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キックオフイベント(第2回)

「グローバルな学びを支えるアカデミックアドバイジング」

2022年1月26日(水)に、プロジェクトのキックオフイベント(第2回)「グローバルな学びを支えるアカデミックアドバイジング」を開催しました。第2回では、日本の高等教育において必要性が高まっているアカデミックアドバイジングをテーマとして開催しました。
講演では、アカデミックアドバイジングの意義、必要性や学生支援などについて、海外の大学との連携を進める本学の国際関係学部、グローバル教養学部の事例を紹介しました。
また、質疑応答では、アカデミックアドバイジングに関わる教職員の専門性や育成・研修の仕組み、アカデミックアドバイザーに対して学生が期待することなどについての多くの質問が寄せられ、参加された皆様とともに学びを深める機会となりました。イベントの概要、講演資料、講演動画、特徴的な取り組みおよびアンケート(抜粋)は以下のとおりです。

開催概要

日時:
2022年1月26日(水)15時00分~16時00分
開催形態:
オンライン(Zoomウェビナー)
主たる対象者:
アカデミックアドバイジングや留学生サポートに携わる大学教職員・高校教員の方々
プログラム:
司会:安高 啓朗(立命館大学国際関係学部准教授、学校法人立命館国際連携室副室長)
  • ・趣旨説明およびプロジェクトの概要説明
  • ・講演「グローバルな学びを支えるアカデミックアドバイジング」

     講演者:山下 範久 学校法人立命館常務理事(企画担当)

     事例紹介:島田 敬久 立命館大学グローバル教養学部事務室事務長補佐 兼 アカデミック・アドバイジング・ディレクター

  • ・質疑応答
  • ・キックオフイベント(第3回)のご案内
使用言語:
日本語
参加者:
169名

講演資料

講演動画

特徴的な取り組み

キックオフイベントにおいてご質問いただいた内容への回答から、アカデミックアドバイジングに関する特徴的な取り組みについてご紹介します。

アカデミックアドバイジングは、学生支援に必要な傾聴能力、カリキュラムの理解、他部署における様々な学生支援の仕組みの理解など、多様な能力と高い専門性が求められる職務です。学習面だけでなく履修上の仕組みへの深い理解も求められることから、教員と職員が協働してアドバイジングを行う体制を設けています。 アカデミックアドバイジングに関する専門性の向上(アドバイザーとして最低限必要な知識と技能の修得)を目的として、本学の職員を対象として研修(9つのユニット×4時間、その他3時間程度の自己学習)を開催しました。研修は、アカデミックアドバイジングの理解に加えて、コミュニケーション・スキルやカリキュラム分析、ケーススタディなど実践的な内容で構成しています。その他OJTによる継続的な育成を図っています。

日本の大学でも、今後ますます学生が自分自身で学びのゴールや履修計画・方法を設計していく必要性が高まっていくと考えます。それをサポートするために大学にはアカデミックアドバイジングの仕組みがあることを、高校生の段階から意識し、理解しておくことは有効であると考えます。

参加者アンケート(抜粋)

・今回のイベントに参加された理由

アンケート

・今回のイベントに対する満足度

アンケート

・アカデミックアドバイジングへの理解は深まりましたか

アンケート