型コロナウイルスの感染状況の見通しが不透明であったこともあり、対面とオンライン、どちらで実施するか検討を続けていました。しかし、様々なリスクを考慮してオンライン開催を5月に決定しました。オンラインでの開催は決めたものの、「Zoomを用いたリアルタイム配信」もしくは「事前に収録した動画をYouTubeで公開」の2案で意見がわかれました。「リアルタイム配信であれば、参加者とコミュニケーションを取りながら進めることができる」「動画公開であれば何度も見直すことができる」と、それぞれメリットがあります。委員会で議論を進めるにあたって、「立命の家」の原点である小学生との対話を大切にするという観点に立ち返り、「Zoomを用いたリアルタイム配信」で実施することを決定しました。

Q. 広報はどのように行ないましたか?
近隣地域の小学校に約1万枚のチラシを配布したり、各団体のTwitterでイベント情報を掲載しました。当初は「定員50名程度」で募集をしていたのですが、嬉しいことに数日で埋まり、急遽約3倍の160名まで増枠しました。なかには「毎年楽しみにいるのですが、今年はありますか?」と学生オフィスにお問い合わせをくださった方もいたそうです。「立命の家」の取り組みが地域に根付いていることを肌で感じました。

Q. イベントではどのような取り組みを実施されましたか。
1プログラムあたり約90分、各団体の特色を生かしたプログラムを実施しました。例えば、ロボットと人工知能の世界的な国際大会「RoboCup」で毎年好成績を収めるRi-one(リオン)はプログラミング体験、「鳥人間コンテスト選手権大会」への出場を目指している飛行機研究会では良く飛ぶ紙飛行機の作成方法をレクチャーしました。私が所属している草津天文研究会では、太陽系の惑星模型(水・金・地・火・木・土・天・海)を一緒に製作しました。

Q. オンラインで実施するにあたり、工夫したことはありますか?
「画面越しでも楽しめるように、しっかりと準備をすること」を意識しました。例えば、草津天文研究会では、惑星模型を紙粘土や竹串などを用いて、一緒に製作しました。事前に必要な材料やZoomアカウントの作成方法のマニュアルを自宅にお送りするなど、例年以上に作業環境を整えることを考えて、取り組みました。
また、プログラム実施中にサポートが必要な参加者がいれば、Zoomのブレイクアクトルーム機能を活用して、個別レクチャーするなど、臨機応変に対応しました。
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Q. 委員会を運営するにあたり、苦労したことはありましたか?
4月からオンラインでミーティングを実施していたのですが、人との関わりをあまり感じられず、「他の委員はどのように思っているのだろうか」「本当に準備が進んでいるんだろうか」と不安を感じながら過ごしていました。
イベント当日の2日前にリハーサルを実施した時、委員会とプログラムを配信する各団体のメンバーがBKCに集まり、初めて顔を合わせました。当日に向けた改善点などを話し合いましたが、今振り返ってみると、「所属サークルでは日々どのようなことをしているんですか」といった休憩時間での雑談が委員会の結束を高めていったように思います。オンラインの打合せの時には、なかなか意見が出てこないこともあり苦労しましたが、顔を合わせて話をしてお互いのことを知ると徐々に打ち解け、意見を出しやすい雰囲気になりました。
リハーサル終了後も「もっとこうした方が良い」とフィードバックを出し合いながら、各団体のプログラムをブラッシュアップしていくことができました。オンラインでの打合せは便利ではありますが、やはり実際に顔を合わせて会話することで生まれる信頼感は何よりも大切なことだと感じました。

Q. 実際に開催していかがでしたでしょうか。

参加者が楽しそうに熱中しながら取り組んでいる姿を見ることができ、「実施してよかった」と改めて思いました。また、例年は小学生のみで参加していることが多かったのですが、オンラインで自宅から参加しているため、保護者の方々から「子どもたちが取り組む姿を見ることができて、よかった」といったコメントを数多くいただきました。
一番の学びは「小学生の柔軟な発想力」でした。惑星模型の製作をしていた小学生から「自転の傾きを模型で表現したい」「各惑星の距離感も模型に反映させたい」といった声がプログラム中にありました。実は惑星模型の製作は何度か草津天文研究会で実施していたプログラムであり、例年通りに「20億分の1の大きさ・形状」を模型にすることしか私たちの頭のなかにはありませんでした。イベント終了後、同じサークルのメンバーと「小学生が言っていたような発想は自分たちにはなかった」「次回に是非活かそう」と話して盛り上がりました。まさに「立命の家」が大切にしている小学生とのコミュニケーションとは、こういうことなのかと思い、新たな気づきになりました。
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今回実施にあたり、「校友会未来人財育成奨励金」を30万円いただきました。「自らの可能性をひろげ、積極的にチャレンジしてほしい」との期待が込められた奨励金で、校友の方々からの寄付「校友会未来人財育成基金」から給付されています。今年はオンライン開催ということもあり、事前に材料を自宅にお送りする必要があり、例年に比べて費用が掛かりました。「申請が通らなければ、各団体で費用を分担しなければならない。アルバイトで賄おうか」とメンバーで話していました。しかし、「申請が通るかもしれない」という希望が、実行委員会はじめ参加団体の背中を押してくれたことは間違いありません。無事申請が通り、奨励金でほとんどの支出を賄うことができました。ご支援いただいた校友の皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。

Q. この取り組みの今後の方向性について教えてください。
初めてのオンライン開催でしたが、無事終えることができました。終了後のアンケートでも高い評価をいただき、一定の成功を収めることができたのではないかと思います。その一方、例年開催していたババ抜きやクイズ大会といった小学生との触れ合い企画を実施することはできませんでした。この企画は好評で、過年度の写真を見返すと笑顔の小学生がいっぱい写っていました。何かしら、こうした交流企画も来年以降のプログラムのなかに取り入れることができれば、より楽しいイベントになるのではないかと思っています。

Q. 学部は経済学部と伺っています。どのようなことを学ばれていますか?

高校時代に他大学の行動経済学に関する授業を受ける機会があり、「ゲーム理論」を学びました。囚人のジレンマなど、将棋やオセロのように相手の反応をみて行動を決めたりするプロセスを分析することが面白く感じました。そこで大学では、経済学部に入学しました。
2回生の春学期まで終わったところですが、ミクロ・マクロ経済の基礎的な知識を学びました。行動経済学の授業は秋学期以降に受講する予定ですので、とても楽しみです。経済学をもっと勉強して、世界で起こっている様々な事件やニュース、政策や国際情勢などをしっかりと理解できるようになりたいと思います。
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日頃の活動風景(草津天文研究会)

Q. 今後の目標について教えてください。
入学当初は何か資格を取得しようかと考えていたこともありましたが、今はまず自分が何をしたいのか、考えたいと思っています。この夏休み、読書に加えて『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』といった90年代の名作を中心に毎日1本映画を観ています。このような時期で行動が制限されているので、登場人物に心情を重ねながら、まるで自分も経験しているかのような気持ちで鑑賞しています。自分自身がどのようなことに興味があって、どんなことに挑戦したいのか、じっくりと考えることで今後の進路が見えてくるのではないかと思っています。
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日頃の活動風景(草津天文研究会)
 
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イベントを振り返りながら「このような状況でなければ、立命の家の実行委員長に立候補していなかったと思います。委員のメンバーと絆を深めることができたので、積極的に行動して良かった」と、お話されていた森成さん。充実感あふれる表情で、力強く語る姿が印象的でした。

▼編集後記▼

今回は、ラグビーチーム「横浜キヤノンイーグルス」のアシスタントコーチ・宇佐美和彦さん(スポーツ健康科学部2014年卒・愛媛県出身)をご紹介します。4回生の時には、12年ぶり3回目の「関西大学ラグビーAリーグ」優勝、「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」において関東の強豪・明治大学に勝利するなど、主力として大活躍。卒業後、キヤノンイーグルス(現・横浜キヤノンイーグルス)に入団、日本代表としても10試合出場されました。
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横浜キヤノンイーグルス提供

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ここ数年怪我が重なり、今年1月に引退を決めました。引退を機にラグビーからは離れようと思っていましたが、横浜キヤノンイーグルスの永友洋司・ジェネラルマネージャーや関係者の方々から声をかけていただき、「お世話になったチームに恩返ししたい」という思いからアシスタントコーチになることを決めました。
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横浜キヤノンイーグルス提供

7月からはアシスタントコーチとして、主にラインアウト(ボールがフィールドの外に出た後、試合を再開する際に行なうプレー。両チームのフォワードが二列に並び、その間にボールを投げ入れて奪い合う)の戦術・分析を担当しています。
アシスタントコーチとして選手に寄り添い、積極的なコミュニケーションを大切にしています。今年引退しましたので、選手たちと一番距離が近いことが自分の強みでもあります。チーム全体の練習後、自主練習をしている選手がいれば、最後までグラウンドに残って、サポートするように心掛けています。

大学時代で一番印象に残っていることは、4回生の「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」セカンドステージ最終戦の明治大学戦で勝利したことです。セカンドステージは、16チームが4チームずつに分かれて戦う総当たり戦で、各グループ1位がファイナルステージ(準決勝)に進出となります。立命館大学は明治大学戦前にセカンドステージ敗退が決定していたため、勝っても負けてもこの試合で引退というなか、「関西1位」というプライドをもって、関東の強豪相手に最後まで集中力を切らさず「気持ち」で戦うことができた試合でした。大学生活最後の試合を勝利で終えることができたことは何よりの思い出です。
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宇佐美さん提供

また、在学時代から何度か日本代表の練習や合宿に召集いただきました。そして、2015年4月19日(日)、「アジアラグビーチャンピオンシップ」韓国戦に日本代表として初めて出場しました。国歌斉唱した時に感じた誇り・責任感・興奮・緊張、そういったものが入り混じった感情は今でも忘れられません。出場時間は約4分間。正直緊張していて、あまり試合のことは覚えていません。
当時23歳、こんなにも早く日本代表の試合に出場できるとは思ってもいなかったので、とても嬉しかったですね。本当に良い経験をさせていただいたと、自分を選んでくださった当時の日本代表監督であるエディー・ジョーンズさんには今でも感謝しています。
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宇佐美さん提供

出身高校は、ラグビーの強豪校ではありませんでした。ルールをしっかりと覚えていない、ウエイトトレーニングも全く取り組んだことがない状態で立命館大学に入学しました。そこから、中林正一・元監督や赤井大介・コーチはじめ、多くの方々にご指導いただき、ラグビーの基礎を培うことができました。
大学時代から相手チームの特徴・クセ・戦術を分析して、試合中に活かすということを実践していました。例えば、ラインアウトのサインプレーでは、相手の戦術を見抜いたうえで、良いポジションを確保してボールが取れるように工夫しながらプレーしていました。「自分の分析が合っているかな?」と試合中に答え合わせをすることが一番の楽しみでした(笑)。この分析力は、アシスタントコーチをするうえでも活かすことができると考えています。

立命館大学入学・キヤノンイーグルス入団・日本代表選出・アシスタントコーチ就任など、まさに多くの「転機」をもたらしてくれたのがラグビーです。様々な経験を通して、人として成長することができたと思っています。今後は、お世話になったラグビーやキヤノン、そして立命館大学にしっかりと恩返しをしていきたいという気持ちでいっぱいです。
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横浜キヤノンイーグルス提供

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好きな言葉は「やればできる」。これは、2004年に選抜高等学校野球大会(センバツ)で初出場・初優勝に輝くなど、強豪として有名な地元・愛媛県の済美高校野球部の合言葉とのこと。「小学1年生から中学3年生まで野球をしていました。済美高校に憧れていたということもありますが、良い言葉だなと思い、それ以来ずっと大切にしている言葉」だそうです。「やればできる」の精神で、これからも頑張ってください!

(立命館CLUB事務局)

▼第213号読者プレゼント▼

今回は、「フェイスタオル2枚セット」3名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:10/4(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第212号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。212号の読者プレゼント(立命館オリジナルブックカバー)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・A.T.さん(山形県)・岩田宗悦さん(愛知県)・やまゆうさん(広島県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は10月8日(金)です。お楽しみに。
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