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立命館CLUB 【VOL.157】

立命館CLUB【VOL.157】

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■□■ 2019.2.22 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

春の訪れを予感させてくれる梅の花。
京都の梅の名所でも、ちらほらと咲き始めました。
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2月11日(月・祝)、ホテルグランヴィア京都にて、「2018年度立命館大学体育会歓送会」が開催、体育会所属学生とOB・OGら約800名が出席しました。
第一部は、主催者を代表して賀來昌一郎・体育会本部委員長、水田雅博・立命館スポーツフェロー会長が挨拶。門川大作・京都市長、森島朋三・学校法人立命館理事長、仲谷善雄・学校法人立命館総長、村上健治・立命館大学校友会会長が来賓祝辞を述べられました。
第二部の表彰式では、2018年度に活躍した個人・団体に表彰状を授与、アシックスジャパン株式会社様から副賞も贈呈されました。続いて開催された懇親会では、応援団吹奏楽部とチアリーダー部の各部ステージ、応援団によるファイトオンステージなどが行なわれ、最後は参加者全員によるグレーター立命斉唱でお開きとなりました。

詳細はコチラ≫

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今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

読者プレゼントは、「立命館オリジナルタオル」です。

応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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【1】日本人学生海外派遣数で全国第1位を獲得

立命館大学は、日本学生支援機構が発表した「平成29年度協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」において、日本人学生の海外派遣数で初の全国第1位(1,543人)になりました。この調査は、2017年4月1日~2018年3月31日を対象に、日本国内の大学等と諸外国の大学等との学生交流に関する協定等に基づいて、教育または研究等を目的として海外の大学等で留学を開始した日本人学生数を調査しています。なお、「平成30年度外国人留学生在籍状況調査結果」によると、立命館大学は留学生受入数では、全国第8位(2,446人)。
日本人の海外派遣については、ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)への派遣プログラム(UBC-AIP)や異文化理解セミナーなど30年近く行なってきた留学プログラムに加えて、近年では「東アジア人文学リーダー養成のための日中韓協働運営移動キャンパス」(通称:キャンパス・アジアプログラム)、「ASEANで学ぶ国際Project Based Learning」や1週間のフィールドスタディを東南アジアで実施する「Global Fieldwork Project」などの新規プログラムも実施しています。

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【2】倉木麻衣さんが「未来に向けて京都の魅力を伝える新たな発信と展開」と題して講演

1月29日(火)、衣笠キャンパスで、歌手で本学産業社会学部客員准教授の倉木麻衣さん(2005年産業社会学部卒)をコーディネーターに招き、特別講演会「未来に向けて京都の魅力を伝える新たな発信と展開」を開催しました。
冒頭、倉木さんが音楽活動と並行して取り組んでこられた数々の社会貢献活動についてのレクチャーがありました。実際に経験しなければ知ることのできない社会活動の実態、アーティストとしてご自身の活動を発信する側の立場・姿勢、そのような活動のなかで実際に交流する方々の笑顔や絆が活動のエネルギーになっていることなど、倉木さんの一言一言に学生たちは熱心に耳を傾けました。
また、倉木さんは歌と映像美で魅せる京都市政PR動画「きょうを、素晴らしく」を2018年に京都市とコラボして展開されています。学生らにPR動画で伝えられている6つのメッセージ(ART. KYOTO、LIVE. KYOTO、GROWTH. KYOTO、ECOLOGY. KYOTO、SAFETY. KYOTO、WATER. KYOTO)をより多くの方々へ伝える方法をテーマに意見交換の時間が設けられ、学生からは各テーマについて「学校で使用した楽器、CDなどを貧困地域の音楽教育に活かす(ECOLOGY. KYOTO)」「小学校の授業や避難訓練時にPR動画を見せ、関心を高める(SAFETY. KYOTO)」「観光地に無料の水スタンド設置や京都の飲食店に京都産の水を提供していただく(WATER. KYOTO)」などの様々な提案が出されました。
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【3】児玉邦宏さん(国際関係学部3回生)が「香港杯全日本大学学生大使英語プログラム」で優勝

1月19日(土)、香港と日本の交流を促すアイデアを英語で発表する「香港杯全日本大学学生大使英語プログラム」(主催:香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部、共催:ジャパン・ニューズ、後援:外務省、文部科学省、読売新聞東京本社)の最終審査会において、児玉邦宏さん(国際関係学部3回生)が優勝しました。
児玉さんは、「文化交流を促進するために、あなたの大学と香港の大学が共同で行なうイベントまたはプログラムを考案してください」という課題に対して、高齢化社会や人間関係の希薄化といった日本と香港が抱える共通の問題を指摘したうえで、朝の飲茶や早朝のラジオ体操など、お互いの良い習慣を取り入れるプログラムを提案し、高く評価されました。
優勝した児玉さんは、香港と日本のかけ橋となる学生大使の1人として、3月に2週間の香港研修に派遣されます。研修では、政府機関への公式訪問、香港の歴史を知るツアー、そして香港中文大学での学生との交流や授業の聴講などの研修プログラムに参加する予定です。
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【4】 大学初!APUが「国立公園オフィシャルパートナー」就任

1月21日(月)、環境省にて、「国立公園オフィシャルパートナー締結式」が行なわれ、出口学長が出席しました。APUは、大学では初めて、環境省の国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムに参画しました。
出口学長は、「この度、大学として初めてオフィシャルパートナーになったことを大変光栄に感じています。APUは、世界各国から国際学生が集まるグローバル、かつ大分県内の市町村とインバウンドでも連携するグローカルな大学です。世界の目で日本の国立公園をみて、特に近くにある阿蘇くじゅう国立公園について研究調査の取り組みを通じた提言や発信をしていきたいと思います」と述べました。APUは、本パートナーシップ締結により、阿蘇くじゅう国立公園における政策を具体的に進め、官学連携のモデルケースとなる取り組みを目指します。

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@京都][無料][要事前申込]
明日の京都文化遺産プラットフォーム 無形文化遺産シンポジウム
「吉田孝次郎の世界〜戦後70年 山鉾町の変遷を見つめて〜」

山鉾町の戦後を身をもって生き抜いてきた文字通りの生き字引、吉田孝次郎氏。
今回のシンポジウムでは、京都の有形無形の文化の保存と今後の課題について考えます。

[日 時]3月9日(土)14:00~16:55
[場 所]立命館朱雀キャンパス 大講義室
[入場料]無料
[申込締切]2月26日(火)必着 ※応募者多数の場合は抽選

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お申込みはコチラ≫

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【2】[@京都][無料][申込不要]
3.11追悼企画「いのちのつどい」

2012年度から東日本大震災が発災した3月11日に追悼企画「いのちのつどい」を実施しています。今年は、3月10日(日)に追悼企画と関連企画を開催します。

[日 時]3月10日(日) 13:00~17:00
[場 所]立命館朱雀キャンパス 1階多目的室
[参加費]無料
[内 容]シンポジウム・追悼式典・学生と生徒の活動報告と展示
[その他]3月8日(金)18:30~、「3.11プレ企画・交流会『3.11を思いながら美味しいものを食べよう』」を開催します(有料・要事前申込)。

詳細はコチラ≫

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【3】[@京都][無料][申込不要]
土曜講座「金融ジェロントロジー ~高齢期のお金と法律~」

[日 程]
◆3月2日(土)14:00~16:00
「金融ジェロントロジー入門-高齢期を安心に過ごすためのお金の知識-」
(大垣尚司・金融ジェロントロジー/金融・法教育研究センター長、
立命館大学衣笠総合研究機構 客員教授)
◆3月9日(土)14:00~16:00
「認知能力減退に備えた家族信託の活用について」
(岸本雄次郎・立命館大学法学研究科教授)
◆3月23日(土)14:00~16:00
「相続法改正で何が変わるのか-高齢者の視点から-」
(本山敦・立命館大学法学部教授)
◆3月30日(土)14:00~16:00
「高齢期の財産の保有・管理と税-財産をどう守り有効に活用するか?-」
(望月爾・立命館大学法学部教授)
[場 所]立命館大学末川記念会館講義室
[入場料]無料

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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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【1】[@長野][無料][申込不要]
スキー部「第89回 全関西学生スキー選手権大会」

関西学生王者を決める大会です。

[日 時]3月6日(水)~3月11日(月)
[場 所]長野県 野沢温泉スキー場(長野県下高井郡野沢温泉村)
[入場料]無料 ※大会が行われるコースまでのリフト券代は必要です。

詳細はコチラ≫

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【2】[@東京][有料][申込不要]
男子陸上競技部「第22回日本学生ハーフマラソン選手権大会2019」

今大会は、7月にイタリア・ナポリで開催される「第30回ユニバーシアード競技大会」の日本代表選考も兼ねた競技会です。

[日  時]3月10日(日)9:30スタート
[場  所]陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営昭和記念公園とその外周道路
[入場料]国営昭和記念公園への入園料が必要です。
     料金詳細は、国営昭和記念公園ホームページからご確認ください。

国営昭和記念公園ホームページ≫

大会詳細はコチラ≫

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その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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  第128回 輝く学生インタビュー
          「可愛い」を作り続けたい
                        手芸サークルRowan
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、手芸サークルRowan部長・森田実和さん(文学部3回生・奈良県出身)です。日々の活動内容や手芸の魅力について伺いました。
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Q.手芸サークルRowan(ロワン・以下、Rowan)について教えてください。
創設は2012年です。「立命館大学には手芸サークルがない。それならば私達が作ろう!」と、手芸好きなメンバーが集まり、始まったと聞いています。現在、部員は8名、女性7名・男性1名で活動しています。サークル名の「Rowan」は、かまどで7回焼かれても燃えないと言われる「西洋七竈(せいようななかまど)」という、可愛らしい花を咲かせる植物の英語名称です。可愛く、かつ丈夫な作品を作ることを目標に活動にしている私達にはピッタリな名前だと思います。

Q. Rowanに入部したきっかけを教えてください。
アクセサリーなどの小物のを作ることが好きで、高校時代から独学で作っていました。大学入学後も趣味として続けていましたが、「誰かと一緒に、楽しみながら作りたいな」と思うようになりました。大学2回生の頃にhandycraft主催のサークル体験会があることを知り、見学に行きました。先輩方の話を伺うなかで、楽しそうな雰囲気にひかれ、すぐに入部を決めました。入部当時、アクセサリー作りは得意分野でしたが、ミシンや手縫いなどの裁縫系が苦手で、先輩に教えてもらいながら恐る恐るミシンを使っていました。少しずつ上手に縫えるようになったときは、とても嬉しかったですね。メンバーの得意分野は様々ですので、相談しながら制作することができます。自分では思いつかないようなデザインも作ることができて、Rowanでは楽しい制作時間を過ごしています。

Q.活動スケジュールを教えてください。
毎年、学園祭でフリーマーケットを出展していますので、その作品作りが中心です。私達のサークルはいつでも入部歓迎なので、体験会も定期的に行なっています。活動場所は、学生会館2階にあるミーティングスペース、週1回はメンバー全員が集まって制作活動を行なっています。昨年は、「1カ月に100個の作品をつくる」という目標を設定し、全員で黙々と制作に取り組みました。目標の100個が出来あがったときはホッとしました。何度も「ちょっと無謀だったかな?」と思いましたが、一つの目標に向かって作業ができたことは、「やればできる」という自信に繋がったと思います。
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(写真左)学園祭での出店の様子
(写真右)学外でのフリーマーケット


Q. Rowanではどのような作品を作っていますか?
ピアスやネックレスなどのアクセサリーから、シュシュ・つまみ細工の髪留めなども制作できます。「やりたいことが全てできる」と言えるほど、材料や道具はそろっていますので、制作環境は整っていると思います。ミシンは、サークルを設立した先輩から寄贈いただいたもので、裁縫系の作品作りにとても役立っています。レジン液を使ったアクセサリー作りがRowanでは人気です。シリコン製の型にレジン液を注ぎ、ラメやパーツを乗せ、UVライトをあててレジン液を固めます。表面が滑らかになるように、もう一度レジン液を塗りUVライトにあてて完成です。
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Q.作品を制作するときに心がけていることを教えてください。
昨年、初めて学外のフリーマーケットに出展したとき、まったく売れずショックを受けました。可愛らしいアクセサリーを中心に価格も抑え気味に設定していたつもりでしたが、気がつけば私達のブースだけ売れ残っていました。販売終了後、メンバーと何が悪かったのかについて話し合うなかで「自分たちが好きなものだけを作っていた」ということに気づきました。流行のデザインはチェックしていましたが、お客さんの
年齢層などまでは考えていませんでした。それからは、どのような客層なのかを話し合ってから、作品作りを開始するようになりました。例えば、学園祭には親子で訪れる方も多く、子供向けの髪飾りなどを増やしてみたり、フリーマーケットでは20代の方が多いと考え、職場でも使いやすいシンプルなデザインにするなど工夫しました。もちろん、売れ残った原因はこれだけではないと思いますが、学園祭では出展準備中から「可愛い!」と、多くの方が足を止めて作品を購入してくださいました。

Q.デザインを考えるとき、参考にしていることはありますか?
私の場合、カフェなどで行き交う人をボーっと眺めています。気になるアクセサリーを見つけると「あのピアス可愛いけど、私ならこのパーツを使うかな・・・」などと考え、実際に制作したりします。SNSはそのときの流行がいち早く分かります。Instagramなども参考にしていますが、じっくり見てしまうと、そっくりなデザインになってしまうため、「この冬だとボアが流行っている、原色よりもパステルカラーが今の流行り・・・」という感じで、画像は流し見をするようにしています。
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(写真左)帽子のチャームがついた髪留め
(写真右)ハーバリウム


Q.材料などはメンバーの持ち寄りですか?
前年の学園祭での売り上げが、翌年の材料費になります。おおまかに、1年間で買う材料を決めています。先ほど、「やりたいことが全てできる」とお話しましたが、制作過程で必要なパーツが出てきます。例えば「ワンポイントにリボンのパーツがほしい」、「和柄の布がほしい」など、メンバーからの要望を聞いて購入することもあります。手芸に一番詳しい私に相談されることも多く、率先して材料の買い出しに行くこともあります。京都には手芸用品を扱うお店、布を扱うお店が数多くありますので、材料を買いに行くことも楽しみの一つになっています。

Q.森田さんの得意なことを教えてください。
一番は、アクセサリー作りです。高校生の頃から続けていることもあり、一人暮らしの部屋にも材料・道具を一式そろえています。時間があればアクセサリーを作っています。アクセサリー作りは裁縫と違い、完成品がしっくりこないときは分解して作り直すことができます。友人から「こんなデザインのネックレスがほしい」と、リクエストをもらうこともあります。出来あがったアクセサリーを渡したときのとても嬉しそうな笑顔を見ると私まで嬉しくなります。何気なく組み合わせたデザインが、想像以上に素敵な作品に仕上がることもあります。お気に入りの作品ができたとき、売れてしまうことが淋しいときもありますが、「これから、この方に可愛がってもらってね!」と送り出すようにしています(笑)。
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(写真左)ハチミツをイメージしたイヤリング
(写真右)バッグチャーム


Q.部長として心がけていることを教えてください。
手芸好きが集まっているサークルですし、メンバーには好きなことを続けてほしいと思っています。初心者のメンバーから質問を受けたときは、「それ、分からんわ」とは言わず、インターネットで似たような作品を探して、私なりに作り方を教えます。制作工程が多い作品を作る場合もパーツの種類を減らしてみたり、自分たちのデザインにアレンジして挑戦してみます。出来あがったときの達成感を味わってもらい、手芸の楽しさをもっともっと知ってほしいという思いから、できる限りメンバーからの質問には答えるようにしています。

Q.大学での学びがサークル活動に繋がっていると感じることはありますか?
文学部日本史研究学域考古学・文化遺産専攻で学んでいます。実は高校では理系クラス、大学も理系へ進学し、「リケ女」になりたいと考えていました。進路を考え始めたとき、小学校の頃に行った博物館の学芸員の方が「考古学はいいよ。発掘も楽しいし!」という話を思い出しました。神のお告げではないですが、「今、この話を思い出すということは、考古学を学んだほうがいい?」と思い、考古学が学べる大学を探しました。そんなとき、立命館大学文学部で学べることを知り、受験、入学しました。大学入学後、授業にも役立つかと思い、考古学研究会にも入部し、今はRowanとかけもちしています。考古学での採寸とアクセサリー作りの採寸は似ていて、どちらも「正確に長さを測る」という共通点があることに気づきました。アクセサリー作りを続けているおかげで、考古学研究会でもすばやく採寸できるという特技ができました。
もう一つ特技があります。料理を作ること、特に煮物料理が得意です。たまに、友人にも料理をふるまっています。「おばあちゃんの家で食べてるみたい。ほっこりする」と喜んでくれました。アクセサリー作りと同じで、小芋の皮むきなど細かな作業が好きなんだと思います。少しずつ料理のレパートリーも増やしていこうと思っています。

Q.今後の目標を教えてください。
最大の目標は、Rowanの部員を増やすことです!私達のサークルは途中入部もサークルのかけもちも可能です。どの回生の方でも入部大歓迎です。また、学外に向けても情報発信を一層活発にしたいと考えています。昨年は、偶然Rowanを見つけてくださった方から、フリーマーケットへの出展依頼をいただきました。今後は私達からも積極的に情報発信し、学外での出展も増やしたいですね。一人でも多くの人に、私達の作品を見てもらいたいと思っています。

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いかがでしたでしょうか。
「今もミシンがけは苦手ですが、『他のメンバーに負けないくらい可愛い作品を作る』という一心で、作品作りを続けています」と話す森田さん。お客様からの「可愛い!」の一言が、作品作りのエネルギーになっているようです。

▼編集後記▼

今回は、株式会社ヤマロク代表取締役・山崎達哉さん(産業社会学部2011年卒・京都府出身)をご紹介します。1月30日(水)、宮城県女川町のテナント型商業施設シーパルピア女川にラーメン店「Yume Wo Katare Onagawa(夢を語れ 女川)」をオープン。女川町を舞台にした夢の応援についてお話を伺いました。

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立命館大学産業社会学部では乾亨教授のゼミに所属していました。座学とともにフィールドワークを大切にしているゼミで、コミュニティの力・まちづくりの作法を学びました。一番お世話になったのは、京都市中京区にある本能寺学区です。ここは「染めのまち」として栄えてきた歴史があり、町の方々との交流を通して多くのことを学びました。現在の仕事の原点といえる場所であり、大学よりも本能寺学区で過ごした時間のほうが長かったかもしれませんね。
卒業後は、大手広告代理店での勤務を経て、「若者と社会をつなぐ場をつくりたい」と、2011年11月から「魔法にかかったロバ」(誰でも店長になれる、日替わり店長の店)を京都市内で始めました。「(被災した)今の東北を見ておきたい」という思いから、2015年夏に宮城県気仙沼市・南三陸町・女川町を初めて訪れました。特に女川町では、人々の前向きなエネルギーに満ちている雰囲気を肌で感じました。「ただ訪れるだけではもったいない」、そう思い到りNPO法人による「お試し移住プログラム」を利用し、2016年2月から約1カ月間の短期移住を始めました。滞在中は、飲食店を間借りして料理を提供するなど、「まちのにぎわいづくり」にも積極的に参加しました。
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写真左:短期移住期間中にガル屋寿司barを開店(左側が山崎さん)
写真右:女川町長と


短期移住終了後も年に1度のペースで女川を訪れていましたが、少しずつ震災復興落ち着いていることを感じていました。「短期移住していたときより、さらに盛り上げていきたい」と、今年1月に女川町へ移住。女川を訪れ好きになってくれる人を増やしたいとの一心で、「Yume Wo Katare Onagawa(夢を語れ 女川)」の出店を決意しました。ここには「誰かの夢を応援したい」というお客様から寄付を募り、「夢を語ればラーメン一杯無料」というコンセプトがあります。もうすぐオープンして1カ月が経ちますが、毎日120名以上のお客様が来店、多くの方々が夢を語ってくださっています。夢を語るときは、前向きなときだと思います。ここで語られた夢を女川町全体で応援し続けるような環境作りをこれからも目指していきたいと思っています。
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「Yume Wo Katare Onagawa開業を決意したとき、僕自身のチャレンジを多くの方々が応援してくれたように、次は誰かの夢を女川で実現できるよう応援したい」と、力強く話してくださった山﨑さん。Yume Wo Katare Onagawaで語られた夢から始まるチャレンジの続き、私達も応援していきたいと思います。

Twitter≫https://twitter.com/wokatare

ブログ≫http://yamazaki-tatsuya.blog.jp/

(立命館CLUB事務局 坂東)

▼第157号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナルタオル」を5名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:3/4(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼156号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。156号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・J.T.さん(福岡県)・でこぽんさん(奈良県)・こあじさしさん(千葉県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は3月8日(金)です。お楽しみに。
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