【リスキリング&ナレッジ講座】「おいしさ」の心理学 -食から考える消費者インサイト(全4回)
- 開講期間/開講日
- 2023年2月2日(木)・2月16日(木)・3月2日(木)・3月16日(木) すべて18:00~20:00
- 申込締切日
- 各講義の2日前の23:59
- 定員
- 各回1000名(先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください。)
受付終了しました。
講師 |
農研機構 食品総合研究所主任研究員等を経て2017年4月より立命館大学教授。博士(心理学)。専門官能評価士。 専門は実験心理学。”食”をモチーフに多感覚知覚、エキスパート知覚、乳児期知覚発達、消費者認知特性、リスクコミュニケーションなどの研究を行い、人の心のメカニズムの解明とその知見に基づく応用技術の開発を目指している。
和田 有史(立命館大学食マネジメント学部 教授)
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講義紹介 |
ヒトの食嗜好や知覚・認識の裏には心理メカニズムが関与しています。本講義では、まず、食の嗜好の成り立ちを赤ちゃんの頃からの心身の発達や学習とともに説明します。そして、視覚を中心に人間の認識における情報処理を理解したうえで、味覚・嗅覚、食のリアリティの認識まで議論し、人間の心と食の関係の理解に誘います。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------回数: 全4回 講師: 和田 有史(立命館大学食マネジメント学部 教授) 時間: 各回18:00~20:00 ※Q&A(質疑応答)含む 見逃し配信期間:講義実施日の次の火曜日9時~2023年3月31日(金)24時(深夜0時) ※全4回共通 ※「お申込み・受講にあたっての注意事項」をお読みください。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- 食べ物の好き嫌いをするのは人間の心ですが、現在の科学では人間の心はどのように理解されているのでしょうか?心理学を中心に新生児からの心身の発達を通して心を理解し、心に伴う食の好き嫌いのメカニズムを解説します。 人間の食の認識はまず目で見て始まります。霊長類の色覚は緑の葉の中から赤い実を見つけるために進化したという説もあります。それが正しいとすると人の目はおいしいものを見分けるために進化したともいえるでしょう。この講義では人間の色覚の仕組みを中心に、食品を見るメカニズムを解説します。 食は五感で感じるものですが、味覚と嗅覚の関与の仕方は食品の認知に特有です。近年の科学は普段、皆さんが「あじ」と呼んでいる体験が非常に複雑であることを明らかにしています。この講義では最新の味覚と嗅覚、そしてその相互作用について概説します。 食は社会の重要な要素です。その認識は当然、人間の認知システムに依存しています。そもそも人間はどのように社会や食を理解しているのでしょうか?その認知特性をリスクの認知を中心に概説します。 ※本講義はZoomウェビナーを使用したライブ配信講義です。
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対象 | どなたでもお申込みいただけます。 |
開講期間/開講日 | 2023年2月2日(木)・2月16日(木)・3月2日(木)・3月16日(木) すべて18:00~20:00 |
受講料 | 無料 |
受付終了しました。