こだわりの味、母校のランチパックを召し上がれ!

経営学部 吉田満梨ゼミ「キャンパスランチパック企画」でランチパックを製作!
見事採用された3人にお話しをうかがいました。

市川翔馬さん、衣笠裕子さん、西島理央さん 【左から】市川翔馬さん(経営学部2回生)、衣笠裕子さん(経営学部2回生)、西島理央さん(経営学部2回生)

パッケージ
パッケージにも登場しています

9案の試作案
書類選考を通過した3チームの企画から9案の試作案が作られました!

選考会の様子
選考会の様子

参加したきっかけは?

大学HP「RS WEB」で募集をしていた「キャンパスランチパック企画」を見て、すぐにこのメンバーで応募をしました。私たちは商品開発・マーケティングを学ぶ吉田満梨准教授のゼミに所属しています。今回の企画は、ゼミで学んだことを試すのにはぴったりの場だと思いました。「モノをつくる」という同じ目標を持ち、力を合わせれば、きっと形にできるという自信がありました。この3人なら、きっと楽しく取り組めると思ったので、応募する前からワクワクしていました。

どのような商品に仕上がりましたか?

今回の企画で集まった新商品の案は50種類以上!!さまざまなチームの想いが詰まったアイデアがたくさんあったと聞きました。書類選考で絞られたチームが集まり、試作会や商品プレゼンなどの最終選考を行いました。そして最終審査で選んでいただいたのが、私たちの「赤ワイン風味の牛タンシチュー」です。

特徴は、“立命館らしさ”がたくさん詰まっていることです。赤ワインって立命館大学のカラーと似ているな、と思ったことから「牛タンシチュー」を着想。さらに調べていくと、立命館大学の創設者である西園寺公望さんが、日本の全権大使としてフランスのパリ講和会議に出席したときに、パリの街で、赤ワインを使って日本の隆盛を表現した「サンライズ」というカクテルでもてなされたというエピソードを発見したんです。パッケージの裏にも、この商品のコンセプトを載せているので、手に取った人が、ひと目で“立命館とのつながり”を感じることができると思います。味についても山崎製パンの担当者の方が試作を重ねてくださり、とっても美味しいです。あったかいシチューは冬にぴったりなので、ぜひ食卓に並べて、クリスマスの雰囲気も味わって欲しいと思います。

今回の取り組みを通じて、どのようなところが成長できましたか?

「こんな商品をつくりたい」と考える機会は多くても“その商品が形になる”ことを経験できる機会は少ないのではないかと思います。商品がお店に並ぶことを考え、おいしい食べ方の提案、ターゲット層・価格設定まで意識しながらアイデアを練りました。お店で手に取り、食べてくれる人のことを考えながら、商品の具体的なイメージを膨らませることが出来たことは、何よりも貴重な経験です。その分、責任も重く感じましたが、商品ができあがったと聞いたときは本当に嬉しかったですね。
嬉しくて、人に話したくなりましたが、守秘義務があるので我慢しました(笑)

学生のみなさんへメッセージをお願いします!

想いがたくさん詰まった、私たちの自信作です!そのまま食べても、ホカホカに温めるのもよし、チーズをかけても美味しいと思います。楽しみ方は、みなさんの自由!寒い冬にこのランチパックを食べて、心も体もほっこりしましょう。お店で見かけた際は、ぜひ手に取ってみてくださいね。

経営学部 吉田満梨ゼミ
製品市場の動態的理解・マーケティング研究における実践的転回について、学べるゼミです。

【吉田満梨先生の研究について、詳しくはこちら】
http://research-db.ritsumei.ac.jp/Profiles/74/0007305/profile.html
https://www.ritsumei.ac.jp/research/special/story/story16.html/

取材・文/山内 快(経営学部2回生)