映画人の原点がここにある
辺見洋介さん(映像学部2回生)
第15回京都国際学生映画祭 実行委員長
私は、「第15回京都国際学生映画祭」の実行委員長を務めています。この映画祭は、学生の新しい才能を発掘することを目的とし、国内外を問わず幅広いジャンルの学生作品を募集しました。本年の応募は、362作品。映画祭では、その中から1、2次審査を通過した19作品を上映し、グランプリを決定します。海外からは、ドイツ、イスラエルをはじめ、20カ国を超える国々から作品が届きました。外国語の作品を審査することや制作者とコンタクトをとることは、容易ではありません。しかし、海外の学生は、国内の学生と比べて、映画づくりの経験年数が長く、スキルが豊富で質の高い作品を生み出します。そうした国際的な作品に触れる場を提供したいという想いで、私たちが翻訳し、日本語の字幕をつけました。
応募作品はどれも学生の作品ではありますが、完成度は高く、「プロと学生の境界線はない」と感じています。過去のグランプリ受賞者の中には、現在、映画界で活躍している人もいます。今年の入賞者からも未来のプロが誕生するかもしれません。より多くの人にプロの原点となる作品を見てほしいですね。
私自身、映像学部で“つくる側”として、学び、制作に励んでいます。映画祭では、“つくる側”から“見せる側”としての関わり方に挑戦しました。一つの作品をどう紹介すればよいかということについて考える機会を得たと思います。ただ単に、映画を上映するだけではなく、作品の魅力や背景を解説するトークショーも企画しています。スクリーンからは読み取ることのできない“おもしろさ”を、みなさんと一緒に深めていきたいと考えています。同じ題材を扱っていても制作者の感受性や視点が違えば、全く別の作品ができあがります。また、同じ作品であっても、見る人によって感想や評価も、異なるということを、再認識しました。選考は、私たち実行委員が作品を一つ一つ見て審査しましたが、委員の中でも、意見が異なることがありました。意見をまとめることは、苦労しましたね。
さまざまな学生映画を通じて、「こうしたらもっと想いが伝わるのに・・・」「こういうことを伝えたいんだろうな」ということを考えながら作品と向き合い、自分自身の映像に対する視野を広げることができたと思っています。
【お知らせ】
映画祭では映画界で活躍されているゲストも登場する予定です。
多くの人に会場に足を運んでいただきたいです。
第15回京都国際学生映画祭
Kyoto International Student Film & Video Festival 2012
【開催期間】11月17日(土)~11月23日(金)①16:00~18:00 ②18:45~20:45
コミュニケーション・ギャラリーkara-S:
11月17 日(土)~22 日(木)14:00 ~20:00、
11月23 日(金)11:00 ~20:00
グランプリ作品上映・授賞式 :11月23日(金)13:15~
【会 場】京都シネマ(京都市下京区烏丸通四条下る西側COCON烏丸3F)
【料 金】1プログラム券:500円、フリーパス(全日程)券:1,400円
【主 催】公益財団法人大学コンソーシアム京都
【企画運営】第15回京都国際学生映画祭実行委員会
【運営支援】京都国際学生映画祭企画検討委員会
【助 成】芸術文化振興基金
【後 援】京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都新聞社、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、読売新聞京都総局、産経新聞社京都総局、日本経済新聞社京都支社、中日新聞社、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都、FM802、近畿経済産業局、国際交流基金
【特別協力】京都シネマ
【Facebookページ】http://www.facebook.com/#!/KISFVF?fref=ts
リーフレットPDFは こちら
応募作品はどれも学生の作品ではありますが、完成度は高く、「プロと学生の境界線はない」と感じています。過去のグランプリ受賞者の中には、現在、映画界で活躍している人もいます。今年の入賞者からも未来のプロが誕生するかもしれません。より多くの人にプロの原点となる作品を見てほしいですね。
私自身、映像学部で“つくる側”として、学び、制作に励んでいます。映画祭では、“つくる側”から“見せる側”としての関わり方に挑戦しました。一つの作品をどう紹介すればよいかということについて考える機会を得たと思います。ただ単に、映画を上映するだけではなく、作品の魅力や背景を解説するトークショーも企画しています。スクリーンからは読み取ることのできない“おもしろさ”を、みなさんと一緒に深めていきたいと考えています。同じ題材を扱っていても制作者の感受性や視点が違えば、全く別の作品ができあがります。また、同じ作品であっても、見る人によって感想や評価も、異なるということを、再認識しました。選考は、私たち実行委員が作品を一つ一つ見て審査しましたが、委員の中でも、意見が異なることがありました。意見をまとめることは、苦労しましたね。
さまざまな学生映画を通じて、「こうしたらもっと想いが伝わるのに・・・」「こういうことを伝えたいんだろうな」ということを考えながら作品と向き合い、自分自身の映像に対する視野を広げることができたと思っています。
【お知らせ】
映画祭では映画界で活躍されているゲストも登場する予定です。
多くの人に会場に足を運んでいただきたいです。
第15回京都国際学生映画祭
Kyoto International Student Film & Video Festival 2012
【開催期間】11月17日(土)~11月23日(金)①16:00~18:00 ②18:45~20:45
コミュニケーション・ギャラリーkara-S:
11月17 日(土)~22 日(木)14:00 ~20:00、
11月23 日(金)11:00 ~20:00
グランプリ作品上映・授賞式 :11月23日(金)13:15~
【会 場】京都シネマ(京都市下京区烏丸通四条下る西側COCON烏丸3F)
【料 金】1プログラム券:500円、フリーパス(全日程)券:1,400円
【主 催】公益財団法人大学コンソーシアム京都
【企画運営】第15回京都国際学生映画祭実行委員会
【運営支援】京都国際学生映画祭企画検討委員会
【助 成】芸術文化振興基金
【後 援】京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都新聞社、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、読売新聞京都総局、産経新聞社京都総局、日本経済新聞社京都支社、中日新聞社、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都、FM802、近畿経済産業局、国際交流基金
【特別協力】京都シネマ
【Facebookページ】http://www.facebook.com/#!/KISFVF?fref=ts
リーフレットPDFは こちら
- 取材・文
- 佐藤 陽(政策科学部2回生)