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立命館CLUB 【VOL.155】

立命館CLUB【VOL.155】

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■□■ 2019.1.25立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

今年も入試の季節となりました。立命館大学でも、2月1日(金)から一般入試が始まります。受験生の皆さんがベストを尽くせますよう、心から応援しています。

2019年度一般入試に関する情報はコチラ≫

さて、1月13日(日)、日本陸連強化委員会は「女子リレー新プロジェクト」のセレクションに選ばれた「日本代表選手候補」を発表しました。立命館大学女子陸上競技部から2名が選出されました。
<第1期 女子リレー日本代表候補選手>
【4×100mリレー】
 壹岐いちこさん(スポーツ健康科学部3回生)
 山中日菜美さん(経済学部4回生)
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(写真左:壹岐いちこさん 右:山中日菜美さん)

*「女子リレー新プロジェクト」とは、日本陸連強化委員会が新しく立ち上げた、女子リレー種目の2020年東京オリンピック出場権獲得を最大目標とする特別強化プロジェクトです。

また、大森菜月選手(スポーツ健康科学部2017年卒)が、1月27日(日)、「第38回大阪国際女子マラソン」に出場を予定しています。今大会は、2020年東京オリンピックの代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権をかけた大会です。ご声援をよろしくお願いします!

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナルシャープペンシル&消しゴム」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】「2018年度国家公務員難関試験合格者・内定者激励会」を開催

1月14日(月・祝)、「2018年度国家公務員難関試験合格者・内定者激励会」を朱雀キャンパスにおいて開催しました。激励会には「国家公務員総合職」「裁判所職員総合職」「外務省専門職」の採用試験最終合格者および内定者延べ35名のうち16名が出席、現役官僚である卒業生ならびに学園関係者の激励を受けました。
また、理工系学部所属学生の国家公務員採用総合職試験受験を奨励する目的で設けられた「竹下貞雄奨励賞」の表彰式が行われました。合格者・内定者たちは支援に対する感謝と今後の抱負を語り、和やかな雰囲気の中で交流が行われました。
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【2】2018年度公認会計士試験合格者の大学別トップ10が公表されました

1月8日(火)、2018年度公認会計士試験合格者の大学別トップ10が慶應義塾大学の友岡先生のブログに掲載されました。立命館大学の合格者は39名、京都大学と並んで全国6位、全国私大5位、関関同立では1位でした。

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【3】あしなが育英会と立命館アジア太平洋大学が推薦協定を締結

2018年12月19日(水)、あしなが育英会と立命館アジア太平洋大学(以下、APU)が推薦協定を締結、あしなが育英会東京本部にて締結式を行いました。この協定は、アフリカ各国の遺児に対する教育機会の提供、グローバル人材育成および財政支援を双方で連携して推進することにより、アフリカ地域の社会・経済の発展・活性化に貢献することを目的としています。具体的には、「あしなが心塾」の合格者について、APUは奨学金制度により授業料を支援、あしなが育英会は就学に関わる渡航費・生活費を支援します。
APUは、2014年に採択された文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業において、「100カ国・地域からの留学生の獲得」を目標のひとつに掲げています。アフリカは外国人留学生の募集広報の重点地域です。アフリカ地域からは、現在21カ国から47名(学部生・大学院生・非正規生を含む)を受け入れていますが、今後一層の受け入れを進める予定です。
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【4】立命館慶祥中学校の池田京香さんが「平成30年度 家族や地域の大切さに関する作品コンクール」で最優秀賞を受賞

2018年12月20日(木)、「平成30年度 家族や地域の大切さに関する作品コンクール」の表彰式が内閣府で開催され、立命館慶祥中学校1年生の池田京香さんが「手紙・メール部門 中学生・高校生の部」で最優秀賞を受賞しました。表彰式では、少子化対策を担当する宮腰光寛・内閣府特命担当大臣より表彰状が授与されました。審査員からは、「涙が出ました。おじいちゃんの老いを切実に感じながらも、そのことを肯定的に受け止めていきたいという京香さんのいとおしい思いが伝わってきます。最後の『おぢいちゃんえ』と呼びかける一文に強い愛情を感じます」とコメントをいただきました。
池田さんは、冬休み明けの全校集会でも久野信之校長から表彰されました。池田さんは、壇上から中学校の全校生徒に向け、「昨年9月に北海道胆振東部地震が起きたとき、皆さんは最初に誰のことを思い浮かべましたか?きっと家族だったのではないでしょうか」と、家族の絆について触れながら、受賞の喜びを語りました。
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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@兵庫][有料][要事前申込]
 第7回姫路漢字探検隊「動物園で漢字と出合う」

漢字の成り立ちや意味を学びながら、漢字の元となった動物たちを探してみよう!

[日 時]2月23日(土)第1部 10:00~12:00
             第2部 14:00~16:00

[場 所]姫路市立動物園(兵庫県姫路市本町68)
[参加費]500円 ※別途、入園料が必要です。
[その他]定員:各回40名 ※先着順

詳細はコチラ≫

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お申込みはコチラ≫

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【2】[@京都][無料][要事前申込]
 第10回科学教育の国際化を考えるシンポジウム~立命館高校における国際科学教育の成果と課題~

午前の部では、立命館高等学校の「課題研究」の取り組みを報告します。午後の部は仲谷善雄・学校法人立命館総長を迎え、国際科学教育の大切さや立命館の目指すものについてお話しいただきます。

[日 時]2月15日(金)9:50~16:30 ※受付開始9:30
[場 所]立命館中学校・高等学校(長岡京市調子1丁目1-1)
[参加費]無料

詳細はコチラ≫

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お申込みはコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

【1】[@京都][無料][申込不要]
 柔道部 「第32回京都府柔道選手権大会」

[日 時]2月11日(月・祝)10:30~
[場 所]京都市武道センター(京都市左京区聖護院円頓美町46-2)
[入場料]無料

詳細はコチラ≫

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【2】[@大阪][無料][申込不要]
 立命館大学交響楽団「フェアウェルコンサート2019」

[日 時]2月17日(日)13:30開場 14:30開演 ※整理券配布開始 13:00
[場 所]立命館いばらきフューチャープラザ グランドホール
[入場料]無料(整理券入場制)全席自由
[曲 目]ハチャトゥリアン 組曲「仮面舞踏会」より抜粋 ほか

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詳細はコチラ≫

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その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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 第126回 輝く学生インタビュー
          得意技はカウンターパンチ!
                         日本拳法部女子
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、日本拳法部前女子主将岡崎慧さん(産業社会学部4回生・大阪府出身)です。2018年11月に開催された「第63回全日本学生拳法選手権大会」で、創部初となる女子団体優勝に輝き、同大会最優秀選手に選ばれました。日本一を掴むまでの道のりを伺いました。

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Q.日本拳法部について教えてください。
日本拳法部は1955年に創部され1959年に体育会に昇格しました。部員は男女あわせて1回生9名、2回生6名、3回生11名、4回生10名の合計36名です。そのうち、女子は1回生2名、2回生1名、3回生1名、4回生2名の合計6名です。女子が初めて入部したのは2008年と聞いています。週3日、京都衣笠体育館で全体練習を行い、それ以外は個々人で体育館のジムでトレーニングをします。練習は、監督やコーチにご指導をいただきつつ、練習メニューやスケジュールは自分たちで考えて組み立てています。
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Q.日本拳法は、どのような競技ですか?
日本発祥の総合格闘技です。剣道のように防具をつけて、面や胴に対する突きや蹴りといった立ち技、投げ技・関節技等の組み技を駆使して格闘します。3本制で2本先取した方が勝利となります。空手と柔道をあわせたような形で、自由なスタイルで戦えることが特徴です。
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(写真左)立ち技
(写真右)組み技


Q.岡崎さんが日本拳法を始められたきっかけを教えてください。
私の兄が先に日本拳法を始めていました。小学校2年生のとき、その道着姿を見て「私も着たい!」と思ったのがきっかけです。道着に憧れただけですので、それが空手だったら、空手をしていたと思います(笑)。地元の道場通いを始め、翌年の全国大会で3位に入賞しました。規模は大きくなかったのですが、結果につながったことが嬉しくて競技を続けました。中学校まで地元の道場で練習、高校・大学は部活として続けています。ちなみに兄の岡崎剣も立命館の日本拳法部に入っていました。
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兄・剣さんと

Q.11月の全日本学生拳法選手権大会、女子団体初優勝の感想をお聞かせください。
とても嬉しかったです。ずっと団体での優勝を部の目標にしてきましたし、一昨年までの4年間は準優勝止まり、決勝で何度も負けて悔しい思いをしてきました。ただ、準優勝に慣れていたせいか、優勝が決まったときは「自分たちが優勝でいいの?」って感じで、受け止めるのに少し時間がかかりました(笑)。
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Q.目標を、団体優勝においたのは何故でしょうか?
日本拳法はあくまで個人競技で、団体とはいっても個人の力量によって勝ち負けがついてしまいます。しかし、個人任せにしてしまうと何のためにクラブとして活動しているかわからなくなってしまいます。集団で共通の目標に向かって取り組む中で、切磋琢磨する環境が生まれ、お互いのモチベーションを高め合い、全員の競技レベルが上がっていきます。個人個人の目標は、それぞれ設定していますが、部としての目標は「団体で日本一になること」です。

Q.悲願の団体優勝につながった取り組みはありましたか?
決勝で戦った関西大学は、大会7連覇中の強豪校です。自分たちよりも圧倒的に練習量も多く、立命館の2倍は練習していると思います。私たちももっと練習したいのですが、練習場を空手・少林寺・合気道といった他団体と共有していますので、これ以上の練習時間の確保は困難です。そこで、限られた時間をより濃密な時間にするべく、実戦に近い練習方法である「ミット練習」を取り入れました。

Q.「ミット練習」とは、どのようなものですか?
2人1組になり、試合時間と同じ2分ないし3分の間、受け側の持つミットに対して、面突きなどの立ち技を打ち続けます。ひたすら打ち続けるので、スピードと集中力が養われます。これを3本続けて行うので息があがりますが、苦しい状況でもどんどん前に出て打っていく精神力が鍛えられます。この練習を通じて、普段は組み技を中心にする選手も立ち技を取り入れるなど、効果があったと思います。
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Q.女子主将として心がけていたことを教えてください。
あまりリーダーシップがあるタイプではないので、部員のモチベーションをどのように上げて部全体を引っ張っていくか、悩んでいた時期があります。そこで意識したのは、まず自分が頑張っている姿を見せるということです。とにかく気合の声を出しました。試合で一本を決めるには気合がないとできません。モチベーションの向上に効果があったかはわかりませんが、続けているうちに、どの程度声が出ているかで、その日の練習の成果がなんとなくわかるようになってきました。声が出ていると、「あっ、今日はよくやってるな」と。逆に、「やっていないな」と思う日は声もあまり出ていなくて、空気も締まっていません。

Q.個人では、10月の全日本学生拳法個人選手権大会で優勝されましたね。
ありがとうございます。先ほど、モチベーションの話をしましたが、夏休みのオフ明けは自分自身も気持ちを切り替えるのに少し時間がかかりました。マインドセットができず、9月の大会で負けてしまいました。当然の結果ですが、とにかく悔しくてたまりませんでした。その悔しさから、自分が過ごしてきた時間を反省し、自分自身のダメなところを見つめ直して個人トレーニングを含めてしっかり準備をしました。10月の個人選手権では、その地道な努力が報われたのだと思います。

 
Q.岡崎さんの得意技は何ですか?
面突きといって、顔面を殴ることです(笑)。自分から踏み込んで相手との間合いを一気に詰めて突いたり、逆に相手が踏み込んできたら一歩下がって打ち返すなど、色々なパターンがあります。私の場合、相手が踏み込んできたら、下がらずにむしろ相手側に詰めてカウンターを繰り出します。簡単に言えば、カウンターパンチですね(笑)。
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Q.進路について教えてください。
今春から、日本郵便で働きます。配属先は決まっていませんが、関西エリア圏内で勤務することになります。就職活動では、B to Bよりも一人ひとりのお客様と向き合うB to Cの仕事が自分に向いていると思い、ハウスメーカーや車のディーラーなども検討していました。

Q.なぜ、B to Cに適性があると思われたのですか?
地元のお寿司屋さんでのアルバイトがきっかけです。お寿司屋では、調理以外のホール・レジ・電話対応などを担当しました。最初は、単純にお金が欲しくて淡々と仕事をしていたのですが、覆面調査で「対応が悪い」「私語が多い」など名指しで悪い評判を書かれてしまいました。お客様の立場にたって冷静に振り返ってみると、その対応をされたら不快に感じると思う態度をとっていた自分に気付きました。そして「どうすればお客様に喜んでいただけるだろう?」と考えながら仕事をするようになりました。「もっとこうした方がいいんじゃないか?」と考えながら改善を重ねていくと、次第に良いことも書かれるようになり、後輩の指導をする立場にステップアップするなど、仕事のやりがいにつながっていきました。この経験から、実際に一人ひとりのお客様とのやり取りを通じて価値を提供できる仕事に就きたいと考えるようになりました。

Q.休日の過ごし方について教えてください。
ほとんどお寿司屋さんでアルバイトをしていました(笑)。休日はもちろん、部活をしている平日も含めて週4~5日はバイトでした。部活の練習をしている日よりも多いかも知れません(笑)。部活もバイトもない日は、友達と遊ぶことが多いですね。友達と行ったグアム旅行がとても良い思い出です。
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Q.卒業後も、日本拳法を続けられますか?
体力的に厳しくなってきていますので、選手としてではなく、地元の道場で小学生に教えるなど、指導者として関わっていきたいと思っています。4月からは心機一転、社会人として、まずはしっかりと仕事に取り組んでいきたいと思います。

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いかがでしたでしょうか。
悔しさをバネに、ひたむきに自己改革に取り組み、日本一の栄光を掴み取られました。また、アルバイトでも、ネガティブな評価に対して真摯に向き合い、後進の育成係を任されるまで成長を遂げられました。迫りくる相手に一歩も引かず、むしろ自分から前に出てカウンターパンチをお見舞いする姿勢、ぜひ見習いたいと思いました!

▼編集後記▼

鴨川沿い四条大橋のたもと、ひときわ目をひく西洋建築が「東華菜館」。今回は、老舗北京料理店「東華菜館」于修忠さん(国際関係学部1993年卒・京都府出身)をご紹介します。現在、弟の于修海さん(国際関係学部1997年卒)とともに、伝統ある北京料理を守り伝えています。
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(写真左:于修海さん 右:于修忠さん)

―大学時代はどのように過ごされましたか?
国際関係学部の2期生として入学、衣笠キャンパスから徒歩約10分の「西園寺記念館」で学びました。西園寺記念館すべてが思い出の場所です。同級生はもちろん、先輩や先生方との繋がりも強くとても勉強になる場所でした。当時の仲間とは今でも連絡を取り合っています。

―北京料理について教えてください。
中華料理の四大体系(北京・四川・上海・広東)の一つである北京料理は、山東料理をルーツとしています。明朝・清朝の時代、山東など寒帯地方で乾燥したフカヒレ・干しアワビなどの乾燥食材、地方の珍味食材や調味料が、北京の皇帝に献上され、宮廷料理として北京料理を発展させました。東華菜館の料理は、乾燥食材を活かした山東料理を基に、北京料理として生まれた調理法も活用しています。その味と歴史をトータルに楽しんでいただきたいと思っています。おすすめ料理は、フカヒレスープ・春巻き・水餃子などです。是非本場の味をご賞味ください。
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―「東華菜館」は、歴史的にも貴重な建物としても知られています。
建物自体は大正15年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計によって竣工、「矢尾政(やおまさ)」というフランス料理店から始まりました。終戦後、祖父がこの建物を購入し「東華菜館」をオープンしました。また、「日本最古のエレベーター」が現役で稼動していることも特徴の一つです。90年を超える歴史的価値のある建物や設備を活用しながら、管理・維持・修繕していく難しさを感じます。料理とともにこの建物を楽しみに来店くださるお客様もいらっしゃいますので、丁寧な管理・維持を心がけています。
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―東華菜館での思い出の場所を教えてください。
東華菜館2階にある「5番」、家族で何度も食事をした部屋です。休みなく働いていた祖父は、東華菜館のこの部屋に私たちを呼び度々食事をさせてくれました。食事をしていたかと思えば、お店の様子を見て、また部屋に戻ってくる・・・。子供の頃はとても不思議に思っていましたが、四六時中お店のことが気になっていたのでしょうね。祖父との思い出はあまり多くはありませんが、今でも目標といえる存在です。

―これからの夢をお聞かせください。
2世代・3世代と訪れていただくお客様も多くいらっしゃいます。「この部屋で祖父母がお見合いをしたと聞いています」、「昔、父に連れて来てもらったから、今度は私が子供と一緒に来ました」と言ってくださることが、とても嬉しく励みになっています。東華菜館での食事がお客様のアルバムの1ページになってほしい、そう願っています。

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「伝統を守るには、まずその背景・内容を理解することが大切」と話す于さん。改めて、歴史的な価値を守り・伝え・発展させていくことの難しさを感じました。料理や建物、そしてお客様との思い出を楽しそうにお話しされる于さんの笑顔が印象的でした。

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第155号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナルシャープペンシル&消しゴム」5名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

<応募締切:2/4(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼154号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。154号の読者プレゼント当選者の発表です。プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・ひろりんさん(愛知県)・甲子園のボントロ(兵庫県)・みかんさん(千葉県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は2月8日(金)です。お楽しみに。
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■■ 〒604-8520京都市中京区西ノ京朱雀町1番地
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■■ ご意見、お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。
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