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第7回定例研究会 日本列島最古の遺跡をもとめて

 今回は、考古学をテーマに、2000年に発覚した旧石器発掘捏造事件から現在までの流れを、前期旧石器時代を中心にお話いただきました。

 考古学研究には、科学分野からの専門知識など考古学以外の専門知識の応用が必要であり、多角的な視野のもと、様々な側面からのアプローチが重要であることを、専門分野以外の方にもわかりやすく説明いただきました。

 

参加者からのコメント:

今回初めて定例研究会に参加しましたが、非常に有意義な時間を過ごせました。この発表を聞いて、日本の前期旧石器時代について興味を持つことができました。考古学の研究に理科学研究法の活用の必要性を改めて感じました。(立命館大学日本史研究学域)

非常にわかりやすくお話いただいたので、2000年からの考古学の流れがわかり大変おもしろかったです。新しい考え方というものが今も進行形で出てきていることが、考古学の分野でない者にとって新鮮に感じられました。

地理学、堆積学といった方法が有効であり、応用できる可能性を感じました。(立命館大学考古学文化遺産専攻)

考古学は、考古学に関わる他の学問をよく知った上で、そこから得られる新たな視点から多角的に見ていかなければならないと改めて感じました。(立命館大学文学部考古学・文化遺産専攻)

考古学への科学的手法の応用、Geo-Archaeologyの発展、堆積学の専門的知識の獲得は、これからの考古学にとっての課題だと感じました。(立命館大学考古学専攻)

 

  上峯篤史氏(立命館大学非常勤講師)

 

研究会の様子

チラシはこちら

 

 



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