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立命館CLUB 【VOL.193】

立命館CLUB【VOL.193】

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■□■ 2020.10.23立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ http://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。


スポーツの秋、本番です。

10月14日(水)、横浜DeNAベイスターズの坂本裕哉投手(文学部2020年卒)が、東京ヤクルトスワローズ戦に先発出場しました。5回3安打1失点の好投を見せ、今シーズン4勝目を挙げました。

関西学生野球連盟秋季リーグ戦10月24日(土)・25日(日)の最終節は伝統の立同戦です。立命館大学硬式野球部は、現在2位。今季は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、原則無観客のため現地での観戦は叶いませんが、立命館大学放送局(RBC)によるニコニコ生放送で観戦できます。応援よろしくお願いします。

[日時]10月24日(土)・25日(日)10:00~
ニコニコ生放送「立命館大学放送局チャンネル」≫

10月25日(日)、宮城県仙台市にて、大学女子駅伝の日本一決定戦「第38回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)」が開催されます。こちらも沿道での応援や観戦はできませんが、テレビの前で、立命館のたすきをつなぐ女子陸上競技部に熱いエールをお願いします。
選手の意気込みなど詳細はコチラ≫

<TV放送予定>
10月25日(日) 12:00~ 日本テレビ系で全国中継
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今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナルクリアファイル」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】「オール立命館校友大会2020」史上初のオンライン開催


10月18日(日)、「オール立命館校友大会2020」を校友大会史上初のオンラインで開催しました。
今年は「Good Way, Good Day ―どこからでも、つながる、ひろがる―」をテーマに、日本全国、そして10を超える国・地域から、校友をはじめ多くの方々が参加(視聴)しました。
村上健治・立命館大学校友会長による開会宣言後、応援団による力強い演舞・演奏とともに、世界中の立命館ファミリーがオンラインでつながり、校歌と応援歌グレーター立命を斉唱しました。
その後、ライブ配信企画として3つの企画を実施。「APU出口学長があなたの質問にお答えします!」では、視聴者からの質問に対し、出口学長ならではの「数字・ファクト・ロジック」にもとづいて、明瞭にお答えいただきました。「立命館気鋭の起業家が語る」では、“シェアリング“という共通点を持つ3名の起業家が登場、「社会構造を変えていきたい」など、様々な想いが語られました。「スペシャル対談 岸田繁(くるり)× 長谷川滋利(元メジャーリーガー)」では、音楽と野球のプロフェショナル同士が語り合うそれぞれの思考・哲学を垣間見ることができました。
さらに、オンデマンド企画では、京料理「木乃婦」三代目主人・髙橋拓児さん(法学部1991年卒)による「髙橋拓児のちょっとの工夫で美味しく本格日本料理」や立命館関係者が出演する動画を多数用意しました。また、オンライン懇親会企画では41団体が参加、オンラインならではの世代や地域を越えた交流が行なわれました。

 「オール立命館校友大会2020」当日配信映像(全編)は、10月25日(日)24:00までオンデマンド配信で視聴することができます。是非ご覧ください。
オール立命館校友大会2020オンデマンド配信はコチラ≫

オンデマンド企画はコチラ≫
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【2】博士学位取得者の学位取得記念撮影会を実施

10月2日(金)~6日(火)、朱雀キャンパスにて、博士学位取得者(2019年9月、2020年3月・9月の修了者)を対象とした学位取得記念撮影会を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、学位授与式を代表者のみで執り行なったことから、学位取得の象徴であるアカデミックガウン(アカデミックドレス)を着て記念撮影を行なう特別な時間となりました。
撮影期間中は、38名の学位取得者が会場に足を運び、家族や友人、指導いただいた先生など、大切な方々との記念撮影を行ないました。撮影した写真はデータでお渡しするとともに、アルバムブックにして後日郵送します。
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【3】体育会ボート部が第98回全日本選手権「女子舵手なしペア」と「女子エイト」で優勝

10月8日(木)~11日(日)、公益社団法人日本ボート協会主催「第98回全日本選手権大会」が、埼玉県の戸田ボートコースにおいて開催されました。立命館大学体育会ボート部は「女子舵手なしペア」で大会7連覇、「女子エイト」では3回目の優勝を飾りました。

★「女子舵手なしペア」鈴木伶奈選手のコメント
決勝では、スタートから1500m地点までは接戦でしたが、ラスト500m地点からスパートをかけたことで相手を突き放すことができました。今回の優勝で、この種目では7連覇達成です。先輩方が残してくださった功績に続くことができて、とても嬉しかったです。

★「女子エイト」可児晴海選手のコメント
私たちのクルーは中盤から後半にかけての伸びが強みなので、落ち着いてスロースタートして、一本漕ぐごとに相手との距離を縮め、1250m地点では確実にトップに出てラストスパートでさらに他クルーを突き放すことができました。
  
写真左 女子舵手なし 松田京子さん・鈴木伶奈さんペア(ボート部Facebookより)
写真右 女子エイト出場選手の皆さん(ボート部Facebookより)

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【4】体育会カヌー部が「第56回全日本学生カヌースプリント選手権大会」男子カナディアン部門優勝・男子総合優勝

9月18日(金)〜22日(火)、石川県小松市の木場潟カヌー競技場にて、「第56回全日本学生カヌースプリント選手権大会(インカレ)」が開催されました。立命館大学体育会カヌー部は、男子カナディアン部門優勝ならびに男子総合優勝(3連覇12回目)に輝きました。
総合優勝のためには、カヤック・カナディアンのすべての種目でバランスよく得点を重ねる必要がありました。そのなかで、カヤック2種目(1000mペア・1000mフォア)およびカナディアン4種目(1000mシングル・1000mフォア・4×500mリレー・200mシングル)で優勝、持ち味である総合力を最大限発揮し、昨年に続き優勝旗を手にしました。

今大会は、UNIVAS(大学スポーツ協会)による全日程のライブ動画配信が行なわれ、現在もハイライトや見逃し配信動画を公開しています。
https://www.univas.jp/project/match_video/canoe/

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優勝旗とともに(カヌー部Twitterより)

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

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【1】[オンライン][無料][要事前申込]

医療経済評価・意思決定支援ユニット(CHEERS)開設1周年記念
医療技術評価(HTA) 教育・研究セミナー

立命館大学総合科学技術研究機構 医療経済評価・意思決定支援ユニット(Comprehensive Unit for Health Economic Evidence Review and Decision Support: CHEERS)は、2019年4月に開設されました。今回、福田敬・国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター長、中山健夫・京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学教授をお招きし、特別講演を開催します。

[日 時]11月21日(土) 13:00~17:00
[受講料]無料
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

お申込みはコチラ≫

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【2】[オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座「バイリンガリズムと年齢」
[日時・テーマ・講師]
11月7日(土)13:00~14:30
「青年期以降のバイリンガリズム」
講師:田浦秀幸・立命館大学大学院言語教育情報研究科教授
11月14日(土)13:00~14:30
「子どものバイリンガルの心理」
講師:久津木文・神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授

[受講料]無料
[定 員]400名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[開催方法]オンライン(Zoom)

詳細はコチラ≫

▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@愛知・三重][無料][テレビ・ラジオ中継]
男子陸上競技部「秩父宮賜杯 第52回全日本大学駅伝対校選手権大会」

学生三大駅伝の一つである「全日本大学駅伝」。
立命館大学男子陸上競技部は、20大会連続32回目の出場です。

[日 時]11月1日(日)8:05スタート
[場 所]熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前 8区間/106.8km
※テレビ朝日系全国ネット・文化放送・東海ラジオ放送で生中継されます。
※新型コロナウイルスの感染防止の観点から、沿道での応援・観戦はご遠慮ください。

詳細はコチラ≫

立命館CLUB第189号の学生インタビューでは、男子陸上競技部・長距離パート 吉岡遼人さんにお話をうかがっています。是非ご覧ください。
男子陸上競技部・長距離パート 吉岡遼人さんのインタビューはコチラ≫

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▼輝く学生インタビュー▼

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 第162回 輝く学生インタビュー
      「世界をおいしく、おもしろく。」をまさに体現
             食マネジメント学部 赤羽香史さん・平畑友貴さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、赤羽香史さん(食マネジメント学部3回生・長野県出身)、平畑友貴さん(食マネジメント学部3回生・兵庫県出身)です。2020年8月に開催された「食品ロス削減」などをテーマとしたSDGs解決型のオンラインワークショップ「Tomato Adventure」の運営スタッフとして活動されました。今回の取り組みについてお伺いしました。

Q.「Tomato Adventure」について教えてください。
赤羽さん:8 月 1 日(土)・2 日(日)・8 日(土)の3日間、ビデオ会議システム「Zoom」を使って、立命館小学校の5・6年生7名を対象にオンラインワークショップを実施しました。
私が所属しているゼミの野中朋美先生がワークショップ全体の設計・運営を担当されていました。コロナ禍においても、子どもたちの主体性や創造性を育むことを目的に、大学が持っている食の世界的なネットワークを存分に活かすとともに、リモート機能を最大限活用し、本場・イタリアと直接繋がるライブ感あふれる体験型プログラムを提供したいと考え、この企画は始まりました。今回のテーマは、世界の食生活にとって身近なグローバルフードともいえる「トマト」にしました。

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Q.「Tomato Adventure」の運営スタッフになったきっかけについて教えてください。

赤羽さん:もともとスペイン料理が好きなこともあり、大学では第二言語としてスペイン語を選択していました。また、「2020年にはスペイン語圏に留学したい」と考えていたのですが、このような状況ですので、諦めていました。「留学に代わるもの」を探していたところ、野中先生にお声掛けいただき、直感的に「面白そう」と感じ、参加することを決めました。実は、最初概要を聞いたときは、「人前で話すことが苦手で、ワークショップの運営に関わったことのない私が参加していいのか」と、不安もありましたが、「ここで参加しなければ、今までの自分と変わらない」と、心を決めて参加することにしました。

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平畑さん:私が所属しているゼミの石田雅芳先生もこの企画の運営メンバーの一人で、イタリアの食文化に関する授業と現地をつなぐオンライン実習を担当されていました。
立命館大学が教学連携協定を結んでいる「真のナポリピッツァ協会」が主催する「真のナポリピッツァ初級コース」を1回生の3月に受講したこともあり、「小学生にピザ作りをレクチャーしてくれないか」と声を掛けていだだきました。

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2019年3月 「真のナポリピッツァ初級コース」を受講

Q.どのようなオンラインワークショップを実施されましたか。
平畑さん:1日目は、トマトの特徴・おいしさを科学的な視点で学ぶワークショップ、イタリアのピザ職人からナポリピッツァの生地作りを学ぶ「オンライン実習」を実施しました。2日目は、世界の食品ロスの実態を学ぶ「リモート座学」、イタリアと中継を繋ぎ、トマト農家の方によるレクチャーで生産者の想いに触れたり、現地のピザ職人からピザの盛りつけ・焼き方を教えていただきました。最終日は、参加した小学生から、食品ロス削減の解決策となる創作料理アイデアをイタリアの「真のナポリピッツァ協会」に提案しました。
私は、1・2日目のピザ作りに関するレクチャーで、参加者が限られた時間のなかで完成できるようにサポートしました。

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赤羽さん:私は、2日目の「世界の食品ロスの実態と解決を目指している事例を学ぶ」を担当しました。運営メンバーの小祝誉士夫・株式会社TNC代表取締役社長に「アップサイクル」をご紹介いただき、食品ロスの解決策に関する実例として取り上げました。「アップサイクル」とは、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったもの・不要だと思うものを捨てずに新しいアイデア・価値を加えることで、元の状態よりも価値の高いモノに生まれ変わらせる、サスティナブル(持続可能)な考え方です。まさに今回のワークショップに最適な考え方だと思い、紹介することにしました。

Q.小学生にレクチャーするにあたり、工夫したことを教えてください。
赤羽さん:「アップサイクル」については、廃棄食材の紫キャベツで染めた靴、未熟・熟れすぎたトマトを使ったケチャップ、にんじんの皮を使ったクレヨンなど、小学生が「身近に感じてもらうことができる例を取り上げる」ということを意識しました。
また、約30分のレクチャーを集中して聞いてもらうために「これは何で染めた靴でしょうか」「2つのケチャップのパッケージ、何が違うでしょうか」といったクイズなどを入れつつ、「一方的ではなく、相互でコミュニケーションを取りながら授業を進行する」ことで、参加者が楽しんでもらえるよう工夫しました。

平畑さん:小学生に加えて、「Tomato Adventure」の運営メンバーの多くがピザ作り未経験者でしたので、「全員にピザ作りのイメージを持ってもらおう」と、私を含めた3名の学生を中心に、ピザ作りの動画を作成しました。この動画を運営メンバーにも見てもらい、全員でピザ作りのイメージが共有でき、「ピザ作りにどんな準備物が必要なのか」「3日間のスケジュールのなかで、どれだけ時間を取ればいいのか」といった全体の運営を検討する際に活用しました。
一方、ピザ作りを教えるパートを担当したメンバーは、ピザ作りが得意なので、事前の準備段階で、どうしても「おいしいピザを作るためにはこうした方がいい」と教えすぎてしまう傾向がありました。そこで、「限られた時間のなかで、情報過多にならないようにレクチャーすること」を意識しました。また、ピザ作りの際にも「わかりやすい言葉を使って教える」工夫をしました。例えば、生地を強く練って欲しいときは、「グーパンチで叩いてみよう」とアドバイスしていました。

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Q.実際にオンラインワークショップを開催していかがでしたでしょうか。
赤羽さん:苦手だったプレゼンテーションも小学生から「へぇー」「そうなんだ」と反応をもらうことができ、とても嬉しかったです。このような状況でも工夫をすれば「同じ時間を様々な方々と共有して、学びの場を提供することができる」と、自信がつきました。
また、オンラインワークショップ終了後、振り返り会で運営メンバーのお一人である福田卿也・客員教授がおっしゃっていた「このイベントは、半学半教」という言葉がとても心に響きました。まさに言葉の通り、小学生に教えることで、食品ロスに関する知識に加えて、教え方や周りの方々と協力しながら物事を進めていくためのコミュニケーションなど、自分自身も多くことを学ぶことができたと思います。

平畑さん:画面を通してピザ作りを教えることができるのか、当日まで不安でいっぱいでした。しかし、終わってみれば、参加した小学生全員かなり完成度の高いピザを作ることができました。また、参加者のなかには「トマトが苦手です」と言っていた子もいたのですが、おいしそうにピザを食べている姿をみて、食に対する気付きのきっかけに携わることができたことを実感しました。
最終日には、ワークショップ全体の学びをふまえて、小学生がトマトを使った創作料理を発表しました。どれも独創的で興味深かったのですが、なかでも「お好み焼き風ピザ」が印象に残っています。「ピザはイタリアのもの」という固定概念にとらわれて、視野が狭くなっていたことに気付かされました。斬新なアイデアを生み出すためには、ピザ作りの知識・技術といった専門性を学ぶことはもちろん、頭を柔らかくして広い視野で物事を考えることが重要であると学びました。

Q.食マネジメント学部に進学された経緯を教えてください。
赤羽さん:中学2年生の時、貧血になり、食事を見直しました。鉄分を多く含むマグロやレバーなどを意識的に食べるようになった結果、体調も回復していきました。その時に「体を作る“食事”の重要さ」に改めて気付いたことがきっかけで、大学では「食に関わることをもっと深く学びたい」と考え、進学しました。

平畑さん:子どもの頃、よく兄姉と一緒に母親の手伝いをするなかで料理の楽しさを知り、食に興味を持つようになりました。5歳上の兄は独学でバリスタになり、3歳上の姉は専門学校卒業後、パティシエをしています。「自分はどのように食に関わっていくのか、しっかりと見極めたい」と思い、多角的に学べる食マネジメント学部を選びました。

Q.所属ゼミについて教えてください。
赤羽さん:野中先生のゼミでは、「Tomato Adventure」のようなワークショップの企画・運営、食サービスに関わる従業員の満足度、企業の技術を“食”に活かして更においしくできないかといった実践的な研究まで、幅広く取り組んでいます。研究テーマに加えて、ゼミ説明会の時に感じた先生の「とても丁寧に、親身になって話を聞く姿・人柄」に惹かれ、野中ゼミを選びました。
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野中ゼミで取り組んでいるゼリーを使った実験

平畑さん:石田先生は、イタリアの食文化などを研究されているので、ゼミでは食に関する文化的な背景からピザ作りまで、幅広く学んでいます。もともと、第二言語のイタリア語を石田先生に教えていただいていたこともあり、ピザ・エスプレッソといったイタリアの食文化についてもっと学びたいと石田ゼミを選びました。

Q.食マネジメント学部での学びはいかがでしょうか。
赤羽さん:1回生の頃は、食の文化や栄養学に加えて、経営学・経済学・第二言語のクラスがあるなど、幅広い分野の授業が展開されていて、「もっと食に特化して勉強したい」と思っていました。また、私たちが1期生で先輩がいないので、この先どのように授業が発展していくのか、見えない不安もありました。しかし、回生が上がるごとに食に関わる授業、そして一つひとつのテーマを深く学ぶ専門的な授業が増え、学びに対して楽しみが増えてきました。
今振り返ると、1回生で幅広く様々なことを学べたことで、自分の視野を広げ、興味のあることは何なのかなどを考えられるようになったと思います。また、今回の「Tomato Adventure」の企画も様々な専門の先生が所属する食マネジメント学部、そして附属校のある立命館だからこそできたものだと思います。

平畑さん:先生との距離が近いので、自分たちの声が反映されやすい環境にあると思います。1期生として自分たちがこの学部を作っていくという雰囲気があり、楽しいですね。例えば、イタリアの食文化にはエスプレッソは欠かせません。石田先生に「エスプレッソを通じてイタリアの食文化を伝える活動がしたい」と相談したところ、エスプレッソマシーンの導入が決まりました。「正直難しいだろうな」と思っていたので、導入されると聞いた時は、うれしい気持ちよりも驚きの方が大きかったです(笑)。まずはゼミ生でエスプレッソの淹れ方を学び、いつかピザも一緒に提供するカフェをゼミ生中心に運営できればと考えています。

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Q.入学後、食に対する意識に変化はありましたか。
赤羽さん:南草津で一人暮らしをしているため、地場産の新鮮な野菜を購入するようになりました。また、「留学に行かなくても外食であれば海外の食文化に触れることができる」と外食時には、インスタグラムなどを活用して「おいしい」かつ「食文化を感じられる」ことを意識して店を選んでいます。例えば、先日、京都市役所の近くにある「ビストロ ベルヴィル」に行きました。インスタグラムで見た写真がおいしそうだったことに加えて、「今まで自分がイメージしていた豪華なフレンチとは違うフランスの郷土料理を提供している」ということに興味を持ち、訪れました。料理は、シンプルな見た目ですがとてもおいしく、またフランスを感じさせるような内装、そして3時間かけてコースを味わうというコンセプトで、まるで海外に行ったかのように感じました。この状況がいつ落ち着くかはわかりませんが、卒業旅行では、海外に行って、現地の“食”を通じて様々な異文化に触れたいと思います。

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ビストロ ベルヴィル

平畑さん:買い物のときに成分表をみるようになりました(笑)。授業で栄養学なども学んでいるので「どんな成分が入っているのか」が気になります。また、「余ったカレーは鍋に置きっぱなしにせずに、パックに入れて冷凍する」といった衛生面も意識するようになりました。あたりまえかもしれませんが、「衛生面を徹底することは食の基本」と入学後に改めて学び、日常生活でも意識して実践しています。

Q.今後の研究、将来の夢について教えてください。
赤羽さん:ゼミとして取り組んでいる「企業との共同研究」を通して、よりおいしい食の提供に結びつけたいと考えています。
また、就職活動では、食品メーカーでの企画開発や食品の専門商社などにも興味を持っています。まだ明確ではありませんが、大学での学びを活かせる職に就きたいと思います。

平畑さん:現在検討中ではありますが、「びわこ・くさつキャンパス内で、自分たちが運営するピザ・エスプレッソを提供するカフェ」を想定して、材料の調達・店舗の運営・カフェを通じたイタリア文化の普及など、食マネジメント学部で学んだ幅広い分野から多角的に捉えて、研究ができればと考えています。
イタリアの食材を日本に輸入するインポーター、小売店での接客業など、様々なことに興味があるので、卒業後の進路については、これからしっかりと考えていきたいと思います。

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今回も「Zoom」でお話を伺いました。
「トマト」を題材として、日本・イタリアを繋いで実施した今回のオンラインワークショップ。食マネジメント学部はもちろん、立命館小学校にも食を通じた学びが広がり、まさに学部コンセプト「世界をおいしく、おもしろく。」を体現した取り組みだったのではないでしょうか。12月には「オレンジ」をテーマに第2弾を実施予定とのこと。ワークショップを通じてどんな世界が広がっていくのか、今から楽しみです。

「Tomato Adventure」のレポート動画を「Ritsumeikan Channel」にて公開しています。是非ご覧ください。
動画はコチラ≫


▼編集後記▼

今回は、都内映像会社勤務の山口十夢さん(映像学部2018年卒・京都府出身)をご紹介します。立命館CLUB第191号の学園ニュースでもお伝えしましたとおり、山口監督の「RETURN」がショートショートフィルムフェスティバル&アジア2020(SSFF)のU-25プロジェクト部門で優秀賞を受賞しました。「RETURN」に込めた思い、主演俳優との出会いについてうかがいました。

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子どもの頃から映画が大好きでした。小学校5年生の時、「夏休みの自由研究」で友人たちとヒーローものを真似た撮影をしたことが、映像制作の道へ進む原点だったと思います。当時は編集技術もなく、家庭用のビデオカメラで撮影しただけの映像でしたが、その映像を知った担任の先生が「せっかくだからケーブルを繋いで、みんなで見よう!」と言ってくださり、休み時間に上映会を行ないました。この先生の一言がなければ、映像制作の道を進んでいなかったかもしれません。
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立命館大学映像学部入学後は、授業が終わればサークル活動の一環で充光館301教室(現JK001教室)に集まり、映画上映会を行なっていました。シアター型の教室で様々な映画を見ては、友人たちと熱く語り合う日々。とにかく楽しかったですね。在学中は、6作品の映像を作りました。4回生の時には+R個人奨励奨学金をいただきながら「キョウジン」という京都を舞台にした短編映画を制作、同年10月に開催された「福井駅前短編映画祭」に出品しました。この映画祭で、今回「RETURN」の主演を務めていただいた、俳優の木ノ本嶺浩(きのもと みねひろ)さんに出会いました。僕は、子どもの頃から仮面ライダーが大好きで、木ノ本さんが出演された仮面ライダーももちろん見ていますし、中学時代は陸上部に所属していたという共通点もあり、すぐに意気投合。現在も公私ともに仲良くさせていただいています。出会ってすぐに「次回、僕が作る映画に出てほしい」と、学生だった僕がお願いしたことを覚えていてくださり、今回のオファーも快諾いただきました。
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「RETURN」は、高校生の頃に作成した短編映画をベースに、社会人となった僕が感じる人間関係の大切さを映像に込めた作品です。実は、この作品は昨年のSSFFに出品予定でしたが、様々な事情が重なり断念、今回の出品となりました。U-25プロジェクトは「25歳以下の監督が制作した作品」という年齢制限があるため、今年25歳となる僕は正直焦りもありました。今回、優秀賞をいただけたことは、キャスト・スタッフの皆さんをはじめ、この映像制作に関わってくださったすべての方々の努力の賜物です。コロナ禍で人と人との関係が希薄になっている今だからこそ、よりメッセージ性が強く出たのではないかと思っています。オンラインで見てくれていた友人もお祝いのメッセージをくれました。本当に嬉しかったですね。

夢は数えきれないほどあります。そのなかの一つは「コメディ映画に挑戦すること」です。生まれも育ちも関西ですので、常に面白いことを探しているのかもしれません(笑)。いつか、僕の考えたコメディ映画で、国際的な映画祭の会場を笑いの渦に包みたいと思っています。
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「RETURN」は、5分間の作品。そのなかで、主人公やその家族の心の動きが、丁寧に描かれています。是非ご覧ください。

山口十夢監督「RETURN」
https://youtu.be/VypP57bizf0

(立命館CLUB事務局)

▼第193号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナルクリアファイル」20名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:11/9(月)>


【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第192号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。192号の読者プレゼント(立命館オリジナル ブランケット)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・ごまじろうさん(東京都)・チワワココアさん(大阪府)・国分美恵子さん(三重県)

 次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は11月13日(金)です。お楽しみに。
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