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立命館CLUB 【VOL.249】

立命館CLUB【VOL.249】

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。
10月も下旬を迎え、朝晩の冷え込みがぐっと強まってきました。
スポーツの秋、紅葉の秋、食欲の秋、皆様にとっての秋は如何でしょうか?(私は断然食欲です 笑)今回の立命館CLUBでも、そんな秋に頑張る学生の活躍を中心に、様々なニュースを盛り沢山でお伝えしたいと思います。

▼学園ニュース▼

【1】アジアとつながる国際交流フェスタ「Asia Week 2023」を開催
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10月22日(日)、大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、地域交流イベント「AsiaWeek2023」を開催しました。2015年のOIC開設以降、「アジアのゲートウェイ」を目指す教学展開およびキャンパス創造を広く発信していくことを目的とし、国際交流や異文化理解といった趣旨を踏まえつつ、地域・社会と大学が繋がる交流イベントとして実施しています。当日は快晴の空のもと、屋内外60を超える出展・出演団体による企画が行われ、約8,000名の市民の方々にお楽しみいただきました。
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【2】内閣府 令和5年度「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」に採択 
立命館大学は、令和5年度「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」に採択されました。私立大学の採択は本学のみとなります。本事業は、地域の中核となる大学が、独自のミッション・ビジョンに基づく強みや特色を最大限発揮し、地域ニーズに即した社会貢献活動を推進するとともに、地域行政や産業界からの投資誘発を通じて大学の財源多様化を進め、経営基盤の強化を促すことを目的としています。本学は地域中核大学として、多様なステークホルダーの知とリソースを総合的に活用して地域課題解決の最適解を探り、そこから生じるイノベーションへの資金投入とリターンにより持続的に課題解決を図ることのできる、新しい地域課題解決モデルの構築を目指します。
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【3】2023年度秋季 立命館大学卒業式・大学院学位授与式を挙行
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 立命館大学は9月23日(土)、2023年度秋季卒業式・大学院学位授与式を挙行し、41ヵ国・地域の学部生・大学院生合わせて554名(学部生423名、大学院生131名)が卒業・修了しました。仲谷善雄学長は、「いつの時代も、歴史を動かす大きな変革も、その始まりはたったひとりの意志であり、小さな挑戦です。社会が抱える課題に向き合いその解決に積極的に貢献してください。そして、次世代の、新しい社会の創造を牽引する存在になってください」と卒業生・修了生に向けてエールを送りました。卒業生・修了生は支えてくれた家族や友人、教員らと喜びを分かち合い、キャンパスには多くの笑顔が溢れました。
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4】2023年度秋季 立命館大学・大学院入学式を挙行
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 立命館大学は9月25日(月)、2023年度秋季入学式を大阪いばらきキャンパスにて挙行し、新入生320人(学部生147人、大学院生173人)が入学しました。式典では、仲谷善雄学長が式辞を述べ、「大切なことは未来への意志を持つことです。これまでの常識や枠組み、固定観念にとらわれることなく、むしろそれを疑い、未来のあるべき姿を探求する、皆さん一人ひとりの意志ある挑戦を大いに期待しています。キャンパスで、オンラインで、さまざまな挑戦が混じり合い、今までにない新しい世界を、ともに生み出して行きましょう」と新入生に語りかけました。会場では、花をモチーフにした「フラワーウォール」等各種フォトスポットを設置、新入生を歓迎しました。新入生が仲間や家族と写真撮影する姿が見られ、キャンパスは華やかな雰囲気に包まれました。
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【5】アドビ株式会社と新たな価値創出を担う人材育成を共同で推進 AI・デジタル技術を活かしたオリジナル教育プログラムを共同で開発
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9月29日(金)、大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、アドビ株式会社(以下、アドビ)との連携・協力協定書締結に関する会見を行いました。この協定は、立命館の学園ビジョン「R2030」に掲げる「新たな価値を創造する次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を実現すべく、新たな価値創出を担う人材育成に必要なカリキュラム開発、その実現を共同で行うことに合意したものです。学園全体で約5万人が学ぶ立命館の多様性と、最新のテクノロジーやクリエイティビティで世界をリードするアドビの先進性を掛け合わせます。その第一歩として、社会課題解決と人材育成のための立命館のプログラム「QULTIVA(カルティバ)」にて、アドビと立命館独自のプログラムを共同開発するほか、AIなどの最新テクノロジーや社会課題をテーマとしたセミナー、デジタルスキル育成のための講座開催や教材の提供を予定しています。また、学生だけでなく附属の小中高校の児童・生徒、教職員に対してもさまざまな機会を提供し、社会で通用するデジタルスキルやAI活用のリテラシーを身に付けることを、学園全体で目指します。
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【6】うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の中核機能施設「JAM BASE」に立命館が新たなイノベーション拠点を開設
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9月28日(木)、グランフロント大阪・ナレッジシアターにて、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に開設される中核機能施設「JAM BASE」の発表会(主催:グラングリーン大阪開発事業者)が開催されました。2024年9月に開業する同施設に立命館が参画し、社会課題の解決や新たな事業を共創するためのオープンイノベーション拠点を設ける計画を発表。立命館からは徳田昭雄副総長が出席しました。立命館は今回の拠点を、関西のイノベーション創出拠点“うめきた”における立命館の先進的基盤と位置づけ、特長ある研究・起業シーズを社会へ発信していきます。また、立命館大学が持つ学問領域を越えて融合する総合知と、小学校から大学院までの一貫教育が育むアントレプレナー育成プログラムを生かした人材育成・ネットワーク拠点であることも特長です。学生のみならず、起業家・研究者・企業・自治体など多様なステークホルダーとの連携・交流により、社会に新たな価値を生み出し、地域課題の解決を行う人材育成を目指します。
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【7】学生・校友の活躍をご紹介!
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<校友の東克樹選手(2018年文学部卒、DeNAベイスターズ所属)が最多勝、最高勝率のタイトルを獲得>
プロ野球横浜DeNAベイスターズ所属の校友 東克樹選手(2018年文学部卒)が、セントラルリーグの最多勝、最高勝率のタイトルを獲得しました。東投手は、プロ1年目の2018年に11勝をマークして新人王を受賞。しかしその後は怪我もあって4年間でわずか6勝にとどまっていましたが、今年は開幕から順調に勝ち星を重ね、16勝3敗という見事な成績でセ・リーグの最多勝と最高勝率の二冠に輝きました。
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<箱根駅伝本選出場ならず>
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10月14日(土)、第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が、東京都の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートして国営昭和記念公園にゴールするコースで行われました。100回を記念した「全国化」を受け、関東以外の大学でいち早く箱根路への挑戦を表明した立命館大学、結果は総合タイム11時間5分23秒で34位(57チーム中)と本選出場は叶いませんでした。チームトップは、1時間3分49秒で個人89位の大森駿斗選手(生命科学部3回生)。その後に山﨑皓太選手(経済学部3回生)、尾上陽人選手(法学部2回生)が続きました。主将の北辻巴樹選手(経済学部4回生)は、「挑戦してよかった」とチャレンジを振り返り、山崎選手も「実力のなさを痛感したが、この経験を糧に成長していきたい」と悔しさをにじませながらも、今後に向けて前を向きました。立命館CLUB読者の皆様に、山菅監督からのメッセージが届いています。

立命館CLUB会員の皆様
 この度は、立命館大学男子陸上競技部の箱根駅伝挑戦にあたり,沢山の応援と激励のメッセージを頂戴し、ありがとうございました。また、予選会当日も校友、父母の皆様をはじめ、多くの方に立川まで応援に駆けつけていただき、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。頂戴したメッセージはすべて、箱根駅伝予選会前の最後のミーティングで学生達に紹介させていただました。本学の箱根駅伝への挑戦は、マスコミやSNS上での注目度や周囲の期待も高く、学生達はこれまで経験したことのないプレッシャーを感じながら過ごして来ました。そのような中、彼らは皆様からのメッセージや声援に大変勇気づけられ、堂々と走り抜いてくれました。結果は34位とお正月の箱根駅伝出場の目標は叶いませんでしたが、今回の挑戦を通じて得た経験や悔しさは、この挑戦なくしては得ることのできない貴重なものであり、今後のチーム力の向上に大いに資するものとなりました。今シーズンはまだ全日本大学駅伝(11/5)と関西学生駅伝(11/18)を残しております。男子陸上競技部の挑戦はまだまだ続きますので、引き続き応援よろしくお願い致します。
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立命館大学体育会男子陸上競技部
駅伝監督 山菅善樹
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<トライアスロン部 インカレで男子団体優勝、女子団体3位>
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9月3日(日)、香川県観音寺市で開催された「日本学生トライアスロン選手権観音寺大会(インカレ)」にて、体育会トライアスロン部が男子団体で優勝、女子団体で3位入賞を果たしました。男子は、岩井悠二選手(スポーツ健康科学部4回生)がチームトップの4位でフィニッシュ。小田陸人選手(理工学部3回生)が5位と続き、若竹葵礼選手(スポーツ健康科学部1回生)が6位、小林幸誠選手(食マネジメント学部3回生)が7位でゴールし、計4人が入賞を果たしました。この結果、上位3人の岩井選手、小田選手、若竹選手の合計タイムが5時間52分48秒となり、11年ぶりの団体戦優勝を成し遂げました。女子は、白石怜佳選手(食マネジメント学部4回生)が3位でフィニッシュ。また、小原結芽選手(スポーツ健康科学部1回生)が15位に入り、小石川花梨選手(食マネジメント学部3回生)が17位でゴールしました。この結果により、白石選手、小原選手、小石川選手の合計タイムが6時間42分5秒となり、団体戦で女子初となる3位入賞を果たしました。
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<体育会フットサル同好会All.1 全日本大学フットサル大会で3位入賞>
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8月25日(金)-27日(日)に岸和田市総合体育館で行われた「第19回 全日本大学フットサル大会」で、フットサル同好会All.1が3位入賞を果たしました。2年振り、3度目となる全国大会出場を果たしたフットサル同好会All.1は、27日に行われた3位決定戦で、松山大学と熱い攻防を繰り広げ3-2で勝利を収めました。
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<食マネジメント学部の学生が3日間限定カフェ「リッツカフェ」を出店>
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9月16日(土)-18日(月・祝)、ブランチ大津京にある「musuLab(ムスラボ)」にて、食マネジメント学部の学生が、3日間限定カフェ「リッツカフェ」を出店しました。この企画は、食マネジメント学部で学んだ知見を活かしつつ、将来自分でカフェを経営したい、という夢を叶えるための踏み出しとなる取り組みです。将来、食を用いて地域を盛り上げたい、という想いを持った学生たちが、実際にカフェ運営をすることで、自分たちの夢を叶えると同時に、地域の人たちらにその姿を見せ、夢が叶う素晴らしさ、食の大切さや、おいしさ・おもしろさを伝えたいという思いで実現しました。運営は、日本政策金融公庫、滋賀県喫茶飲食業生活衛生同業組合、滋賀県生活衛生営業指導センターの協力を得て行われました。学生たちは、まず運営に必要な知識を得る講義を受け、その後、カフェデザインやメニュー開発、広報、調理工程や接客対応などについて議論を重ね、限られた期間の中で入念な準備を重ねてきました。ファミリー層を中心に3日間を通して、70人以上の方が店内でオリジナルワンプレートランチである「りつめいプレート」を召し上がられました。またおにぎりだけを購入した方を合わせると、150人近くの方に来店していただきました。

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▼EVENT(公開講座など)▼

【1】[@京都、@オンライン][要事前申込][有料]
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【まちやでまなぼKYOTO UNITE】まちやでメタバース-文化を継承、創造する仮想空間にあそぶ
講師:細井 浩一(立命館大学映像学部 教授)、水瀬 ゆず(社会起業家/株式会社ゆずプラス 代表取締役 ※第5回のみ登場)
[開講日・開講時間]
11月18日(土)・12月16日(土)・1月20日(土)・2月17日(土)・3月16日(土) すべて14:00-16:00
[開催方法]対面+オンラインのハイブリッド
[対面式講義の会場]船鉾町会所(京都市下京区新町通綾小路下ル)
[受講料]会場・オンライン共通〔第1回〕無料 〔第2回-第5回〕1回 1,500円 〔全5回一括(割引)〕4,800円 
[定 員]会場:20名、オンライン200名 ※先着順です。お早めにお申込みください。
[申込受付開始]10月19日(木)9:00

必ず以下サイトで詳細をご確認ください!
https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=205

その他の立命館オンラインセミナーはコチラ≫
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【2】[@衣笠][オンライン][無料][要事前申込]
土曜講座 11月度 法と人間科学の最前線から    
                (企画:立命館大学人間科学研究所)
[日時・テーマ・講師]
◆11月4日(土)10:00-11:30
刑罰って何を解決しているの?
-刑罰制度改革をRestorative Justice(修復的司法)のレンズで見てみる
 立命館大学法学部教授  森久 智江
[日時・テーマ・講師]
◆11月11日(土)10:00-11:30
刑事司法における脱刑罰処理を考える:治療的司法がもたらすインパクト   
  成城大学法学部教授/成城大学治療的司法研究センター長  指宿 信

いずれの日程も、
[受講料]無料
[開催方法および定員]衣笠キャンパス+ZOOMのハイブリッド、事前申込制
詳細はコチラ≫

その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

【1】[@愛知→@三重]
男子陸上競技部 「秩父宮賜杯 第55回全日本大学駅伝対校選手間大会」
23回連続35回出場している全日本。25チームが8区間で競い合います。応援よろしくお願いします。
[日 時] 11月5日(土) 8:10スタート
[場 所] 熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前
詳細はコチラ≫
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【2】[@兵庫・@大阪] [有料][申込不要]
アメリカンフットボール部「2023関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1」
1)vs関西大学 2)vs関西学院大学
[日 時] 1)10月29日(日)12:00~  2)11月11日(土)15:00~
[場 所] 1)王子スタジアム 2)ヤンマースタジアム長居
[入場料]  1,300円(電子チケット)、1,500円(会場当日券)
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【3】[@京都] [有料][申込不要]
ラグビー部「2023年度関西大学ラグビーリーグ」1)vs摂南大学 2)vs関西大学
[日 時] 1)10月29日(日)11:45 2)11月19日(日)11:45
[場 所] 1)宝ヶ池公園球技場 2)たけびしスタジアム京都
[入場料]  2,000円(一般・前売券)、2500円(一般・当日券)
詳細はコチラ≫
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【4】[@滋賀・@兵庫] [有料][申込不要]
サッカー部「関西学生リーグ(後期)」」 1)vs阪南大学 2)vs桃山学院大学
[日 時] 1)10月28日(土)11:30 2)11月4日(土)14:00
[場 所] 1)布引グリーンスタジアム 2)三木総合防災公園第2陸上競技場
[入場料] 未定
詳細はコチラ≫
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【5】[@東京] [無料][申込不要]
男子・女子ホッケー部 「男子第72回・女子第45回全日本ホッケー選手権大会」
*女子初戦11/8(水)vs早稲田大学、男子初戦11/9(木)vs東京農業or福井工業
[日 時] 11月8日(水)-12日(日)
[場 所] 大井ホッケー競技場
[入場料] 無料  
詳細はコチラ≫
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【6】[@静岡] [未定][申込不要]
フェンシング部「2023年度全日本学生フェンシング選手権大会」
[日 時] 11月8日(水)-12日(日)
[場 所] 静岡県沼津市総合体育館
[入場料] 未定
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【7】[@大阪] [未定][申込不要]
剣道部「第71回全日本学生剣道優勝大会
[日 時] 11月5日(日)
[場 所] 大阪市中央体育館
詳細はコチラ≫
https://gakusei-kendo.com/?p=3833
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【8】[@京都][有料][要事前申込]
立命館大学交響楽団「第130回定期演奏会」
130回目の定演は異例の4曲プログラムで、ローエングリン、エグモント、くるみ割り人形、ブラームス1番と盛りだくさん。過去最高の演奏をお届けします。
[日 時]12月1日(金) 開場 17:30 開演 18:30
[場 所]京都コンサートホール 大ホール
[入場料]前売り:1500円、当日:2000円(全席自由)
[曲 目]R. ワーグナー 歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
L.v. ベートーヴェン 「エグモント」序曲
P.I. チャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」
J. ブラームス 交響曲第1番
指揮: 井村誠貴、星野太良(学生)
詳細はコチラ≫
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【9】[@京都][無料][申込不要]
立命館大学能楽部「第76回 立命能」
今回の立命能では、能「巴」を上演いたします。勇ましいイメージの女武者巴御前ですが、ここでは木曾義仲を一途に慕う姿も描かれます。勇猛な姿の中にある巴御前の深い想いにご注目ください。
[日 時]11月24日(金)18:15開演
[場 所]京都観世会館
[入場料]無料
詳細はコチラ≫
https://www.instagram.com/rits_noh/
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▼輝く学生インタビュー▼

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  第215回 輝く学生インタビュー
    正課に課外に全力投球、どちらも本気です!!
        薬学部2回生 川瀬歌音さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。
今回は、薬学部創薬科学科で将来を見据えて授業、研究、実験に取り組みつつ、課外活動では応援団チアリーディング部での活動に全力投球をしている川瀬歌音さんにお話を伺いました。

Q ご出身、高校時代の活動などを教えて下さい

出身は愛知県です。中学校1年生からクラブチームでチアリーディングをはじめました。中学時代は週1回程度の活動だったんですが、進学した愛工大名電高校で本格的にスタートしました。愛工大名電のチアリーディング部は、地区大会優勝の常連校で、全国大会でもいつも決勝には進んでいて、全国の7~8位といったポジションです。

Q 進学に当たって、なぜ薬学部を、創薬科学科を選ばれたんでしょうか?

自分が薬学部に興味を持ち始めたのは、もともと薬に興味があったとか化学が好きだったという事ではなく、薬剤師が主人公のドラマを見て、薬剤師と言う立場で誰かを助けられたらいいなと、そんなきっかけです。その少し後に自分の祖母が病気で亡くなったのですが、病気が分かってから亡くなるまで1カ月ほどの短い期間で、有効な治療薬も無い状況だったので、この時に将来は自分で薬の開発が出来れば、治療薬のない病に苦しんでいる多くの人たちを救えるんじゃないかなと思い、それなら薬剤師ではなく創薬系の学科に入って、将来は研究職や開発職に就いたほうが良いのではと考えるようになりました。
もともとは地元で薬学部の進学を目指していたんですが、立命館から文芸推薦入試の案内をいただいて、他の大学は同様の推薦で進学する場合は学部が決められている大学が多く、「文武」どちらかに集中せざるを得ない状況だったんですが立命館は違っていたので、それなら自分の目指す両立が大変なのは分かったうえで挑戦できるかなと思って立命館への進学を決めました。

Q 正課の話でいくと大学院への進学を考えておられますか?また、どういった研究にご興味をお持ちでしょうか?
まだ決めてはいないのですが、研究を続けていくうえでは、大学院まで行って自分の研究を進めたほうが良いかなとは考えています。もともと高校時代から生物が好きで、生物系の研究が念頭に有ったのですが、大学でいろいろな授業を受けてみて、今は化学系への興味がどんどん膨らんでいます。勿論、お話したように薬学部に入った理由が「新薬開発」だったので、今はこのあたりで迷っています。

Q つづいて、チアリーディングの活動、1日のおおよそのスケジュール等について教えてください。また、正課との両立に向けて意識している事、気分転換などについても教えてください。

OICを拠点に週6日活動をしています。授業日は夜の6時から9時まで、土日は10時から夕方の5時まで行っています。現在OIC近くに下宿しているのですが、授業がある日は朝5時半に起きてから準備をして7時前には家を出ています。授業を受けて、シャトルバスが学校から出ているのでそれに乗ってOICに戻って、練習を6時から9時までして、終わって片づけとかをしてから学校を出るのがだいたい10時半くらい。そこから帰宅していろいろ……。 課題もあるので、10時半に帰宅して12時くらいから始めたとして、テスト前等などは2時くらいまで頑張ります。体力的にしんどくならないようにするために、時間を見つけて電車や帰りのシャトルバス等で寝て、折り合いをつけてという感じです。
学部の友人と比べると時間がないと思うので、逆にそれをバネに頑張れているかなとも思います。予習・復習も友人よりは時間をかけられていないですし、正直に言うと課題で精一杯みたいなところがあるので、部活が終わってから「課題だけでも」という感じでやったり、テスト前のオフで詰め込むとか、常にぎりぎりと言えばぎりぎりです。
気分転換についてよく聞かれるのですが、やっぱりチアリーディングが好きなので部活で体を動かしていることが何よりの切替えになっています。帰宅後に絶対に勉強や課題をしないといけないにしても、それは何時からやると決めて、それまでは自分の好きなことを、例えばYouTubeで動画を見たりしますし、ほぼ毎日家族に電話していて、それが息抜きになっています。あとは、もちろん時間的に余裕がある時は友人と遊びに行ったりしています。
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Q 大学卒業後もチアリーディング活動に関わっていくころは考えておられますか?
自分のためにチアリーディングをするのは大学で一旦区切りをつけようと思っています。チアリーディングをする前にダンスを習っていたんですが、就職をしてからも機会があればチアリーディングかダンスに何らかの形で関わりたいなとは思っています。もし、地元に帰って就職をしたら、出身校のコーチとして関わるとか、もともと行っていたダンス教室に息抜きで通うとか、そんな感じで趣味としてでもいいから関わっていきたいなと考えています。

Q 就職に関して、創薬科学科はからどういう業界に行っている人が多いんですか。

院までいかれたうえで製薬会社に行かれる方が多数を占めています。あとは化粧品を作ることもできるので、そんなメーカーに行っている方もいます。ちょっと変わったところでは、食品関係で研究している人もいると聞いています。製薬会社へ進まれた方でも、研究職の方だけでなく、治験をしている方もいますし、MRとして営業をされている方もいらっしゃいます。そのあたりは、まだ、あと2年間ありますし、大学院に行く・行かないも含めてこれから決められたらと思います。

Q これから、いよいよ上級生になっていかれるわけですが、考えておられることをお願いします。

正課でも課外でも「これ」という目標はまだそんなに無いと言ったらおかしいんですけれども、それは、これから学生生活に一生懸命取り組んでいく中で見つけられると思っています。せっかく立命館に来て、正課と課外のどちらにも全力で頑張れる環境にあるので、楽しみながら、自分の環境に対して様々な人に感謝しながら、そのなかで自分の「これ」を見つけるのが今の目標ですし、見つかって以降も自分がこれまで両立させてきたことを崩さずに取り組みたいと思います。
正課については、やはり高校の時に考えていた薬の開発や研究への目標はぶれないようにして、これを軸にして自分がどの方面から目標に向かっていけるのかを、まずは見つけ出して、将来的に思っていた夢をかなえられるような勉強を学部生活でやっていきたいと思います。
課外活動については、技術的に優れたメンバーの集まりなので、その中で上位を目指すというより、与えられたところで自分の力を発揮することを、毎回の活動においてやっていくことを今の時点でも目標にしてやっていますし、これからもその心構えで続けていきます。最終的に正課と課外の両立は大変だったけれど、どっちもやってよかったなと思えるようにしていきたいなという、うまく答えられないんですけど、そんな気持ちを持っています。

―このインタビューではこれまでは4回生に登場いただくことが多く、まだ社会には出ていないけれども、学生生活という意味では既に自分のスタイルが出来上がっていて、いよいよ社会に出ていくフェーズの方々が多数を占めていましたが、今回の川瀬さんは、インタビューをご覧いただいたとおり、正課・課外いずれについてもベースをしっかりと持ちつつ、まず自分自身の「これ」を見つけたいと仰る瑞々しさが新鮮なインタビューとなりました。川瀬さんのこれからのご活躍を期待しています!

▼キャンパスでの開催イベントご報告▼

立命館科学技術振興会主催“ASTERフェスティバル2023”
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地域・社会に開かれた大学を目指す立命館大学では、日常的に各キャンパスで、自治体・民間企業等との連携に基づいたイベントが開催されています。今回はそんなイベントの中から、10月6日(金)にびわこ・くさつキャンパスで開催された立命館科学技術振興会主催“ASTERフェスティバル2023”をご紹介します。立命館科学技術振興会(略称ASTER)は、1996年の発足時から、主に立命館大学大学院生への支援を通じて、わが国の科学技術の発展・振興を目指す活動に取り組んでいます。現在では、200名以上の自然科学系の立命館大学教員と、50社以上の関西地区を中心とした幅広い業種の会員企業が参加しています。
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一時はコロナ禍で活動停滞を余儀なくされましたが、徐々に対面での活動を再開、そのひとつとして昨年からスタートしたイベントが、ご紹介する“ASTERフェスティバル2023”です。このイベントは、「将来楽しく働きたい!」をテーマに、自分にぴったりの職場に出会うため、様々な企業に在籍する若手社員の話を聞くことが可能な企画として実施されました。誰もが自由に通行できる場所に会場が設置されており、学生が気軽にブースに寄れるようなマルシェ仕立てのブースになっていることから、就活生に限らず、1~2回生も含めた多くの学生がブースを訪れていました。当日参加した学生からの声を幾つかご紹介します。「金融について知らないことについて知れて楽しかったです。今回話していた人のコミュニケーション能力に圧倒されました」経済学部1回生、「就活の時期なので解像度が上がって良かったです。ありがとうございました」情報理工学部4回生、「将来について考えるきっかけになった」理工学部2回生、「滋賀県出身なので滋賀県の企業について知ることができて有意義でした」生命科学部3回生、など企画の狙い通り、様々な属性の学生からの多様なコメントがありました。12時から17時までの実施でしたが終始学生の波が途切れることは無く、大成功のイベントとなりました。

参加された企業の方からは本イベントの独自性を評価する声が多数寄せられました。「回生問わずふらっと寄った学生と話す機会が持てたが良かったです。就活前・中・後、そもそも就活をしない学生等様々な学生と面と向かって話せたので、こちら側としてもとても有意義であり新鮮さを感じることが出来ました。」「学生と話しやすい雰囲気があった点。1,2回生の学生も多く、就活についてまだ考えたこともないと話す学生もいました。そうした学生でも「とりあえず話を聞いてみよう」と立ち寄って興味を持ってもらえたことが良かった点だと思います。」
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昨年に引き続き参加された企業の方からは、「昨年同様とても楽しい一日でした。昨年参加してから今年も早く参加したくてうずうずしてました。昨年も参加してくれた学生がおり、なんとなく私のことを覚えていてくれたことはうれしい場面でした。普段社会人としか接することがないので、改めて学生と面と向かって交流する場が持てたことで、今まで見えなかった視点や考えを知ることができたのでとても有意義でした。来年も参加できますと幸いです。」と、本イベントの趣旨を高く評価いただくコメントが多く寄せられました。
型にはまったものでない新たな取り組みとして大成功をおさめた“ASTERフェスティバル2023”、本イベントの企画・運営を一手に担われたBKCリサーチオフィスの職員 太田敦子さんにお話をうかがいました。
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「今回は500名以上の学生の方に参加いただきました。前回は初回で、イベントの認知度が低かったので、今回は周知に力を入れました。通常のポスター掲示だけではなく、う〇い棒付き!のチラシ配布などを行い、その効果もあってか、学生さん同士のクチコミでじわじわと広がっていったようです。私自身は、ASTERに限らず様々なイベント運営を業務としていますが、『イベントは来場者だけでなく、出展者、そして事務局も楽しくなくっちゃ!』をモットーにしていますので、今回のASTERフェスティバルは、企業さん、学生さんの声を聞くと大成功だったかなと思います!。ASTERは企業、地域の方と先生が触れ合うためには最適のゲートウェイだと感じていますので、これからも楽しいイベントをどんどん企画して、大学の知の社会実装に貢献したいと考えています。」
常にポジティブで前向きなオーラを出している太田さん、これからもそのスタンスでASTERやその他の研究発信型イベントをどんどん企画してほしいと思います。このコーナーで再びとりあげられることを楽しみにしています。

▼第249号読者プレゼント▼

今回は、「オリジナルタオル(泉州タオル)」を3名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:11/20(月)>

【パソコンの方はコチラ】
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekcs-56c4828b83b7298508e5197dc24b61ce

【携帯電話の方はコチラ】
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekbt-021bc76cab8b8dee6fb681ad47bb33dc

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第248号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。247号の読者プレゼント(オリジナルクリアファイル)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・あゆままさん(愛知県)・山ちゃんさん(愛知県)・おっちゃんさん(京都府)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回の配信は第4金曜日の11月24日(金)です。お楽しみに。
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