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102 -  ゼミ発高校生へ。<br>学んだことをアウトプット

ゼミ発高校生へ。
学んだことをアウトプット

阿部 薫さん(国際関係学部3回生)
立命館宇治高等学校で憲法の授業を行う

  • No.102
  • 2010年9月6日更新
6月上旬に国際関係学部君島ゼミの「憲法リテラシープロジェクト」の一環で、立命館宇治高校の1、2年生に「沖縄の基地問題について」の講義を行いました。「憲法リテラシープロジェクト」は、高校1、2年生に向けて憲法についての授業を行うという取り組みです。
私が所属しているゼミは、主に憲法学と平和学を学んでいます。平和学は学際性のある学問で、私は平和教育について研究しています。ゼミでインプットした知識や平和教育の方法を実際の教育の場でアウトプットしたいと思い、このプロジェクトに参加しました。高校生に憲法や平和について理解してもらうためには、自分がインプットしたものをそのままアウトプットするのではなく、学んだことを消化して分かりやすく伝える必要がありました。

立命館宇治高校の授業では、最初に日本国憲法の保障する「平和的生存権」について知ってもらいました。その後、沖縄の歴史と現状を話し、なぜ沖縄に基地があるのかを説明しました。そして、基地が抱える問題点をグループで話し合ってもらい、お金や権力を気にせずに解決策を出し合ってもらったのです。高校生からは、「無人島に基地を移転する」などのユニークなアイディアが出て、高校生の発想の柔軟さに驚きましたね。

最後に、具体的に明日から高校生としてできることを尋ねたところ、「基地問題について今日学んだことを家族や友達に伝えたい」や「インターネットの動画サイトで基地問題を訴える」という答えが返ってきました。高校生が真剣に話し合っている姿を見て、頑張った甲斐があったと感じました。

「憲法プロジェクト」はこれからも継続していく予定です。学んだことをどんどん外に出して行きたいと思います。

  • 取材・文
  • 土山由衣(法学部4回生)

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