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立命館CLUB 【VOL.129】

立命館CLUB【VOL.129】

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.129━━━
 ■□■ 2017.11.10 立命館CLUB-立命館の“今”を届けるメールマガジン-
 ■□■ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/
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 立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。

 11月7日(月)、立冬も過ぎ、朝晩はぐっと冷え込む日が増えました。立命館大学
 各キャンパスの木々も色づき始めました。

 さて、11月19日(日)、万博記念競技場にて、「関西学生アメリカンフットボール
 リーグ最終戦」
が行われます。立命館大学アメリカンフットボール部パンサーズは、
 関西学院大学ファイターズとの全勝対決。観客席をパンサーズ一色に染め、熱い声援を
 送りましょう。

 立命館スーパーエールはコチラ≫

 ◆「関西学生アメリカンフットボールリーグ」関西学院大学ファイターズ戦
 [日 時]11月19日(日)13:00~
 [場 所]万博記念競技場(吹田市千里万博公園5-2)
 [入場料]一般・大学生1,200円 高校生以下無料(要生徒手帳)
  

 詳細はコチラ≫

 今号も学生や教職員の情報満載でお届けします。

 読者プレゼントは、「立命館大学応援手旗」です。

 応募方法は最後にお知らせします。それではお楽しみください。

▼学園ニュース▼

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 【1】昨年の雪辱ならず 全日本女子駅伝3位

 10月29日(日)、「第35回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 杜の都駅伝」が宮城県
 仙台市にて行われ、2年ぶりの優勝を狙った立命館大学女子陸上競技部は惜しくも3位に
 終わりました。
 スタート前から混戦が予想された今大会。降りしきる雨のなか、応援にかけつけて
 くださった多くの立命館大学の学生父母や校友の方々が沿道から熱い声援を送りま
 した。立命館大学は1区を11位で通過、2区の佐藤成葉選手(経済学部2回生)が区間賞
 となる走りで9人を抜き、2位まで順位を上げました。3区を接戦の末3位で通過し、4区
 では田中綾乃選手(スポーツ健康科学部2回生)が区間賞を獲得、ついにトップに立ち
 ました。しかし、5区で3位となり、最終区6区でも追い上げ及ばす、トップと1分31秒差
 の3位でフィニッシュし、昨年の雪辱を果たすことはできませんでした。女子陸上競技
 部は、12月30日(土)に開催される「2017全日本大学女子選抜駅伝競走 富士山女子
 駅伝」で5連覇に挑みます。
  
 (写真左:写真提供/月刊陸上競技)

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 【2】国際シンポジウムに六者協議の米国元代表・クリストファー・ヒル氏が登壇

 10月30日(月)、国際シンポジウム「北朝鮮の核開発をめぐる国際関係と政策的オル
 タナティブ~6カ国協議の経験から~」を衣笠キャンパスにて開催しました。Richey
 Mason・韓国外国語大学准教授の祝辞に続き、韓国・文在寅政権の現役大統領補佐官
 である文正仁氏から北朝鮮における危機についての基調講演、六者協議の米国代表・
 クリストファー・ヒル・元大使、日本代表の薮中三十二・元外務事務次官(本学国際
 関係学部特別招聘教授)などから報告が行われました。薮中教授は「日本は、自らの
 立場・立ち位置を内外に向け、しっかりと表明すべきだと考えています。日本が中心と
 なり、緊急で5カ国外相会議を提案し、そこへいずれ北朝鮮が参加できれば、進展を
 得られます。重要なのは5カ国間で立場を強固にすることです」と述べました。
  

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 【3】学校法人立命館 2017年度称号授与式・感謝状贈呈式を開催

 10月24日(火)、ホテルグランヴィア京都にて「学校法人立命館 2017年度 称号授与
 式・感謝状贈呈式」を開催しました。学園に一定額以上のご寄付をいただいた、児童・
 生徒・学生の父母や校友の方々など7組・8名と15の法人の代表の方々にご出席いただき
 ました。式典は、山口夏海さん(国際関係学部4回生)によるヴァイオリン演奏で幕を
 開け、森島朋三・立命館理事長が学園を代表して挨拶、ご支援に対する感謝の意を伝え
 るとともに学園の取り組みと今後の展望について語りました。続いて、立命館大学の
 学生2名による活動紹介を行いました。近藤辰徳さん(経営学部3回生)は、所属する
 体育会ホッケー部(男子)において、2017年7月に大学日本一となるまでの軌跡や、
 ホッケーの普及を目的とした大阪いばらきキャンパスでのホッケー教室の取り組みに
 ついて発表しました。大和礼佳さん(文学部4回生)は所属する能楽部の活動紹介、
 能との出会いを通じて学んだこと、今後も能に関わり続けたいという熱い思いを発表
 しました。その後、森島理事長から称号記の授与と感謝状の贈呈を行い、式典は終了
 しました。式典後の懇親会は、吉田美喜夫・立命館総長の乾杯でスタートし、ご出席の
 方々と学園役職者との交流を深めました。
  
  

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 【4】体育会ボート部が第95回全日本選手権大会「女子エイト」で創部初優勝の快挙

 10月26日(木)~29日(日)、公益社団法人日本ボート協会主催「第95回全日本選手権
 大会」が埼玉県戸田市・戸田ボートコースにおいて開催されました。社会人を含めた
 日本一を決めるレースで立命館大学ボート部は「女子舵手なしペア」で大会4連覇、
 「女子エイト」では創部初の優勝を果たしました。「女子舵手なしペア」の決勝では、
 スタートからトップにたち、2位についてきていた早稲田大学を大きな漕ぎにより後半
 に引き離し、1着でゴール、見事優勝を飾りました。「女子エイト」は、スタートで
 しっかりリズムをつくり、2位に大差をつけてゴール。今年は特に大きく漕ぐことを
 意識し練習に取り組んできた結果、念願の女子エイト初勝利を成し遂げました。
  

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 その他学園ニュースはコチラ≫
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▼EVENT(公開講座など)▼

 掲載しているイベントや公開講座は、天候や諸事情により、延期または中止になる
 場合があります。問い合わせ先やイベントホームページをご確認ください。
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 【1】[@滋賀][無料][要事前申込]
  2017年度国際シンポジウム「世界の食研究と高等教育~ガストロノミーを拓く~」

 「食」への関心が高まり、「食」をめぐる文化的・科学的知識をもつ人材育成が求め
 られています。本シンポジウムでは、イタリア食科学大学やコーネル大学をはじめ、
 国内外での大学における事例を交え、日本の大学における「食」の研究・教育のあり
 方について議論します。

 [日 時]12月2日(土)10:00~17:00
 [場 所]びわこ・くさつキャンパス ローム記念館5階 大会議室
 [参加費]無料 ※懇親会は有料(5,000円)
 [申込方法]①氏名、②所属、③電話番号、④メールアドレス、⑤懇親会の出欠を
       メールアドレス(syoku@gst.ritsumei.ac.jp)へお送りください。
 

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@大阪][有料][要事前申込]
  2017年度 立命館大阪梅田キャンパス講座 「『学び』というあそび@梅田」

 知的好奇心は豊かな精神生活を支える源です。みなさまの興味・関心に応えて、様々な
 分野の研究者・専門家が分かりやすく講義します。

 [日 程]2018年1月17日(水)・24日(水)・31日(水)
       「地図」シリーズ:地図を読む
      2月7日(水)・14日(水)・21日(水)
       「総合心理学」シリーズ:総合心理学の可能性
      2月28日(水)、3月7日(水)・14日(水)・20日(火)
       「美術」シリーズ:美術のたくらみ―イメージの越境と接触―
 [時 間]14:00~15:40(講演:90分、質疑応答:10分)
 [場 所]立命館大阪梅田キャンパス(大阪市北区小松原町2-4大阪富国生命ビル5階)
 [参加費]1回1,200円(全10回一括申込・振込の場合10,000円)
 [定 員]各回100名 ※申込多数の場合は抽選
 [申込締切]11月13日(月)必着
 

 詳細はコチラ≫

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 【3】[@京都][有料][要事前申込]
  京都歴史回廊協議会・京都漢字探検隊 共同企画
  第52回京都漢字探検隊「はんこをつくってみよう」


 今回は、前川五風先生と前川峰雲先生をお招きし、「篆刻体験」を行います。
 伝統工芸・京印章職人のご指導を受けて、石材から一字印を彫り上げます。

 [日 時]12月2日(土)第1部 10:00~12:00 
               第2部 14:00~16:00

 [場 所]立命館朱雀キャンパス 
 [対 象]小学3年生以上(小学1・2年生も可)
 [参加費]1,000円(材料費・保険代込)
 [その他]定員各回30名(先着)
 
 お申込みフォームはコチラ≫
 

 詳細はコチラ≫

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 【4】[@京都][無料][申込不要]
  土曜講座「『ツーリズム』を読む ―Reading “Tourism”―」

 [日 時]◆12月2日(土)14:00~16:00
        「現代社会のテクストとしての『ツーリズム』」
        (遠藤英樹・立命館大学文学部教授)
        ◆12月9日(土)14:00~16:00
        「アジアにおける『観光の風景』を読む―マレーシア・タイ・台湾の
         少数民族観光―」
        (藤巻正己・立命館大学文学部特命教授)
        ◆12月16日(土)14:00~16:00
        「観光客の歓待をめぐる諸相―与論島を事例として―」
        (神田孝治・立命館大学文学部教授)
 [場 所]立命館大学末川記念会館講義室
 [入場料]無料

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 その他の公開講座はコチラ≫
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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

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 【1】[@京都][無料][申込不要]
  男子陸上競技部「第79回関西学生対校駅伝競走大会」(丹後駅伝)

 大会2連覇を目指します。

 [日 時]11月18日(土)7:45~
 [場 所]久美浜町・浜公園→宮津市役所前 8区間 84.4km
 [入場料]無料
 

 詳細はコチラ≫

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 【2】[@滋賀・大阪][有料][申込不要]
  ラグビー部「2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」

 連勝中のラグビー部。残り2試合に連勝し、大学選手権出場を目指します。

 ◆摂南大学戦 
 [日 時]11月19日(日)12:00~
 [場 所]皇子山総合運動公園陸上競技場(大津市御陵町4-1)
 [入場料]一般1,500円 高校生500円 中学生以下無料

 ◆関西学院大学戦 
 [日 時]11月26日(日)14:00~
 [場 所]ヤンマーフィールド長居<長居第2陸上競技場>
      (大阪市東住吉区長居公園1-1)
 [入場料]一般1,500円 高校生500円 中学生以下無料

 詳細はコチラ≫

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 【3】[@大阪][有料][申込不要]
  サッカー部「第95回 関西学生サッカーリーグ(後期)」

 ◆阪南大学戦
   [日 時]11月11日(土)11:30~
  [場 所]ヤンマーフィールド長居(大阪市東住吉区長居公園1-1)
  [入場料]大人1,000円、中高生400円、小学生以下無料
 
 ◆関西大学戦 
   [日 時]11月18日(土)14:00~
     [場 所]ヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区長居公園1-1)
     [入場料]大人1,000円 中高生400円 小学生以下無料
 
 詳細はコチラ≫

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 【4】[@群馬][有料][申込不要]
  応援団チアリーダー部「第9回チアリーディング世界選手権大会」

 立命館大学応援団チアリーダー部から5名(予定)が日本代表として出場します。

 [日 程]<予選>11月11日(土)
        <決勝>11月12日(日)

 [場 所]高崎アリーナ(高崎市下和田町4-1-18)
 [入場料]SSアリーナ3,500円 S席2,800円 自由席2,000円

 詳細はコチラ≫

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 【5】[@京都][無料][申込不要]
  立命館大学能楽部「第70回立命能」

 今回は第70回という節目の会です。演目は能、舞囃子、他仕舞・連吟など多数取り
 揃えました。

 [日 時]11月21日(火)14:00~
 [場 所]衣笠キャンパス 以学館2号ホール
 [入場料]無料
 
 
 詳細はコチラ≫

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 その他のイベントはコチラ≫
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▼輝く学生インタビュー▼

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   第100回 輝く学生インタビュー
          合言葉は「図書館へ行こう!」
                  衣笠キャンパス学生ライブラリースタッフ
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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介して
 いきます。今回ご紹介するのは、衣笠キャンパス学生ライブラリースタッフチーフ・
 余田葵さん(文学部3回生・兵庫県出身)
サブチーフ・荒谷昌宏さん(法学部3回生・
 広島県出身)
濵口怜子さん(産業社会学部3回生・三重県出身)です。ライブラリー
 スタッフの活動内容・イベントの企画などについて伺いました。
 
 (写真左:濵口さん 中:余田さん 右:荒谷さん)

 Q.学生ライブラリースタッフ(以下、LS)について教えてください。
 余田さん:LSは、衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館、びわこ・くさつキャン
 パスの図書館、大阪いばらきキャンパスの図書館にいます。私たち衣笠キャンパスに
 所属するLSは、平井嘉一郎記念図書館で図書の整理、学習サポートやグループワークも
 できる「ぴあら」の運営などを主な仕事としています。また、学生の利用者の方々に
 図書館の魅力を知ってもらい、もっと活用してもらえるよう、映画上映会や脱出ゲーム
 など様々な企画も考えています。
 
 (写真左)今年6月、ぴあらでの講演会の様子

 Q.衣笠LSになったきっかけを教えてください。
 余田さん:私は、子供の頃から図書館がとても好きでした。高校三年生の頃、立命館
 大学のオープンキャンパスで旧衣笠図書館の図書館ツアーに参加しました。そのとき
 初めてLSの存在を知り、「大好きな図書館で活動が出来るっていいな。立命館大学に
 入学できたら、私もLSになるぞ!」と決心し、受験勉強もがんばることができました。
 大学入学後は、LSの募集を見つけ、すぐに応募しました。
 濵口さん:私は、立命館大学に入学した頃「学生時代にしかできないことをやりたい」
 と考えていました。初めは演劇サークルに入部しましたが、サークル活動と学業の両立
 がうまくできず悩んでいました。ある日、演劇サークルの先輩に、何気なく本が好きな
 ことを話すと、「LSって知っている?」と紹介されました。好きな本とも関わることが
 でき、まさに学生にしかできない活動だと思い、LSに挑戦しようと考えました。
 荒谷さん:高校生の頃までは、学校に図書室があったのは知っていましたが、利用した
 ことすらありませんでした。中学・高校と陸上部に所属していたため、図書室よりも
 グランドに出て活動している方が楽しかったですね。大学入学後、「今までの自分なら
 しないようなことに挑戦しよう」と思っていました。偶然、サークルにLSをされている
 先輩がいて、話を聞くうちに「図書館での活動もおもしろそう」と思いました。
 
 図書館ツアーでは、外国人留学生を対象に英語のツアーも実施

 Q.LSはどのような業務を担当しているのでしょうか。
 余田さん:「通常業務」と「プロジェクト業務」の二つの業務があります。「通常
 業務」は図書館利用支援課の職員の方々から依頼される図書館の基本業務です。配架・
 書架整理・不明本調査・ぴあらカウンター・図書館ツアーで構成されています。
 「配架」は利用者が読み終わった本を元の書架に戻していく作業、「書架整理」は本が
 正しい場所に配置されているかをチェックし、本の種類ごと・請求記号番号順に並べて
 いく作業、「不明本調査」は所在が不明になった本を図書館のあらゆる場所から探し
 だす作業です。この三つは、図書館のフロアでする業務です。「ぴあらカウンター」
 は、ぴあら利用者の質問対応からプリンターの紙詰まりなどのトラブル解消まで、
 様々な対応を行なっています。「図書館ツアー」は新入生や学外利用者の方、オープン
 キャンパスに来場いただいた方々に向けた図書館内のツアーです。
 濵口さん:「プロジェクト業務」は、LSから図書館利用支援課の職員の方々に、自分
 たちがしてみたい図書館企画を提案する活動です。プロジェクト業務のなかには、
 「館内紹介プロジェクト」・「誘致企画プロジェクト」・「渉外企画プロジェクト」が
 あります。「館内紹介」では、季節ごとのテーマに沿った本を紹介しています。実際に
 LSメンバーが1~2冊ずつ読み、「この本のおもしろさは、どうすれば皆さんに伝わる
 か」と懸命に考えながら、紹介文を書きます。選んだ本はポスターにして掲示したり、
 平井嘉一郎記念図書館の入口にもある電光掲示板(デジタルサイネージ)に掲載して
 もらっています。昨年からLSのFacebookでも特集本の紹介をしています。
 荒谷さん:今まで図書館を利用したことがない人も図書館に興味を持ってほしいと
 思い、今年の4月には、新入生を対象に「図書館大脱出ゲーム」を企画しました。
 「よむりす」は、立命館大学図書館のイメージキャラクターです。この脱出ゲームは、
 図書館にまつわるクイズを出題する「よむりす」を追いかけていく形式で、参加することで
 平井嘉一郎記念図書館内をぐるっと回ることができ、楽しみながら図書館を知ることが
 できます。
  
 (写真左)新着図書紹介やテーマを設定した特集図書紹介で、おすすめの本をアピール
 (写真右)「図書館大脱出ゲーム」のポスター


 Q.LSになったことで、周りからどのような反応がありましたか?
 余田さん:「破損した本を見つけたけど、どうしたらいい?」と聞かれることが増え
 ました。図書館にいる時に限らず、友人から図書館について聞かれると嬉しくなり
 ます。職員の方々もいらっしゃいますが、同じ学生同士の方が、話しかけやすいのかも
 しれませんね。
 濵口さん:「よむりすがすごく可愛い」「今度イベントがあるときは参加する」と、
 言われることが増えました。また、配架業務を行っていますので、探している本を
 すばやく見つけることが得意になったと思います。
 余田さん:私は文学部の図書館司書課程で、実際に図書館の本を使う授業を受けて
 います。グループごとに本を探すのですが、LSがいるチームは持ってくるのがとても
 早いです。そのため、「LSがいるチームは、本を探す条件を難しくしよう」と言われ
 ました。自分でも気づかないうちに、授業とLSの活動が繋がっていると実感する
 ことができました。
 
 平井嘉一郎記念図書館入り口に設置されているデジタルサイネージ

 Q.他大学のライブラリースタッフとの交流はありますか?
 荒谷さん:今年3月頃に京都産業大学の方々との交流をしました。活動をしているなか
 での悩みや改善点など、共有することができました。やはり「どうやって利用者数を
 増やすか」という悩みはどこの図書館にもあると感じました。
 余田さん:毎年11月には「図書館総合展」という、全国の図書館関係者が集まる大会が
 あります。そのなかで、昨年初めて「全国学生協働サミット」が開催され、約40大学が
 集まり「私たちはこういう活動をしています」と、各団体の紹介と意見交換会を行い
 ました。今年も参加予定で、自分たちの活動内容をポスター展示し紹介しようと考えて
 います。
 
 2016年度図書館総合展「学生協働サミット」のプレゼン風景

 Q.LSを務めるうえで心がけていることを教えてください。
 濵口さん:利用者の方が探している本がすぐに見つかるよう、あるべき場所にいつも
 戻っているように心がけています。私は図書館情報学などを専門的に学んでいるわけ
 ではありませんが、きちんと本を整頓する・困っている人には自分の知識を活用して
 アドバイスをしています。利用者の方からの「ありがとう」を聞くと、とても嬉しい
 気持ちになります。LSになってよかったと思える瞬間でもあります。
 荒谷さん:利用者の立場に立つことを心がけています。日常業務を行なっていると、
 当たり前の基準が高くなってしまうと感じています。「これくらいは知っているだ
 ろう」と思い込み、説明を省いてしまいそうになることもありました。しかし、
 「こんなこと聞いてもいいかな・・・」と思っていることほど、私たちに聞いてもらい
 やすい雰囲気づくりをしています。また、現在、留学で長期間勤務を離れているメンバー
 もいます。帰国後復帰するメンバーも多くいますので、LSサブチーフとしてすぐに
 馴染めるよう、私から積極的に声をかけようと思っています。LS一丸となって、平井
 嘉一郎記念図書館を盛り上げています。
 
 本は元の場所に正しく戻すことが求められます

 Q.今後、チャレンジしたいことを教えてください。
 余田さん:企画したイベントの広報力をもっとつけたいと思います。例えば、イベント
 の立て看板を目立つ場所に設置したり、SNSなどを使い情報発信をするなど、図書館に
 注目してもらえるような工夫をしていきたいと思っています。また、個人的には、
 平井嘉一郎記念図書館に限らず、日本中の図書館が「開かれた図書館」になっていく
 お手伝いをしたいと考えています。分からないことがあれば検索サイトで検索する
 ように、「分からないことがあれば図書館に行こう。図書館のあの人に聞いてみよう」
 ともっと気軽に図書館へ足を運んでほしいと願っています。
 濵口さん:今年の夏休み、障害者の介護施設へ介護実習に行きました。障害を持って
 いる方々も本を見ると笑顔になっているように感じました。介護実習を通じて、障害の
 有無にかかわらず誰もが図書館を快適に利用してもらいたいと考えるようになりま
 した。快適な図書館作りに、自身の産業社会学部人間福祉専攻での学びを役立てて
 いきたいと思います。
 荒谷さん:私ももっと多くの方に図書館を利用してほしいと考えています。平井嘉一郎
 記念図書館ができ利用人数も増えましたが、「実は図書館を使ったことがない」という
 声も聞きます。図書館は近寄りがたいというイメージを持っているのかもしれません。
 しかし、私たちLSは映画上映会やぴあらでの講演会など様々な企画も用意しています。
 多くの学生に、「図書館に集合ね!」と言ってもらえるよう、私たちも企画などを
 通じて盛り上げていきたいです。
 
 11月には落語研究会とコラボレーションしたぴあらイベントも開催

 ~~~
 いかがでしたでしょうか。
 図書館でお気に入りの場所を尋ねると、3名とも「たくさんありすぎて、絞れません」
 という回答。悩んだ末に、濵口さんは、様々な種類のあるイスのなかでも2・3階の壁際
 にある「カフェのようなイス」。荒谷さんは皆で和気藹々と勉強できる「ぴあら」。
 余田さんは「三階の南階段から見える、京都タワー・比叡山・大文字」と教えてくれ
 ました。是非皆さんも図書館のお気に入りの場所を見つけてみてはいかがでしょうか。

▼編集後記▼

 今回は、立命館大学硬式野球部監督・後藤昇さん(経済学部1983年卒・大阪府出身)
 ご紹介します。
 立命館CLUB128号でご紹介しました、プロ野球ドラフト会議。今回、横浜DeNAベイ
 スターズから1位指名を受けた立命館大学硬式野球部・東克樹選手(文学部4回生・
 投手)を育てた監督です。

 ~~~
 私が子供の頃、プロ野球では長嶋選手・王選手が活躍する時代。お二人の活躍が野球に
 興味を持ったきっかけでした。本格的に野球を始めたのは小学校3年生。リトルリーグ
 に所属していた友人のユニフォーム姿がとてもかっこよく、私も同じチームへ入団
 しました。
 立命館大学卒業後は、日本新薬株式会社に入社し、選手として7年・コーチ2年・監督を
 4年務めました。2014年、立命館大学硬式野球部監督への就任を依頼されたとき、正直
 とても悩みました。しかし、家族から「母校のため、絶対に引き受けるべきだ」と
 背中を押してもらったことで、監督を引き受ける決心がつきました。監督1年目の
 2015年春季リーグは、「優勝して当たり前」というプレッシャーのなか戦ったことを
 今でも鮮明に覚えています。

 今年のドラフトでは、東選手が、横浜DeNAベイスターズから1位指名をいただき
 ました。まさか単独1位指名を受けるとは思っていなかったので、とても驚きました。
 東選手は、152kmのストレート・チェンジアップ・スライダーなど多彩な球種、絶妙な
 コントロールが持ち味です。少しでも早くプロで1勝を挙げ、後輩たちの目標となる
 活躍を期待しています。また、将来的には指導者として、生涯、野球とかかわり続けて
 ほしいですね。
 立命館大学硬式野球部監督になり3年。桜井俊貴選手・山足達也選手と教え子がプロに
 挑戦している姿を見ると嬉しくなります。プロの世界が厳しいことは重々承知して
 いますが、「1軍で1試合でも多く活躍してほしい」と願っています。
 

 立命館大学硬式野球部の監督として6シーズンが終わり、自分がやりたかった野球の
 ベースができてきたと思います。来シーズンは「より安定した強さ」を武器に、勝利を
 重ね、次のステージへステップアップしていきます。もちろん目指すは日本一。関西
 では断トツの強さを誇るチームになるよう、選手とともに成長したいと思っています。
 ~~~


 2018年春季リーグへ向けて気合十分の様子です。是非球場に足を運び、選手たちの
 活躍を応援しましょう。

 (立命館CLUB事務局 坂東)

▼第129号読者プレゼント▼

 今回は、「立命館大学応援手旗」5名様にプレゼントします。
 是非ご応募ください。
 
 
 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:11/20(月)>

 【パソコンの方はコチラ】

 【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼128号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 128号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・トントンさん     (福岡県)★
 ★・Y.U.さん           (東京都)★
 ★・がんばる息子のママさん(宮城県)★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は11月24日(金)です。お楽しみに。
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