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クメール語での教材作成・・・

今回は、子供達に自身の心の変化、体の変化を感じてもらうことを企画の目標にしました。内容は反応、リズム、バランスの3つの観点に基づいた体力テスト、その能力を高めるためのコオーディネーショントレーニングを行いました。トレーニングを現地で実施してもらうために、カンボジアの言語、クメール語での教材を作りました。さらに、心の変化を把握するために、運動有能感テストを行いました。前回に引き続き、カンボジアのシェムリアップにある農村部の小学校で企画を実施させて頂きました。

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悩みが続く日々・・・少しずつ形に!

自分達が現地に居続けることはできないので、どのように現地でトレーニングを継続してもらうのかをメンバー内で考え、出席カードの作成、教員・学級内のリーダーに対しての企画の目的の説明、実際に練習を行いました。積極的に動いてくれる生徒をリーダーとして取り組むことにより、先生の協力が難しくともトレーニングの実施ができる環境を生み出すことができたと思います。帰国後には、フェイスブックで、現地の先生からトレーニングを私たちがいない状況でも行っているビデオが送られてきました。順調に企画を進めることができましたが、想像以上に現地の学校の先生の協力が難しいことや、言葉が伝わっても意図した通り伝わらない、といった問題がありました。しかし、昨年度の課題を踏まえて、クメール語でのテキスト作成を行ったり、三日間私たちも一緒にトレーニングを行ったりしたことで、子ども達にトレーニング内容を理解してもらうことができたと思います。

一か月後にもう一度カンボジアへ…

12月の企画を踏まえて、もう一度カンボジアでの企画を行い、今年は、メンバー全員が一度はカンボジアに行くことができました。二回目の企画では、体力テスト、有能感テストの実施をもう一度行いました。一回目の企画で行ったトレーニングを継続してもらった結果を、二回目の企画で検証する形で行いました。体力テスト、有能感テストを通して、心や体にどのような変化があったのか子ども達に理解してもらうために、以前の結果からどれくらい伸びたのか、表彰状という形で子ども達に渡しました。体力テスト、有能感テストの結果はともに伸びていました。

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