RITSUMEIKAN 立命館大学



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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼

【1】[@長野][無料][申込不要]
    スキー部「秩父宮杯・秩父宮妃杯 第88回全日本学生スキー選手権大会」


 いよいよスキー部の全日本選手権が始まります!男女ともに1部での好成績を目指しま
 す。応援よろしくお願いします。

 [日 時]2月25日(水)?3月2日(月)
 [場 所]長野県野沢温泉スキー場 他 ※競技種目により場所が異なる
 [入場料]無料

 詳細はコチラをクリック≫

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【2】[@京都][無料][申込不要]
   MoonWalkers「月に足つけて考えて展2015」


 「MoonWalkers」は、映像学部および映像研究科・望月茂徳准教授の研究室の学生によ
 って構成されています。当イベントはメディアアートの展覧会で、簡単な電子工作ワー
 クショップを始め、参加型のアートが数多く用意されています。

 [日 時]1月29日(木)?2月2日(月)13:00?19:30 
     (1月31日(土)は11:00?18:00、2月1日(日)は11:00?19:30)
      ※受付は展示時間30分前に終了
 [場 所]京都市中京区 元・立誠小学校
 [入場料]無料

 

  詳細はコチラをクリック≫
 
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▼▼輝く学生インタビュー▼▼

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 第46回 輝く学生インタビュー
          それでも私は馬が好き!       
                     立命館大学馬術部 高島香さん

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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介してい
 きます。

 今回ご紹介するのは馬術部です。彼らの活動はほぼ365日、そのなかでも愛馬とともに
 学問とスポーツの両立を目指しています。
 インタビューに答えてくれたのは、高島香さん(政策科学部4回生・京都府出身)です。
 彼女は昨年12月に東京で開催された「第50回全日本学生馬術女子選手権大会」において
 見事準優勝を果たしました。今回のインタビューでは、馬術部での活動や準優勝に至っ
 た舞台の裏側などをお伺いし、馬術を通した彼女の“人間像”に迫りました。

 
 「第50回全日本学生馬術女子選手権大会」で準優勝を収めた高島香さん

 Q:まずは、馬術を始めたきっかけを教えてください。
 小学生の頃、京都の「東映太秦映画村」で乗馬体験をしたことがきっかけです。「乗馬」
 と言ってもただ馬にまたがるだけだったのですが、その時何か感じることがあったので
 しょうか、私は両親に「もう一度馬に乗りたい!」と言って聞かなかったそうです。こ
 れにはさすがに両親も根負けしてしまい、私は近所の乗馬クラブに入れてもらうことに
 なりました。乗馬クラブと言っても2?3ヶ月に1回程度馬に乗って歩く程度でしたが、
 当時はそれが楽しくて仕方なかったことを今でも覚えています。
 もともと動物好きな性格に加え、身体を動かすことも大好きだった私にとって、動物と
 触れ合いながらできる“馬術”はまさに「私のためのスポーツ」のようでした。

 Q:馬術のほかにスポーツの経験はありますか?
 中学生の頃は、乗馬クラブの活動を土日に行いながら、部活では陸上部に所属していま
 した。100m競走やハードル・リレーなどを専門とし、馬術に必要な基礎体力の強化に
 努めていました。ほかにもバスケットボールやテニスにも興味があり、部活後にレッス
 ンを受けるなど、様々なスポーツを楽しんでいました。

 Q:本格的に馬術に取り組みだしたのはいつ頃ですか?
 高校生になってからです。活動を馬術一本に集中させるため、馬術部の活動が活発な「
 京都府立洛水高等学校」に進学しました。以来、馬術漬けの日々を送っています。
 高校当時、全国大会の成績により馬術海外研修の全日本代表選手に認定され、オースト
 ラリアで海外研修を受けた経験もあります。

 Q:それでは、馬術とはどのようなスポーツか教えてください。
 まずは、こちらの動画をご覧ください。

 RS Collection 12: Equestrian Club (馬術部)
  

 馬術とは、馬に騎乗して運動の正確さや美しさなどを競うスポーツです。学生馬術競技
 においては馬場馬術・障害飛越・総合馬術が行われています。人によって選ぶ種目は異
 なりますが、私は3種目とも取り組んでいます。

 ?馬術競技の種類について?

馬場馬術(ばばばじゅつ/Dressage)
 規定の経路を演技し、馬の従順性・運動の正確さ・美しさ等を3人〜5名のジャッジが採点する
 採点方式の馬術競技。
障害飛越(しょうがいひえつ/Jumping)
 馬場内に設置された障害コースを規定時間内で走行し、走行タイムと減点方式で順位を競う
 競技。
総合馬術(そうごうばじゅつ/Eventing)
 馬場馬術・クロスカントリー・障害飛越の3種目を同一人馬で3日間をかけて行う、人馬共に最も
 ハードな馬術競技。

  
 (写真左)馬場馬術競技の一例
 (写真右)障害飛越競技の一例


 Q:馬術の特徴を教えてください。

 馬術はパートナーが“動物”という特殊なスポーツです。言葉ではコミュニケーション
 が取れないため、日々馬との信頼関係を築いてお互いのレベルを向上させていきます。
 馬は感情が豊かであり、また、あの大きな体からは想像がつかないほどに繊細な生き物
 です。そんな彼らの性格はとても純粋で、私の出した指示に彼らなりに一生懸命に応え
 てくれます。馬は話せるわけではないので、もちろん指示と違うことをしたり反抗する
 こともありますが、その失敗を積み重ね、上手くわかり合えることができれば技術の向
 上や成績にも繋がっていきます。まさに「相手のことを想うスポーツ」です。

 Q:馬術部の活動について教えてください。

 立命館大学馬術部は、1918年(大正7年)に創部され、今年4月で創部97年を迎えます。
 京都市北区柊野総合グラウンドに専用馬場を構え、全日本学生馬術大会での団体?個人
 優勝を目標に活動しています。活動日は火?日曜日に設定し、月曜は馬休(ばきゅう/
 馬の休みの日)としています。部員は現在7名、馬は13頭で、ほかにも犬と猫が2匹いま
 す。部員にはそれぞれ担当馬が振り分けられています。

 普段は学生自身が主体となって、馬の管理や練習内容の決定・出場する大会の選択など
 を行います。また、監督・コーチは日頃のアドバイス・サポートに加え、各選手の大会
 出場についての判断を行っています。
 何と言ってもシーズンが長いのが馬術部の特徴です。だいたい1?2月で調整した後、3
 ?12月がシーズン期間となります。年間試合数も約30にのぼり、多い月は毎週のように
 試合があります。

  
 試合の様子

 Q:日頃はどのような生活を行っていますか?
 馬は動物ですから世話が必要なので、馬術部には基本的に休みはありません。学生生活
 のなかで、常に優先順位の第一位に馬がきます。そんな部活、ほかにないですよね(笑
 )。

 毎日朝6時(冬のみ7時)に馬場に集合し、連絡事項を共有した後、担当馬に乗って練習
 を開始します。練習後は授業に出て、それ以外の時間は基本的に馬のお世話をしていま
 す。厩舎の掃除はもちろん、馬は餌を1日4回(朝食/昼食/夕食/夜食)食べるため、
 授業の合間を縫って当番制で世話をしています。そして、何かあったときのために24時
 間誰かが厩舎にいなければいけないので、こちらも当番制で夜は厩舎に泊まりこんで世
 話をします。朝が早いため必然的に夜寝るのも早くなり、意図せず健康的な生活を送っ
 ています(笑)。

 Q:活動面での苦労はありますか?
 皆さんのご想像通り、馬術はお金のかかるスポーツです。したがって運営費の面では非
 常に苦労しています。例えば馬の餌代(13頭分)だけで月7?8万円は必要になります。
 さらに輸送費や治療費などで常に資金は不足しています。大学からの補助金もありがた
 く活用させていただいていますが、それだけでは間に合わず、部員がアルバイトをして
 馬の餌代を稼いでいます。ちなみにアルバイトは京都競馬場の競走馬の監視で、毎年馬
 術部として依頼をお受けしています。稼いだお金はすべて馬の餌代に消え、自分のお金
 としては一切残りません(笑)。

 馬術の道具も高いですが、もちろん自費のため、自分がアルバイトをして買うか、親に
 援助をお願いするかになります。周りにも「そんなお金のかかるスポーツよく続けられ
 るなぁ」と言われます。

 Q:そこまでして馬術を続けられる理由とは何でしょうか?

 「馬が好きだから」です。人から見れば、「物好き」だと思いますよ。お金にならない
 アルバイトをして、馬に餌をやって。馬にも感情があるので、反抗されると腹が立つと
 きもあります。でも、それもご愛嬌(笑)。むしろ、本当に馬が好きじゃないと馬術は
 続けられないと思います。

 

 そしてもう一つの理由は、こんな私を理解してくれる周りの方々のサポートのおかげだ
 と思っています。馬術は決して一人で出来るスポーツではありません。監督やコーチは
 もちろん、馬付き・記録係・撮影係・雑用など、あらゆる面でのサポートのおかげで、
 初めて試合に出場することができます。部員のみならず、大学の枠を超えて、関西圏の
 他大学の馬術部員同士で助け合うこともよくあります。

 学問との両立面においては、数多くの友人に支えてもらいました。自分一人では何も出
 来なかったですし、周りの支えがあってこそ4年で卒業出来ることになったと思います。
 何より、今まで私のやりたいことを全面的にサポートしてくれた両親には、本当に感謝
 しています。
 「自分は一人ではない」ということを、馬術を通して学んだ大学生活でした。

 Q:「第50回全日本学生馬術女子選手権大会」準優勝獲得、おめでとうございます!
   今大会はどのような大会ですか?また、今のお気持ちを聞かせてください。

 地方大会を勝ち抜いた総勢32名が出場した今大会は、自馬(担当馬)ではなく貸与馬を
 用いるルールでした。初めて乗る馬を3?5分で見極めて競技に挑むため、騎手としての
 実力が試されます。競技は障害飛越と馬場馬術で、それも毎回乗る馬が変わってくるの
 で、決勝当日は合計6頭もの馬に乗りました。

 実は今大会、万全の体制で臨んだわけではありませんでした。前月の別の試合に出場し
 た際に落馬し、肩の骨が折れてしまったのです。仕方なく今大会までの1ヶ月は休養に
 専念し、ようやく馬に乗ることができるようになったのは本番1週間前、それも2?3回
 乗った程度でした。

 しかし、長年培った「独自の感覚」はそう簡単には忘れません。本番でも、自分の感覚
 と馬を信じ、各馬の良い部分を引き出すことに専念した結果が「準優勝」に結びついた
 と考えています。

  
 表彰式の様子

 結果に対しては、もちろん悔しさもあります。ただ、今大会優勝した彼女とは高校から
 の友人で、数々の試合を共に戦い、プライベートでも仲良しの間柄です。今後戦う機会
 も滅多にないので、彼女とは「最後はこういう形で終われてよかったね」という話をし
 お互いをたたえ合いました。

  
 (写真左)準優勝を決め笑顔の高島さん
 (写真右)高島さん(左)と優勝した吉田なな美さん(右)


 Q:今後の馬術との付き合い方について、どう考えていらっしゃいますか?
 4月からは関東に行き、乗馬用品(馬具)の販売のお仕事をします。就職活動をするに
 あたっても、やはり「馬と離れる」ことは頭にありませんでした。就職後も学生レベル
 よりもさらに上を目指して、馬術を続けていきたいと思っています。

 Q:馬術部の今後の試合日程を教えてください。
 当大会はシーズン最初の試合で、後輩たちが出場する予定です。馬と人間が一体となっ
 た美しい演技を、是非ご覧ください。応援よろしくお願いします!

 [@兵庫][無料][申込不要]
 ひょうごスプリングホースショー2015(馬場馬術競技会)

 [日 時]3月7日(土)・8日(日) 
 [場 所]三木ホースランドパーク
 [入場料]無料
 [主 催]兵庫県馬術連盟

 馬術部の公式HPはコチラをクリック≫

 
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 いかがでしたでしょうか。

 「自分を見失わず、周りの人さえ大切にしていれば
 勝手に結果はついてきます!」と笑顔で語ってくれた彼女。
 純粋な心で馬と語り合う
 いつも明るく前向きな彼女の姿勢が
 サポートしてくれる方々を魅きつけているのだろうと感じました。

 ぜひ、これからも応援をよろしくお願いします。
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▼▼編集後記▼▼

 本学音楽サークル「ロック・コミューン」にて結成された、日本のロックバンド「くる
 り」
。その中でボーカルを務める岸田繁さん(1999年産業社会学部卒)が、NHK総合テ
 レビで放送される「ファミリーヒストリー」に登場します。

 「ファミリーヒストリー」は、著名人の家族の歴史を丁寧な取材のもと浮き彫りにして
 いくドキュメント番組です。「家族の歴史について知っていることはほんのわずか」と
 いう岸田さんは、以前から「祖父の胸にあった、撃たれた跡はなんなのか?」「戦争中、
 母の実家はなぜ上海に渡ったのか?」といった数々の疑問を抱いていたそうです。
 今回の放送では、関係者の証言や古い記録からその謎が紐解かれ、激動の時代を生きた
 彼の家族の真実が明らかになっていきます。

 くるりは2011年に番組スタッフからの熱いオファーを受け、書き下ろしの新曲「Remember
 me」を提供。昨年10月からは、同曲が番組のテーマ曲として使用されています。
 自らのルーツを知った後、岸田さんの目に“家族”はどう映るのか…
 また、テーマ曲「Remember me」をどのような心境で歌うのでしょうか。

 番組は1月23日(金)22:00より放送されます。是非ご期待ください。

 <番組概要>
 NHK総合「ファミリーヒストリー」
 毎週金曜 22:00?22:50 
 (再)毎週金曜16:05?16:55


 「くるり・岸田繁?京都に生きる誇り 運命を変えた上海?」
 1月23日(金)22:00?22:50放送

 詳細はコチラをクリック≫

 (立命館CLUB事務局 堀井)


▼▼第65号読者プレゼント▼▼

 今回は「立命館オリジナルミニゴーフル」1缶を2名様にプレゼントします。こちらは神
 戸風月堂とのコラボレーションによる商品で、12月から立命館大学(衣笠・BKC・朱雀)
 と一部附属校の生協にて販売しています。商品の缶には立命館の原点ともいえる広小路
 学舎や学祖・西園寺公望揮毫の「立命館」の文字をあしらいました。なお、このゴーフ
 ルの売り上げの一部は、在学生の支援などを目的とした「未来人財育成基金」へ寄付さ
 れます。

 

 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:2/2(月)>

 【パソコンの方はコチラをクリック】

 【携帯電話の方はコチラをクリック】
 
 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の
  うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

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▼第64号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 第64号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・M・Tさん    (奈良県)       ★
 ★・JUMBOさん   (京都府)     ★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は2月13日(金)です。お楽しみに。
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