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331 -  教師になるために必要だった2年間

教師になるために必要だった2年間

酒井有里さん(立命館大学大学院言語教育情報研究科英語学プログラム修了)
京都市立洛南中学校 英語科教諭

  • No.331
  • 2011年12月12日更新
「このままで本当に教師になれるのだろうか」。立命館大学文学部に在学中、言語について学びながら、英語の教師を目指して教職課程に取り組んでいた酒井さん。しかし、留学経験は一度もなく、英語力に自信もなかったため、卒業後すぐに英語教師の職に就くことに不安を感じていた。海外留学も考えたが、日本で英語の教師を目指すことを考え、「国際通用性を獲得した英語教員の養成」をコンセプトにする言語情報教育研究科への進学を決めた。

酒井さんは、研究科1回生の9月から約半年間、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(U B C)で社会言語学を中心に学んだ。帰国後は、音声学や言語学など英語自体に対する知識、意欲的に英語を学び、達成感を生徒に感じてもらうための英語教育学など、さまざまな知識や経験を積んでいった。

酒井さんは、「大学院で学んだ2年間は、英語を教えるという点で視野を広げてくれました」と語ってくれた。英語を教える際に、どうすれば生徒が内容を理解して、意欲的に学習に取り組んでくれるのか。「リズムに乗せた発音練習や、彼らが意味を理解した英語を会話の中に取り入れた学習などは、反応がいいですね。」テストの作成法から学問として学んだ英語の音声まで、酒井さんは、日々教室でさまざまなアプローチを試みている。

また、在学中の人との出会いも教師をする上で大きな糧になったという。所属したゼミでは、長年、中学校で英語教師として教壇に立っておられた杉森幹彦教授の教えを受け、同じ英語教師を目指す仲間とともに学び、刺激を受けたことで、英語を教えることだけではなく、教育に携わるものとしての姿勢も学ぶことができたという。酒井さんは、これからの夢を「自分の考えをしっかり持ち、英語でも日本語でも、自分の口で自分の考えを伝えられる子どもを育てること」と語ってくれた。酒井さんの教育への熱意が伝わってきた言葉だった。

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