広い視野と深い思考力をもって

立命館大学政治哲学研究会PPSは、政治と民主主義について広い視野と深い思考力をもってその原風景を模索する団体です。時の政権について細かく見ていくのではなく、政治というものがどのように考えられてきたのかを現実の政治と照らし合わせ哲学的・思想的に研究するサークルです。

垣根を超えて議論し、深い刺激を受けた合評会

今回は早稲田大学の政治思想研究会が主催する『公開性の根源』(大竹弘二 太田出版 2018)の合評会に参加してきました。日本有数の政治研究科のある早稲田大学で開かれたことや、大竹先生の10年越しの研究が評価されたこともあり、各分野の第一線で活躍する研究者が多く集まりました。そこでは政治について、特に昨今の行政権拡大による現在の政治の在り様を、学者、学生の垣根を超えて深い議論を重ねることができました。社会思想、哲学、フランス現代思想。ドイツ哲学、政治理論などの研究者による多岐にわたる論点は政治学の枠を超えた議論になりました。学部生は少なかったですが、周りにまけじと研究会後の交流会にまで議論を持ち込み大きな刺激を受けました。

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