実用ドイツ語教室(第11回)

グート (gut)

 最近、文法じみてきてないか?ネタぎれか。「グート」はいろいろな場面に出てきます。とりあえず言っておけば相手はそうそうおこりません。で、日本語で「もうそろそろ」というときにも使えるようです。この場合は「ソウ(so)」っていうのもあるのかなあ。
 ところで「いい(良い)」という言葉、日本語ではマイナスでも使いますね。「もういいよ。」とか「どうでもいい」とか。ドイツ語でも使っているようですが...。「もうグート(schon gut)×2(くりかえす)」(もうグート)の2乗って書くんだっけ。(上付き2が書けない...)
 だから「とりあえず言っておけば相手はそうそうおこりません。(前述)」が、あとに説明を言うか、めいっぱい表情を出さないと、「どうでもいい」にとられているような気がします。こんなふうに。
「グゥーット(とってもいいですぅー)」
では「グート(このへんでそろそろ)」

トラム (Tram)

 ミュンヘンにはトラムが走っています。路面電車です。北のほうではトラムと言わないとか。(ベルリン出身先生談)標準語と思っていた。
 新型から旧式まで。市内観光にはよいです。この車両、前はあくまで前なので、終点ではぐるうーっとループを描いて方向転換します。ほとんどキップを買う人がいないのは、1ヶ月券とかを持っているからです。タダではありません。(ヌキウチ検札あり。けっこうあり。)バスとちがってテープのお姉さんが、電光けいじといっしょにゆっくりと案内してくれるので(旧式のぞく)、よそもんにはわかりやすい。
 あのお、トラムの線路、つなぎめないんですけど、どうやってつくったんですか?そうそう郵便屋さんも利用します。日本にニュートラムとかいうのなかったっけ。
「トラム(よおーせっつう?何それ。)」

キオート (Kioto)

 最近では使われていない...はずです。「京都」です。今は「キョート」のはずです。辞書にはいちおう「古」マークがついてのっていたと思う。
 一方、首都のほうはどうかなあ。「トーキョー」って言う人が多いかなあ。でも「トーキヲ(Tokio)(古い感じでてる?)」ってあるなあ。トキオがそらをとぶー。(もっと古い?)「キョー」って言いにくいのかな。「キオーコ」うーんちがうなあ。
 ちゃんとその国でよばれているように言ってあげようよ。日本人もそうだぞー。「ハンガリー」とか「カンコク」なんていわないよたぶん。「ドイツ」はまだ近いかな。英語なんか「ジャーマニィ(Germany)」。そもそも「ジャパン(Japan)」って何じゃぱん(ひゅーう)?「ニッポン」だぞう。で、「ノイゼーラント(Neuseeland)」「フガンクガイヒ(Frankreich)(フランクライヒ)」「ディーシュヴァイツ(die Schweiz)」「グゴォースブギタニアン(Grossbritannien)(事典か?)」もういいか。そーいや「エルザス(Elsass)(アルザス)、ロートリンゲン(Lothringen)(ロレーヌ)」てのあったなあ。
「ヤーパン(Japan)(ニッポン)」ちゃちゃちゃ。

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