「IROHA SCHOOL」で子供たちに夢をかなえてほしい
山碕 峻太郎さん(経済学部3回生)
国際協力団体「IROHA」の代表
僕が1回生の頃に海外で出会った発展途上国の人たち。日本よりも楽しそうに生活をしているのはなぜ?と感じたのが興味を持ったきっかけだったのかもしれません。また貧困問題にも興味を持ちはじめていたんだと思います。自然に「途上国のために何かをしたい」と考えるようになりました。
そんな思いに共感してくれたメンバーと国際協力団体「IROHA」を設立したのが去年の11月。国自身が変わるためには、「何が必要なのか?」と考えた時に、最も重要だと思ったのはその国を変えるリーダーがいること。そのためには、教育がとても大切です。そこで、NGOの方々と協力をして、カンボジアで中学校を設立することにしました。
建築費250万の半分をメンバーで負担し、募金活動を行ったりカンボジアの歴史を学ぶ勉強会を行ったり、現地に足を運んだり。学校は今年の3月に完成し、プノンペンからバスで約10時間走ったカンボジアとラオスの国境付近に建っています。
現地の公立の中学校として、認められた上、学校の名前は団体名の「IROHA」を使った「IROHA SCHOOL」にしてくれました。ここでは子供たちが無償で授業を受けられるようになっています。
開校式当日、メンバー14人で現地を訪れましたがそこでは村の村長さんや県知事の方、子供たちが待っていてくれました。子供たちに文房具をあげて話をすると、みんなそれぞれ夢を話してくれました。
その話をする子供たちの目が、とてもかわいかったのが印象的でしたね。学校が建って嬉しかったのと同時に、学校を見守っていく責任があると強く思いました。
僕たちはカンボジアに10日間いましたが日本での当たり前の生活について、たとえば、教育を受けられる事、普通に水を飲める事、家があるありがたさなど・・自分の生活と比較して考えるよい機会にもなりました。
今後は、カンボジアを定期的に訪れ、自分たちの肌で感じながら、何が必要なのかを考えていきたいです。また発展途上国に興味を持った人たちに現地に行く機会を与えられるような団体になって行きたいです。
☆山崎さんのメッセージ☆
一緒に団体を作ってくれるメンバーを募集しています!!