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立命館CLUB 【VOL.210】

立命館CLUB【VOL.210】


立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。


7月23日(金・祝)に開幕した東京2020オリンピック立命館大学の校友・学生から、史上最多の10名が出場予定です。また、補欠選手3名・コーチ2名・アシスタントコーチ1名も選出されています。応援をよろしくお願いします!

東京2020オリンピックに出場する校友・学生の紹介はコチラ≫

川崎絢平監督(産業社会学部2004年卒)率いる大分県の明豊高等学校硬式野球部が8月9日(月)開幕の「第103回全国高等学校野球選手権(「夏の甲子園」)に出場します。今年の「第93回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)」では、惜しくも準優勝。悲願の「日本一」に向けて、頑張ってください!

今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナル スリムサーモステンレスボトル(白)」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】2021年度秋季 立命館大学卒業式・大学院学位授与式の実施について(2021年9月実施)

2021年度秋季の立命館大学卒業式・大学院学位授与式は、十分に感染予防対策を講じたうえで、大阪いばらきキャンパスにおいて対面で実施します。卒業式・学位授与式には、卒業生・修了生に加えて、ご家族の皆様もご出席いただけます。
また、会場キャンパスで出席できない卒業生・修了生・ご家族の皆様・在校生に向けて、式典の映像を同時配信します。

<卒業式・学位授与式 開催概要>
[日時]9月23日(木・祝)10:00
[場所]大阪いばらきキャンパス OICアリーナ

詳細はコチラ≫
 
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【2】全日本大学ホッケー王座決定戦で体育会ホッケー部(女子)が2連覇を達成

7月11日(日)、「第40回全日本大学ホッケー王座決定戦(以下、王座決定戦)」の決勝戦が立命館OICフィールドで行なわれ、体育会ホッケー部(女子)が優勝し、創部以来初の王座決定戦2連覇を達成しました。

<主将:竹島萌江選手(産業社会学部4回生)のコメント>
全国大会の舞台で優勝し、「日本一」を獲ることができたのは、いつも応援してくださる皆様のご支援があったからです。これからも日本一のチームとしての自覚と誇りを持ち、秋以降の試合も優勝目指して頑張ります!ご声援ありがとうございました。
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【3】「The Lab. みんなで世界一研究所」に立命館大学の展示スペースを開設

7月1日(木)、グランフロント北館のナレッジキャピタル「The Lab. みんなで世界一研究所」(以下「ザ・ラボ」)に本学の展示スペースを開設しました。
「ザ・ラボ」は、参画する企業・大学・研究機関の先端技術・研究成果・製品やサービスのプロトタイプ展示・ワークショップなど、体験プログラムを実施するナレッジキャピタルの中核機能を担うスペースです。現在、5大学と3つの民間企業が参画しています。
展示企画の第一弾として、総合心理学部・北岡明佳教授の研究技術「錯視の実験心理学的研究」を展示しています。本展示では、錯視をデザイン化した作品や3色の光を混色して色を創り出す技術「並置混色」についての研究成果などを紹介しています。また、錯視を体験できる工作コーナーもあり、子どもから大人まで、自ら手を動かして「不思議」を体感することができます。

[展示時間]11:00~19:00(定休日はグランフロント大阪に準じる)
[場所]グランフロント大阪北館3階 「The Lab. みんなで世界一研究所」(大阪市北区大深町3-1)
[入場料]無料
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【4】立命館宇治高等学校3年生の駒井毬乃さん・日詰琴梨さんが台湾IT大臣 オードリー・タン氏と対談

6月21日(月)、IMコースの駒井毬乃さん・日詰琴梨さんが「ELLE girl NextLAB vol.4」(ファッション雑誌「ELLE」主催のオンライン企画)に出演しました。本企画は、台湾のIT大臣を務めるオードリー・タン氏に、環境問題の解決に向けたSNSやデジタルプラットフォームを活用したアイデアを発表し、意見交換を通じて環境問題への具体的な取り組み方法を学ぶものです。
環境問題に取り組む全国の生徒・学生団体が応募、オーディションの結果、早稲田大学・関西学院大学・立命館宇治高等学校の3グループが発表者に選ばれました。
駒井さんと日詰さんは、廃棄野菜(規格外野菜)の活用をテーマに英語で発表、「規格外の野菜を使って染色した生地で、若いアーティストに服を作ってもらい、その収益を彼らに還元する」というアイデアが特に優れていると、オードリー・タン氏からコメントをいただきました。
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][有料][要事前申込]
“0泊2時間”東北食べるツアー ~生産者と語ろう~ 「第3回 福島県桑折町×桃」


立命館災害復興支援室では、東北6県の農家・漁師の姿を伝え続けている「東北食べる通信」とコラボし、東北の食を通して、3.11から10年を迎える「東北の今」に触れる取り組みを実施しています。
第3回の食材は「桃」。「献上桃の郷」といわれる福島県桑折町(こおりまち)から桃農家の方2名をゲストに迎えます。

[日 時]8月21日(土)13:00~15:00
[開催方法]オンライン(Zoom)
[参加費]2,980円(食材・送料込)
<申込締切:8月13日(金)12:00>

詳細はコチラ≫

お申込みはコチラ≫

※お申込み時にアカウント登録が必要です
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第1回「赤皿貝」の様子はコチラ≫
第2回「ドンコ」の様子はコチラ≫

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【2】[オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座 8月度「平和創造に向けたスポーツの役割とは何か:改めて、オリンピックの意義を考える」
             9月度「映画黎明の地としての衣笠」 ※2021年1月延期分
                     「新型コロナ感染症対策としての国境閉鎖と国際関係」


[日時・テーマ・講師]
8月7日(土)13:00~14:30
「85年前のこの月―『民族の祭典』(1936)を振り返る」
講師:有賀郁敏(立命館大学産業社会学部教授)

8月28日(土)13:00~14:30
「『資本主義リアリズム』とオリンピック」
講師:市井吉興(立命館大学産業社会学部教授・立命館大学国際平和ミュージアム副館長)

9月4日(土)13:00~14:30 ※2021年1月延期分
「衣笠貞之助監督の功績」
講師:手塚眞(ヴィジュアリスト<映画監督>)

9月11日(土)13:00~14:30
「『境界封鎖』とコロナ禍をめぐる中台関係」
講師:駒見一善(立命館大学国際教育推進機構准教授)

9月25日(土)13:00~14:30
「国境閉鎖と内陸国」
講師:宮脇昇(立命館大学政策科学研究科教授)

[受講料]無料
[定 員]400名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[滋賀][有料][要事前申込]
陸上競技部主催「Ritsumeikan Athletics Games」


中学・高校・大学・一般の部のトラック競技とフィールド競技を行ないます。
美しいグリーンにタータンが良く映えるBKCクインススタジアムで、普段から積み上げられた力を存分に発揮してみませんか。

[日 時]8月21日(土)15:30~
[場 所]立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(BKC) クインススタジアム
[参加費](大学・一般)1種目1名1,000円、(中・高校生)1種目1名800円
                ※出場者以外(引率・保護者など)の入場は無料
[その他]近畿圏内在住の方のみ参加可能
               応援場所は、クインススタジアム内およびスポーツ健康コモンズのみ使用可能
<申込締切:8月6日(金)17:00>

詳細はコチラ≫

▼輝く学生インタビュー▼

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   第179回 輝く学生インタビュー
      ほんの少しの違いで結果が変わる~「難しい」から「楽しい」
                                                                 弓道部(男子)
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、弓道部(男子)主将の永田颯樹さん(産業社会学部4回生・鹿児島県出身)です。6月26日(土)~27日(日)に開催された「第33回全国大学弓道選抜大会」において、6年ぶり4度目の優勝に輝きました。これまでの取り組みについて、お話を伺いました。
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Q.弓道部(男子)について教えてください。
創部は1928年、柊野グラウンドの弓道場で週6日練習しています。6月に全国弓道選抜大会、8月に全日本学生弓道選手権大会、11月に全日本学生弓道王座決定戦、年3回の全国大会での「3冠」を目指して日々練習に取り組んでいます。
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Q.現在の活動について教えてください。
昨年9月から活動を再開、10月末までは自主練習として取り組み、11月から本格的に練習を始めました。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、試合は主に「オンライン形式」で行なっています。大会の運営委員会とZoomで繋がり、射手(弓を射る選手)と的をカメラで撮影して、不正がないかチェックしながら進めていきます。
オンライン形式の大会は立命館大学の弓道場で実施するため、「慣れているから当たりやすい」と思われるかもしれませんが、安心感が油断に繋がるので、より一層気を引き締める必要があります。
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Q.弓道について教えてください。

「近的競技」と「遠的競技」、主に2つがあります。「近的競技」は、「28m先にある直径36cmの的」、「遠的競技」は「60m先にある直径100cmの的」へ矢を命中させるスポーツです。私たちが出場する大会は、基本的に「近的競技」です。弓道部に所属していることを友達に話すと、右手を顎のあたりに構えて弓を引くポーズをされることがあります。しかし、それはアーチェリーの構えに近く、弓道は右手をめいっぱい引きます。また、「的の真ん中に当たれば、高得点になるんでしょ?」と聞かれますが、「近的競技」ではどこに当たっても関係ありません。よく聞かれることなので、説明することには慣れました(笑)。

Q.弓道を始めたきっかけを教えてください。
中学入学後、「初心者の自分が中学から始めても周りとスタートラインが同じである部活動」を探しました。とても負けず嫌いな性格なんです(笑)。野球・バスケットボール・柔道などは、小学生の頃から始めている友達がいましたが、弓道は初心者ばかりでした。また、弓道部がある中学校は全国的にも少ないので、「これからどれだけ努力するかで、全てが決まる。絶対に上手くなりたい」と思い、入部しました。
入部当時は、弓を引いても全く的に当たりませんでした。「こんなに難しいものなのか」と驚きましたね。2カ月後、やっと初めて1本当たりました。同級生8名中、当たるのが一番遅かったこともあり、あまり嬉しくはありませんでした。むしろ悔しかったので、「絶対に上手くなってやる!」と、その日から家の近くの武道館にも通い、毎日夜9時頃まで練習しました。この頃は弓道の面白さは全く分かっておらず、「誰にも負けたくない」という気持ちだけがモチベーションでした(笑)。

Q.中学・高校時代の取り組みについて教えてください。

家から近くて弓道が強い鹿児島南高校にどうしても行きたいと思いました。大会で成績を残していなかったので、中学生が取得できる最高の段位である二段を取りました。そして、鹿児島南高校の校長室に伺い、校長先生に二段取得をアピールして、「是非入学させて欲しい」と直談判しました。これが功を奏してか、弓道部の顧問の方に弓を引くところを見ていただくことができ、自己推薦も通り、希望の高校に入学することができました。今振り返ると大胆な行動ではありましたが、熱意を持って行動することの大切さを実感しました。
高校時代は団体戦に1年生から出場、県1位で全国大会に出場することができました。また、2年生の時に県代表として出場した国民体育大会の団体戦では、近的競技部門で3位、遠的競技部門で優勝の成績を残すことができました。
高校入学当初は、射形(弓を射る時のかたち)には自信がありましたが、なかなか的にあたらず、監督のアドバイスを参考にしつつ、自分でもとことん考えて修正を繰り返しました。例えば、弓を支える左手の親指の角度を少し変えるだけで、的に当たるようになることもありました。「ほんの少しの違いで結果が変わる」ことの難しさを感じながらも「自分で試行錯誤して取り組む」ことの楽しさに気づき、どんどん弓道にのめり込んでいきました。

Q.立命館大学を選ばれた理由を教えてください。
もともと高校卒業後は、弓道を続けながら公務員として働こうと考えていました。しかし、様々な大学から声をかけていただき、大学進学も考え始めました。そのなかでも立命館大学は、当時全国大会でも輝かしい成績を残していたことに加えて、動画でみた射形がきれいで、「ここで4年間練習に打ち込めば、もっと成長できる」と思い、進学しました。
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Q.6月の「第33回全国大学弓道選抜大会」に主将として出場、見事優勝されました。日々の取り組みのなかで工夫していたことはありますか?
全国大会で優勝するという部全体の目標に向けて、それをより具体的な数字に落とし込んでいました。例えば、「予選や決勝トーナメントを勝ち抜くためには、20射中18射当てなければならない」と口酸っぱく部員に言い続けました。この数字は、過去約10年間の全国大会のデータを大会のホームページから集め、自分で分析して算出しました。具体的な数字があると、日々の練習でも「18本」という目安ができ、メリハリのある質の高い練習に繋がります。
また、全国大会は5名、リーグ戦は8名しか試合に出ることができません。そのため、メンバー外の部員たちのモチベーションが下がることもあります。全員が全力で練習に取り組めば、選手層が厚くなることはもちろん、部全体で戦っているという団結力が生まれ、選ばれたメンバーも本番で力を出し切ることができると信じています。そのために、これまで以上に部員一人ひとりに声をかけ、コミュニケーションを積極的に取るように意識しました。

Q大会当日はいかがでしたか?
大会は5人1チームで1人4本の矢を射て、計20射の的中数を競います。全国約250大学がオンライン形式の予選に出場、的中数の上位16校のみが決勝トーナメントに進出することができます。20射皆中、全国トップの戦績で予選を通過しました。
決勝トーナメントは、明治神宮至誠館弓道場で行なわれました。初戦・大東文化大学を18-17、2回戦・桜美林大学を18-16、準決勝では日本大学を17-15で勝利しました。そして、決勝の法政大学戦では、20射皆中、20-18で優勝することができました。
実は、立命館大学が19本目を当てた時点で、法政大学は先に18本という結果が出ていたので、勝利が確定していました。そのあと、20本目を引く「落(おち)」は私だったので、「ここで20射皆中となれば、かっこいいな」といった邪念が頭をよぎりました。このような時こそ、「平常心」が大事です。必要以上に力んだり、気持ちが入り過ぎると良い結果がでません。私は自分の心が乱れていると感じた時は、「腹式呼吸」をします。弓道には大きく8つの決められた動作があります。その一つひとつで腹式呼吸を行なうと自然と心が落ち着き、平常心を保つことができます。これが私のルーティーンです。結果、当てることができ、20射皆中で優勝することができました。
この大会を通して、具体的な目標を設定して、部内で共有し、取り組むことの大切さを改めて学びました。たしかに、毎回全部当てることができれば負けることはありません。しかし、実際は難しいので、18本がやはり妥当な数字だと思います。この数字に対して、部員が向き合い、実現するために何が足りないのか、一人ひとりが考え、練習に取り組むことができたからこそ、コンスタントに18本前後の成績を残すことができ、決勝では20射皆中という最高の結果を収めることができたと考えています。
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Q.主将として部員をまとめるにあたり、意識していることはありますか?
昨年の11月、主将になりました。中学・高校と主将も務めてきましたが、後輩とコミュニケーションを取ってアドバイスをしたり、チーム全体のマネジメントを考えるということはあまり得意ではありませんでした。
大学は学生主体でチームの練習やメンバー選出などを行なう必要があるため、「自分自身が変わらなければならない」という思いはありました。しかし、どうしていいのかわからず、部員との意見の食い違いで悩むことが多々ありました。そこで、監督に相談したところ、経営学に関する本を読むことを勧められました。監督に推薦された本や本屋で売れている本を探し、10冊ほど読み漁りました。一番印象に残っている本は、ピーター・ドラッカーの『マネジメント-基本と原則-』です。特に「人は最大の資産」という言葉が心に残っています。まさに私に欠けていた観点でした。これまで、実力主義に走り過ぎていたところもあり、部員全員のモチベーションなどをあまり考えず、がむしゃらにチームを引っ張ろうとしていました。一人では団体戦で勝つことはできません。当たり前かもしれませんが、自分を含めて選ばれたメンバーはもちろん、部員一丸となって大会に望むことができてこそ、結果に結びつくのだと改めて気づかされました。それ以降、個人練習の時間はできるだけ部員に話しかけてアドバイスをしたり、自分にもアドバイスをして欲しいと伝えました。そうすることによって、お互いに意見が言いやすい雰囲気ができ、技術的な向上はもちろん、部全体の風通しが良くなったと感じています。

Q.今後の目標について教えてください。
「全国大会3冠」に向けて、残る8月の全日本学生弓道選手権大会、11月の全日本学生弓道王座決定戦で優勝できるように、しっかりと練習に取り組んでいきます。
実は、毎年9~10月に開催される関西リーグでは、2019年に2部に落ちました。2020年はリーグ戦が実施されませんでしたが、今年こそは1部に昇格したいですね。
2部に落ちた理由として、近年部員数が減っていたこともあり、10数名からリーグ戦に出場する8名を選出しなければならなかった選手層の薄さも原因の一つであったと考えています。そこで、昨年から多くの部員に入ってもらえるよう、初心者でも入部を歓迎していることを積極的にアピールしたり、「1・2回生はアルバイト禁止」といった部内のルールの見直しも行ないました。また、京都外大西高校の弓道場をお借りして、BKCやOICの学生でも参加しやすいように練習場所の工夫もしました。その結果、現在は19名まで部員数が増え、選手層も厚くなってきたと思います。後輩たちの代は1部で戦えるようにこの秋は「1部昇格」を目指して頑張ります。
個人としては、全日本学生弓道選手権大会の個人優勝、関西リーグ4戦における的中率1位獲得を目指しています。関西リーグで的中率1位を獲得すると東西学生弓道選抜対抗試合に出場することができます。もちろん、この大会でも優勝を狙います。団体そして個人と最高の成績を残すことを目標として、最後まで頑張っていきたいと思います。
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弓道に対する熱い想いが言葉の端々から伝わってくる永田さん。実は動物が大好きで、小~中学生の頃は動物園や水族館によく通っていたとのこと。将来は、飼育員になることも考えていたそうです。弓道部主将の意外な一面を伺うことができました。
目標達成まで残り2つ。「全国大会3冠」期待しています!

▼編集後記▼

今回は、小説家・高瀬隼子(筆名)さん(文学部2011年卒・愛媛県出身)をご紹介します。小説『犬のかたちをしているもの』(すばる2019年11月号)が「第43回すばる文学賞」に選ばれ、小説家デビュー。そして、2021年6月には『水たまりで息をする』(すばる2021年3月号)で「第165回芥川龍之介賞(以下、芥川賞)」の候補に選ばれました。

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(インタビュー・文:立命館CLUB事務局)
『水たまりで息をする』は、ある日を境に夫がお風呂に入らなくなったことに気づいた主人公・衣津実の物語です。この小説は、私自身、コロナ禍で在宅勤務が増え、3日間ほどお風呂に入らなかったことがあり、「このままでは出勤できないなぁ」と、思ったことがきっかけで書き始めました。

芥川賞の最終候補は、毎年6月と12月に発表されます。この6月も、「今回はどの作品が候補に選ばれるのかな」と気にはしていましたが、まさか自分が選ばれるとは思ってもいませんでした。最終候補に選出された報告の電話が入った時も、「知らない番号だから、宅配便の電話かな」と思いつつ出ました(笑)。少し時間が経ってから「最終候補に選ばれた実感」が湧いてきて、3日間ほどはソワソワしていました。しかし、「作品はもう出しているのだから、今からできることは何もない」ということに気づき、それ以降は今まで通り淡々と過ごしていました。

7月14日(水)の受賞作発表当日は、さすがに緊張しました。編集担当の方2名と集英社のある神保町の喫茶店で発表を待ちました。残念ながら、今回は受賞には至りませんでしたが、候補作に選ばれたことで単行本になり、多くの方々に読んでいただくことができ、本当に嬉しいです。結果が出た後はすっきりして、「頑張って次の小説を書こう」と思いました。

小説家を目指そうと思ったきっかけは、正直なところ覚えていません。物心ついた頃から物語を書いていて、幼稚園ではお絵かき帳に自作の絵本のようなものを描いていました。父親は歴史小説が好きですが、私はあまり興味がありません(笑)。母親もドラマ化された小説を時々読む程度で、本に囲まれて育ったというわけでもないので、なぜ小説家になろうと思ったのか、自分でも不思議です。

文芸誌の新人賞に初めて応募したのは、大学2回生の時です。毎年色々な新人賞に応募していたのですが、落選、落選、落選…。それから約10年、2019年に『犬のかたちをしているもの』が「第43回すばる文学賞」に選ばれ、小説家としてデビューすることになりました。受賞の知らせを聞いた時は「嬉しい気持ちが30秒」、それ以降は「子どもの頃からなりたかった小説家に本当になれる。どうしよう」といった気持ちがこみ上げてきました。

昼間は会社員として働きながら、夜は自宅で小説を書くという生活を約10年間続けています。普段は小説家として自分を意識することはほとんどありません。しかし、このような取材などを受けると「小説家」になったんだと改めて思い、夢が叶った実感があります。

通勤途中などで気になったことがあれば、スマートフォンにメモをして、小説を書き始める前に見返して執筆に取りかかります。テーマや内容をしっかりと決めずに書き始めるので、原稿を読み返して初めて「自分の書きたいこと」に気づかされることもあります。「小説に教えられる」ような感覚で、作品を作り上げていきます。

立命館大学の文学部では哲学専攻で、4年間で理解できるほど簡単なものではありませんでしたが、谷徹先生のゼミや様々な授業を通して、多様な価値観や学ぶことの楽しさに触れることができました。このことは、社会人になった今でも学ぶということに対しての根本的な姿勢に繋がっていると思います。

小説家として、まずはしっかりと作品を書き続けていきたいと思っています。全ての小説が文芸誌に掲載され、単行本として世に出るわけではありません。厳しい世界ではありますが、書き続けることはもちろん、多くの方々に手に取ってもらえるような、作品を生み出し続けられる小説家を目指して頑張りたいと思います。

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どんな質問に対してもわかりやすく、時にゆっくりと言葉を選びながら丁寧に答えてくださいました。情景が思い浮かぶ高瀬さんのお話は、まるで1つの物語のようでした。
現在、単行本2冊が発売中です。是非、皆様も手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『水たまりで息をする』(「第165回芥川龍之介賞」候補作)の詳細はコチラ≫

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『犬のかたちをしているもの』(「第43回すばる文学賞」受賞作)の詳細はコチラ≫

(立命館CLUB事務局)

▼第210号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナル スリムサーモステンレスボトル(白)」3名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:8/23(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第209号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。209号の読者プレゼント(立命館グッズ ブックメモ 付せん)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・K.S.さん(兵庫県)・めぐりんさん(福井県)・kanoyuさん(徳島県)・クリ坊さん(宮崎県)・nanaさん(静岡県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は8月27日(金)です。お楽しみに。
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