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株式会社 熊谷組
- 業種
- 建築設計／建設コンサルタント／建設
製品・サービス
100年を超える経験と技術で大型土木工事・建築工事の施工を得意とします。
トンネル・ダム・高速道路・共同住宅・商業施設・病院等建設
土木では、品川駅から名古屋駅までのリニアモーターカーが走る予定の大型工事に携わっています。近年、日本国内で発生した地震台風の影響により多くの災害が起きています。災害発生時に、いち早く駆け付け災害復旧を行っています。2016 年に発生した熊本地震による大規模な斜面崩壊の現場では、危険で人が立ち入れない現場において、重機を遠隔操作し、無人で施工する「無人化施工技術」を用いて、早期復旧に取り組みました。「無人化施工技術」は平成28 年度土木学会技術賞を受賞しています。建築では、住友林業と業務資本提携を行い、「withTREE」というブランドを立ち上げました。中大規模木造・木質化建築事業において、木造と鉄骨造・鉄筋コンクリート造の混構造である「木のハイブリッド構造」をはじめとした新構法や部材の開発を行い街や環境に心地よく豊かな付加価値の創造を目指しています。「断熱耐火λ -WOOD（ラムダウッド）」の開発により、柱・梁・床・壁における1 〜3 時間の耐火構造物建設が可能となり、熊谷組福井本店の建て替え工事において、2 階から4 階の柱と梁にλ -WOOD（ラムダウッド）を使用し、次世代都市型コンパクトオフィスを実現しました。
開発経緯と企業努力
・「コッター床板工法」を開発
・「断熱耐火λ-WOOD（ラムダウッド）」を開発
■コッター床板工法は、床板同士をコッター式継手と呼ばれる金具でつなぎ合わせていくことで、人手をかけずに施工可能となり、時間がこれまでと比べ3 割短縮できる工法です。
■耐火被覆層に、石膏ボードと断熱耐火パネルを積層する新方式により、主要構造部の国土交通大臣認定を取得し、地上15 階以上の建築物にも木造建設が可能となりました。
今後の事業展開
・ローカル5G対応デバイス試験運用
・中規模木造建築「withTREE」をブランディング
■建機の遠隔操作と自動走行を高度化することが可能なローカル5G 対応デバイスを複数の建設機械に接続し、現場環境で試験運用いたします。
■熊谷組と住友林業による中大規模木造建築ブランドを設立。「環境と健康をともにかなえる建築」をコンセプトに、中大規模建築の木造化・木質化を推進していきます。