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立命館CLUB 【VOL.118】
2017年05月12日
立命館CLUB【VOL.118】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.118━━━■□■ 2017.5.12 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。
新緑のまぶしい季節になりました。
5月15日(月)には、京都三大祭のひとつ、「葵祭」が開催されます。この葵祭は
天候不順と疫病によって荒れた京都の町に五穀豊穣、国家安寧をもたらすお祭りとして
始まったといわれています。行列は平安貴族そのままの姿で、京都御所を出発。
総勢500名以上が下鴨神社、そして上賀茂神社へ向かいます。
2016年の葵祭の様子
さて、5月13日(土)、梅小路公園にて、「春季立同戦前夜祭」が開催されます。
関西学生野球伝統の一戦「立同戦」に向け、立命館大学応援団と同志社大學應援團に
よる迫力あるステージをお楽しみください!
[日 時]5月13日(土) 14:30開場/15:00開演
※雨天順延の場合、5月14日(日)
[場 所]梅小路公園(京都市下京区観喜寺町56-3)
[入場料]無料
それでは、今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。
読者プレゼントは、「立命館のロゴ入りゴルフボールとハンドタオル」です。
応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。
▼学園ニュース▼
──────────────────────────────────────【1】硬式野球部・東克樹投手が2度目のノーヒットノーラン達成
5月5日(金・祝)、ほっともっとフィールド神戸にて、関西学生野球リーグ第6節・
関西大学戦が行われました。この試合で、東克樹投手(文学部4回生)が、昨春の京大
戦に続き、2度目のノーヒットノーランを達成しました。関西学生野球リーグで複数回
の達成は、史上初の快挙です。四球は初回の1つのみ、6者連続を含む毎回の17三振を
奪いました。試合は6-0で立命館大学が勝利しました。
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【2】第11回立命館白川静記念東洋文字文化賞表彰式を開催
4月22日(土)、第11回「立命館白川静記念東洋文字文化賞」(以下「本賞」)の表彰
式を開催しました。本賞は、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が、故・白川
静立命館大学名誉教授の功績を顕彰するとともに、東洋文字文化(漢字など)の分野に
おける有為な人材を奨励支援するために個人または団体を表彰するものです。優秀賞を
受賞した笹原宏之・早稲田大学社会科学総合学術院教授は「今後も終わりのない漢字
研究を続け、東洋文字文化の発展に尽くし、ひとつでも多くの漢字の真実を解き明かし
たい」と受賞の喜びを語りました。また、奨励賞を受賞した成田健太郎・東京大学附属
図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄附研究部門特任研究員は「原典を徹底的に読み
込む白川先生の研究姿勢にこれからも学び、先生の名に恥じない研究を続けたい」と
今後の研究への抱負を述べました。
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【3】総合科学技術研究機構の研究グループ 薄い板の接触と滑りのメカニズムを解明
4月26日(水)、佐野友彦・立命館大学総合科学技術研究機構プロジェクト研究員
(学術振興会特別研究員 PD)らの研究グループは、薄く真っ直ぐな板を床に鉛直に
押し付け、板がどのように床の上で変形し滑るのかについて解明し、棒状の物体と
面状の物体が触れ合う際の基本的な性質を明らかにすることに成功しました。
私たちの生活には、髪の毛や植物のつる・紙・パスタ・ケーブルといった棒状や面状の
ものがあふれています。こういった細長い物体が触れ合ったときの形を予測・制御する
ことは、基本的な力学の問題にとどまらず、工業的にも重要なテーマです。今後、棒状
または面状のものを構成要素とする、新たな工業デザインや複雑な現象を解明すること
が期待されます。この研究成果は、米国物理学会誌「Physical Review Letters」の
オンライン版で公開されました。
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【4】立命館小学校で人型ロボットPepperくんが活躍
学校法人立命館はソフトバンクグループ株式会社と「Pepper 社会貢献プログラム」で
活用するプログラミング教材を共同で開発する包括連携協定を2016年12月26日(月)に
締結しています。現在、立命館小学校(以下、本校)には8台の人型ロボットPepper
くんがいます。朝、登校した児童が「Pepperくんおはよう!」とあいさつをして教室に
入り、中休み・昼休み・放課後には、ゲーム・クイズ・ダンスなどでPepperくんと交流
しています。児童たちは自ら考えたクイズをPepperくんに出題、友達のようにPepper
くんと接しています。また、4月の学年集会では、教員の代わりにPepperくんが進行役
を務めました。メディアセンター(図書室)では、Pepperくんが利用マナーやルールを
呼びかけ、おすすめの本も紹介するなど、様々なシーンでの活用が進んでいます。
本校では、1年生時からロボティクスの授業を実施、現4年生の児童はPepperくんのプロ
グラミングの授業も経験しています。
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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座)▼
掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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【1】[@大阪][無料][申込不要]
総合心理学アカデミック講座「子育ての困りごとが、ちょっと楽になる話」
乳幼児心理学を専門とする矢藤優子・総合心理学部教授が、主に 0~3歳の子どもの
心や行動の発達、育児についてミニレクチャーを行います。
[日 時]5月21日(日) 11:00~12:00(終了予定)
[場 所]立命館いばらきフューチャープラザ 2F R-AGORA
※「いばらき×立命館DAY」同時開催!≫
[入場料]無料
[その他]キッズスペースあり(申込不要)
詳細はコチラ≫
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【2】[@京都][無料][申込不要]
立命館土曜講座 「人類と環境」
[日 時]◆6月10日(土) 14:00~16:00
「先住民のアメリカ-環境と文化-」
(渡辺公三・立命館大学先端総合学術研究科教授)
◆6月17日(土) 14:00~16:00
「縄文から弥生へ-環境変化が与えた影響-」
(矢野健一・立命館大学文学部教授)
◆6月24日(土) 14:00~16:00
「暴れる気候と暴れない気候-人類は気候の激変期をどう生きたか-」
(中川毅・立命館大学総合科学技術研究機構教授)
[場 所]衣笠キャンパス 末川記念会館講義室
[入場料]無料
詳細はコチラ≫
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その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼
──────────────────────────────────────【1】[@京都][有料][申込不要]
硬式野球部「平成29年度関西学生野球連盟 春季リーグ戦」
リーグ最終戦は、同志社大学との伝統の立同戦です。
スタジアムに足を運んでの応援、よろしくお願いします。
◆同志社大学戦
[日 時]5月27日(土)13:00~
5月28日(日)13:00~
[場 所]わかさスタジアム京都(京都市右京区西京極新明町29)
[入場料]大人1,000円 学生500円 中学生以下無料
詳細はコチラ≫
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【2】[@大阪・京都][有料][申込不要]
サッカー部(男子)「第95回関西学生サッカーリーグ(前期)」
◆桃山学院大学戦
[日 時]5月14日(日)11:30~
[場 所]J-GREEN堺メインフィールド(堺市堺区築港八幡町145)
[入場料]大人1,000円、中高生400円、小学生以下無料
◆京都産業大学戦
[日 時]5月21日(日)14:00~
[場 所]山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場(宇治市広野町八軒屋谷1)
[入場料]大人1,000円、中高生400円、小学生以下無料
◆阪南大学戦
[日 時]5月28日(日)11:30~
[場 所]ヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区長居公園1-1)
[入場料]大人1,000円、中高生400円、小学生以下無料
詳細はコチラ≫
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【3】[@滋賀][有料][申込不要]
ホッケー部(女子)「高円宮牌2017ホッケー日本リーグ女子」
◆東海学院大学戦
[日 時]5月13日(土)12:10~
[場 所]滋賀県立伊吹運動場(滋賀県米原市春照)
[入場料]一般・大学生1,000円 高校生500円 中学生以下無料
◆聖泉大学戦
[日 時]5月14日(日)12:10~
[場 所]滋賀県立伊吹運動場(滋賀県米原市春照)
[入場料]一般・大学生1,000円 高校生500円 中学生以下無料
詳細はコチラ≫
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【4】[@大阪][有料][申込不要]
立命館大学混声合唱団メディックス 「第48回関西学生混声合唱連盟 定期演奏会」
関西学生混声合唱連盟は、神戸大・関西学院大・大阪大・関西大・同志社大と立命館
大学の混声合唱団からなる連盟です。1970年から毎年初夏に定期演奏会を開催、各団
単独ステージに加え6団合同ステージでは200名規模の迫力ある合唱をお聴きいただけ
ます。
[日 時] 5月21日(日) 14:30開場 / 15:30開演
[場 所]ザ・シンフォニーホール(JR大阪環状線「福島」下車 北へ徒歩7分)
[入場料]1,000円
[その他]客演指揮:藤井宏樹
客演ピアノ:浅井道子・五味貴秋
詳細はコチラ≫
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その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第90回 輝く学生インタビュー
シドニー大学との交流で、剣道の魅力を再認識
剣道部
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介して
いきます。今回ご紹介するのは、剣道部(男子)主将の高橋健太朗さん(産業社会学部
4回生・群馬県出身)・小倉進志さん(法学部2回生・和歌山県出身)です。シドニー大学
との交流、そして剣道に向き合う姿勢について伺いました。
(写真左:高橋さん 写真右:小倉さん)
Q.活動内容について教えてください。
高橋さん:練習は火曜日~日曜日の週6日です。平日は17時頃から、土曜日・日曜日は、
午前中に練習を行っています。衣笠に加え、びわこ・くさつキャンパス・大阪いばらき
キャンパスにも部員がいますので、平日は各キャンパスで練習を行っています。
土曜日は衣笠キャンパスの原谷第三尚友館1階剣道場で合同練習を行っています。
Q.剣道部創立の時期や背景などを教えてください。
高橋さん:今年で創部105年になります。体育会系のクラブで一番歴史のある団体が、
剣道部だそうです。OBの方々も全国にいらっしゃり、試合や合宿などに激励に来てくだ
さいます。また、日々の練習に参加してくださることもあり、OBの方々との交流は多い
と思います。
心を落ち着かせ精神統一
Q.防具の重さを教えてください。
高橋さん:防具はすべて装着すると約10キロあります。持ち運ぶ鞄も大きく、電車
などに乗るときは場所もとり、申し訳ない気持ちになります。
Q.剣道を始めたきっかけを教えてください。
高橋さん:幼稚園の頃、家の近くの公民館で剣道と空手の教室がありました。
ちょうど、周りの友達も習い事を始める頃で、両親から「剣道と空手ならどっちが
いい?」と聞かれ、「剣道がいい」と答えたことが始まりのようです。それから15年間
続けています。「辞めよう」と考えた時期もありましたが、やはり剣道が好きという
気持ちが勝ち、大学でも剣道を続けることにしました。
小倉さん:私は三人兄弟の末っ子です。ふたりの兄が先に剣道を始めていたことも
あり、気づいたら自分も剣道の世界にいました。年の離れている兄弟で、兄たちに負け
ないように必死で練習をしました。兄ふたりとも今も剣道を続けていて、大学に入って
も剣道を続けようと決めていました。
Q.試合に出場するメンバーはどのように決めていらっしゃいますか?
高橋さん:団体戦は、男子が7名・女子が5名出場します。出場する選手は主将・副
主将が相談して決めます。立命館大学剣道部は、練習メニューの組み立てから出場
選手の選抜まで主将が決めることになっています。もちろん試合で勝てる選手を選ば
ないといけませんが、実力に加え日頃の練習態度なども含め総合的に判断しています。
小倉さん:私たち後輩からすると、一試合でも多く出場したいのが本音です。
そのため、限られた練習時間のなかで「自分の強みをどれだけアピールできるか」が
重要になってきます。
衣笠キャンパスの原谷第三尚友館1階剣道場での練習風景
Q.選手起用のポイントを教えてください。
高橋さん:男子の団体戦は、先鋒・次鋒・五将・中堅・三将・副将・大将となって
います。人それぞれ性格が違うように、剣道のポジションにも適性があります。
その適性を見極めることは大変ですが、「おれが試合に出たら絶対に勝つ!」という
気迫ある練習をしている選手も注目しています。そのような選手を見ると、粘りに
粘って最後の最後、勝ってくれるように感じます。
小倉さん:1回生は勢いがあります。この「勢い」もチームを活性化させる重要な要素
の一つだと感じています。もちろんやる気があれば、1回生から試合に出ることもでき
ますし、上回生が優先して出場できるというものでもありません。
Q.これまでで印象的だった大会を教えてください。
小倉さん:高三のとき、地元和歌山で国体が開催され、準優勝することができました。
決勝進出も嬉しかったのですが、何より県民の方々が一体となって応援してくれている
雰囲気のなかで、試合ができたことがとても嬉しく印象的でした。
高橋さん:私は昨年の全日本大会の個人戦です。4回戦での対戦相手が鹿屋体育大学の
選手でした。憧れていた選手で、組み合わせを見たとき勝ち進めば対戦できるとわか
り、さらにやる気が出ました。残念ながら試合は完敗でしたが、憧れていた選手と対戦
でき、悔しさ以上にすがすがしい気持ちになりました。
Q.一本取ったときの心境を教えてください。
高橋さん:一・二回戦などでは、一本を取ると安心します。野球でピッチャーがアウト
をひとつ取るとホッとする感じに似ていると思います。決勝は注目されていることが
多く、一本取ったときはとても嬉しいです。
小倉さん:相手にもよりますが、有名選手や自分より強い選手から一本が取れたとき
は、心のなかでガッツポーズしています。試合で勝っても思いっきり喜べませんが、
面の中の顔はニヤニヤしていると思います(笑)。
高橋さん:試合の応援も、拍手と「ファイト!」のかけ声くらいです。野球やサッカー
のように、鳴り物などを使ったにぎやかな応援はできません。そこが「武道」と
「スポーツ」の違いだと感じています。
緊張感に包まれる試合
(写真提供:立命スポーツ編集局)
Q.負けたとき、どのように気持ちを切り替えていますか?
高橋さん:ふたりとも結構ひきずるタイプです。しかし、団体競技ですから試合は
続きますし、主将としてもチームのために前を向かないといけないと考えるように
なりました。また、結果がよくなかったときも常に励ましてくれるメンバーがいる
ことも支えになっています。
Q.今年3月、シドニー大学剣道部と交流を持たれたと伺いました。交流のきっかけを
教えてください。
高橋さん:今春に卒業された池内大貴さん(2017年政策科学部卒)がシドニー大学に
留学をしていました。池内さんが留学中に現地で剣道部と交流を持ったとき、日本
とは違った剣道文化を感じ、とても刺激を受けたと話してくださいました。ご自身が
経験したことを、是非ほかのメンバーにも体験をしてほしいと考え、企画段階から
中心になって交流事業を進めてくださいました。
小倉さん:実際に私もこの交流会に参加しました。「日本=侍文化」が根強くある
ためか、私たちを見つけると「ジャパニーズ侍が来た!」と、とても盛り上がって
いました(笑)。また、シドニー大学剣道部には100名以上の部員がいること、その
大半が大学から剣道を始めたと知り、とても驚きました。剣道を始めた理由は様々の
ようですが、漫画の「るろうに剣心」を読み、主人公に憧れて入部した学生が多く
いました。
シドニー大学剣道部との集合写真
Q.シドニー大学との交流で印象に残っていることを教えてください。
小倉さん:立命館大学からは15名が参加しました。まず、防具をつけない初心者組・
中級者組・上級者組とグループわけをし、各グループに立命館大学の学生がついて稽古
を行いました。言葉の壁を感じつつも、現地学生の真剣な姿勢に向き合い、指導にも
熱がこもっていたと思います。「上達したい」という気持ちが強く、「ここはどうする
の?」と質問攻めにあうこともありました。私たちが交流稽古をした翌日に、約20名の
新入部員が入部したことにも驚きました。私たちが稽古する姿をみて「剣道をしている
姿がかっこよくて、憧れて入部しました!」という学生もいて、とても嬉しかった
です。
私自身、シドニー大学との交流後、剣道へ向き合う姿勢を整えなおしました。剣道を
長年続けていると、始めた頃の気持ちが曖昧になっていたように思います。シドニー
大学の剣道部員たちの「うまくなりたい」という熱い思いに触れ、もう一度、剣道と
真摯に向き合ってみようと思いました。現在もInstagramで、シドニー大学の学生と
交流が続いています。
(写真左)素振り稽古の様子
Q.今後の活動目標や新しくチャレンジしたいことを教えてください。
高橋さん:切磋琢磨できるような環境を作りたいです。昨年までとは違い、もっとメリ
ハリをつけようと、様々な取り組みを始めました。監督からも「期待しているよ」と
言っていただきました。
小倉さん:私はまだ2回生ですので、試合に出場する選手に入ること、そして結果を
出すことを目標にしています。まだまだ上を目指したいと思いますし、今年は後輩も
できましたのでより一層、練習に精進したいと思います。
Q.おふたりの得意技・苦手な技を教えてください。
高橋さん:私は「突き」が得意で、決め技にしています。突きで決めるために、様々な
技を出し、相手の胸元が空くように動くなど試合を組み立てています。
苦手な技は、引き技です。
小倉さん:私は引き技が得意です。引き技を出すことで、自分に流れをもってくること
ができるように感じます。特に、引き技から一本を取ることが得意です。
苦手な技は、突きです。練習をしてもなかなかうまくならず、高橋さんと稽古をする
と、必ず突きをもらい負けてしまいます。
Q.剣道の試合で、反則行為とされることはありますか?
高橋さん:竹刀を落としたり、場外に出ると反則になります。しかし、柔道のように
反則が重要視されることはなく、剣道の試合では反則一本負けは、あまり聞きません。
また、にらみ合って時間だけが経つ場面もありますが、それも反則にはなりません。
全日本選手権で優勝するような選手は、とにかく駆け引きがすごく、見ている方も
瞬きを忘れるくらいです。動いていないように見えて、竹刀で繊細な探りあいをして
いて、あえて技をしかけないということも戦略のひとつになってきます。
Q.剣道にはどのようなことが大切だと思いますか。
小倉:礼儀作法を大切にすることです。剣道は、相手を尊重し戦うことが大切な競技
です。また、「気・剣・体」も剣道では重要なものです。最初にくる「気」は、意志
・心の判断ということです。つまり、精神力も必要となる競技だと感じています。
高橋さん:いろいろありますが、やはり「感謝の気持ち」を忘れてはいけません。
私は「ありがとうございます」と、心をこめて言うように心がけています。試合に勝つ
ことも重要ですが、人間形成の面で「感謝の心」を忘れないことが、剣道をするうえで
大切になると思っています。
~~~
いかがでしたでしょうか。
高橋さんは、「自分より試合を楽しんでいる人には絶対に勝てません。試合中、
『この人、私より剣道を楽しんでいる』と感じるとたいてい負けてしまいます」とも、
話してくださいました。一瞬で勝負が決まる世界。緊張した場面でも、いかに試合を
楽しむかと考えることで、平常心を保つことができるそうです。近いうちに剣道の
試合をみてみたいと思っています。
▼編集後記▼
今回は、福岡大学附属大濠高等学校の野球部監督・八木啓伸さん(2000年産業社会学部卒業・福岡県出身)をご紹介します。
立命館大学卒業後は、西日本銀行野球部でご活躍。その後、大学時代からの夢であった
教諭を目指し退職。母校である福岡大学附属大濠高校野球部でコーチをしながら、立命
館大学ならびに福岡大学で4年間学び、高校教諭(地歴公民)となりました。野球部の
指導に奮闘しながら、社会科教諭としても生徒たちに親身に接していらっしゃいます。
そんな八木監督ご本人に、お話をお伺いすることができました。
~~~
立命館大学硬式野球部では、思ったような結果が出せずに悶々とした日々を過ごして
いました。何度も辞めたいと思いましたが、やはり「野球が好き」という気持ちが
強く、卒業後も社会人野球を続けることができました。
卒業後は、仕事も野球も充実した日々を送っていましたが、教諭になる夢を諦めること
ができず、教員免許を取ろうと決め思い切って退職しました。それから4年間、母校の
野球部コーチをしながら大学に通うことは大変でしたが、夢を諦めず努力してよかった
と思っています。
銀行員時代に学んだ「あいさつをする・時間を守る・自ら動く」という当たり前のこと
を率先して行動するよう選手たちには伝えています。選手自らが考え、それぞれの役割
を果たすことでもっと強いチームになると信じています。春の甲子園では、惜しくも
ベスト8で敗退しました。この悔しさをバネに、夏の甲子園出場に向けて一層がんばり
たいと思います。
~~~
「今後の目標は全国優勝。目的は人を育てること」と、力強く語ってくださいました。
まずは、7月の全国高等学校野球選手権福岡県大会。そして、甲子園出場へ向けて気合
十分の様子です。今後の活躍に、どうぞご期待ください。
(立命館CLUB事務局 坂東)
▼第118号読者プレゼント▼
今回は、「立命館のロゴ入りゴルフボールとハンドタオル」 を5名様にプレゼントします。是非ご応募ください。
プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。
<応募締切:5/22(月)>
【パソコンの方はコチラ】
【携帯電話の方はコチラ】
※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。
応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
応募必要事項
(1)名前: (2)プレゼント送付先住所:
(3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
(5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否
(否の場合はイニシャルで表記いたします。
ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)
▼117号読プレ当選発表▼
多数のご応募ありがとうございました。117号の読者プレゼント当選者の発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
★・井上聡さん (滋賀県)★
★・Shimura Kenさん (宮崎県)★
★・鈴木正實さん (静岡県)★
★・ぱんたさん (鹿児島県)★
★・S.F.さん (長野県)★
★・森鼻栄普さん (京都府)★
★・Mizu.yさん (東京都)★
★・水田哲郎さん (東京都)★
★・ノリさん (兵庫県)★
★・おあつさん (広島県)★
★★★★★★★★★★★★★★★★★
次回のご応募もお待ちしています。
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次回配信予定は5月26日(金)です。お楽しみに。
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